人間としてこれだって感じなくても、あそこもう一回行きたいなっていうのって、やっぱりエネルギーもあるのかな。
明らかにありますよね。あそこ行きたいなとか、あの人会いたいなとかね。
なんか美味しいって限界あるじゃないですか、きっと。やっぱ素材ってものすごい美味しい素材あるけど、でも美味しいはなんか限界というか、例えばその10万円、例えばね一食10万円のとこ行っても、1200円の定食を食べても、美味しいっていう感覚ってあんまり変わんないんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
ただそのじゃあ高いとこでものすごく凝ってるとこがなんでいいかって言ったら、提供しているエネルギーの量というか、定食だったら一つだったりするじゃないですか。コースだったら全てにエネルギー入ってたら、その体験的には素晴らしい体験だけど結局エネルギーをもらってるっていう。
まあちょっとうまく説明できないんですけど、自分たちはもちろん料理もそうだし、そのスタッフのバイブス、エネルギー、要はここに来て心地いいなっていうふうにやってもらいたい。そして自分たちも心地よくなりたい。働いてる方が。まずそこが一番だと僕は思うんですけど。
まあそうすると当然ね、自分が心地よければ逆もあるかもしれないですけどね、伝わってそういう関係にどんどんなっていきますもんね。
バイブス上げるために例えばなんかちょっとじゃあ水を変えてみようかとか、例えばですよ、分かんないですけど、牛乳だって牛乳でもミルクでもいいですけど、これよりこっちの方が美味しいよねとか、ちょっとなんですよね。
ちょっと例えば変えて、お客さんには分からないかもしれない。でもバイブス上がったねって。なんか自分たちの自己満足なんですけど、お、いいね、これでまたバイブス上がるねとか、まあそういうふうにやってるんですよ。
それすごいですね、でもかなり意義意味ですけど、バイブスにこだわってますよね、細かく。
そうですかね、もうそれしかあんま考えられないというか、自分たちができることってそこをお客さん呼び込むって、ほら僕はマーケティングとか上手じゃないし、インスタもそんな更新してるわけじゃないし、いかにお客さん呼ぶかって結構大変じゃないですか。
それはもう徐々に徐々にやっぱり自然の流れでなっていくものだと思うんだけど、明日じゃあ100人エクストラで呼ぼうと思ったら結構大変だと思うんですよね。ただ自分たちのバイブス上げていくっていうのは意外に簡単というか。
作っても自分たちで今すぐできますよね。すぐ上がるかは別に誰かの力とかお金かかるとかじゃないですよね。
その中で今ね、細かいお店の中でってありまして、倉本隆一として、まあちょっとどちらかというとルーティン、リチュアルの話になっちゃうかもしれないけど、バイブスを上げたいなみたいな時にしてることとかって何かあります?
やっぱり料理するのは自分的にはね、一番ストレートに新しい、これ美味しいじゃんっていうのとか、美味しいもの食べる、もちろん食べに行く時とか、それが自分にとって一番バイブスは上がりますよね。
いやなんかさっきね、この港みたいなスペースでカフェも併設してるんで、普通に注文してたらね、もう一緒に高木さんと言ってまして、「この豆何ですか?」とかね、「これちょっとオーツは何ですか?」みたいなね。
いやだからもう多分無意識ですよね。あれを普段日常どこでもやってたら。 いやいやいや、だけどいい意味で高木さんは持ち上げるわけじゃないですけど、そこだけで捉えるとカフェでね、
そこまでさっき言ったスタッフの方もガチでやってる方じゃないと思うんですけど、高木さんある意味ガチじゃないですか。プロ中のプロで、「これ豆どこのなの?」みたいなの言ったら、バイブス下がりそうなんですけど、
やっぱ高木さんそういう感じのバイブスという言葉を借りるんであれば、漢字じゃなかったんで。だから本当になんか純粋に好きなんだろうし、だから言葉だけを捉えると、なんかそれで周りがピリピリしそうぐらいの場合もあるけど、全然だからなかったんですね。
そうなんですかね。
本当に好きなんですね。
好きなんですよね。もう本当に、「ヤバッ! なにこの豆!? えっ!? 見たことない!」みたいな、こういうふうに。
だから、理屈すらもないってことですよね。これ、リスペクトしてるんですよ。自分を高めたいという意識すらなく、普通に勉強しようとかって、なんか力が入ってないんですよね。
そうなんですかね。知りたいって思っちゃう。これを何とかして、良いものだったら、自分たちのバイブスをまたちょっとでも上げるために取り入れたいって思ってるのかな。
今回、高木さんのインタビュー聞かせていただいて、僕も今も話させていただいて、本当にありがたくて、ちょっと個人的な話なんですけど、インスピレーションすごい得て、
インタビューもいろんな切り口してるんですけど、やっぱりこのコロナ禍とかいろんなことを経験して、本当にいかに気分でも心地よいでも、バイブスでもなんでもいいんですけど、
やっぱりそこが本当に一番大事だなっていうのを僕も含めて気づいた方多いと思うので、本当にいろんな方にグッドバイブスを保つとか、上げるための秘訣を今後聞いていく番組をやりたいなって、高木さんのおかげで本当に思って。
なので、今の話聞きつつ、ズバリグッドバイブスになる、倉本高木、好きな曲なんですか?
