00:03
こんにちは、マーチンです。
ティッシーです。
ホンヤスキーラジオ始まりました。
この配信は、東京公園地にある銭湯小杉湯を拠点に、
本と本屋の魅力をゆるりと話していくトーク番組です。
本棚を眺めながら、一緒に話しているような、そんな雰囲気でお送りしていきます。
今日は、実はフルリモートで収録をしているんですけれども、
ティッシーさん、今ご自宅からですか?
そうですね、今日は家からリモートで入ってます。
なんか、最近ニュースがあったって聞いたんですけど。
あれですか?
あれです、あれです。
新聞が出ちゃったって話?
あ、そうですそうです。
そうですね、僕らが活動している、ふむふむ社っていうグループからですね、
なんと、新聞が出ました。
おー、新聞。
今、見せてるけど、みなさん見れないんで、あれなんですけども。
何の新聞やねんっていう話なんですけども、
ちょっと僕らがこの前座談会をして、
本やデートはつまらないのかっていう、
僕ら正直、下手したら2年越しぐらいにずっと、
どうなんだどうなんだって言ってるような案件をつい座談会で話すというのを
初号のメインに置きまして、
それであとみんなのね、本好きの愛が詰まった新聞になってますんで、
これあれですよね、みなさんにも印刷してもらえるようにしてるんですよね。
そうですそうです。
この新聞が読んでもらいたい人たちがですね、
紙好きでしょっていうところで、
コンビニで印刷できるようにしてあります。
データでも見れるんで、よかったらご覧ください。
白黒でもカラーでもどちらでもできますんで、
ぜひ紙にしてもらえたらなと思いますんで、
みなさんよろしくお願いします。
はい、そんな感じでお送りしていきますけれども、
今回はこの企画。
読んでない本を語ってみよう。
はい。
というわけで、本が好きな本屋好きなみなさんも、
いつか読もうと思っているものとか、
まだ読まずに本を積んでいる状態のものとか、
通称これってよく言われるのが積読っていうものなんですけども、
これが本屋好きなみなさんも
図ろうって仕方がない状態なんだろうなと私は思っているんですけども、
今回はそんな眠れる資産の積読本にスポットを当てた企画です。
読んでない本について語るってどんな感じですかね?
そうなんですよね。それやっぱり気になりますよね。
僕もなかなか正直読んでない本なので、
どうするかっていうのはあるんですけども、
そういったところが気になってくると思うんですけども、
早速なんですが、僕らだけで話しててもあれなので、
今回この企画にふさわしいゲストに来ていただいております。
早速お呼びしたいと思います。
読んでない本について語る読書会、
リブルリブレ主催のマーフィーさんです。
よろしくお願いします。
03:00
改めてですね、自己紹介をお願いしてもいいでしょうか。
はい、よろしくお願いします。
マーフィーと申します。
今、会社員をやりながらライターを目指して
インタビュー記事でしたりとか、コラムっていうのを
休みの日などに書いたりなどしています。
本日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ちなみに読んでない本について語る読書会っていうのって、
どんな読書会になるんですか?
そうですね、読めてない本と一口に言っても
いろいろあると思うんですけれども、
例えば、買ったけどまだ読んでない本だったりとか、
読んだけど内容忘れてしまった本だったりとか、
あとは、ついさっき旅先とか、
ノリで買っちゃった本なんか、皆さんいろいろあると思うんですね。
そういった本を皆様が1冊ずつ持ち寄って、
それぞれ語るっていう読書会をやろうじゃないか、
というような企画になっています。
これって、もうすでに何回かやってらっしゃるんですか?
実は、これから第一回目を行う予定になっておりまして、
いいですね。
なので、今お聞きになっている皆様も、
ぜひ参加いただければなと思っております。
じゃあ今日は、読んでない本について語る読書会の
プレしゃべりみたいな感じですかね。
そうですね、告知も一緒にさせていただければなと。
ちなみに、きしさんも前に読書前感想文っていうのを
昔ノートで書いてらっしゃったっていう風に聞いたんですけど、
覚えてます?
