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2023-09-15 14:25

第438回 チャットGPTに学ぼう!自己理解が低いと相互理解はできない!?

第438回 チャットGPTに学ぼう!自己理解が低いと相互理解はできない!?

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ということで、今回もいきたいと思うんですが、
今日はご質問だけいただいておりまして、
最近やっぱりちょこちょこ出てくるチャットGPT絡みですね。
また来ましたよ。
ちょっと紹介させてください。
チャットGPTをはじめとしたコミュニケーションツールが 発達している時代だからこそ、
人が相手の話を理解したり、分かりづらい内容をひも解いていくことなどは、
これからのビジネスパーソンにとってとても必要不可欠なスキルだと思っています。
そこで、いろいろと実践していく中、
相手に伝えるにしても、相手の話を聞くにしても、
相手の立場に立って考えれば考えるほど頭が爆発しそうになります。
そして全く理解することができません。
これは経験を積んでいくしかないのでしょうか。
ということで、
改めてAIが発達しているからこそ、
人間らしいところの重要性があるんだけど、
それをやろうとすると頭が爆発しちゃうと。
チャットGPTのこれからいろんなテーマは、
かつてコロナ禍になった時に、
オンラインでのコミュニケーションってどうしたらいいかということを
テーマとしてみなさん感じたと同じように、
いろんな箇所でこの課題を感じることは増えるでしょうね。
チャットGPTで前にも一回ご質問いただいて話したことがあるんだけど、
ちょっと違う流れの話からあえて入ると、
以前何かのテーマのときに遠藤さんと2人で話していて、
これどうしようか、チャットGPT使ってみましょうなって話で。
なんかありましたよね。
そのときにね、
具体的なことを少し今忘れちゃったんだけど、
確かチャットGPTにまず、
例えば私のホームページに書いてあるようなことを、
わーっとちゃんと情報として入れた上で、
03:01
こういうことについて何かありますかって聞いたと思うのね。
そうするとより的確な答えが出てきて、
求める答えが出てくる。
何が言いたいかというと、
ここの方が相手のことを理解しなければいけないっていうことを
非常に大切にしてるってことは素晴らしいことなんだけど、
相互関係を深めるためにやっぱり大事なことは、
相手のことを理解するということと同時に、
相手に自分のことを理解してもらわなきゃいけないってことは、
ないと双方向じゃないよね。
おー。
なるほど、確かに。
チャットGPTっていうAIでやっても、
こちらはこういう人間なんですという情報を与えないとその答えが出ない。
つまり、私はどう思っていて、何をしようとしていて、
何が大事だと思っているかということを、
相手に伝わるということも大事なことだよねっていう。
そのためには、全部伝えるかどうかではなくて、
自分の中に、よりこれからいろんな情報をやりとりしなきゃいけないときに、
自分が求めていること、自分が話したいこと、
自分が大切にしていることはどういうことなのかを、
より早く相手に伝わるスキルは必要になってくる。
だから、整理しとかなきゃいけない。
自分を。
そう、自分のこと。
自分を。
だからこの方は、相手のことを考えなきゃいけないっていうモードが強くて、
決して悪いことではないんだけど、
なぜ混乱するかっていうと、
そこで、相手が言っている言葉をベースに物事を組み立てようとしすぎちゃう。
大事なのは、相手と自分っていう両方を大事にしないと、
双方向にならない。
確かに。
相手のことをちゃんと理解しましょうが、
こっち側ばっかりを言ってたらダメだよっていうことに対しての継承なわけだよ。
相手のことって言うとよくあるんだよね。
私なんかも部下の言うことを傾聴しましょうとかって、
質問して問いかけましょう、引き出してあげましょうって言うんだけど、
そればかりが残っちゃうと、
あるとき私言われたことがあるんだけど、
すごい傾聴意識してるんですけど、逆にわかんなくなっちゃいましたって。
面白いですね。
それはこちら側が伝えたいことが言えなくなっちゃってるの、逆に。
そっか。
でも確かにまさにチャットGPTになっちゃってるってことですね。
投げかけだけはひたすらできる。
それではAIにできますもんね。
でもじゃあチャットGPT、あなたは何者なんですかっていう前提での語りをしろって言ったら、
06:02
彼らはできないけど、
実際に人間のリアルコミュニケーションがそうなってるってことですか?
うん。
だから、
そうね、確かに。
引き出そう、引き出そう。
聞いてあげよう、わかってあげようってことはとても大事だから忘れないでほしいんだけど、
なぜ混乱するかというと、
自分と相手ということの共通と差異が理解できなくなっちゃう。
共通を見つけたらより近づくことができるわけだし、
そこを頼りに、
差異、言ってることの違いとか、意見の食い違いとかっていうことに関して、
どう考えていくかっていうアプローチをするっていうのが次なので、
そういう意味では、
自分はこの話題についてはどう思ってるかっていうことを、
やっぱりどこかでしっかり持ってなきゃいけないし、
それは自己主張するということではなくて、
