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2022-07-22 13:06

第378回 二代目社長として「世間体を気にしてしまう自分」をどうにかしたい・・・

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第378回 二代目社長として「世間体を気にしてしまう自分」をどうにかしたい・・・ 井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。 ★番組への質問はこちら↓↓ https://ck-production.com/podcast/inoue/q/
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週もいきたいと思いますが、
今日はですね、二代目経営者の方からご質問いただいておりますので、早速いきたいと思います。
創業50年の33歳、二代目経営者です。
経営者という立場でありながら、世間の目を気にしてしまいます。
大学卒業後、3年働いた会社を辞め、父の会社に戻った時は、
自分の年収や売上規模では、一流企業に就職した友人には勝てないと思っていました。
しかし、年収が満たされると、経営者であるというアイデンティティに心のどこかで優越感を抱き、
常に世間体を気にしている自分に情けない気持ちになってしまいます。
いい加減、このような周りの目を気にする生き方から脱却したいです。
事業所経営者の相談を数多くされてきただろう井上先生から見て、
何か考えるためのヒントはありませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
わからないではないですね。
経営者として世間の目を気にするというところが面白いなと思うのは、
きっとこの人は見られたい姿があるんでしょうね。
こういうふうに思われたいとか、しっかりした経営者だと思われたいとか、
もっと下層に言えばかっこいいなと思われたいとか、
イケてるなこの人って思われたいとか、いろいろあるんだろうなと思うんですけど。
このように評価されたいという理想があると。
多分、じゃあ経営者のことをかっこいいなって周りの人が思うときってのはどういうときかっていうと、
やっぱりしっかりと経営をしてるときだよね。
事業を成功させてる経営者がすごくかっこよい。
なおかつ、やっぱり創業者ってかっこいいじゃない。
なぜかというと、自分の夢に向かって何もないところから立ち上がり、
ある意味創業者が成功するときの多くの例としては、創業者魂みたいな哲学があって、
それに、親父さんそこまでやるんですか?っていうぐらいまで、
周りの人間がびっくりするようなところまで徹底してやったりとか、
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そういう姿がかっこよく見えるし、かつ成功して富を得たら、
もっともっとかっこいいねっていう話になるので、
自分が描いている、今まだ手に入れてないけど、
自分が描いている手に入れたい世界みたいなのを描き、
そこに邁進する姿&成功するっていうのが、
実はこの人が最も意識すべき社長像だと思う。
そこまで読み取りますか、この人から。
なぜかというと、この事業うまくいってるんだと思う。
この人はそんなに苦労することなく、少しの苦労はあるんだろうね。
事業職権したときそんなに年収高くなかったっていうから。
ただ、仙台とかから残された財産というか、
いろんなものを使って拡大することはできていると。
ただ、やっぱり受け継いだ事業なので、
心のそこからの愛情というか、思い入れみたいなのは。
生み出したという自分の創業に近いものはないです。
だから、うまくいってるからこそ、
余計社長としての姿みたいなのが気になるんだと思うんで。
そういう会社を運営してる社長として自分はどう見られてるんだろうとか、
どう見えるんだろうって気になるので、
まあ言いたいのは、そんなのが気にならない世界に入ったほうがいいよっていう。
そんなのが気にならない世界に入るために必要なのが?