そうそう、書いたんですよ。
ちょうどコロナの始まったぐらいで、
なかなか本屋さんにも行けてない状態の時に、
結構なんで書いたのかなと思ったら、
やっぱり、今読み返したんですけど、
なんかこう、きっかけ何だったっけなみたいな話を
書いてるんですよね。
その時はその気持ちを吐き出しているだけなんですけど、
2年ぶりに読んだら、もう1回読んでみようかなみたいな感じで
自分でも思えたりしたので、
そういう意味でも積んでるからずっと置いてあるんですけど、
持ったらちょっと思い出せて、
だから読みたかったなとか思ったりしますね。
そうですね、本って多分読んでなくても
選ぶ段階で、本当に世の中って人の一生じゃ
到底読みきれない分ぐらい書籍の数ってありますし、
その中でやっぱり自分で選んで手に取る。
それだけでも多分、それって個人にとって特別な
一冊になっているはずなんですよね。
で、読んでないっていうところを結構やっぱり
ネガティブに捉えがちなところだとは思うんですけれども、
数ある中で選ぶっていうことだけでも
当人にとって意味があるみたいなものっていうのとかも
自分の気持ちとしてはあります。
本を手に取った時のきっかけとかもそうですけど、
好奇心が可視化されていくのってめっちゃいいですよね。
06:04
そうですね。
私も本買った時にツイッターに
この本買ったよみたいな写真を撮って送るんですけど、
読んだっていうツイートの数の方が明らかに少ないんですよね。
なりますよね。
やっぱり僕も大体本屋に行くと
買おうと決めてた本じゃないものの方が多いっていう
パターンが非常に多いので、
溜まっていくっていうサイクルを繰り返しているので、
後ろめたい気持ち、ちょっとプレッシャーあるなと思うんですけど。
リアルに後ろに積んである本が。
でもそのプレッシャーが嬉しいみたいな、
多分本好きじゃないと伝わらないんでしょうけど、
そういうのがあるなっていうのはありますよね。
それで今回、マーフィンさん含めた我々3人が
ツンドク本を持ち寄って
その読んでない本についてちょっと語ってみたいなというふうに思います。
お願いします。
本屋好きラジオ
ちなみに岸井さん、今のツンドク状況ってどんな感じですか?
なんか後ろ、今ズームでつなぎながら収録してるんですけども、
岸井さんの背景には
そうですね。
すごい本棚があって、めちゃめちゃ積んである。
自信あったら崩れるぐらいあるね。
自信があったら諸友ですよね、もう完全にね。
本棚が1個どんってあるんですけど、
その上に平積みしてあるのが全部ツンドク状態でして、
何冊あるんやろ、これ30冊ぐらいはあるんでしょうね、多分。
っていう感じでして。
棚に刺してあるやつは読んだ本なんですか?
棚に置いてあるのは全部読んだ本で、
刺してある置いてある本。
その上の奥だけがツンドク本なので、
そうやって読んでないがちゃんと分かるようにしようって始めたら、
結局詰めちゃうから詰んじゃうみたいなことが起きてる感じですね。
すごい。
ちなみに私も今回このツンドクのお話いただいて、
自分のツンドクについて思いを馳せたんですけど、
ツンドクのカテゴリーってどんな感じのやつあります?
カテゴリー?
ツンドクカテゴリー。
カテゴリー。
私の場合は、
例えばなんですけど、私の場合は、
勉強用に買った本。
同時に何個か同じジャンルで買ったりするんですけど、
私ITの仕事してるんで、ITの関連の本とか、
資格系の本とか、そういったのをボンボンって買って、
09:03
勉強して参考程度に見るみたいなのもあるんですけど、
それも積んであるシリーズの中にカテゴリーであったりとかですね。
お二人の場合はどんな感じで積んであるのかなと思って。
ジャンルは結構まちまちなんですけど、
やっぱり多いのは人文学とかかもしれないですね。
歴史とか哲学とかもそうですし、
あとは文化人類学の本とか、
食べかけ本が一番多いですね。
食べかけ本。
買って読み始めたらいいんですけど、
3号目4号目ぐらいで読むのやめちゃって、
そのまま放置してあるみたいな。
あとはなんか古本道みたいなので、
たまたま見つけた本とか。
わかります。
そういうのは積んでしまいにくかったですね。
僕もですね、今カテゴリー何だろうなと思ったんですけど、
最近明確なのが、
古本屋で買った本がすごく寸読になりやすいっていうのが明確になって、
ついつい買っちゃうんですよね、古本屋。
僕、仏光府とか結構行くんですけど、
仏光府だけで買ってた時とかもあって、
その時は読むんですけど、
結局新刊本も全然買うので、
そうすると新刊本優先して、
より読みたいは新刊本が強いでしょうね、自分の中で。
そうすると仏光府にある本が積まれていくっていう状態は結構ありますね。
なるほど。
岸のカテゴリー的にはどんなカテゴリー?
カテゴリー的にはでも、
僕もビジネス本は積みやすいかな。
なんかちょっと勉強できるかもで買っちゃうものが多いので、
そういうのは積みやすいのと、
あとは、その時読んでた本に引っ張られて買った本なんだけど、
その時読んでた本が終わると、
その波も引いて読んでないみたいな本もあって、
それで全然読んでなかったけど、最近読まなきゃなっていう本は出てきたんですよ。
読まなきゃなっていうのはどういう感じで出てきたの?
