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2024-11-11 14:30

第13回「技術的に未知な案件をどう対処するか?」

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第13回目のテーマは「技術的に未知な案件をどう対処するか?」

未知な技術や未知な分野の案件が来た際、どのように調査し、対応を進めていくのか。開発現場から本音でお届けします。

▼ホスト:島田徹

▼MC :鴨志田怜

▼ゲスト:辰巳純基

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サマリー

このエピソードでは、未知の技術や案件への対処法が語られています。特に、AIや新興技術に対するクライアントのニーズが増加する中で、調査やプロトタイピングの重要性が説明されています。また、プロトタイプやPOCの開発における課題と、クライアントとのコミュニケーションの重要性も強調されています。

未知な技術への対処
ふて寝するほど話したい。この番組は、システム開発25年の株式会社プラムザが赤坂より、開発現場の今と本音をざっくりバランに話していこうという番組になります。
進行は私、鴨志田と、代表の島田と、賑やかし役、辰巳です。よろしくお願いします。
さて今回のタイトルですが、技術的に未知な案件をどう対処するかということで、辰巳さん、クライアントさんの仕事は、未知なことが多いということになるんですかね。
基本的には、経験したことがない業界の業務だったら、まず知らないことが多いです。そこをキャッチアップすることは必須ですし、いつもの業務の中でもやるので、そこは問題ないんですけど、技術的に新しいことに挑戦するっていうのが中にはあったりするんですよね。
例えば、この前人材系の業務システムの開発をやって、つい先月やっとリリースまで行けたんですが、その時はWeChatを使ったソーシャルログインを実装したんですよね。
なるほど。未知な技術としては、新しいサービスとの連携っていうこともあるんですね。
それもありますし、サービスの連携もそうだし、新しい技術要素を使う。AWSで新しいサービスを使ってやってみるとか、ちょっと例えが難しいな。
AWSのサーバーを使うっていうことはよくあるかな。その中でも細かいサービスとか、新しいサービスが続々出てきて、どうしてもその中で新しいものに触れていくっていうことが多いっていうことなんですかね。
そうですね。ちょっと先端的ではあったり、それがちょっと落ち着いてトレンドになってきつつある技術とかを取り入れてやってみるっていうこともありますし、
あとシンプルに開発言語が指定されることもあって、よく会社でもPHPを使っていて、それもトレンドの中で一番使われているフレームワークがLaravel(ララベル)というものがあって、
バックエンドはだいたいそれを使っているんですけど、バックエンドはサーバー側の動きの話ですね。そこが例えばですけど、Pythonでできませんかとか。
Pythonは最近AI絡みか何かで、やっぱりよく聞きますよね。
だと思います。データサイエンスとか、あとはそういった統計の部分とかですごくPythonはよく使えると思いますし、タイプスクリプトっていうのがJavaScriptのフレームワークで型宣言ができるっていうものだったり、
そういったあまり我々が使ってきていないもの指定があった場合も、そこら辺は調査からまず入るっていうところがよくありますよね。
なるほど。島田さんもやっぱり未知な技術、新しい技術っていう時には触れる機会がやっぱり多いものなんでしょうか。
そうですね。お客さんからこんなことできないのかとかいうのは結構あって、つい最近でもお客さんが申請書を出してくるんですけど、
それに添付する資料は偽物じゃないかっていうことをAIで判断できないかみたいな、そんなことを言われたりしたこともありますし、
あとはお客さんの販売サイトなんだけど、ユーザーが数値を入力するとそれに応じて3DのCGを作って、
それでシミュレーションしてですね、それに合った商品をそこで紹介してあげるみたいな、リコメンドするみたいな、そんな相談を受けてするわけですよね。
たぶん他の業者も誰もそんなニッチなところで先端のことをやったことないと思うんですよね。
