2024-12-16 30:06

#111 教えてしんごちゃん!学習指導要領のココが好き!③言葉選びが美しい ゲスト:古内しんごさん

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学習指導要領は間違い探しのように読むべし!

かなり細かいところまで、どんな言葉を使うかこだわっていることが分かりました。

そのこだわりは子どもたちの発達段階を想像しながら、適切なスキルを付けていく願いのバトンのようなものなんですねー。



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《 ゲスト:古内しんごさん》(通称:偽善者先生)

◆子育て教育コミュニティ『つみき』代表

◆教育コーディネーター/小学校教諭

◆絵本作家

◆株)先生の幸せ研究所パートナーコンサルタント

◆教育DX実践動画コンクール優秀賞/For Goodアワード2023教育部門最優秀賞…等

◆特別支援教育/道徳/発達心理学などが専門


〝子育て〟を〝孤育て〟にしない。

〝教育〟を〝学校だけ〟でしない。


子育て教育を多くの人の自分事にするきっかけを作るために、年間100〜200回企画や講演を実施。


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《 つぼけん 》


大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして、北極🐻‍❄️から南極🐧まで世界各地で撮影をしてきた。現在は「月曜日に会いたい人をふやす」をテーマに、映像🎥・写真📷・Podcast🎤などメディアを横断して活動中。



《 ゲストパーソナリティー:髙橋夏帆さん(かほし)》


オルタナティブスクールHILLOCKとの出会いから教育への関わりを増やすことを決め、うろちょろさせてもらっている会社員。

ワークショップ・研修の構築など、学びの場に対する思いを聞き取って形にするサポートが得意。

一人ひとりが人生の主役として生きる喜びを味わえる社会をつくることが最大の関心ごと。

好きな言葉は「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。(ガンジー)」


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サマリー

このエピソードでは、古内しんごさんが学習指導要領の美しい言葉選びについて語り、特に国語教育における思考判断表現の段階的成長を解説しています。各学年ごとの目標設定とその表現の違いが学びの過程にどのように寄与するかを考察しています。また、教育現場での重要な命のつながりや子供たちの成長を促す授業の大切さを強調しています。指導要領が教育の現場においてどのように活かされているかも紹介されています。今回のエピソードでは、古内しんごさんをゲストに迎え、学習指導要領についての意見や感想が語られます。そして、リスナーに向けて番組の投票を呼びかけるメッセージも紹介されています。