自分で何かの投資をして、自分の代で何かを始めるってことに捉える。
ああ、そういう話になるってこと。第二創業的なやつですね。
本業に大きな多大なる損失を与えてはいけないけど、
でもこの人がやりたいこと何かあるんじゃないかと思う。
なるほど。何なんですかね。
分かんない。でもそれを自分の中で、全然違う事業だって構わないから、
自分が何かやりたいな、自分っていう力を通じて
世の中に何かしたいなと思ったことがあるとしたら、
それをちょっと純粋にどうやったらできるだろうって考えてみてもいいと思う。
なるほど。
もしかしたら、社会的なこんな課題解決したいなと思うようなことがあればなお良しだし、
自分たちがやってる事業のちょっとここに潜んでいる、
もっとこんなことができたら面白いのにとか。
何か自分の台で一個作り上げるみたいなことに
エネルギーを注いでみたらいかがですかっていう感じはある。
ちょうどこの間、2代目の先代のほうもかなり力ある方だったみたいですけど、
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やっぱりその2代目の構造として生まれてしまうコンプレックスに近いものみたいなお話を
この間ちょうどたまたまその2代目の方から聞いたんですけど、
建設系の仕事だったんですよね。
やっぱりその親父からの引き継いだっていうのがやっぱり俺ではないっていうところがある中で、
その方が言ったのは、言った先は事業拡大ガンガンできたんですけど、
それでもやっぱり自分で生み出したものがないっていうところから生み出したものが、
ざっくり言うとその業界における横断的なコンサル会社を生み出して、
自分が拡大できてかなり大きくなっていったっていう、
ここは業界の皆さん悩んでいる人たちのソリューションになるっていうのを
作り上げて、それを全国にコンサル会社として展開していくっていうところで、
よりもっと事業が、先代の次代事業よりも大きくしたっていうことで、
第二創業を果たせたっていうような話をされてたような、この辺の話が近いんですかね。
近い近い。すごく近い。
合わせ経営者としてのスキルをさらにアップするためにもなんだけど、
覚えたほうがいいのは、勉強したほうがいいのは、ファイナンスの勉強ね。
かなり具体的な話になりましたね。
なぜかというと、ファイナンスって何かというと、お金を投じて投資して、
お金だけじゃないけど、資源とかいろんなものを投じて、
生み出して未来の利益を生むっていう。
つまり投資とインカムっていうバランスで、
投資よりも将来のインカムを大きなものを得るっていう、この考え方なの。
これって学んでおくと、自分がやってることっていうのを、
経営者としてこのお金は投資だとすると、
これは将来いくらになるんだっていう発想っていうのは、
常に頭の中に定着するのね、そういう考え方。
これってすごく大事で、実はよくあるCFOっていうのはそれをやってるわけだけど。
そういう発想で経営してると、いろんなことで物の見え方とかが違ってくるから。
これもいいスキルになるし、今言ったように、
自分で何か始めようっていうときには、最も考え方の根本としては、
じゃあどうやっていくかのときに、事業をどう組み立てるかのときに、
すごく参考になる。
これは意外と経営者の方でファイナンスの勉強してない方が多いんで。
ファイナンス、財務ですよね。
財務というよりももうファイナンス投資だと思えばいい。
投資&改修っていう考え方のほうにより寄った考え方。
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そういう意味のファイナンスですか。
つまり管理会計とか、もちろん資金調達っていうのもあるんだけど、
そういうような財務的なことも大事なんだけど、
もっと今を投じたお金は将来いくらになるかみたいな発想。
未来志向的なってことですか。
未来のための今のお金の使い方っていう考え方が、
数字のお勉強かと思うんだけど、
意外とそういう未来に向けてどうしたらいいの、今みたいな発想になりやすくなってたらいいの。
だから何か新しいものを作ろうよって言うんだったら、
そういうことを勉強しとくと、より加速できる考え方。
なるほどですね。ここまでの話でいくと、
まず世間体を気にしているという、自分に悩んでいるという話でしたが、
そこから脱却するためにも、第二創業という道にまず足を踏み入れ、
その時に大事な要素が、投資未来志向的な意味でのファイナンスっていうことを
抱き合わせて一緒に考えていくといいんじゃないかっていう話が踏まえた上で最後なんですけど、
というのと、それが解決策になるのは、要はどういうことなんですかね。
世間体を気にしている余裕なんかなくなるぜみたいな話ですか。
そう。人がどう見てるかじゃなくて、極めて自分が自分を見続けることができるんです。
つまり主人公は自分だから。
なるほどね。
中途半端なことをやってたら、この人は世間体とか人の目も気にする方なので、
逆に言えばいい加減な自分だったら自分で嫌になっちゃうはずだから、
いい加減なことを自分で許さないと思う。
その力はあると思うから、だったらいい意味で自分を立する。
どこかに向かわせるもう一人の自分がいるみたいな感じだけど。
そういう力がつくと思うので、そうしたら人の目なんか全然気にならなくなるよねっていう。
なるほど。
そう思う。
なるほど。確かに。そういうことですね。
世間体の目と、第二創業の話にそう関係するのか。
でもだいぶ見えてきましたね。
これは経営者にもかかわらず自分のことばっかりとか、
世間体を気にしてしまうって言いますが、経営者だからこそ世間体を気にするっていうのがある気もします。
あるある。やっぱり一般のサラリーマンじゃないかとね。
やっぱりそれなりの人として見られたいだろうし。
視線が集まる立場にいらっしゃるんですね。
だったら受け継いだ事業がうまくやっていくことも大事だけど、
自分として何かを始める。
それにいいじゃないですか。熱い思いを注ぎ込んで人生を送るみたいなね。
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この話は働いて、それこそサラリーマンという中において、
世間体を気にしてるって話なんだったら、
非業してみるっていうのが一つのソリューションになりそうなくらい、
全員に同じことが言えそうな話ですよね。
そうですね。
ということで、今日は終わりたいと思いますが、
ぜひこの話を生かしていただきたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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