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2018-05-25 16:15

第161回「質問:会社説明会で学生が質問しません・・・」

第161回「質問:会社説明会で学生が質問しません・・・」井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題をわかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
さあ、今日も質問が来ていますので、早速いきたいと思います。
ソフトウェア業、40名の従業員といらっしゃる会社ですね、いきたいと思います。
会社説明会などで、学生に対して質疑応答の時間を設けるのですが、
何も質問がないという学生が多いです。
1回の参加人数は数人と少ないので、距離も近く話しにくいということはないようなのですが、
何を説明したら、質問したらよいのかわからないようです。
こちらから問いかけて質問を引き出そうともしますが、あまりうまくいきません。
何か方法はありませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
はい、そういうことですね。
質問させたいのは何なのかというと、
質問をさせることの目的みたいなのは何なのかなというのはありますね。
だから質問によって、学生さんがどういうことに関心を持っているのかを引き出して、
それに答えたいと思っているのか、コミュニケーションの一つとして考えているのか、
それとも質問の内容を見て、学生さんの質とかそういうものも見たいと、
見極めるための情報として見たいのか、それとも会社説明会と書いてあったのね。
そうですね、会社説明会とあります。
そもそもその前に会社説明会の目的があると思うので、
会社説明会の目的は、先行にちゃんと来て参加してほしいということで、
会社への興味を持ってほしいということだと思うので、
その目的のために一生懸命説明をしているとは思います。
でも学生さんが応募していく、面接に来てくれるというのかな、
採用の一時試験なんかにちゃんと来てくれるようにすることが一番の目的なので、
そのために正直言うとね、
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学生さんが質問しなくても大丈夫なんじゃないっていう気もしないではない。
はい、目的がそこにあるので。
その側面から言うと、やっぱり大事なのはマッチングの問題だと思うので、
学生がこれからこんな仕事をしたいなとか、こういう会社に入りたいなとか、
そういうことと自分の会社とかがいかに合っているかどうか、
もしくは40人ぐらいであれば、とにかく来てほしいなと。
これから拡大したいので人に入ってもらわないと困るなということであれば、
何としても来てほしいという欲求の方が強いかもしれない。
そうすると学生さんが何を考えているかというよりも、
とにかく来てっていうオファーの方がラブコールの方が強くなるかなという感じなんですよね。
その両方からしてみても質問があったほうがもちろんいいんだけど、
なかったからといって会社説明会の目的が達成できないわけではないので、
そこは一回ちゃんと検証してほしいなとは思いますよね。
その上でいろんな意味で双方向の情報交換もしたいから質問してほしいなと思っているんでしょう。
それと質問もないのっていう純粋な疑問もあるかもね。
最近の若い子は質問もしないの的な感じもあるかもしれないですよね。
逆にちゃんと説明していれば説明するほど、
別に今のお話でわからなかったことはないので質問もありませんっていうことかもしれないし。
でもちょっと違う意味では、
昔出てこなかったような質問も来ることが多いらしいですよね、最近ね。
昔だったら、有給取れますかとか、
その手の話の質問ってあまり来なかったんだけど、
しっかり休めますかとかね。
意外とそういうのが来るとは思いますね、最近ね。
働き方訓練の話もあるしね。
ブラック企業がどうしたこうしたっていう話があるので、
その手の質問も、もっと意欲見せるためにそんな質問しない方がいいんじゃないかと聞かれた側が感じるという話もありますね。
でもね、いずれにしても、もう一回整理すると、
説明会会場で学生に持って行ってもらいたいものは、
学生のご理解の上の興味・関心を持ってほしいということと、
こちら側としても同じであり、
なおかつ学生さんの気になっていることを傾向として知りたいというのはもちろんあると思うので。
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1個は説明会なんだけど、説明しないっていうのもあるので。
ワーク的なものにするとかってことですか?
ワークとかっていうか、変な話、何が知りたいですかって聞いちゃうとかね。
だから説明会でパワポで、うちの会社はこうでこうでっていう説明会、
みんながやってる毎回の流れじゃないやり方をしてみるとか。
完璧に学生さんのほうから、通任だって言ってるから、
メモ書きでいいので順番に書いて、この点について知りたいですとかっていうことを書かせて、
それで望むっていう点もあると思う。
質疑応答、質問するということ自体にも抵抗感がなくはないと思うので、
事前にどんなことを知りたいですか、この説明会でっていうことを書いてもらっちゃう。
スタート前に。
それを見ながら、こんなようなところを知りたいという方もいらっしゃるので、
その説明もしましょうみたいなふうに、質問に答える形で説明会をスタートして、
ちなみに私たちは、最後に自分たちが説明したかったことを補足で説明するような感じ。
だから学生さん何が知りたいのっていうところのストレートなところを最初にメモ書きでいただいて、
これでやるって手もあるような気はしますね。
井上先生冒頭からおっしゃってましたが、質問の目的、そもそもで言う会社説明会の目的が何なのかっていうところの設定はどんな感じなんですかね。
この会社ですか。
そうですね。
だからきっと普通に説明会やっていて、何だかんだ言ってちょっとした盛り上がりが欲しいんだと思う。
だから質問してくれたらそれに対してワッと返してあげて。
やる側からしたらそうですよね。
場合によっては笑いを取ったりとか、興味関心深まるようなエピソードを言ってあげられたりとかすると思ってるんだとは思うんですよね。
