00:07
日々、駐妻。この番組は、アメリカで駐妻として暮らす私、かやこが、日々の暮らしや、その中で感じたことなど、ありのままシェアする番組です。
不定期ですが、たくさん配信しようと思うので、番組をフォローしてもらえると嬉しいです。
こんにちは。今日はですね、前回のエピソードでもちょっと触れた、Chick-fil-Aというアメリカのファーストフードチェーンに、娘と一緒に行ったときに起きた出来事についてお話ししたいと思います。
店舗によると思うんですけど、Chick-fil-Aは、店舗内に子供が遊ぶ用のプレイグラウンドがあるんですよ。
部屋になっていて、ドアを開けてそこに入るという感じです。ガラス張りになっているので、外からでも中の様子がよく見えて、正直そんなに広くないですね。
十畳もないかなという感じで、ただ狭いなりに縦横高さを活用した作りになっていて、階段を上がって、上の方を歩く通路があって、滑り台があって、みたいな楽しい作りになっています。
そんなに広くないのもあって、大体の親御さんは中には入らずに外から眺めているという感じです。
私もご多分漏れず、娘が中に行って遊んでいて、プレイグラウンドのすぐ近くで中が見えるところに座ってご飯を食べていました。
大体、Chick-fil-Aに行ったら、プレイグラウンドで誰かしらが遊んでいるので、娘もその場で居合わせた子たちと楽しく遊ぶみたいな感じになるんですけど、
この間行った時は、娘が遊んで、ちょっとした後にお揃いのオレンジのパンプキン柄のワンピースを着た女の子たち3人がやってきたんですね。
ハロウィンだったんで、3人のうち2人はね、4、5歳ぐらいで、うちの娘と年が近そうな感じ。
でも、2人は友達同士っぽくて、めっちゃ仲良しな感じ。
3人のうち残り1人は2歳ぐらいで、さっき言った4、5歳ぐらいのお姉ちゃんズの、どっちかの妹かなっていう感じでした。
娘はね、その同い年ぐらいのお姉ちゃんズと一緒に遊びたそうで、その子たちのことをじっと見つめてみたり、ついて行ったりしてたんですね。
そのお姉ちゃんズのうち片方が犬のぬいぐるみを持ってるのを見て、急いでプライグラウンドから出てきて、私のところに来て、置いてたうさぎのぬいぐるみをつかんで戻って行って、その子に見せたりとかしてたんですよ。
ただね、お姉ちゃんズの2人はすでにもう友達同士で仲良しだから、なかなか娘はね、その輪には入れてもらえてなくて、どうなるかなーっていう感じで、ちょっとドキドキしてたから、私はその様子を眺めてたんですよ、外から。
で、なんかちょっと目を離した時に、そのお姉ちゃんズがプライグラウンドの入口のドアのところに立って、どちらかのお母さんと喋ってたんですね。
03:03
で、お母さんがお姉ちゃんズに話しかけている声が聞こえてきて、その内容が、She's not a bad guy. She's not a monster. 彼女は悪いやつじゃないよ。彼女はモンスターじゃないよって言ってたんですよ。
なんかまあ、物騒な単語というか、何の話してるんだろうみたいな。もしかして、うちの娘がバッドガイとかモンスターって言われてる?と思って。
で、Cなんで女の子を指してると思うんですけど、その時にプレイグラウンドにいる女の子っていうのは、そのお姉ちゃんズ以外は妹がうちの娘なんですよ。
で、妹をバッドガイとかモンスターっていうことにしてごっこ遊びしてるっていう説もなきにしもあらずだったんで、うーんと思ってチラチラ見てたら、
そのお姉ちゃんズの片方が、She keeps saying hi to us. 彼女は私たちにずっとはいはいって言ってくるんだよって言ってて、
あー娘だろうなって思いました。うちの娘が公園とかこういうプレイグラウンドとかで初めて会う子供たちに、
最初はーい、はーいって話しかけて、なんとか接点を持とうとするっていう場面を私何度も見たことがあるので、おそらくうちの娘だろうなと。
で、その子たちはお母さんとその会話をした後、お母さんたちがご飯食べてる席に戻って行って、なんか食べ始めたんですよ。
で、うちの娘はその子たちが出て行ったので、あれ遊びたいなーって気になったみたいで、娘もプレイグラウンドが出てきて、その子たちの方をチラチラって見てたんですよ。
で、娘が見てることに気づいたその女の子たちの反応が、うわーみたいな嫌なもの見る、おかしいもの見るみたいな感じで、
もうね、私は娘過激派なんで、おーおーおー、どこの可愛い娘のことモンスター呼ばわりしてくれちゃってんの?みたいな、
