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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、今週も行きたいと思いますが、今日の質問…
あ、どうぞどうぞ。
違うんだけど、今年の梅雨って長いのかな?
どういう質問ですか?
ローンコースは遅くスタートしてるからさ、
だらだらと天気予報はこのから10日間くらいまで雨マークがついてるんだけど、
どうなのかな?
今ちょうど収録の時点、7月を迎えようとしてるじゃないですか。
はい。
私これから東京、久々に出るんですよ。
出るとは言って、もう山川みたいになってますけど。
なので、梅雨感どころか、私もうちょっと上にいるんで。
そうだよね。
全然、もうそっちそんな感じなんですね。
そう、だから、昨日なんかも俺出てて、
雨マークで傘持ってったんだけど、
たまたま僕の移動の経路が雨雲を避けて、
一つぐらいに合わずに帰ってこれたんだけど、
持ってます。
うちにいた娘はすっごい土砂降りが降ったっていうし、
それが梅雨の長さと関係ないんだけど、
何が言いたいかっていうと、
梅雨早く明けてくれて、
コロナ禍ではあるけれど、
なんかすっきり早くしたいなっていう。
そこ。そこですか。
いや、じめじめ長いんですね、今梅雨が。
長くなりそうな予報なんで嫌だな。
今ちょうどこの配信が放送される頃には、
もう明けてるかもしれないね。
皆さんすっきり聞けてるかもしれないので、
それを願いつつ。
いいですね。
いきたいと思いますが。
はい。
その中で今日の質問は若干、
予報はつゆって感じの質問ですね、これ。
右側いきます。
組織の中における女性との向き合い方に悩んでおります。
私は男性で10人規模の小さなサービス業の
事務管理部門で働いております。
仕事柄業務上のやりとりは女性ばかりなのですが、
雑談のときなど男性から女性へ向ける言葉なので、
一言一言とても気を使っております。
私は女性を女性として接しないことの方が
失礼だと思っているのですが、
女性だからという考え方自体が古いのでしょうか。
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仕事上で女性と向き合う基本的な姿勢について、
井上先生のアドバイスをいただきたいです。
よろしくお願いいたします。
時代背景考えるとジェンダー論とかあるんで、
怖い話ですね。
でもね、女性だから男性だからっていうことでは
語っちゃいけないよねっていう部分と、
やっぱり脳も構造も違うのでね。
女性ならでは、男性ならではとか。
同じジェンダーを超えたって共通のものもあれば、
逆に言えばジェンダーの種類の違いによって
違いはあるよねっていう、
僕がよく言う共通と差異はあるので、
違いについて尊重しなきゃいけないことは事実ですよね。
ただ大事なのは、違いで語っちゃいけないことを
違いで語ることなので。
女性だからこうでしょっていう話はしちゃいけないわけで。
特に仕事の上では。
仕事の上で女性と向き合うスタンスっていうのは、
やっぱり絶対的にはいろんな人が集まっていて、
これ男性が10人いようが同じで、
よく言う向かうべき方向とゴールとか目標とか目的とかっていうのは、
あまり共通に意識されてるってことはすごく大事。
僕たちはどこに向かってるのかね。
何を成し遂げなきゃいけないのかね。
っていうことは分かり合ってなきゃいけないので、
ここは女性女性ではないは関係ない。
そこにおいてどう思うか、どうやるとそこに行けるかっていう
ハウの世界になると、アイデアが違う可能性がそこには生まれてくる。
例えば女性の職場でサービス業であれば、
女性のお客さんに対して、
あ、そういうふうに感じるんだ女の人って。
だったら確かにそういうやり方のほうがいいねっていう話は、
女性ならではの良さなので、そこには着目しなきゃいけないので。
で、女性としてどう思いますかっていう問いかけは、
これは微妙で、
さっき言ったようにどうやったらいいと思いますかのときは、
あなたはどう思いますかっていう問いかけはしていいけど、
こういう場合女性としてどう思いますかっていうのは、
場合によっては失礼になるかもしれない。
ただし逆にいろんなアイデアを出すときに、
ある案件をやっていて、
今度のサービス業であれば、
今度こういうイベントをやろうと思うんだけど、
こういう企画のことをやろうと思うんだけど、
どう思います?って言ったときに、
例えば20代前半の女性がスタッフとしていたら、
これって何々さんだったらどう思いますか?って言うと、
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え、私の意見ですか?っていうふうに臆病になる場合もあるわけよ。
そうすると、そういう場合は逆に、
20代の女性ってこういうときどう思うんだろうね?
っていう問いかけはしていいわけ。
つまり話題、会話に参加させたいときは、
その人、あなた、
例えば山田さんはどう思うの?っていうと、
若干発言力の弱い人ほど、
そのときに引いちゃう場合があるわけ。
あ、私は別に…ってなっちゃう。
それによって、20代の女性の代表としてさ、
そういう人たちはどう思う?
なんか意見欲しいんだけど、っていうのはいいわ。
なるほど。
難しいでしょ。
いやいや、難しいけど、確かにそれは。
別に男女とか、女性とかっていう話ではないですよね。
目的があって。
だからそこのジェンダーとかよりも、
その人たちが、女性はこれをどう見るんだろうか?
