1. 日々、駐妻。
  2. 25 - 銃社会アメリカに住むと..
2023-10-18 10:58

25 - 銃社会アメリカに住むということ

良い意味でも悪い意味でも慣れてしまった今日この頃です。

▼よかったらフォローしてね X:⁠⁠@Kayako__s⁠⁠ note:⁠⁠https://note.com/kya28

00:06
日々、駐妻。この番組は、アメリカで駐妻として暮らす私、かやこが、日々の生活で感じたこと、驚いたこと、考えたことなど、ありのままお伝えするポッドキャストです。
不定期ですが、たくさん配信しようと思っているので、よかったら番組をフォローしてもらえると嬉しいです。
夫がね、フランスにちょっと長めに出張してまして、で、帰ってきて、出張どうだった?って聞くじゃないですか。
フランスって言っても、パリとかじゃなくて田舎のほうだったんですけど、そこで最初に出てきた言葉が、フランスの空港に着いた瞬間に、ほっとしたわって言ってて、
なんで?フランス人じゃないのに、みたいな。
よく聞いたら、ここには銃持ってる人いないんだなと思って、って言ってて、え?みたいな。
そうなんですけどね、確かにアメリカに住んでいたら、銃を持ってる人が、特にここテキサスでは、そこらじゅうにいる可能性があって、フランスではそれがないっていうのは、それはそうなんですけど、
なんかそれが出張の感想として、一番最初に出てくるぐらい、彼のストレスになってたんだなっていうのを、その時に初めて聞きまして、
普段そういうこと言ってるわけじゃないので、ぽろっと出た言葉だったんで、実は何気なく暮らす中でも、銃の存在っていうのが、彼のストレスになってるんだなっていうのを、改めて考えさせられました。
で、私自身も、私含めね、周りの特に銃っていうものが遠遠い日本から来た人たちっていうのは、アメリカでも毎日のように銃の事件が起きてますから、そういうことに関してすごく思うところがあると思うんですけど、
アメリカ人だってね、それはもちろん思うところあると思うんですが、なんか、ワイル意味で慣れてきちゃうっていうかね、またかみたいな気持ちにさせられたりもするんですよね。
でも、今私たちが住むテキサスは、銃の規制が進むどころか、どんどん緩和されているような状態でして、ちゃんとした手続きさえ踏めば、ほとんど誰でも買えると言ってもいいぐらいの感じなんですよ。
おそらく私もね、手続き踏めば銃買えます。そしてね、それを携帯することができるんですよ。
遠い世界の話みたいですけど、本当にそうなんですよね。
この話をちょうど、昨日会った友達にしていて、彼女は生まれも育ちもテキサスなんですけど、全く何の慰めにもならんけど、前置きした上でね、テキサスではかなりの数の人が銃を持っていると。
例えば、誰かがどこかコンビニとかレストランとか入ってきて、銃を出してきたときに、悪い人以外にも必ず銃を持っている人が周りにいると。
03:04
だから、出すほうも、出して銃で撃つぞってやってる合間にも、後ろから撃たれるかもしれないんですよ。
かつ、みんな銃見慣れてて扱いに慣れてると。だから、金出せとかって銃やっても、パーとかでパシーンってやられたりとか、もう後ろからパッと取られたりとか、
こう、あわあわってなるよりは、その扱いに長けてる人たちがたくさんいるから、抑止力になってるというのは、彼女は教えてくれたんですね。
おそらく、悪い人たちが何かしようと思ったときに、銃っていうのは最後の手段だろうと。自分自身のことを脅かすからというのが、彼女が教えてくれたことでした。
加えて、テキサスの州民性、国民性、県民性みたいな感じで、テキサス人のことをテキさんって言うんですけど、
テキさんっていうのは、ものすごいテキサスのことを誇りに思っていて、テキサスの恥は自分の恥ぐらいに思ってると。
だから、何かテキサスに恥をかかすような悪いことをしようとしてる人がいたら、みんな全力でそこに対して止めに行くような州民性があるから、
みんな見てみぬふりとかをね、何かそういう現場に言い合わせたときに、みんな見てみぬふりするっていうよりは、それを全員で解決しようっていうような州民性だから、きっと誰かが対処してくれるはずだっていうのは、彼女が言ってたんですね。
さっきも言ったようにね、何の慰めにもならんと思うけど、少しでも心が軽くなればっていうので教えてくれて、
実際ね、10っていうことで考えると、彼女が教えてくれたことっていうのは、本当、漆黒の闇に差す一筋の光ぐらいの感じで、本当にまあ、慰めにはならないけどっていうことなんですよね。
実際調べたら、テキサスへの銃撃事件の発生件数っていうのは、全米でいくと2位なんです。1位がカリフォルニア州で、2位がテキサス州で、
これは人口の数に比例してます。カリフォルニアがアメリカの中では人口が一番多くて、テキサスが2番目なので。
ただ、テキサスっていうのはさっきも言ったように、銃擊性がどんどん緩和されていて、銃による死亡率っていうのは上がっているし、