学習指導要領の紹介
それでは続きです。今回のテーマは、教えてしんごちゃん＀学習指導要領のココが好き ゲストは、子育て教育コミュニティ積木代表古内しんごさん、です。
よろしくお願いします。
お願いします。
お願いします。
そして、ゲストパーソナリティのカホシ、お願いします。
よろしくお願いします。
はい。
そのわけで、学習指導要領のココが好き。3つのポイント。1つ目、現場の力を信じてくれる。2つ目、授業案を提案してくれる。3つ目、言葉選びが美しい。ということで、2つ目の授業案を提案してくれるカホシ、面白かったね。
面白かったですね。1個目の現場の力を信じてくれるで、すごくこう、え?それだけ?みたいな1ワード1文で伝えておきながら、でもそれじゃ迷っちゃうよね。どうしたらいいか分かんなくなっちゃうよね。だから、こういうやり方とかこういうやり方もありなんじゃないですか?っていう選択肢を解説では出してくれるっていう、このなんでしょうね。手厚さ?優しさ?
優しさ。優しさ感じは確かにね。
考えてくれてる感がすごくこう、学習しのい要領から勝手に感じちゃって、なんかもう温かい本だなってなりました。
確かに。ありがとうございます。では、しんごちゃん。今回3つ目は言葉選びが美しいということで、2つ目でより具体化になりましたが、今度は言葉選びということで、これどういうことなんですか?
ありがとうございます。いやもうね、一番こう、もうマニアックなところなんで、あれなんですけれども、本当に言葉一つ一つがめちゃくちゃ選んで文章が作られています。
で、そこを気づくと読むのが楽しくてしょうがない。もう哲学書みたいな。哲学書?
そんな難しい意味じゃなくて、本当に確かにっていうね、なんか間違い探しみたいな感じで読んでいただけたら、すごい面白いと思います。
なのでちょっとじゃあ早速なんですけど、いくつか例題で紹介してもいいですか?お願いします。
例えばなんですが、今まで理科、社会というのに次、国語の学習指導要領、ちょっと解説編を僕は手元に今持っているんですけれども、
それの14ページにですね、学年の目標というページがあるんですね。
で、国語は1、2年生、3、4年生、5、6年生って3つに分かれて目標が決まっていて、それが表にまとまって一覧になってるんです、そのページには。
で、なんとですね、先ほどパート2で言った学校は授業において知識技能、思考判断表現、学びに向かう力、人間性等っていうこの3つの視点で授業を通して子供に育んでいきますよと、この3つの力を。
で、その3つに分けてそれぞれ書いてあるんですが、なんと国語に関しては1年生から6年生まで文章が全く変わりません、知識技能は。
同じ?1、2年生、3、4年生、5、6年生が同じ。
そうなんです。実は国語科で育む知識及び技能は、1年から6年まで中小概念としては全く変わらないんです。全部同じ。
なるほど。
表現が変わらない。ただ、思考判断表現はちょびっとだけ変わるんですね。
そのちょびっと何かっていうと、1、2年生だと一番最初、順序立てて考えるってなってるんですが、3、4年生からは、筋道立てて考えるっていう表現に変わるんですね。
順序が筋道に変わるんですね。
で、他にも後半のところだと、自分の思いや考えを持つことができる。これが1、2年生なんですけど、3、4年生だとまとめることができる。になって、5、6年生だと広げることができる。になるんですね。
なるほど。修行と発作。
となると、これもこの言葉の方が多分わかりやすいんで例題にしちゃいますが、1、2年生だと、ある意味授業の中で自分はこう思った、こう考えた、自分の感想はこうだっていうのが書けたら、1、2年生の国語の思考判断表現としては良いでしょうということですね。
3、4年生になったら、いろいろと考えがあるけれども、それをまとめて、つまり僕は何が言いたいんだっていうことをまとめられるということがおそらく大事な力になってくるでしょうと。
で、5、6年生、高学年になると自分の考えを持つのはもう持ってるとして、それをより友人に伝えたり広げたり、友人の意見を聞いて自分の視野を広げたりするっていうことに力を入れていきましょうという形で、もう本当にこのたった1ページの6学年分をまとめた表を見るだけでも、
あ、国語の1、2年生は自分の考えを持つ。あ、3、4年生は自分の考えをまとめてわかりやすくする。5、6年生は友達と交流して自分の考えを広げるっていう授業にすればいいんじゃないかなって道筋がね、もうこの一言の違いだけでわかっちゃうっていう。
なるほどね。
なんて言葉選びが美しいんだと僕は思ってるわけなんですけど。
