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2021-10-31 18:14

Playback:これからの時代を生きる人へ │ 髙田賢三さん(KENZO創始者)(#4:2018年1月)

*この対談は2018年1月に行われたものです。

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/xEuF_mY5tW8

▼YouTube(映像)
https://www.youtube.com/c/kiqtas
▼Spotify(音声/毎週お気に入りの楽曲も流します)
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▼Apple Podcast(音声)
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【髙田賢三さんへのインタビュー一覧】
Talk.1|リスクを恐れず飛び込むこと
Talk.2|世間に見えない成功の裏側
Talk.3|「環境」は人をつくる?
Talk.4|これからの時代を生きる人へ

夢を「かなえられる人」「生き続けられる人」は何が違うのか? 世界的なファッションブランドを創った髙田賢三さんの79年の半生を振り返りながら、その秘密に迫った(2018年1月パリで対談)。

『夢の回想録 高田賢三自伝』 https://amzn.to/3ADJMmo

【プロフィール】たかだ・けんぞう/ファッションデザイナー。1939年兵庫県姫路市生まれ。神戸市外国語大学入学後(中退)、58年、文化服装学院へ。60年に新人デザイナーの登竜門「装苑賞」受賞。卒業後、三愛勤務などを経て65年に渡仏。70年、パリで初出店(「ジャングル・ジャップ」)、初コレクション発表。84年フランス芸術文化勲章シュバリエ位受勲。98年フランス芸術文化勲章コマンドール位受勲。99年紫綬褒章受章。同年、自身が立ち上げたブランド「KENZO」を退く。以後、パリを拠点にファッションにとどまらない創作活動を続ける。2016年フランス政府から名誉軍団国家勲章レジオン・ドヌール(シュバリエ位)受勲

■目次
「創造」と「経営」の両立
チーム作りで大切なこと
人生で「してこなかった」こと
デザインで最も大切なこと
自分らしさはどこにある?
新しい作品のスタート地点
世間の期待に対する葛藤
夢追い人のこれからの「夢」
これからの時代を生きる人へ

▼番組への感想・早川洋平への質問募集中です。
(いただいた質問は、毎月月末のYoutube Liveでお答えいたします!)
https://bit.ly/INTERVIEW_QandA

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「人生を変える一冊」を見つけに行こう
http://life-upd.com/cafe/qr3.html

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】
はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

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Editor : 中江公大(Kimihiro Nakae)