例えば、2023年は、5月8日時点のデータですけど、17件銃擊事件が発生していて、全米平均は4件なので、4倍以上ですよねっていう現実があります。
去年2022年に、全米で見てもかなり大きな事件として扱われた小学校の縦乱射事件っていうのがあって、子供たち19人と教員2人が亡くなってるんですよ。
で、それが起こった場所っていうのは、私たちが住むヒューストンからは、車で5時間半ぐらいかな。
今年に入って、ダラスのショッピングセンターでも、銃によって8人が亡くなるっていう事件が起こっていて、
06:00
ダラスに至っては、多分ヒューストンからは3時間半とかなんですよね。
日本で行くとね、3時間とか5時間運転って、隣の県に行けるので、ちょっと遠いみたいな感覚になるかもしれないんですけど、
なんかアメリカにいるとすぐそばっていう気もするし、マスティア、うちの両親とかは距離感とかもわからないし、
銃の事件なんて日本でそんなに起きないから、ニュースとかで見るたびに敵さすと。
銃撃になるたびに、すごい心を消耗していて、大丈夫なのかっていう連絡をきて、
私も同じ気持ち、もし娘がね、自分たちの手の届かない異国にいて、そこで銃による事件が起きてるなんて聞いたら、正気は保てないと思うんで、
改めて、いい意味でも悪い意味でも、こっちに慣れてきたけど、そういう世界で生きてるんだなっていうのを、夫の一言によって思い出されました。
慣れてきたことで言うと、携帯にね、スマホに、日本で言うと地震速報みたいなのって、本当に通知みたいな感じでビービーってみんなに届くじゃないですか、
ああいう感じで、同じようにアンバーアラートっていうのが届くんですよ。
アンバーアラートって何かっていうと、誘拐事件が起きたっていうアラートなんです。
そのアラート内に出てくる表示は、まず場所ですね。
で、子供の年齢、性別、特徴で、犯人の名前がわかれば名前、性別、特徴みたいな感じで、
テキサスの○○市で4歳の女の子が誘拐されました。犯人の名前は何々。
わからなければ、犯人は最後に見られた時の服装は白いTシャツにジーパンでした。
で、車は、車主はこれこれで、みたいな風に詳細な情報が書いてあるんです。
で、これは勘違いな時もあるはあるらしいんですね。怪しければみんな通報するので、それはとても良いことだと思うんですけど、
とはいえ、このアンバーアラートがどれぐらいの頻度でなるかっていうと、数えてるわけじゃ全くないんで、本当に正確じゃないんですけど、
なんか月に1回以上はなるかなって感じなんですよ。
もう本当に怖くて最初は。見た時に、自分の娘だったらどうしよう。
学校にいるんで、今すぐ横にいるわけじゃないんで、どうしようってパッと確認して、年齢とか年の名前とか違うから、
ああ、大丈夫だ、大丈夫だって思って。
特にね、日本って国外に出るのってそんなに簡単じゃないじゃないですか、島国だから。
飛行機に乗るか船に乗るかしかなくて、
まあね、誘拐事件起こすような人だったら、裏ルートで船に乗って連れ去ってしまうことはできるのかもしれないんですけど、
ただここテキサスは陸続きでメキシコに繋がっていて、
運転していろんな操船を飼育繰りさえすれば、国外に出れてしまうんですよ。
でもそうなったら追跡とか取り返すとか不可能じゃないですか。
その怖さもすごいあって、なんかアンバーアラートが鳴るたびにドキドキしてたのが、
09:00
もう最近はなんかブーブーってなって、はいはいアンバーアラートねみたいになってきている自分もいて、
なんかよくあることみたいな風に。
テキサスのニュースとかでも、なるべくまあヒューストンとかテキサスとかアメリカのニュース知っておいた方が、
生活しやすいよなっていう意味で、そういったアカウントとかもフォローしてたりするんですけど、
やっぱりもうなんか、ね、強盗とか、もうなんか別に口にしたくないな事件とかが多すぎて、
まあ日本にいたって全然同じだと思うんですけど、
なんかすっごくナーバスになるので、ニュースはあんまり積極的に見ないようになりました。
で、アメリカ生活ね、私すごい好きなんですよ。
本当にいい人たちに恵まれたし、なんかカルチャーとかね、気質とかもすごく自分に合ってると思うし、
娘ものびのび育ってるし、夫も仕事、ね、なんか日本にいた頃よりもリラックスして楽しんでできてるなっていう感じがするし、
その一方で、こういう銃とかね、そういう事件っていうのは、この土地からは切り離せないものなんだよなっていうのをまた改めて感じて、
すごく素敵な国ですけど、やっぱ銃っていう存在がある以上、私は最終的には日本に帰りたいな、日本で子育てしたいな、
日本で家族のそばにいたいなっていうのをなんだか考えた日でした。
ちょっと暗い話題でしたね。以上です。
聞いてくださってありがとうございました。
よかったらハッシュタグ日々ちゅーずま、漢字四文字で日々ちゅーずまでつぶやいていただけると、見ては私がニマニマしております。
よかったら番組のフォローや星5のレビューなども、もしよろしければお願いいたします。
ではまた、じゃねー。
10:58

コメント

スクロール