まあ今国語の例を出してきたからまた作文で言うと、小学生の作文ってなんかイメージすると、夏休みでおばあちゃん家に行っておいしいものを食べさせてもらって楽しかったですみたいなイメージがあるんですよ。
じゃあ1、2年生はそれでいいぞいいぞと思ったこと書いてくれたねっていうふうに言っていいわけですよね。
そうですね、1、2年生の場合ある意味そこはさっき言った順序だけ守ってくれたらいいかなと思いますね。
例えばですけど、出来事としての順序ですね。
でもそのなんか子供らしい作文でいいけど、だんだん大人になるに従ってやっぱり成長してほしいって親としても思ったりするので、3、4年生になったらもっと別の表現に変わっていったり、それを経験することによって何を得たかとかどう伝えたいかとかっていうふうにどんどんどんどん変わっていくっていうことを応援してあげればいいってことですかね。
そうなんですね、もう本当に徐々に変わっていくので、6年間でも全然違うんだなと思っていただいて、実は今の国語のあれで派生するともう僕大好きなんで本当に授業があれなんですけど、例えば国語だと言えば物語文じゃないですか、国語と言えばというか時間数多いのでね、物語文で言うと、実は1、2年生は行動とか様子を読み取れればOKなんですね。
行動。
なので、実は1、2年生の求める力としては、その文章を読んでこの時どの登場人物がどんな行動をしたのか、そしてどんな様子なのか、この場面には誰がいるのかとかね、そういうことが読み取れればOKなのが1、2年生。
で、3、4年生では心情って言葉が出てくるんですね。
で、これはいわゆるこの時の登場人物どんな気持ちだったと思うっていう、なんかよくイメージする質問ですよね。
国語と言えばみたいな。
この時の狐さんどんな思いだっただろうみたいな感じですね。
それは実は3、4年生なんですね。
そうだったんだ。
そうなんですそうなんです。で、5、6年生になるとそれを踏まえた上でもっともっとちょっと深いところに入っていくんですけれども、情景とかそういった、あとね、ちょっと表現違うと思うんですけど、美しい言葉をそれこそ見つけようみたいな感じなんですね。
例えば5、6年の物語文で有名なのだと大蔵おじいさんと元とかっていう物語があるんですけども、それとかだとよく出てくるのが夕日が赤く見えたとか、そういう表現が出てくるんですよ。
で、それって夕日が赤く見えたことはそのおじいさんの気持ちが熱く燃え上がっているとか、よし明日こそとかっていう、そういうのを比喩している表現なんですけど、5、6年生からそういう比喩表現的なものとか情景をイメージするような言葉も出てくるんですね。
なので本当に物語文といっても、ただ文章が長くなっているとか、言葉が難しくなっているんじゃなくて、僕たち先生は子供にこういうところまで読み取らせたいっていう段階によって目的が違うものを持って授業しているということになりますね。
っていう成長、望んでいる成長の過程っていうのを、たった一文の表現の違いで表現しているっていうことですか。
もうそうですそうです。言葉選びが美しいからそういうことです。
道徳教育の重要性
そんなこと考えたことなかった。
いやめっちゃすごい。他にもちょっと道徳も言っていいですか。
お願いします。
道徳ね専門だからね。
道徳ねめちゃくちゃすごくて、学習中に解説編を読んだことない一般の方がいるとしたら一番読みやすいのは道徳です。
そうなんだ。
なんでかっていうとですね、道徳の各内容項目と言われるものがあるんですけれども、それが全て見開き1ページでまとめられているんです。全学年文。
へえ。
全学年文?
例えばですけど、みなさん道徳でイメージしやすい生命の尊さっていう内容項目があるんです。命です言っちゃえば。
命について考えるよっていう道徳の授業で、1,2年生はこういうこと、3,4年生はこういうこと、5,6年生はこういうことっていう解説を含めて見開き1ページでまとまってるんです。
すごい。
で、もう次のページは違う内容項目っていう風になって、全ての内容項目が見開きで見れるようになっていて、教科科にあたってみんなに読んでもらうために見やすさを何よりも意識してるんじゃないかなと思うんですけれども。
道徳で言うとですね、1,2年生、生きることの素晴らしさを知り、生命を大切にすること。これだけなんです。
で、3,4年生、生命の尊さを知り、生命あるものを大切にすること、ってなるんですね。
生きることの素晴らしさっていう部分が、生命の尊さに変わって、生命を大切にすることが、生命あるものの大切に変わるんですね。