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僕も小さい頃から会社をやっていて、クリエイティブなインタビューの仕事をやっています。
いわゆる経営と創造というか、この本にも書かれていましたけど、そこを大先輩に伺いたいんですけど、
それは挟まっているというか、絶対あるわけじゃないですか。
個人的には、両方って正直難しいのかな、どっちから突き抜けるか。
いや、恥ずかしい。恥ずかしい。僕はできない。
やるとできると思って簡単に考えるとダメだよね。
それって両方をすごいレベルでできる人もいるんですか?
いるんですかね。そういう人もいると思うけど少ないですよね。
やっぱり少ないですよね。ケントさんがそう言っちゃうと諦めちゃうじゃないですか。
いや、だからコンビになっている人すごいじゃないですか。
やっぱりそうですよね。優秀な。
やっぱりそういう、だからデライナーが経営できるって少ないと思う。
この中の対談でもね、そういう芸大美大で経営を言ってましたよね。
そのくらいやっぱり。
僕の分からないですよ。
それを読んで僕なんか勇気づけられたのか落とされたのか分からなかったんですけど。
でもやっぱりおっしゃってたように優秀なパートナーだったり。
普通だとそうだと思いますよ。
たまたま僕なんか最初にいいあれができたんですよ。
そういうのが僕は軽いのかなと。
でもその中でそうは言ってもね、世界的な企業を作ってきた中で
ケントさん改めて振り返って、たくさん多国籍のスタッフを抱えてきて
いまいる、ケントさんがチームを作る上で大切にしてきたことってあるんですかね。
やっぱり僕自身はいつも思っていることは思いっきりの
いろんな贅沢になるとか、お金が余る程度できたり
いろんな地位ができて、やっぱりゴールオフとかそういうあれがあるでしょ。
それは絶対に避けるというか。
そういう成功した人が奢っているのは大切な時やね。
でも思いっきりシンプルな、そういうあれでいたいな、それはずっと。
さらっと言いまして奢る、もっと言うと転具になるというか
それで落ちていく人っていっぱいいると思うんですけど
ケントさん正直転具になったのって瞬間もないんですか。
ありますよね。
その時って誰かにへし折れたのか、自分で何かを俯瞰できたのか
誰かにアドバイスもらったのか。
周りのあれでわかりますよ。
僕を奢っているという感じがありますね。
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気づかなきゃいけない。
でも大きく外してはいないわけじゃないですか。
この本にもありましたし、僕もいろいろ事前にも調べたんですけど
ケントさんの事をそういう意味で悪く言う人って少ないと思うんですけど。
自分ながら人にあまり迷惑がないとか
こべるようになるけど、なるべく親切にしようとか
それはないですけど、できるだけ人に気を使うのかな
そういうことはありますね。
誰にでも分け隔てないイメージがあるんですけど。
それはありますね。
そうですかね。
振り返って、ケントさんこれだけは人生で一貫してしてこなかったってことはありますか?
してきたじゃなくて、あえて逆の質問。
しなかったことですか。
人を騙すこととか、自分を騙すとか、そういうのはあまりやっていない。
人を騙す、自分を騙す。
嘘をつかない。
ケントさん、想像っていうことで今聞いていますけど
デザインっていうところに、もうちょっと絞っていただいてますけど
デザインっていう行為において最も大切な要素って何ですか?
そうですね、僕やっぱり自分でデザインとか
やっぱり一番いつも考えてるのは自分のコンセプトでも
自分らしさとかそういうものを忘れないように
そういうことは必ず考えてますね。
建造らしさって何ですか?
わかりませんけど、自分らしさってあるじゃないですか。
僕は本当にずっと長いこと仕事をやってましたけど
お店を自分で独立するときにね
90年に初めて自分のイダンティティっていうのは何かってことで
そのときに初めて反省して考えたんですよね。
それまでは本当に会社の仕事をやってても
自分らしさっていうのもあったのかもしれませんけど
本当にそのときの流行、そのときの傾向
そういうものを適当に自分にあるようにして絵を描いたんです。
でもやっぱりお店を始めるときに
70年に初めて本当に自分のアイデンティティをちゃんと出さなきゃいけないとか
本当にそのあたりから意識し始めて
やっぱりそのときに70年ってのは
日本のことってフランスでもあんまり知られてなかったじゃないですか。
06:02
特に着物とかね。
着物の文化とかそういうことは。
そのときにね本当に日本をもっと自分、僕日本人だし
日本のことだったらフランス語が出られないより少し分かってるんじゃないかと。
思いっきり日本のことを絞らないとで
本当に日本を意識し始めて
それをもとに自分のクリエイション
それが一つの僕のあれになったんじゃないかと思うんです。
それは必ずずっともなくいつも考えています。
自分らしさっていうのは
他者との関係性の中にあるものですか
それとも他者との関係性の中にないんですか
やっぱり自分の好き嫌いがありますよね。
だから僕はやっぱりファッションにしては
やっぱりすごい思いっきりシックな映画ってものが好きですけど
どっちかというと可愛いものが好きなのかな
そういうあれがありますね。
本当に70年までは自分でやってるときに
プリントとかあんまり使わなかったんですよ。
初めてそのお店をやるときに日本で
特に帰って日本の着物
どれの衣装の着物の生地とかそういうのを買ってきて
結構綺麗な日本の結構派手な
あるじゃないですか
こういうのを洋服には使ったことないんだけど
そういう生地いっぱい買ってきて
当時は本当にプリントってなかったんですよ。
たまたま東京なんかに帰るとね
学生のときから下北側に駅前にね
モメンのプリントの可愛いのいっぱいあったんですよ。
それをよく買いに行って
モメンの本当に薄いモメンで
小さなものなんですけど
これはねアメリカに外出用の横浜で作ってたキジン
それをいっぱい買ってきて
そのぐらいでしたよ。
最初のときも下北側に行って
そういう毛のモメンいっぱい買ってきて
それあと着物のキジンとかそういうものでやったら
それがねすごく新鮮だった。
下北側から生まれたんですね。
下北側に横浜から外出するキジンを
