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こんにちは、マーチンです。
こんにちは、キッシーです。
始まりました、ホンヤスキーラジオ。この配信は、東京渋谷にあるホンヤ、青山ブックセンターを拠点に、本と本屋の魅力をゆるりと話していくトーク番組です。
本の棚を眺めながら、一緒に話しているような、そんな雰囲気でお送りしていきます。
はい、始まりましたけれども、今回初めてラジオの収録という形を取らせていただきましたけれども、これをやるにあたっての経緯というか、初めのところをちょっとお話しいただければなと思うんですけれども。
そうですね、経緯。最初、同じコミュニティメンバーのゆうすけさんが投げてくれて、話しているのをラジオにしたら面白いんじゃないということを言っていただいて、それがきっかけではあるんですけど。
その前に、本を作りたいねみたいな話もあったりして、本を作ろうとしてたんですけど、何を書こうというところがあまり出てこなくて。
そしたらラジオにして、それを本にしたらいいんじゃない?みたいなところから始まった企画ですかね。
なるほど、ありがとうございます。そういう経緯で始まったラジオですけれども。いいですね。
もともとは本を作りたくて、書くネタがない。
年末に発行デパートメントがあるボーナストラックで、出版社さんの露店販売みたいな部屋があって。
下北沢のね。
そう、下北沢のね。そこで結構、すぐ作れますよ本みたいな話があって、マーチンがすごいテンション上がって、作るぜみたいな感じになってて、始まったんだよね、それは。
そうなんですよ。思った以上に、自分に書くネタがなくても人からネタを集めれば書けるよみたいなことをお話伺って、できるかもみたいな調子に乗りましたね。
結構タイトだったからね、スパンが。なんか12月末にこの話があって、1月末に出すぜみたいな。今日出すぜぐらいの話だったもんね、最初。
確かにね。
ちょっとそれは無理があったので、ちょっと落ち着いてやってみたらどうですかっていうりゅうすけさんの提案を、今日形になったという、そんな感じですよね。
はい、ありがとうございます。じゃあ、本題というか、ラジオっぽくテーマを決めて、ちょっと会話を進めていけたらなと思うんですけれども、一旦今日気になる本。
今日、ここの、今日あれですよね、ブックセンターの大教室で収録してるけど、今日気になった本。
そうですね、はい。
そうですね、今日久しぶりに来たんですけど、パッと見て気になったのが、旅する練習っていう本がありまして、僕旅好きなので結構パラパラって見てたんですけど、気になったんで帰りに買ってかどうかなと思ってます。
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マーチンさんは何かありました?
はい、私はですね、この間友達と話題になった話で、本の作り方が面白いというとこで、1000%の建築の続きっていう本があってですね、これがめっちゃ気になっていて、これはね、後で買って帰ろうかなというふうに思ってますね。
谷尻誠さんなんですね。
そうなんです。
いいですね。最近話題の建築たくさんやられてる方なんで、面白そうですね。
そうなんですね、ちょっと私あまり知らなくて建築って。
いいですね。
はい。
はい、じゃあ今日はね、比較を用意されてるみたいなので、いいですか言っても。
はい、ぜひお願いします。
今日の企画は、本を送り合ってみよう。
というわけでですね、今回は私たちのこと知らない皆さんに自己紹介がてら、自分の欲しい本を紹介してお互いに送り合ってみようという企画です。
ちなみに送り合いの愛は愛情の愛です。
深いのかな、深いんですかね。
深いですよ。
深いですか。
真心。
そうですね、愛情真心ですね。
この収録が始まる前にね、店内で事前に本を選んできております。
はい、ちなみに今回は予算1冊2000円以内になってます。
そうですね、1冊2000円ってこう意外と難しいですね。
そうなんですよ、オーバーするやついくつか目に入っちゃって。
でも制約あったほうが楽しいですよね。
そうですね、まあそうじゃなくて選べないというのもありますから。
はい、じゃあどうします?マーチンからいきますか。
はい、じゃあ私からいきますね。
じゃあ一つ目は、さっきちょっとご紹介をした1000%の建築の続き。
はいはいはいはい、さっきの本ですね。
これがですね、建築をやっていた友人がお勧めしてくれていて、
本ってページ開いた時に見開きであると思うんですけども、
そこの余白の使い方がすごくいろいろなんですね、統一されてなくて、
小説みたいに全部文字ぎっしりとか、上が写真で下が文字とか、
そういうふうに決まってなくてですね。
いろいろページを見ると、渦を巻くように文字が書いてあったりとか、
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いろいろ糸があって書かれているようで、この本もかなり面白そうなんですよね。
なんかちょっと絵本みたいな雰囲気もあって、面白そう。
そうなんです。というところがあって、
1冊目は1000%の建築の続き、谷尻誠さんのものですね。
ありがとうございます。
交互にいきますかね。
じゃあ交互にいきますか。
じゃあ私の1冊目は、どうしようかな。
じゃあこちら。
フォントの不思議、小林明さんですね。
これ選んだのは、さっきちょっとABC来る前に人とお茶してたんですけども、
最近ちょっとある出来事で、フォントに興味があるなというのをさっきの話が出てきたので、
これ私読んだことあるんですけど、非常に面白いフォントについて深く知れる本ですね。
日本語じゃなくて英文のフォントのことがいろいろ書いてあって、この方がフォントを作っている。
フォントを作っている人?