なので、これで言うと、ちょっとマニアックにはなっちゃうんですけど、1,2年生で有名なお話で、ハムスターの赤ちゃんっていう教材がありまして、それはハムスターが赤ちゃんを産んでっていうお話なんです。シンプルな赤ちゃんを産んで、すごい素敵だねっていうお話なんですね。
これ、ある意味、いわゆる人間的葛藤とかないですよ。教材の中に。この時、なんでこの子は悩んだんだと思うとか、そういう人間的葛藤とか全然ないです。
なんでかっていうと、まさに生きることの素晴らしさを感じられればいいからです。1,2年生は。うわぁ、命って美しいなって感じられればいいので、そういう教材が多いわけですね。
3,4年生になると有名な教材として、かわいそうな象っていう絵本にもなっている教材が出てきたりするんですけど、それは実話の話で、戦争中に動物園の生き物を殺さなきゃいけないというようになっていった時の、象さんを毒殺しなきゃいけないっていう、その飼育員さんの思いとかを描いてる作品なんですけれども、
それはある意味、生命の尊さですね。死っていうものを、1,2年生では死を扱わないんです。基本的に。
生きる美しさだから、生命の誕生とかの方をメインで扱うので、基本的に死はあまり扱わないんですけど、3,4年生になると命の尊さっていうのは、限りあるものだから美しいっていう、そういうことも踏まえてくるから、亡くなるところとか死を扱ったりするんですね。
なので、象さんが亡くなるお話だし、生命を大切にするっていうところから、生命あるものを大切にだから、そういう動物とかっていう植物とかっていうものも割と教材として扱われやすい。
ていうふうになっていきます。
そして、5,6年生になるとちょっとレベルが上がるんですが、生命が多くの生命の繋がりの中にあるかけがえのないものであることを理解し、
ちょっともうレベルが違うな。繋がりね。
で、生命を尊重することってなるので、繋がりの中にあるっていうことと、あと知りっていうのが理解しにちょっとレベルが上がるんですよね。知るっていう言葉が理解しに変わる。
で、生命を尊重するに変わる。もう、たっ飛ぶってことですよね。
じゃあ、5,6年生ではどういう教材かっていうと、繋がりっていうのはおじいちゃんおばあちゃんお母さんお父さん僕みたいな、いわゆる命は脈々と繋がれてきたっていう繋がりもありますし、あとたくさんの繋がりの中で僕は今生かされてるっていうそういう繋がりもありますし。
大切。
命のつながりと教育
めっちゃ大切なんですよ、ここ。こういういろんな繋がりの中にある僕の命だからこそ僕の命も大切、あの人の命も大切、亡くなっていい命、軽い命なんてないっていう、そういうちょっと哲学的なゾーンには入ってくるので、だから尊重って言葉に変わってくるわけですね。
なので教材としては確かに正解のない問いみたいな、あの亡くなっちゃったりとかっていう教材もまだまだ扱われるんですけど、すごい深いものが多くて。
例えば有名なのだと命の朝顔っていう教材があって、これも実話なんですが、小学生の小学1年生の光月くんという白血病で小学1年生で亡くなってしまうお子さんの実話を描いた教材で、まあすごい悲しいもう涙、僕も何度読んでも泣いてしまうお話なんですけど、で僕そのお母さんにも実際直接手紙を送ってやり取りもしていて、教材研究の一環で。
なんで命の朝顔っていうかっていうと、その一生懸命生きようとした光月くん、本当に一生懸命生きたんですよ。彼は自分の人生を一生懸命全うした生き方をしたと僕も捉えていて、でその命はまだ生きてると、光月の命はまだ生きてる。
だから白血病骨髄バンクの活動に光月の命を表すこの朝顔の種を骨髄バンクの普及活動に使いたいって言って命の朝顔っていう風にして全国に配ってる、そういう活動なんですね。
でもこれはある意味命がなくなるって悲しい音で終わらせてしまうとすごいもったいないと僕は思ってて、あの光月くんはいろんな命の繋がりの中で一生懸命生きた。
そしてその光月くんの命の繋がりで僕は今こういうことを知って、また新しい命を大事にしようと思ってるっていう、そういう横の繋がりにつなげていくような授業展開をするように意識していたので、
本当にもう実はね、ただいい話だなぁじゃなくてね、先生たちはこの学年ごとのちょっとした言葉の違いをちゃんと読み取って子供たちに授業をしてるっていうことをぜひ知っていただけたら嬉しいなと思っております。
すごい。
関西ちょっとマニアックなんですけど熱くなっちゃいました。ここが一番やっぱ楽しいとこなんで。