下北側で売ってたんですよ。
下北、横浜、パリなんですね。
ちょっと意外な感じ。
それでね
横浜のプリンの下北側のキジンで買ったキジンで
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日本で
もちろん型紙とかを手に渡して
シャツを作ってもらったりして
結構売りましたよ。
だからそういうのが綺麗な色で
小さなプリントとか
そういうものはフランス人にとってすごく新鮮だったんですよ。
だからそれが一つの僕の
ブリアリー感。
そういう感じなんですよ。
そこから生まれたんですね。
けんさん、新しい作品に取り組む時って
最初にイメージするのは全体像なんですか?
それとも最後から始まりに何か次第に全体になっていく?
今はコレクションを色々ずっとやってたでしょ。
最初はね、本当に最初の
1回目、2回目、3回目なんて
本当に好きかっていうのは
好きなものだけ作ったんですよ。
コレクションをその作ったものの中で
賞を見せる時に何となく
まとめてたんですけど
2年、3年くらいになってくると
やっぱり自分の一つのテーマを作るんだけどね。
コレクションのテーマを作るんだけど
そういうことをやり始めたんですけど
そのあたりからコレクションを作るのは難しくなります。
やっぱりコレクションの一つのテーマを作って
例えば、結局最終的には
いろんなフォークララをテーマにしたのが多くなんですけれど
そういう、例えば
ギリシャルフックとか
ギリシャのそういう
いろいろギリシャ町、ギリシャ人間の絵とか
そういうイメージはあるんですけど
それに合わせて形とかそういうのも
入れてくるんですけどね。
それに合うプリントとか
そういうテーマを作るのがやっぱり
2年も経ってから作り始めたんだけど
それが結構大変で
そういうテーマとか型がないといえば
あんまり考えなくていい
自由なほうがやりやすいんですか?
僕はね、最初は本当にやりやすかったです。
最初の1年でね。
好きなことをやっていればよかったんですよ。
ところがやっぱりね
こっちで最初のコレクションすごく
すぐにLとかいろいろな雑誌が
すぐになんとなくあっという間に
みんなに期待され始めたんですよ。
それがどんどん重くなってきて
失敗できない
なんかそういうあたりから
コレクションをするのが本当にきつくなって
なんかその期待的技がありましたけど
12:01
世間が期待する建造、高田建造と
自分の中のこうありたいとか
本当の自分はこうだみたいな
そういうギャップとかに苦しむことはないんですか?
ギャップはないですか?
あります、あります。
そういう色とかね、柄プリントが
すごく僕のキャラクターみたいになっちゃって
それもある程度続けなきゃいけない。
だから僕自身は結構無人が好きだとか
そういうギャップはありますよ。
自分でもわかってるんですけど
バランス保ちながら
建造さん、今日その冒険ということも含めて聞いてきましたけど
これからの建造さん、冒険の予定は?
夢追い人のこれからの夢と言い換えてもいいですか?
そうですね
これからの夢、もう一回絵を描きたい
これから少しずつまた
本当に2年ぶりに
昔のアクリルの絵を使ってきたり
本当に2年ぶりなんですよ
これからもうちょっと
いろいろテーマ一つ決めて
絵を描き始めようかなと思ったり
これ久しぶりで昨日描き始めると
なんか面白いなと思ったり
人のためっていう感じの方が今はあれなんですかね
絵を描くのもやっぱり
一つのテーマを作ったり
そういうのは難しいんです
どんどん真剣になっちゃいそうですけど
遊び心を持ってないと
僕が言うのも社会の説法ですけど
遊び心ないと
じゃあ今のファッションデザイナーの仕事も
されてる部分も
ファッションはできないと思います
ファッションっていうのは毎シーズン
ずっと続けてないと
スライドとかそういうものもあるでしょ
片ひらくなって
ファッションって本当に残念だってなって
やっぱりやったのは1年、2年くらい
やっぱりすごい難しかった
やり始めて入っちゃうと
面白い時もあったけど
やっぱりそこにずっといるかいないかで
違うわけですね
夢追い人に聞きたいんですけど
夢を実現させてきた剣道さんに聞きたいんですけど
これからの時代だったり
環境に左右されずに
自分らしく生き続けたい人ってたくさんいると思うんですよ
そういう人に向けて
こういうことを考えたり
15:00
こうする、こうしないっていう
何かメッセージというか
やっぱりどういうことをやりたいとか
そういう夢を持ちながら
それに邁進できるような健康とか
そういうライブスタイルを作って
邁進してもらいたい
もちろん
そういう夢がなかなか叶わない時
そういうことはよく僕なんかも言いますけれど
もし夢が叶わない時
もちろんいっぱいありますよね
でもそこで
投げ出しちゃダメですよね
それ持ち続けてないと
その夢を持ち続けるために
健康って企業が出てきましたけど
やっぱり健康とね
健康ですごい気を使っていること
運動でもいいですけど
食事でもいいですけど
何かあげるとしてありますか?
そうですね
やっぱり一番健康は
健康のコミュニケーションで
すごい気をつけてますね
やっぱり体操をしたり
今週に3回くらい体操
体操ってどうなんですか?
ヨガとかですか?
ヨガも週に3回やってます
ヨガも?
ヨガも
別の体操も?
体操も週に3回
すごいですね
だから午前中はね
忙しいですね
午前中は自分の体作りと
健康努力のともに
そういう割にほとんど続いてます
それでこんなにお元気そうというか
でも本当に運動してると
本当に気持ちいいですからね
今本当に運動を2,3日やらないと
気分的にそういう割があるからね
何かやってます
何するの?健康大事ですからね
健康はあって
いろいろ仕事もできるんだし
本当に考え方も違ってくるじゃないですか
やっぱりすごくポジティブに
考えられるようになるし
だから夢を実現できない時でも
ポジティブに思いっきり前向きに
そういうライフタイムを
保ちながら頑張ってください
いろいろ話を伺いましたけど
今日はこのパリの健康さんのアトリエ
そして自宅から
インタビューをさせていただきました
高谷健康さんどうもありがとうございました
18:07
ご視聴ありがとうございました
18:14

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