いい意味の自己主張なのかもしれないけどね、
相手にもちゃんと伝えなきゃいけない。
あ、そうですか、何々さんがこうおっしゃるけど、
私はそれについてこう思うことがあるんですけど、
何でしょうね、この違いって問いかけていかないとお互いが総合理解に入んない。
なるほどね、だからキーワード、
相互理解が前提となって相手を理解するのか、
相互に対して片方は何て言うんですか。
一方理解になってると。
双方向じゃないって。
要は一番いい、仕事の上でもいろんな関係性の中でも、
相手とのコミュニケーションをより高めるためには、
どこかで違いだけじゃなくて、
相互作用によって生まれる新たなる価値とか、
新たなる考えとかっていうのが生まれると、より深くなるし。
だからそこが大事なので、
ある種概念的な話に、この当事者のこの方にとっては、
非常に概念的すぎる話なのかもしれないけど、
ご自分がそういう話で混乱しそうなときに、
ご自分は何を伝えようとしてるのか。
ということを一回ちゃんと整理して、
それをどう伝えると相手にわかってもらえるかということもちゃんと考えてほしい。
そのためには、私はなぜそう思うかという背景も備えて、
相手に伝えないと相手はわからない。
相手を理解するためには。
相手の背景を知るのと同じように、
私自身の背景を伝えないといけない。
相手を理解するためには、
私自身が私自身の背景をきちんと理解していないと、
09:04
それは相互理解できないよねと。
これ組織マネジメントの海でしたっけ?
そうです。
なるほどね。確かに。
そうですよね。
そのときに私自身が私の背景を知るっていうのはどういうことなんですかね。
例えば私なんかがね、
例えば新しい新規クライアントさんとある企業の担当者の方と、
何かの縁を通じて問い合わせが来るかとかいろいろあるけども、
人事問題についていろいろアドバイスいただきたいなって話があって、
そうかそうかわかったと。
どういう問題があるんですか?
いや離職率が高くてとか。
ああそうですか。それは原因感じられますか?って。
相手のことをどんどん聞いていってもいいんだけど、
相手はポカンとするよね。
この人何者って話。
そうじゃなくて、私は実は人事問題については基本的に、
よく言う関係性つながりということが文化をつくる大事な部分だと思うので、
非常にハードソフトがあるとしたらソフトが大事だと思ってるんですよね。
例えばこんな話とかっていうこともちゃんと伝えないと、
相手がなんでこの人こんなこと聞いてんだろうっていうのは。
安心できないですよね。答える方も。
そうすると聞かれるばっかりだと、
何が聞かれたいのかよくわかんないからって言って、
聞きたい方にとっても頓珍感なことしか答えが出せない。
でもこの人はそういうことを大事にしてる人だとしたら、
この質問できっとこの辺を答えたほうがいいよねっていうことは、
人間誰しも感じるので。
それが出てくればやっぱり共通認識がつくりやすい。
テクニックとして背景を語らないと、
相手が相手のことを語ってくれないよというよりも、
無意識で人間は相手の背景見てて、感じ取りながら喋るんで、
そこを語らないと、相手方が自分が何を語ればいいのかっていうことも、
要は相手の配慮のためにもお前の背景を語れっていうことですね。
それも押し付けかましくやる必要はないので。
例えばさっきの話の中で、
はじめまして、いろいろな話があると思いますけど、
大雑把に言うとどんなことですかね、なんて話したときに、
私のこともちょっとラフになりますけれども、
ちょっと大まかな説明をすると、こんなふうに広報官がやってるんですよね、
ということで、こういう部分ではちょっとお役に立てるかもしれないんですよ。
12:00
例えば制度を作るなんていうと、
法的なものを担保するってことはちょっと苦手ですけどね。
だからちゃんと話していかないと、
お互いが情報交換する、
どの情報をお互い出し合うかっていうことの、
選別意識がつかないって言ったらいいかな。
なるほど。
でも冒頭から出ている、相互理解を図るということが、
ご質問者で言う相手にちゃんと伝えるにしても聞くにしても、
相手の立場に立つというのは。
そうですよね。
チャットGBTは僕らの立場には立ってくれないですもんね。
ただ一生懸命こっちが立場を語れば合わせてくれるけど。
そういうこと。
だからさっき言った冒頭の遠藤さんとのやり取りのことね、
やったことを例にとったらそういうこと。
私たちこうなんですけどっていうことを言うから答えてくれる。
それは人間にもやらんとはあかんということですね。
これでもチャットGBTの使い方がうまくなったら、
人間のコミュニケーションも結果的にうまくなる可能性があるってことですかね。
あるんですよ。
だから前回も言ったけど、
前のチャットGBTの話題のときにも言ったけど、
やっぱりどういうふうにチャットGBT自体に情報を投げ入れるか。
ここはすごい差が出るでしょうね。
同じものを探り出そうとしても。
なるほど。
AIを使うにも自分を語れなきゃいけない時代だというところで、
今日は相互理解というキーワードで終えたいなと思います。
ぜひ何かこのヒントありましたら、いろいろ悩みあると思いますのでいただけたらと思います。
井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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