当時、もう1年ぐらい前に、
たまたまABCで本を買ってた時に、
たまたま見つけた本で京都の中華っていう本があって、
あるね。
あるんですよ。ちょっと疑問なんですけども、
これ本当に京都の街中華をひたすら紹介してくれてる本で、
めちゃくちゃ面白いんです。
私京都出身なので、
この辺の街にあるんだとかいっぱい出てきてすごく面白くて読んでて、
京都中華浴が当時まだ東京にいたんですけどあって、
そしたらたまたま実家帰った時に、
警備員さんって本屋さんで見つけたのが、
京都街中華クラブっていう。
かわいいね、想定。
たぶんジンなんですけど、白米書房さんでみたいな。
ジンなんだ。
たぶんジンですね。
12:01
想定もかわいいし。
買ったんですね。
これは完全に買って満足して置いてたんですけど、
ちょっとこの4月から大阪に来まして、
これ読んでちょっと行かなきゃなっていうので、
ちょっと読まなきゃなって今なっていう、
時空を越えてやってきた感じの本ですね。
めっちゃいいですね。
そういうのいいですね。
買っといてよかった的な気持ちにさせてくれましたね、最近この本は。
まだ読んでないんですけど。
私、さっき言ってた寸読カテゴリーの中で、
今回絶対しゃべりたいって思った本が、
かっこいいから買ってみた本っていうのがあるんですよ。
ヘミングウェイ。
移動祝祭術。
これ読んだことあります?
超有名な。
ないです、まだ。
聞いたことある。
ヘミングウェイかっこよくないですか?
あれだ、スペインのパンプローナーの話でしたっけ?
ごめんなさい、パリの話です。
違った。
読んでない3人が集まって今パッとした話をした。
私もまだこれ読んでないから、後ろの文庫の後ろって、
ちょっとあらすじがざっくり冒頭の部分に書いてあるじゃないですか。
1920年代、パリ。
っていうね。
愛読書なんですかって、本が好きですっていうのを聞くと、
好きな作家さんって誰ですか?とか、
今読んでる本、何ですか?とか聞かれるじゃないですか。
その時に、今ヘミングウェイ読んでますって言いたいなって思って買ったんだけど、
まだ読んでない。
マーチンとも結構付き合い長いけど、
一番ちょっと浅めなものが来てびっくりした。
面白い。
読むつもりだけど読まないかもしれない。
こちらですね。サイバネティクスっていうような。
これが物理とか工学系に関わる本なんですけど、
これを多分読むとなると、
数学とか物理学とかの結構比較的高度の知識が必要になるんで、
そもそも読めない。
読むためのハードルが高すぎる。
でもなんか読みたいからずっと手元に置いておくだろうし、
多分読むまで、読める能力を得られるまで読めない。
でも多分手元には置いておきたいっていうので、
ずっと積み続けるかなとは思います。
15:00
じゃあ最後に私から質問なんですけど、
皆さんにとってツン族とは何でしょうか?
深いですね。深いよ。
そうですね。ツン族、
多分この話の中に出てると思うんですけど、
どっかで何かしら自分が引っかかって手元に置いたものなので、
いつか役に立つという、
自分の中の蓄積だとは思ってます。
何本あっても困りませんので、本は。
いいですね。
マフィンさんどうですか?
そうですね。
今話してて多分自分も気づいたことではあるんですけど、
非常にその合間の状態にある、
本として過渡期の状態なのかなってその人にとって、
さなぎですか?
何になるかわからない、
今後どうなっていくかが、
未確定の状態にあるっていうことで、
さなぎなのかなって思います。
マフィンさん。
さなぎ以上のものは出ないんですけど。
私は、私にとってツン族は、
さっきのヘビングウェイのことの下り話してて思ったんですけど、
喜びなんだろうなって思います。
読んだ後にこうなってるだろうなとか、
読んでる最中にこうなってるだろうなとか、
知識もそうだし、
この本を勧めてくれた人だったり、
買った取り買いになった出来事だったりっていうのを生かせるので、
喜びになるなっていうのがめっちゃ話してて感じたところですね。
なんかみんな前向きな感じでいいですね。
積み方も一つそれぞれなんでしょ。
というわけでマフィンさんがお送りしてきましたが、
いかがでしたでしょうか。
以上、ツン族本について話したいのコーナーでした。
はい、というわけでエンディングになりますが、
マフィンさん、今回でお別れになってしまうんですけれども、
いかがでしたでしょうか。
そうですね。
でも、積み本のことを誰かと話をする機会って全然なかったので、
すごく新鮮だなって思いましたし、
同じ現象でもやっぱり3人それぞれ違う理由があるんだなっていうので、
本当に積み本って人の数だけあるのかもしれないなと思って、
新たな気づきもありました。
はい、ありがとうございます。
キシューさんどうでした?
そうですね、本当にマフィンさんが言う通り、
いろいろセンサー番別なんだろうなっていうのと、
ツン族本どれですかっていうときに、
3人とも視線が違うので置いてる場所が違うんだなって思って、
どこに置いてるかっていうのもちょっと面白いなっていうふうに、
個人的には思いました。
なるほどね、そういうことか。
面白い。
こんな話も面白いですね。
はい、ではマフィンさんから一つお知らせがあるようなのでお願いします。
18:04
はい、この度私が主催で開催をいたします、
読んでいない本について語る読書会ビブルギブレ、
近日開催とさせていただきます。
詳しい情報については私のツイッターの方でお手説明をさせていただきますので、
今後ともよろしくお願いいたします。
はい、ツイッターについては本屋スキーラジオのアカウントからも
遡れるようにしておきますので、よければご覧ください。
よろしくお願いします。
はい、それでは本屋スキーラジオ、お相手はマーチンと、
ケシーと、
マフィーでした。