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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、今週も行きたいと思いますか。
はい。
質問、言っちゃっていいですかね。
いいですね。ちなみにね、あれですよ。
あの、すごい今暑いんですけど。
ちょうど猛暑38度で風のみたいな時ですよね。
そう。そこでクーラーが壊れ、エアコンが壊れました。
マジですか。やばくない。
いやいや。
なに、もう全然ダメ。効かない。
そうそうそう。で、実はですね、この、今まさに収録、
この時間の中でですね、設置の工事が行われるという。
やばいじゃないですか。
音は大丈夫だけど、そういう状況ですね。
あ、じゃあ今何ですか。その部屋は暑いんですか。
あ、ここのエアコンは大丈夫。
ここは大丈夫なんだ。あ、なるほど。
リビングはダメなんですね。
それはじゃあ、皆さんあれなんですね。エアコンある部屋に逃げ込んでるっていう。
そうそうそう。
なるほど。あるものなんですね。エアコンって壊れるんですね。
壊れますね。
まあということで、今日もいきたいと思いますが、
今日はですね、ちょっとご質問だけなので、質問を読みたいと思います。
はい。
リモートワークに慣れてきたと思いきや、改めてチームの難しさを痛感しています。
メンバーとの雑談や接触が減り、チームの空気感が深めないし、
他のメンバーの役割や自分のできることさえわからなくなりました。
そして一人脳内反省会が始まり、どつぼにはまっています。
どんな状況においても、環境に左右されることなく目標達成できるチーム、
自分になるにはどうすればよいのでしょうか。
リーダーとしてはもちろん、メンバーとしての振る舞いも教えてほしいです。
よろしくお願いいたします。
はい。
ということで、立場がリーダー側かメンバーかわかりませんが、
どっちの立場においても教えてほしいということですね。
リーダー的なところにもいるんじゃないでしょうかね。
メンバー的な立場もあるんでしょうね、この方はね。
まさにどんな環境でも目標を達成できるっていうことを書いてあるんだけど、
リアルでチームが一緒に動いてるときに、
リモートで一人の世界に入ってないときには
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味わえないことの大きな一つは、
チームとしてのゴールとか、起こっている問題とか、
やったーみたいなことを誰かの部分でね。
例えば5人編成のチームの中のAさんのところでの成功とか。
例えばこのCさんだとしたときに、
自分の家で自分の世界に入っていると、
その喜びとか、起こっていることって把握できない。
つまりリアルだと、イヤホンでも、
Aさんといいことあったんだってのがわかるし、
これでチームの目標に近づいたって言ってるぞリーダー側みたいなこともわかるので、
そういう進捗とか、やれてる、達成していることとか、
できていること、手に入れたこと、問題点、失ったことというのがいろんなこと。
自分以外のところに起こっていることがよくわかるので、リアルだとね。
ここが一番大きなポイントで、
リモートの中でも昨今やっぱり、私も言いましたけど、
雑談とか仕事以外のテーマってすごく関係者のためにも大事ですよって言ってるので、
そこはまずベースなんだけど、
もう一段言うと、
5人のメンバーの他のメンバーのところで、どんなことが行われていて、
何ができてないか、もしくは何ができたかっていうようなことが、
お互いなんとなくわかる仕組みはやっぱり必要なんだよね。
そうすると、誰かがAさん、やったなAさんってなると、
他の人にとっても自分のモチベーションというか、
エネルギーに湧くし、よし私もやろうみたいな。
っていうことで、前に進む力をそれによって得ることができたりね。
自分がやらなきゃいけないことに埋没していると、
もうちょっとでできるなあって言ってできて、
できましたって言ったら、なんか違うテーマの話されて、
これじゃダメだったのかなあみたいな気分になったりとか。
そういう自然と入ってくる情報がないことによって、
迷っちゃうことが起こってくるのは、ある意味いかんともしがたい。
だから、よけいリーダーの人たちは、
誰々さんのところでこんなことが起こってるよとかっていうことは、
フィードバックしてあげないといけないだろうなと。
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リーダー側が主体となって。
メンバーに対しては、他のメンバーのことも含めて、
チーム全体として今どうなっているよと。
例えば、Cさんにとって関係ないことであって。
Cさんがやらなきゃいけないことにとっては、
さほど大きな関係はないんだけど、
チームとしてはこれをやろうと進んでいるときに、
こんなことが起きてるんだよね、今。
っていうのは大事な情報。
そうすると、そういうリモートで情報が入らない、
分断されていますし、リアルで共有できない、
みたいな条件だからこそ、
ある種、この方は立場わかりませんけど、
こういうときにリーダー側がどれだけ
ちゃんと情報発信するかっていうのは一つ。
っていう、まず一つの理解でいいんですかね。
理解理解。その通り。
チームの中のメンバーのこともそうだし、
例えば営業だったら、
開発のほうが今こんなことが起きてるよとか、
関係するところの情報なんかも大事だし、
実はうちの会社こんなことが今起きてるんだよねとかでもいいし、
そういう雑談っぽい仕事上の大事な情報。
変な言い方だな。
そういうことが出ていかないといけない。
前に趣味の話でもなんでもいいから、
ちゃんとそういう話しなきゃいけないよって話もしたことあるんだけど、
その上にね、そういうことをしてなおかつ、
他で何が起こってるよとかっていうことがあって、
その中で、例えばさっきから言う例にとっている
Cさんという人にとっての、
やっぱり今月のゴールはここだねっていうゴールの共有、確認。
これはすごくちゃんとやっとかなきゃいけないかなと。