好きな曲ね。
ちょっとマニアックでもいいですよ。僕、今この場でApple MusicかSpotifyで調べる準備できてます。
立派やるんですよね。僕、もともと音楽もすごくやってて、大好きなんで。
最近っていうか、ここまた1ヶ月ぐらいアンバイクを聴いてないんですけど、千葉ゆうすけさん亡くなったの知ってます?
僕、全然わからないです。
ミシェルガン・エレファントっていうことで、僕も知ってますよね。
彼がミシェルガン・エレファントの曲大好きで、すごく聴いてたりとかしたんですけど、亡くなったって聞いて。
まあもちろんこのラブロケットっていうのはすごく最近ね、あのロケット、これもめっちゃ良いんですけど、この涙がこぼれそうっていうのもすごい良いですね。
あとね、なんだっけな、あ、これかな、誰かがかな、あの分かりやすいのはそれかもしれないですね。
誰かがね、そうか、元々バンドマンっていうかね、今向こうでなんか音楽、まあ趣味でやったりとか、もう弾いたり、あれ歌うんでしたっけ?何やってたんでしたっけ?
えっと、ベースと歌をやってました。
じゃあ向こうで今も歌う時は全然。
えっと、バンドはね、それこそコロナ前ぐらいも、コロナ前というか、まあ実はその2店舗目をやったんですよ。
あ、そうなんですか?近くで?違う町で?
その3時間離れたとこで。
てかその前に言ってた気がするね、やるかもかやって。
うん、やりましたぐらいの。
まあそれ前までもやってたんですよね、あのバンド、ちょっとこう、まあベースだけ弾いてたんですけど。
そうなんだ、今2店舗目の話出てきましたけど、え、2店舗目は今も?
いや、今はもう2年前にクローズしました。
それはもうすいません、ザックマンに聞きますけど、やっぱコロナとかいろんなこと。
それもまあいろいろあるし、ちょっと遠かったっていうのもあったし、まあコロナ禍で人が見つからないもあったし。
ちょっと実際もう疲れちゃったんですよね、きっとね。
なるほどね。
バイブスやっぱ自分の中でも。
まあ決してその暇なお店でもなかったし、夜メインでね、やってて。
ただやっぱりその2店舗目をやったのも、早川さんとのインタビューのきっかけだったかな。
あ、そうですか?
そうなんですよ。
そんな貢献しました?
いよいよ早川さんのインタビューといろんな人に会わせてもらって、まず一番大きかったのはやっぱ石原先生。
石原家さんね。
本をいただいて、それを読んで、「よし!やろう!」って。
素直ですか、あれ。素直ですか。
バイブス上がっちゃったんですよ。
はいはいはい。
で、たまたまそういう物件があって、初めてっていう感じですね。
いろいろ勉強になりましたね。
いつもインタビューをご視聴いただいてありがとうございます。
この度スタートしたメンバーシップでは、各界のトップランナーから戦争体験者に至るまで2000人以上にインタビューしてきた僕が、
国内外の取材、そして旅の中で見つけた人生をアップデートするコンテンツをお届けしていきたいと思います。
ここでしか聞けない特別インタビューや、地蔵トークにもアクセスしていただけます。
随時、これは面白い、これはいいんじゃないかっていうコンテンツもアップデートしていきますので、
そちらも含めてどうか今後の展開を楽しみにしていただけたらと思います。
なおいただいた皆様からのメンバーシップのこの会費はですね、インタビューシリーズの制作費だったり、
国内外のインタビューに伴う交通費、宿泊費、その他取材の諸々の活動経費に使わせていただきたいと思っています。
最後になぜ僕が無料でインタビューを配信し続けるのか、少しだけお話しさせてください。
この一番の理由はですね、僕自身が人の話によってうつや幾度の困難から救われてきたからです。
そして何より国内外のたくさんの視聴者の方からこれまで人生が変わりました。
毎日進む勇気をもらいました。救われましたという声をいただき続けてきたからに他になりません。
この声は世界がコロナ禍に見舞われた2020年頃から一層増えたように思います。
これは本当にありがたいことです。
ただ同時にそれだけ心身共に悲鳴したり不安を抱えたりしている方が増えていることに関わらない、その裏返しであると僕は強く感じています。
正直に言えば、僕自身も15年以上前に起業して以来、最大のピンチといっても過言ではない時期をこの数年送り続けてきました。
でもこんな時だからこそ森に入ることなく、インスピレーションと学びにあふれる、まだ見ぬインタビューを送り続けることがインタビュアーとしての自分の使命なのではないかと強く感じています。
世界がますます混迷を極め、先の見えない時代だからこそ僕はインタビューの力を信じています。
これまでのようにトップランナーや戦争体験者の方への取材はもちろん、今後は僕たちと同じ姿勢の人、普通の人の声に耳を傾けたり、
ややもすると打ち抜きになってしまう、今こそ海外でのインタビューに力を入れていきたいと思っています。
そして彼らの一つ一つの声を音声や映像だけでなく、本としてもしっかりと残していきたい、そう考えています。
そんな思いに共感してくださる方がメンバーシップの一員になってくださったら、これほど心強くそして嬉しいことはありません。
ぜひメンバーシップの方でも皆様とお耳にかかるのを楽しみにしています。
以上、早川予兵でした。