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2020-06-30 09:56

Zoomの「ウェビナー」というやつに参加して感じたことなど (高野秀行オンラインLIVE)

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「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」

という高野秀行氏のオンラインLIVE

趣味としても、今後の参考資料としても、大変よい経験ができました。

アヘン王国潜入記はマジですごい。これぞ「誰も行かないところ」で「誰もやらないこと」なので、ぜひ読みましょう。

高野秀行本(Amazon):https://amzn.to/2VzefQ6

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こんにちは、ゴリゴキャストです。今日は、たかのひでゆきオンラインライブ編集チャンネル第1回
クレイジーなビルマー編王国を語るっていうやつに参加して、なかなか貴重な体験ができたので、そういう話をします。
まずさ、たかのひでゆきさんの本って、タイトルは知ってるんだけど、中身は実際読んだことがなくて、
この人は簡単に説明すると、作家なんだけど、この人ね、わかりやすく自分のアピールポイントっていうか、モットーっていうのがあって、
それが、誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書くっていうフレーズなんだよね。
で、一言で言ってね、誰も行かないところで誰もやらないことをやるっていうのがね、
俺の常識からは次元が違う誰も行かないレベルがすごいんだよね。
で、その中でも、そのたかのひでゆきの誰も行かないの中でも、結構圧倒的に俺がすごいなぁと思っている本の一つが、
そのビルマー編王国へ行って、アヘンを国家っていうか、自治組織として育てている場所に行って、
そこでアヘンの栽培をして、アヘンの収穫をしたいっていうことを実際に体験して、
7ヶ月ぐらいかな、そういう場所で暮らしてきたっていう体験期なんだけど、
まあね、やっぱありえないレベルですごい。
そのビルマーっていう国が、あんま詳しく語ると終わらなくなってしまうんですが、
結構内戦状態っていうか、常にいろんな反政府組織みたいなものとか、そういうものがいっぱいあって、
そこにタイから密入国して、ビルマーのワシューっていう、かつて1950年ぐらいまで首刈りをやっていた村っていうところに行って、
アヘンの種まきをして、育てて収穫をして、なぜかアヘン中毒になってしまって帰ってくるっていう体験談。
で、それを結構昔の20年以上前になるのかな。
その本をもとに、当時語られなかったっていうか、本には書ききれなかったことをいろいろ語るっていう、
2時間ぐらいのオンラインのセミナー、ウェビナーっていうやつなんだっけ、今時だと。
っていうものが、6月27日の土曜日に開催されたのかな。
でね、参加してみて思ったのが、コンテンツさえ圧倒的なら、あとは本当なんでもいいんだ、どうでもいいんだってことを思い知らされた。
それって、配信のその映像の画質とか、マイクの音質とか、そういうのがあんまりでもいい?
うん。その、高野秀幸の本では語られなかった話というものが、あまりにも面白すぎるから、
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はっきり言って、Zoomの配信のクオリティで言ったら、そこらのYouTubeライブの人の方が100万倍すごいわっていうレベルで、
一番最初なんて、プレ配信っていうので、1ヶ月ぐらい前に、第0回っていうのをやってるんだけど、
それを踏まえても、いやこれはって、いきなりさ、マイクが2本立っててさ、2個のマイクからの音が同時になってて、
エコーっていうか残響音っていうか、そういう状態で始まって、10分ぐらいで直ったんだけど、そんな程度の配信なんだよね。
カメラも1個だけ置いてあるだけで、そこにおっさん3人が座ってて、演出的なものは一切なく、おっさん3人が座っている風景を映してて、喋ってるだけ。
その、高野秀幸さん1人じゃなくて、複数人で喋るやつ。
視界振興っていうか、仲のいい編集の人っていうイメージでいいと思うんだけど、っていう人が2人、お隣に座って、主に高野秀幸に話を聞くっていうスタイル。
やっぱり1人で全部やろうとすると、ポッドキャストでもそうなんだけど、むずいじゃん。
でもね、やっぱり思い知ったのがね、本当、圧倒的に誰にもできない体験をしていたら、もうそれだけでめっちゃ面白くって。
しかもさ、セミナーっていうか、1回参加費2000円とかって、まあ本1冊買うより高いんだよね。
なんだけど、あのね、俺の中でやっぱ不思議だなぁと思ったのが、新書1500円とか2000円って言われて、高野秀幸の最新作とかさ、実はまだ読んでなかったりするんだけど。