はい、人。
すごいですね。
すごい人らしいんですけど、その人が副題にブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのかと書いてあるように、
そこにはフォントのパワーがありますよというのを書いてありまして、
ぜひフォントを決めようとされてたので、これ読んでちょっと良さそうなものをまた見つけてもらえばいいんじゃないかなと思って。
そうなんですよね。
今ちょっとロゴを作ろうとしてて、それに合うフォントを探してて、
まさになんかすげー読みたい感じになっちゃいました。
写真もたくさんあるので、読みやすいので、ぜひこちら読んでみてください。
商売上手ですね。
一応本業はね、営業ですんで、たまには営業っぽいことをしようかなみたいな。
なるほど、すごい読みたくなってます、今。
ただの視聴者。
どうしよう、こういう時に何て返したらいいのかがね、素人感が出てていいかなって思って。
まあいいんじゃないですかね、初めてですから。
そうですね、初めての収録でございます。
いいわけ。
まちの2冊目。
はい、2冊目がですね、ちょっと毛色を変えて、機嫌のいいリス。
トーンテレヘンさんという方の。
それツイッターで上げてたのと違うの?
そうなんですよ、この間ですね、私が読んだ本の著者さんが同じ方で、前回読んだのはハリネズミのお話だったんですね。
ハリネズミの願いという本なんですけども、その本はハリネズミが家に人を呼びたい。
けど誰も呼んだことないから、そのレターを出そうとするんだけど誰も来てくれないんじゃないかってめっちゃネガティブな妄想を始めて。
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で、相当数の動物たちが登場するんですけれども、みんなすごいネガティブな妄想をして終わるっていう本なんですね。
最後ちょっと復讐があるんですけども、それの本を書かれた方。
それがハリネズミの方ね。
それがハリネズミ。今回ご紹介するのは機嫌の良いリスというお話で、この著者の人の特徴が、動物しか出てこないんですよ。
人は出てこない。
誰も死なないんですね。
いいですね。
お医者さんなんですよ、この著者の人。もともとは。
お医者さんの方が娘ちゃんに物語を読み聞かせている中で作ったお話なんですね。
なのですごく内面の悩みとか、こういう時に嬉しいとか、そういったのが結構描写がイメージしやすくて、すごくおすすめな著者さんなんで。
ハリネズミよりは救いがありそうな感じの話。
と、私は読みました。
なるほど。ちょっと気になりますね。
はい、というところで物語ですね。
ありがとうございます。
じゃあ2冊目ですか。
私3冊って言われたように5冊ぐらい選んできたんで、どれ行こうかなって感じなんですけど。
じゃあこれですかね。
最近読んだやつなんですけど。
常識のない喫茶店。
僕のマリさんっていう方の。
エッセイなんですけども、この方実際に喫茶店で働いている方で、その喫茶店で起きた出来事をエッセイにされているような感じなんですけども。
この喫茶店面白くて、お客さんに何かしてきても嫌だったら嫌って言っていいし、出勤も自分でしていいし、自由なんですね。
自由中にアップロードして接客をしなさいみたいな。そういうお店が東京にあるらしいんですけど、どこかわからないんですけど。
実際にあるお話?
いろいろ調べてるとどっかにあるらしいです。
ほんまにこんなのあるの?みたいな感じなんですけど。
すごいね、お客さんたちに全部あだ名つけてたりして、またなかなかクレイジーなお客さんたくさん出てきたりとかして。
結構このマスターもクレイジーだったりするんですけど、その中に結構愛があったり、愛情ですね。
喫茶店に対する愛情とか、いろんな優しい話が詰まっている。
面白おかしく書いてるんですけど、ほっこりできるような、そんなエッセイになってますので。
これ、ABCのコミュニティ支店の支店長の松下さんも結構推しにしてましたんで。
そうなんですね。
楽しい本なんで、ぜひこれも読んでみてください。
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楽しい本、いいですね。最後につく一言がやっぱり全部なんだなって思いますよね。
そうですね。電車で読んだらだいたい笑ってます。
そうなんだ、それはだいぶ面白いですね。
ぜひ読んでください。
はい、ありがとうございます。
じゃあ最後待ちの3冊目。
3冊目。3冊全部、毛色を変えようと思って、3冊目に選んだのがですね、音楽関係から1冊。
バンドのクリープハイプって知ってます?