すごい。改めて思ったのが、例えば僕でもワークショップ的にね、1時間見させてもらったりするじゃないですか。
で、やっぱ反応があるとすごく嬉しいし、やってよかったなぁと思うけど、先生は一つの教科を小学校だったら6年、6年と捉えて段階的にやってらっしゃるんだなぁと思って。
今はこれ得てくれたけど、来年はこの段階にいけるから、今はこれでオッケーとか、この反応があるからいいぞいいぞって思っていて、
まあ翌年自分がやるかもしれないし、大体の場合は他の先生がやるわけですもんね。だからバトンを渡して、でもそのバトンできっとこういう姿にしてくれるってことを信じてバトンを渡していって、
1年から6年までつなげていって、素敵な大人にどんどん近づけてくださってるんだなぁってめちゃくちゃ分かったなぁ。
ありがとうございます。そう言っていただいて。皆さんもイメージしやすいのは、まさに松本健さんがおっしゃってくださったように算数とかだとめっちゃイメージしやすいとは思っていて、
1年生で足し算引き算できないと、足し算が増えて掛け算っていうのができないから、2年生に支障が出るって思うから1年生の先生必死に1年生のうちに足し算はあっていうふうに教えるわけですよね。
2年生の先生掛け算ができないと、次の割り算が逆の概念だから掛け算理解してないとできないから、子供たちはククが言えりゃいいじゃんってもしかしたら思っちゃうかもしれないし、世の中の人もそう思うかもしれないんですけど、
でも先生たちがなんで一つ分かけるいくつ分にこだわる人がいるかって。よくSNSでも話題になるじゃないですか。別に式反対でもよくねみたいな。そういうのがあるんですけど。
なんで先生たちがそれを罰にする人がいるのかっていうので言うと、たぶん割り算に生かすにはその一つ分かけるいくつ分っていう概念を生かした上で3年生で割り算をやりたいっていう思いがあるからなんですね。
SNS上だとね数学的に見たらこれ逆でもいいんだみたいなよくわかんないやりとりがあって、僕は専門家じゃないんでわかんないんですけど、でもなんだろう、罰にする先生がいいとか悪いとか僕は言えない、名言できないのは、たぶん罰にする先生は割り算のことも意識してちゃんとつなげるために掛け算の概念を子供たちに抑えたいっていう思いがあるから、そういうふうに罰にしてるんじゃないかなって思うからこそ、どっちでも僕はそんなに否定できないなっていう立場です。
そんな風に先生たちはちゃんと来年再来年って奥行きを見て今の子供たちに向き合っているので、自分だけ良ければいいなんて思っている先生はいないと思います。
学習指導要領の魅力
言葉選びが美しいって、私はあの①と②の話から指導要領に書いてあるという方法も考えられますね、みたいなゴミの話かなって思ったんですけど、
その内容自体の言葉選びも意思意図のない言葉選びはきっと一つもなく練り上げられてるんだなって感じて、うわ、すごいみたいな。
いや、すごいですよね。
思いましたし、それを汲み取って形にしていく先生方もすごいなって思って。
うん、確かに。
そこの違い、最初聞いた時に、え、それって一体どういう違いなのっていうふうに思ったんですけど、
慎吾さんの解説を聞いて、あ、そういうその成長とか発達のプロセスを言葉に込めてるんだなっていうのを感じました。
あーすごい、もう素晴らしすぎる。ありがとうございます。
あの実はさっきの道徳なやつの解説の部分は読んでないんですけど、解説の部分にも、②は今カホシさんが言ったこれってことが書いてあって、
この段階の子供たちは心の発達段階としてはこういうくらいだと想像されます。
なのでこういうことをやりましょうっていうふうにちゃんと書いてあって、まさに子供の発達段階に合わせて表現が変えられて寝られてるんです。
そういう証拠だと思います。
いやもうこうなってくると、誰が書いてるのってもう会いたいぐらいに思った。
すごいですよね。
すごい。
誰が書いてるんですかって。
原本の方はまた違うんですが、さっきの解説編ですね。
解説編の方だと、いわゆる教科調査官と言われる方なんですが、各教科のトップだと思ってください。
国語科の全国のトップみたいな人ですとか、あと現場の先生とか校長先生とかも入ってたりするんです。
超絶プロフェッショナルと言われる全国のトップ1、2ぐらいのそういう方が入ってたりもするし、大学教授も入っていたりするので、
本当に現場の声も、学者としての声も、行政としての声も、教科調査官としての声も入って、10年かけて寝上げられて出されているものになりますので。
僕がなんでこれこんなに好きかって、実はですね、道徳の学習指導の解説を書かれてる一人が、僕が勤めてた自治体の恩師がいるんですよ。