でもね、なんかそのオンラインのセミナーで生の話が2000円で聞けるって言ったらね、いやこれは聞きたいな、参加したいなーって思って、実際参加して、実際に満足ができていて。
これ、要するにゴリゴキャストでもそういうことをやりたいと思ったら近いことがあるんじゃないかなーっていうのも思ったりして、自分のなんかこう今後のやり方的な意味でも参考にもなった。
本当はその第0回のやつ、申し込みしたいなーとかって言ってたら、定員いっぱいになっちゃって、申し込めなかった。
そう、で、その時が80人か90人で上限だったのかな。なんかZoomが上限100人だから、そのぐらいの人数にしたんじゃないかっていう気がしてるんだけど、今回が何人なのかわかんないんだけど、
基本しゃべるポジションっていうか立ち位置としてさ、高野秀幸はしゃべる側だけ、参加者はチャット機能と質問機能が使える。で、残りの最後の方の何分かで質問とかにはできる限り答えます。
チャットとかにもタイミングさえ合えば反応しますっていう。フォーマットとしては割と普通っていうのかな。
で、一応なんか資料として当時撮った写真が本に載ってないようなものとかも途中でちょろっと見せてくれたりしたんだけど、基本的に本人たちも話すことに集中しすぎていて、
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写真を紹介するのとか全然なくて、もう最後の方は最後に写真をパパパパパって見せて終わるぐらいな感じになっていて、まあね、今回参加した話で言うと、
本編、本の中ではさ、いきなりそのミャンマーの中のワシューっていうところに忍び込んだ。密入国をして入っていったっていう話から始まるんだけど、
まあやっぱね、そこに至るまでの話っていうのがもう30分以上続いてて、もうそこに至るまでの話っていうのが超絶面白くて、
これさ、特に俺が愛知県に住んでいるからっていうのもあると思うんだけど、今までだったらね、絶対東京でしかやってないんだよね。こういうものが開催されたとしても。
で、東京で2000円で開催されてもさ、俺22,000円ぐらいかかってしまうからさ、新幹線代を含めると。
っていうと、お家でこれができるようになったっていうのは、良くなったっていう言い方をしたらいいのかな。良い時代になったというか、
こういうものがどんどん増えてくれたら、俺は満足できることが増えるなーっていうのをすごい思って。
イベントへの参加のしやすさ。今までは物理的に距離が離れてるから、その会場に行くまでの時間もお金も考えた上で参加するかしないかみたいなのを考えてたところが、
そのハードルが低くなったというか、なくなった感じで、オンラインで参加ができるようになって、
で、そのZoomっていうのも今回このコロナの影響で普通にみんな使えるようになったっていうの。
そうだね。強制的に誰もが使えるようになったから、そういう意味で資金が下がってるよね。参加する側としても。
で、開催する側も、これZoomでできるんじゃない?ってなって、Zoomで開催してみますってURLを共有して入ってきてくださいねとか、
今までだったら絶対オンライン開催してなかったようなイベントですらオンラインでやってくれるっていうのはすごい良い方向性ではあるなと思う。
ある意味で、そういうイベントがいっぱい東京で開催されるというのが、関東圏に住むメリットだったりもしたんだけど、
そういうこともなくなったんだからね。逆に言えば。言ったら、ネットワークのエラーでうまくできないとか、音が聞こえづらいとか、
そういう細かいことを言えば、いくらでも理由はつけられて、生の方がいいぞっていう話もできるっちゃできるんだけど、
まあでもね、Zoomの場合、例えば目の前で茶飲みながらお菓子食べながら聞いてても問題ないし、つまんなかったら途中でやめることもリアルより簡単にできるし、
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言ってみれば、そういう会場だってマイクのトラブルとかあって、うまくできねえとかっていう可能性もあるわけだからね。
まあ、本質的に話を聞きに行くことができるっていう意味だけで言えば、まったく同じだからね。
なんかね、自分でも最近そういうリアルセミナーを、2019年はいろいろやっていたじゃん。
主に春永。っていうのができなくなって、いろいろ不便になったなぁと思いつつ、
むしろこういうことができたら、こっちの方がやる側としても、受ける側、聞く側としてもなんかいいことが増えたなぁって思って、
やっとね、自分がそういう参加したいものを見つけられて参加できて、良い経験ができた。
っていう感じでした。ということで、今日は高野英行オンラインライブっていうやつに参加して、いろいろなことを思ったよっていうお話でした。
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