ちょっとおらつきたい気持ちがすごい燃えたんですけども、あそこを抑えて、娘にまだ遊ぶ?家に帰っても全然いいんだよっていう風に声かけたんですけど、
娘はまだ遊ぶって言ってたんで、しばらく様子を見ることにしました。
その女の子たちもね、4,5歳なんで、悪意があるっていうよりは、単純に感じたことをそのまま表現してるだけなんですよね。
そのまま表現してるだけだからこそ、その女の子たちにうちの娘が全く歓迎されてないっていう事実が、ちょっと悲しかった母ではありました。
でもその後は、全員プレイグラウンドに戻って、そんなに嫌な感じの態度は取られてなかったんですけど、
ただ、じゃあ全員がキャッキャー、すごく仲良くなるみたいなこともなく時間が過ぎていきました。
まあね、その女の子たちからしたら、仲良しの自分たちだけで遊べたいのに、よくわからん子が声かけてくるっていうのも嫌だったんだろうなぁとは思います。
06:03
こういうのって本当正解がわからないよなぁと、改めて感じました。
やっぱりこういう時に私の能力をよぎっちゃうのは、娘の言葉とか見た目とかが、こういう態度を取られることに関係してるのかなっていうのを、ついついどうしても思っちゃうんですよね。
私の娘は今、英語と日本語で育っているので、どうしても一つだけの言語のネイティブに比べると、言葉の発達は遅いんですよ。
特に女の子は発達が早いから、個人差もあると思うんですけど、やっぱり同い年ぐらいの女の子って、ものすごく流暢に喋ったりするんですよね。
そこで娘がたどたどしく、あんまりうまく言葉を表現できないと、何この子みたいに思われちゃうのかなとか。
もし娘が日本語だけで育ってたら、こんなことは起こらなかったのかなみたいな、考えてもしょうがないことを思っちゃったり、
それとか、見た目がアジア人だから、こういう反応されたっていうこともありえるかなとかね。
子供が人の違いを区別し始めるのって、3歳ぐらいからもう始まるっていうふうに本で読んだんですよ。
だから、多様性みたいなものを教育するには、それぐらいから始めるのがいいらしくて。
もしかしたら、そのお姉ちゃんズもね、身近にアジア系の人種がいないから、完全に自分たちとは違う生き物って認識したのかもしれないし、
極端な話、身近な大人がアジア系とかを差別してたら、その子たちはそうなるとは思うんですよね。
全然ね、今回のケースがそうだったって思ってるわけじゃないんですけど、
やっぱこう、見た目とか言語とか、本人にはどうしようもないことで、娘が傷つくのを見るのは本当に辛いなと思うわけです。
ただね、この出来事は娘が傷ついたんじゃないかとか、娘がこんな態度を取られて可哀想みたいに、私が勝手に思ってるだけなんで、私の偏見でもあるわけですよね。
実は本人は全然気にしないかもしれないし、だって心配した私が帰ろうかとか、楽しい?とか、何回声かけてまだまだ遊ぶ楽しいって言ってましたから。
でも私自身もこういう環境で子育てしているので、気にしないように育てているつもりではあるんですよね。
だから今回の出来事は異国で子育てする人にとっては、きっとあるあるだったのかなというふうに思います。
それにね、別に異国じゃなくてもこういうことって起きますよね、子供同士の。
私が今回心配した肌の色とか言語の違いっていうのが、別に日本だったら服装の違いとか方言の違いとして出てくると思うんで、
こういう悩みはね、子育てしている以上尽きないと思うんですけど、その都度向き合い続けるしかないのかなと思います。
09:02
ちなみにね、このチキフィレではいいこともあって、さっきの女の子たちがみんな帰った後にね、
プレイグラウンドが2歳ぐらいの女の子とそのママさんと娘の3人だけになったんですよ。
うちの娘がそのママさんにめちゃくちゃ話しかけてて、人様に自分のこと遊んでもらっている状態になったんで、私もすぐにプレイグラウンドの中に入ったんですよ。
そしたらまあいい感じにその子とうちの娘が遊び始めて、私もそのママさんと楽しくおしゃべりができて、
なんか帰り際にそのママさんがまたこうやって遊べたら嬉しいから連絡先教えてくれないって言って交換して、
ここからねこの関係が友達とかに発展するかまだわからないんですけど、捨てる神あれば拾う神ありっていう感じのチキフィレでの出来事でした。
以上です。聞いていただきありがとうございました。
ご質問ご感想こんなこと聞いてみたいなどなど何でもいいので、よかったらハッシュタグ日々ちゅーずま、漢字四文字日々ちゅーずまでつぶやいていただけると嬉しいです。
そしてよろしければ番組のフォローと星5の評価もよかったらお願いします。とっても励みになります。
ではまた。