僕の授業をめちゃくちゃ指導してくださった方がいて、
その人がこれについてめちゃくちゃ厚く分かりやすく語ってくれて、もうそりゃ好きにならないわけないよねって、そんなに練り上げて考えてくれて、こんなに子どものことを一生懸命見て、こんな素晴らしい授業をする先生が、こんなに考えて作ったものが悪いものなわけがないと、僕は思ってますので。
じゃあもう全国のトップオブトップとか、もうそれについて研究を専門でやってらっしゃる大学の先生とかが、何人もが何年も膝を突き合わせて考えて考えて考え抜いた、結晶みたいなことなんですね。
っていうふうに僕は思います。その会議に出てないんでね、なんともわかんないですけど実態は。でも本当にそう信じてます。
ありがてえと思いつつ、その会議絶対大変だと思う。
いやー大変です。答えのない問いをね、ずっと向き合ってると思うので。
だってその生命にするか生きるにするかみたいな言葉の一つ一つも、いやここは成長度合いからしたら生きるでいこうよみたいなことを一個一個やってってるわけなのね。
原本の方なのでその表現の違いはね、原本はまた違う人なんでなんとももうあれですけど、でもだから予知能力者ですよね。
もう実は今平成29年告示っていうのが出た段階で、さらに10年後の5年後にまた新しいものが告示で出るんですけど、実は新しい学習指導料が出たタイミングでは10年後の学習指導料がもう検討会議が始まってると言われているので、もう本当予知能力者たちだなと思います。
分かりました。すごい。ありがとうございます。
それではエンディングです。今回のテーマは教えちしんごちゃん、学習指導要領のここが好きということで、古内慎吾さんにたくさんお話聞いてまいりました。
現場の力を信じてくれる、授業案を提案してくれる、そして今回の言葉選びが美しいということで、たくさんお話しいただきましたが、赤星いかがでしたか。
はい、ありがとうございます。ほぼ今日の機会をいただくまでは、学習指導要領って一体何なんだと。もう学習指導要領素晴らしいっていう先生もいらっしゃれば、それがあるからなかなか上手く授業を柔軟に変えづらいっていう先生もいて、一体どっちなのって思ってたんですけど、
どっちでもあり、どういう構造でそれが起きているのかっていうのも分かりましたし、慎吾さんが熱を持って語ってくださって、私も今日原本ちょっと買いに行きたいなっていう気持ちになってしまって。
100円で買えるからね。
もうこれって教育とかお子さんのこれからのビジョンが書かれている本なんだなっていうのを分かって、すごいワクワクしましたし、私実は一社目は企業研修の営業をさせてもらってたんですけど、やっぱり企業もこの会社での人材のビジョンみたいなのを書くんですけど、
これって人事の人とか、なんか大学の先生とか、もうそれこそいろんな社会でもっともっと読まれてもいいものなんじゃないかなとか、ちょっとまだ読んでもないのに勝手に思い始めて、すごくこれからの社会にとってヒントが詰まってそうだなっていうものを持ってワクワクしました。ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。僕も完全に一緒っすね。もうみんな読んだらいいじゃん、みたいな。この現代に生きる人が目指す方向性っていうのを本当に一生懸命考えに考えに考えつく人が書いたものの結晶なんだなっていうのが分かって、その結晶を現場の先生たちが自分のフィルターを通して、じゃあこの目の前の子たちにどうやったら伝わるだろうとか、
どうやったら成長した先で使えるものになるだろうかとか、そういう想像力を自分自身のスキルで変換していって、授けてくれてんだなと思って、もうありがとうって思ったね。本当にそうですね。
すごく熱量高く話してくれたシンゴちゃんありがとうございました。ありがとうございました。シンゴちゃんお話ししてみていかがでしたか?
はい、ありがとうございました。でも本当に楽しく話させていただいて、もちろん細かい表現ではもしかしたら専門の方が聞いたらここ違うぞとか、そういった部分もあったと思います。一般の方に向けてっていうことをイメージして一応お話ししたので適切じゃない表現もあったかと思うので、そこについては少しごめんなさいと先にお伝えさせていただきます。
でもあのある意味ね、そういうふうに皆さんに知ってもらうっていうことがやっぱり学習しのように大事なことだと最初に言った通り思ってますので、これからも別に代表する意味ではなくこんな良いもんだよっていうことをね、僕自身はいたるところで発信したいなと思っていますので、ぜひぜひ皆さんもちらっと読んでよかったよって思ったら一緒に発信してください。お願いいたします。