ということの意見として欲しいとか、
いうときは、女性としてどうですか?
という女性ならではのところに入っていったほうがいいし。
ただ、例えば仕事をしてて、
いやそうだよね、女性だから早く帰らないとね、
なんて言っちゃったらまずいわけ。
まずいですよね。意味がわからないですしね。
いやいや、主人とちゃんと家事を分担してるんで大丈夫です、
っていうことになったら、すいませんって話になるので。
そういう働き方とか、
そういう部分について区別しちゃうのは違うだろうなと。
これはなので、井上先生の概念上で言うと、
どういうふうに捉えると、
今みたいな発想ができるってことなんですか?
やっぱり目的のために、ある目的がある。話してるときにもね。
ある目的のために、
女性っていう性別のものによって、
それの目的のために情報が非常に豊かになるって思うんだったら、
女性ってどう思うのっていうのは言っていいと。
女性か男性かとかじゃなくて、
その一つの情報、
一つのカテゴリーとしてそれが目的のために生かせるんであれば、
別にそれが犬がっていうのと一緒ですよね。
違うものとして扱って。
犬だったらどう思うんだろうなでもいいのよ。
それの一つ。
ていうことか。
それは目的が共有されてないと気のしにくいというところに戻ってきて、
ここで悩みそうな感じがしますね。
でもね、雑談だって目的があるわけで。
その次元でまずいいわけですよね。
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あなたのことが知りたいって言うんだったら、
何かの話してて、
あ、そうなんだ、映画好きなんだって言って、
たとえば僕も見たんだけど、
あの映画ってこんなふうに思ったんですよねって言ったときに、
え、そんな感じ、私はこう思いましたよって違うものが出てきたら、
え、どうしてですかって言って、
その意見が、すごい女性らしいですねって言うの、
これは別に俺は悪いとは思わない。
一つの相手の中にある背景文脈の話だから。
あ、そういうもんだっていう。
そういうのはいいんだけど、もう一個今までの流れと違う話をしておかなきゃいけないのは、
やっぱりさっきから言うノブの差があるので、
どういうところに、
妻の取説夫の取説なんていう本が出たぐらいで、
男性と女性の物事の捉え方が根本的に違うよっていう話はあるので、
だからダメだねの方向の話じゃなくて、
あ、そういう見方もあるんだ、やっぱりっていう確認のためには、
そういうことは知識として持っておいたほうがいいかもしれない。
たとえば、女性ってどっちかっていうと感覚的に捉える力が強いけど、
男は理屈で捉える力が強いとか。
っていうのは、
そんなの言うのってすげえ感覚的な話でやっぱり女だよなっていうような文脈で捉えちゃダメってこと。
女性だからこそそういうふうに感じるんだなっていう捉え方をできるんだったら全然いいし、
そういうふうに思いましたよってことをフィードバックすることは全然悪い話ではない。
この人が気使っちゃってるっていうのは、
どの部分で気使ってるのかだと思うので、
雑談のときとか書いてあったんで、話題とかね。
そういうことで苦労されてるのかもしれないんだけど、
逆に言えばね、自分なりの話題を出しちゃったほうがいいんだよね。
逆に今度は相手のモードで考えるから苦しくなるので、
男女関係なしで自分の感覚で、
こんな話あってあれ面白いと思ったんですよねって自分モードの話をしてあげたほうがいいんだよね。
そうすると反応が出るでしょ。
それに対して、あ、面白いですねその反応とかっていうのはいいし、
だと思うんだよね。
例えば昨日何やってました?って聞くのって、
相手に対して聞いてるじゃん。
でもそのときでも、
農産税で昨日時間持て余して困っちゃって、
今お酒の提供もしてもらえないから飲みにも行けないし、
っていう話を自分の話からしちゃったほうが逆に楽だよね。
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なるほどね。
あんまりそこは気にしないほうがいい。
この辺って女性だからとか男性だからっていうことで切り分けて、
会話とかコミュニケーションが成り立つほど、
人ってそんなにシンプルでもないじゃないですか。
複雑なものであるときなので、
基本的にはここに対してのいろんなものがあるし、
それに尊重があるので、
女性としてとか男性として切っちゃうと、
進むものも関係性も、
それこそ関係性の質が何も変わっていかないというか、
男性と女性の関係性はこうでやるみたいな話に落ちちゃいますよね。
そういう意味ではね、
スポーツにおける女子チームを監督して、
女子チームと男子チームの差でを語ってるような本とかあるんだけど、
女性ならではのマネージメントの仕方っていうのはもちろんあるので、
そういうのは勉強されたほうがいいと思う。
例えばだけど、
全体にメッセージを発信して受け取るのは男性だけど、
全体に発信したメッセージは女性の場合は受け取りにくくて、
個々一人ひとりにしっかりと落とし込まなきゃいけないとかね。
そういう差はある。
考え方とか、
生命体としての差なので。
いろんな書籍も出てるから、
概念でひとつでくくれない話なので、
そういうことあるんだって、これは勉強したほうがいい。
特に女性ばっかりの職場はね。
ということですね。
たくさん出てますよ、本。
このあたりはさすがにデリゲートな内容ではありましたが、
非常に明快なご配信いただきまして、
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ということで、今日の特報は終わりたいと思います。
井上先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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