だからメンバーとしてのCさんにとっても、
逆に言えば、
僕はどんな感じです、今とか聞いてもいいし。
で、どんなことが起きてる。
あ、そういうことが起きてるんですか。
え、それ面白そうですねみたいなね。
他で起こってることの、
隣の人がやってることの面白そうなことを聞いてみるとか。
っていうのもあるよね。
全然例は違うけど、
例えば僕が言った前の音楽業界なんかで言うと、
制作のチームなんかだと、
例えば自分が制作者としてヒットを作ろうと、
みんな薬金になってるので、
隣にいるディレクターのヒットになって嬉しくもなんともないのよね。
そういう世界なんだけど、
でももしリモートでそうなってたとしたら、
まず会社として儲かってるよってことは知りたいので、
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自分はどうであるかってことに埋没しがちだけど、
今隣のファンでこんなヒットが出て、
今会社としてはとてもいい状況なんだよって言われるだけで、
その人のヒットがどうのこうのではなくて、
会社としていい状況だという情報が入ると、
ちょっと安心するじゃないか。
そういうこともリアルだと、
会社はいい状況だっていうのは肌で感じてるから、
そこは入れときながら、
いやでも俺には関係ないですよっていうことだけは言うから、
そこだけは捉えられちゃうけど、
でも大事なのは、
うちの会社では大丈夫だっていう情報ってすごく大事。
なるほどね。
例えばですよね。
部分的なイメージの例えを出してくださって。
そうか。
改めてですけど、
目標とか目的みたいなのが共有されていないと、
本当に不安が陥りますよね。
もちろん陥る。
かといって雑談的な話だけすれば、
関係性がいいのかっていうと、
それも一つの要素だし。
自分たちがやってる仕事が今うまくいってんのどうなのっていうのはとても大事。
なるほどね。
それがうまくいってるということによっての安心ってすごくまたエネルギーにもなるので、
僕は今月これやらなきゃいけないんだねっていう再度自分の世界の成果、
ゴールっていうものをちゃんと認識しなきゃいけないけど、
お前もそれだけやってればいいんだよって誰も言わないんだけど、
そういうモードになっちゃうんだよね。
自分の家で自分の部屋でやってると。
僕なんかでもこういう仕事をしていても、
クライアントからあの件について連絡こないけど何が起こってるんだろうって、
ふわってわかんなくなっちゃう。
例えばリアルで定例会なんかでやってれば、
なんとなく雑談っぽく入ってくる情報で、
おそらくこうなってるんだろうなっていうのはわかるけど、
そういうのはリモートで打ち合わせしてても、
ちゃんとアジェンダ通りに進んで、
はいじゃあ今日はお疲れさんみたいになるので、
確かに余分な情報が入ってこないけれど、
逆に余分な情報が入ってこないから、
想像できる範囲が狭まっちゃうよね。
今回結構起点となるのは、
そういう状況だからこそやっぱりリーダーがどう発信していくとか、
情報を開示していったりアプローチしていくのが大事だなというのが、
結構ありきなのかなというふうにも感じたんですけど、
その上で改めて総括して、
そのリーダーたちというのが発信すべき一つ、
会社としての良い情報というか、
安心できる情報が大事っていうのもありましたけど、
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あと何かそういった意味でありますか、
観点としてリーダーが意識すべき発信。
これはリーダーのキャラクターによっても
若干違う時があるかもしれないけど、
リーダーが本当に面白がってる情報っていうのは大事。
聞いてこんなことあったんだよ、面白くないとか、
隣でこういうことが問題が起きてさ、
改めてコミュニケーションの問題がどこかで起きて、
改めてコミュニケーションの問題って大事だと思ったんだよねとか、
自分が関心を持った、自分が感じたことっていうのを、
あんまり関係ないかもしれないけど、ちゃんと話してあげる。
さっき言ったように、
いやいや、だれだれさんが今回こんな企画出してさ、
面白いと思わない?っていうような会話ってすごく大事。
で、どう思う?みたいなね。
いや面白いですよね。
こういうのって他にも活かされないかな、
なんて言って舐めかけてあげるとか。
っていうのもあるので、
リーダーが情報供給マシンのようにたくさんの情報をくれるというよりは、
リーダーの触覚に触れてるものをアンテナに入ってくる、
リーダーなりのフィルターがあって私はいいと思ってるのね。
もちろんこんないいことがあって会社安全がいいところにあるよっていうのは事実情報だからいいんだけど、
ある種のリーダーの感情のフィルターを通した感情的情報っていうのも、
私は語っていいと思う。
なるほどですね。
リーダーが触れているその触覚情報に一緒に触れるような。
そう。この人ってこういうこと面白がるんだっていうことも、
ある意味関係性のためにも大事な情報なんで。
そういうことを言いながらリーダーが、
私はこういう人間ですってことを言ってると同じなんで。
そうするとメンバーも、
だったらこの人とこんな話をすると盛り上がるかもっていう話題がつくみつけられたり。
なるほどですね。
ということで改めてそういう環境だからこそリーダーの意識というか行動が問われるというところに、
身を引き締まる思いをした方も多いんじゃないかと思いますけども、
ぜひ今日の話、リーダーの皆さま、
聞かせていただきたいなと思います。
リーダー大変ですけどね、会話量を増やさなきゃいけないから大変だったんだけど、
こういう時期だけど、いい自分の訓練だと思う。
そうですね。
やってみてくれると嬉しいなと思います。
わかりました。
ということで今日は終わりたいと思います。
井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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