名前は知ってますね。
じゃあぜひ聞いていただきたいんですけれども、クリープハイプの人たちがノンフィクション的な感じで書いている本なんですね。
三島社から出てまして、三島社から出てる時点でまず面白いだろうっていう想像。
三島さん面白い本たくさん出されてますからね。
関西の方の出版社さんなんですけれども、なかなか分厚くてですね、各バンドのメンバーがそれぞれ出てくるんですけれども、
クリープハイプは結成10年経っているバンドなんですね。
その中でも右翼曲説、リーノがギュッと詰まっているので、ぜひ音楽聞いてから読んでみていただきたい。
今思い出しました。ボーカルの人かな?大崎世界観さん。ヤクルトファンです。思い出しました。もう親近感。
この前テレビヤクルトファンとして出てたんで、思い出したの知ってます?クリープハイプ。
曲聞いたことないけど知ってます。
趣味が一緒だと急に親近感湧くっていうやつなので、ぜひ音楽も聞いてみていただきたい。
音楽も聞いてみて、本も読んでみてということですね。
というところで、アソスの1冊ですね。
じゃあ私の最後3冊目ですかね。
最近結構エッセイ付いてまして、いろんなエッセイ読むことが多いんですけど、これちょっとまた去年読んだ本なんですけど、
水中の哲学者たち、永井玲衣さんですね。
こちらは哲学者の著者さんのエッセイなんですけど、
僕哲学って結構知識の高いもので、よくわからないなと思ってたりして、
あと結構大学の時も哲学家の人はだいたい頭がこんがらがった時にフェードアウト半分ぐらいしちゃうみたいな話も聞いたりして、ちょっと怖いなみたいな。
有名な歴史の哲学者とか勉強したことありますけど、あんまり知らなかったんですけど、
この方は哲学対話っていうのをずっとされてて、それを中心に活動されてる方で、それについてのことをエッセイに書かれてるんですけど、
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これもなんかいろいろ人と関わることとか、そういうことを真っすぐ考えられてて、それだけでも哲学だよみたいなことも書かれてて、
結構自分でもいろいろ考えたりとか落ち込んだりとかすると思うんですけど、
それに対してそこの答えが載ってるわけじゃないですけど、ちょっと解きほぐれるようなことが読むと見つかるような、そんな本ですね。
岸井さんなんかほぐれました?
そうですね。なんかね、すごいね、ほぐれたんでしょうね。すごく軽くなった。
結構ね、寒くなってくると沈んじゃう日とかもあるわけないですか。
そういう時にちょっとね、これふずくえさんで読んでたんですけど。
あ、いいとこで読みましたね。
そうなんですよ。なんかちょっとふずくえさんで読むといいなってちょっと思ったりもして読んでたんですけど、実際よくて。
なんかふっと軽くなったなって、いい本だなと思って、去年の良かった本にも入れてたりしてるので。
結構サクッと読める本ですので、これもぜひ読んでみてほしいなと思います。
ありがとうございます。じゃあ送り合う本それぞれ。
そうですね。
選んで。
いきますか。じゃあ、まちぃさんから。
私はですね、もう完璧にフォントの話ですね。
こちらで。これがいいですか。
フォントの話は確実に買いますね。
ぜひ。
ちょうど2000円だったんです、危なかった。
ぴったり。
もう100円高かったら選べなかった。
ありがとうございます。
出会いですね。
じゃあ、きっしーさんは。
そうですね、さっき散々ザキ世界観さんに新規化湧いたって言ってたんですけど、リスかな。
リス。
リス。
機嫌のいいリスを。
機嫌のいいリス。
ちょっとハリネズミもね、気になったんですよ。
でもちょっとリスの方が救われるそうな話なんで、ちょっと救われたいんで、リスの方でいいなと思います。
ありがとうございます。
皆さんも好きな本があったら教えてもらえると嬉しいです。
そうですね、ツイッターとかで上げてもらったりすると、僕らもよくツイッター見てますんで、教えてもらえると嬉しいなと思います。
以上、本を送りあってみようのコーナーでした。
本屋好きラジオ。
ここでお知らせです。
渋谷にある本屋青山ブックセンターでは、現在コミュニティの会員を募集しております。
詳しくは概要欄をご覧ください。
はい。
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というわけでエンディングになりますが、まちぃさんいかがでしたか?
なんか面白いですね。
そもそもシチュエーションが。
今、大教室をお借りして、録音担当してくださっているゆうすけさんと、正面に岸井さんと、
あとは見守っていただいているかまちさんというコミュニティのメンバーがいるんですけれども、
めちゃくちゃ広いところにポツンと、なぜか壇上でお送りしているんですけれども。
コロナ禍の雰囲気ですかね。ついたてついてね。
そう、ダブルでついたてついてて、すごいシュールだなって思いつつ、結構面白いなって思ってます。
岸井さんはどうですか?
普段ね、まちぃんと喋ること多いですし、お茶したりとかして、
この状態、面と向かっている状態で喋るって普通にあるんですけど、
マイクがあるだけでこんなにもなんだろうね、固くなるというかなんだろうね。
慣れてくるとほぐれてくるのかなと、来ればいいなと思って続けていければなと思います。
第1回はこんな感じで終わっていきたいなと思います。
それでは本屋スキーラジオ、お相手は岸井と、
まちぃんでした。
本屋行きたい。
またお会いしましょう。