ただ質問しないっていうことで言えば、さっき言ったようにいただいた説明ではもうわかりましたっていうことが多いと思うので、
だからわからない状態作ってあげるのが一番いいと思う。質疑応答でのやり取りをしたいんだろうね。
一つは質疑応答に期待しなくていいんじゃないっていうのが一つね。
ちゃんと説明して自社のことがわかってくれさえすればいいよっていうそもそもの目的にしちゃってもいいし、
違う意味で総合の会話が欲しいなっていうんだったら、さっき言ったように質問を先に作らせて、
こんなことが持ち帰りたいですというものだけ書いてもらって、
こちら側がそれに対して説明するような、説明会今からスタートしますってプログラムにのっとって全てを説明するみたいなのをやめて。
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例えば、さっきみたいな福利構成どうなってますかみたいなのが突然来たとしても、
うちはですねってこうやっていて、ちなみにうちの収益構造って気になりますかとか逆に聞いて、
ちょっと知りたいですって言ったら、じゃあそれについては知りましょうなと言って、
完璧に学生が知りたいことをベースに説明会自体を進行するっていうこともある。
目的をどうこうって変えるってことじゃなくて、やり方としてやる場合にはそういう工夫もあるよね。
やっぱり説明会やるからには、本当にさっき言ったように採用の場面にちゃんと来てほしいわけだろうから、
そこまで来てもらうっていうことだと思うし、ある会社さんは説明会会場の終わりに、
これは3択かな。
1つはエントリーシートを書いて採用面接を応募するというコースと、
それから動画のエントリーワークみたいなのをやって応募するっていうのと、
この場で終わった瞬間、面接をする。
3つ用意して、全国展開の会社なんだけど、全国でやったんですって。
今ちょうどまだやってるかな。
何割いったかな。
3割ぐらいがその場で面接受ける。
変なのし、そこで落ちたらエントリーシート書いても落ちるのよ。
本当に面接の採用スタートしてるんですね。
ということは今何が言いたいかというと、
採用の現場に来てほしいと思ってるんだったら、そういう方法もあるよね。
つまりそこが採用のスタートに、でもいいですかって問いかけてやっちゃうとか、
エントリーシート書きますって言うんだったら、それはそれでもいい。
なぜそんなことをしてるかというと、みんなエントリーシート書いたり、
いろんな課題が各社あって、それをやるなんていうのも、
それなりの手間と労力がかかるので、そういうものを省くことも省けますよねと。
もうすぐ採用のフェーズに入って、採用先行のフェーズに入れますけどどうですかみたいな。
どこか、私最近人事まだ離れすぎて古かったりすると思うんですけど、
1日で採用終わらせるみたいな感じで取り組んでる会社とかも確かありましたよね。
あと、昔の私の頃ですけど、ボストンとかいろいろ行くと、
その場で泣いて出すぐらいのとこまで一気に進めてやったり。
まさに今井上さんがおっしゃってた、その説明会なんだけども、
その場も本当に面接最終手前までやっちゃうとかっていうのもやってましたよね。
あとは数人だったら、学生さんのエネルギー量とかそういうものにもよるんだけど、
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変な話、説明会会場を1対2ぐらい、学生1に対して、数名って言ってたから、
2人ぐらいで変な話、取材に来させると。
学生が自分が知りたいことを会社の人に対して聞いて、
自分でどういうことでしょうかって変えらせるとか、
そんなんでもいいのかもしれない。
最近のちょうど20代の採用系でコンサルとかで活躍してる若い方々ってお付き合いが多いんですけど、
ほとんどインターン作ってコミュニティ経営で会社説明会なんかしないですよっていうのが、
いいかどうかわからないですけどトレンドとしてはそういう方向みたいですよね。
いかに当時からインターンとして、入社したタイミングでは普通にバリバリ活躍できる人たちが熟成されてるみたいなのを
仕組みで作っていくっていうのはかなり皆さんされてるみたいですけど。
今年なんかもすごいですよね。大企業中心でインターン採用で、
3月1日一応解禁みたいになってたけど、ほぼその時にはインターン系列は決まってるんですよね。
だから例年に比べて採用を見てても、中堅中小クラスになると人の動きの量が少ないね。
なんとなく量が少ない感じがします。これからかもしれないけど。
3社ほど聞いたらなんか少ないんですよね。
事前に違う形で決まっちゃったりしてるんですかね。
そういうことをやってない会社だけど、やっぱり決まっちゃってる人は100人のうち、
今の時点でみんながまだ決まってないので100人まだ動いてるよっていう状態と、
すでに3割決まってたら7割の人しか動いてないっていう状態になるので、その差が出てるんじゃないか。
相手が早く出てる可能性が非常に高い。
最近は大企業だけじゃなくて、本当に中小企業とかの方でもインターンの制度を2社内で入れていくっていうのがね、
早いところは本当にやってるみたいなんでね。
3年ぐらい取得もあるもんね。
そういうのも参考にしてみると面白いかもしれないですよね。
失業とか、やっぱりコミュニケーションを取りたいんだったら変なのし、
それこそワークをやってもらうとか、ゲームをやるとかの方がまだ良くて、
それの方が人となりに見えたりする。
ITだったっけ?
ソフトウェアとかありますね。
ソフトウェアで自分たちが開発してるものを触らせてみるとか、
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簡単にみんなで作れるものでワークやってみるとか、
そんな方がいいんじゃないですかね、というふうに思います。
だからあんまり学生さんから質疑応答がないことに、
あんまり繊細になる必要はないと思います。
というわけで会社説明会、そもそもの目的みたいなところも
1回ちょっと考えていただいてやっていただくといいかもしれませんね。
というわけで井上先生、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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