ありがとうございました。いやめっちゃよかった。ちょっとレベルアップした気がする。楽しかったですね。ありがとうございます。ほぼ教育最前線っていうよりはほぼ教育最前線の人たちが好きだよって話ですね、ある意味。
学習指導要領についての考察
そうですね。愛が伝わってきたね。そうですね。学習しのように書いてる人たちが多分超最前線なんで。そういう感じです。今回でも教えてシンゴちゃんということで、僕は今勝手に教えてシンゴちゃんシリーズの1回目だと思ってまして、まだまだ他も行きたいな。
何にしよっかな。教育白書か。教育白書も気になっていて、シンゴさんの入門編が聞きたいですね。そんな恐れ多いですけど。なんかもっと難しいやつがいいな。僕学者じゃないんで全然。ただの一般教員なんで。でももう何でも僕で良ければいつでもまたお話しさせてください。
はい。次の教えてシンゴちゃんシリーズも是非是非楽しみにしててください。ありがとうございます。というわけでご意見ご感想をTwitterのハッシュタグほぼ教ほぼはひらがな教は教育の教で漢字でつぶやいていただけたらとっても嬉しいです。今Twitterって言わないですよね。Xですね。時代が違いました。
番組はアップルポッドキャストとスポティファイを使っていまして、再生回数だけではなくフォローしてもらうと番組の応援にもつながりますので是非フォローをお願いします。最近はYouTubeミュージックもやっているしリッスンというプラットフォームにも登録しました。このリッスン書き起こし機能がすごくてですね。なんとリッスンのほぼ教のページを開くと書き起こし文字で読めますんで。音声よりも文字派だなっていう人はリッスンも是非是非覗いてみてください。
そのわけでかほし最後に何か一言ありますか。はい今日はシンゴさんツボ検査ありがとうございました。学習指導要領とは何ぞやっていう話をシンゴさんがたくさん聞けて、もう次回がすごく楽しみですね。次のシリーズも是非リスナーが一聞き手として楽しみに待っております。
はいありがとうございました。次回の教えてシンゴちゃんシリーズも楽しみにしてください。そんなわけで今回のテーマは教えてシンゴちゃん学習指導要領のここが好き。ゲストは子育て教育コミュニティ積木代表フルーツシンゴさんでした。ありがとうございました。かほしもありがとう。ありがとうございました。ありがとうございました。素敵な日々を。
改めましてツボ検です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。教えてシンゴちゃんシリーズということで全3回楽しんでいただけましたでしょうか。次回はだいちゃんが復活してですねなんと発表がありますのでお楽しみに。そんなわけでお聞きのあなたにほぼ今日からお願いがあります。
今絶対に聞くべきポッドキャストを見つけよう。第6回ジャパンポッドキャストアワードでは一般投票による一時選考を実施中。あなたの一票で推しの番組が大賞に輝くかも。投票は2025年1月10日まで。詳しくはジャパンポッドキャストアワードで検索。
あなたの投票で推しの番組が大賞に輝くかも。ということで今回のジャパンポッドキャストアワードでは一時選考がリスナー投票になるんですね。
僕たちほぼ今日は再生回数をたくさん増やしたいなと思っているわけではないんですけれども、学校の先生をはじめとしてですね、様々な学びに関わる方へのきっかけになると嬉しいなという思いでずっと続けています。
3年が経ちまして今4周年になっております。本当に皆さんのおかげです。ありがたいことにですね、投票開始初日からたくさんの方から投票したよという声をいただいて、本当僕何もやってなかったんですけど、それでも投票していただいたという声を聞いて本当に嬉しく思っています。
投票してくださった方々、もうめちゃくちゃ力になっています。ありがとうございます。まだ投票してなくてですね、もうどうすればいいのかなと思っている方、ぜひ番組の概要欄をご覧になってください。
ジャパンポッドキャストアワードリスナー投票の窓口から3番組まで投票することができます。もしよろしければ番組のフルネームほぼ教育最前線あなたに代わって私が聞きますを入れて投票してもらえるととっても嬉しいです。ぜひぜひご協力よろしくお願いします。
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