そうですね。
だからお客さんも困ってるんだと思うんですね。どう相談してどこに相談したらいいのかって、全く見当つかない中で結構とりあえず聞いてみてるみたいな、そんな感じのことがよくありますよね。
ありがとうございます。
そういったニッチなものに対して先ほど辰巳さんが調査から入るっていうふうにおっしゃっていただきましたが、調査は単純に調べていくっていうことになってくるんですかね、調査となると。
そうですね。いろんな手順があるんですが、レベルで分けていくと、まず僕らクライアントと話すレベルの人たちだと、
先にちょっとGPTを使ったりとか、ブラウザで検索をしたりとかで技術的に確認をして、これが本当に使えるのかどうか、我々で扱えるレベルなのかどうかっていうのを確認したり、
あとは似た技術をこれまで使ったことがあるかっていうのを確認したりします。それもエンジニアさんに聞いたりもしますよね。
もっと派生していくと、エンジニアさんに時間を使ってもらって、エンジニアさん自身で調査をしてもらうっていうようなことがあったり。
そうなってくると多少やっぱり工数がかかってくるんですけれども、ここの段階ではこちら側で工数というか予算は負担して、クライアントには請求はしないということがよくあります。
3つ目のレベルになってくると、お金をいただいて本格的に腰を入れて実際に実験して結果を確認してみるというところまで踏み込みます。
AIを巡る相談
いわゆるプロトタイピングというか、簡易的な技術のコアになる部分だけの開発を実際にしてみて、それで検証するという、いわゆる POC 開発とかポック開発とかよく言われるんですけど、そういったこともやることがあります。
プロトタイプっていうのは言葉としては聞いたことがあるんですが、島田さんはお客さんから頼まれて、もしくはこちらから提示してプロトタイプ作るってことは結構あったりするもんなんでしょうか。
そうですね。プロトタイプっていわゆる試作品なんですよね。技術的にはこれでできるっていうことを調べたんですけど、本当に使えるかどうかわかんないっていう状況のときに、とりあえず試作品作ってみて、それも開発側がいけると思ってもお客さんから見ると全然ダメっていうこともあるので、プロトタイプでお客さんに見てもらって、いけそうだろうかっていうのはそれを判断してもらうっていうのがよくやりますよね。
新しい技術のとき、個人的な感覚としては、当然これはやったことないですが、こんな感じでいけそうですみたいな話ってあると思うんですけど、それこそゴリゴリ営業力が強い会社さんですとかだと、とりあえず取ってきてから技術者に依頼するみたいな話を聞いたこともあるので。
なるほど。それでいうと、やっぱりそういう営業が強い会社っていうのはやることとして技術の人たちに確認を取らないで、うちはそういう技術得意なんでみたいな大風呂式を広げてポジショントークをされる、セールストークをされるような会社さんはいますけど、本当にそれできるのかなっていうのがすごい気になるところですよね。
営業力確かに強いのかもしれないですけど、開発的に考えたら怖いなぁとしか思わないんですが。
そうですね、それは営業力強いって言うんじゃないと思うんですよね。
営業力とは言わないですね。
それは完全に見切り発車しちゃってるんで、後々必ずトラブルになると思うんですね。うまくいけばいいんだと思うんですけど、うまくいかないことが結構あるので、その時ににっちもさっちもいかない。
特に全く新しい領域のお仕事だと、それをカバーしてくれる人もいないわけですよね。
ある人がたまたま技術力がなくて、できなかったんじゃなくて、そもそもそれできないよっていうようなこともあったりするんで。
やっぱりスモールスタートっていうか、小さい試作品を作って、お互いに痛手は大きくならないように周りを見ながら前に進んでいくっていうのがトラブらないコツなんじゃないですかね。
いきなりガッツリ予算を投下するんじゃなくて、POCレベルの簡易的な小ぶりの予算で、まずちょっと様子を見るっていうのは一つ。
あまり浸透されてないというか、あまり理解が得られない時もたまにあるんですけど、最初にこうやっておくことで、それ以降グッとアクセルを踏むことができるんじゃないかなと思いますね。
何も確認しないで、できるできるで進めちゃうのは、シートベルトしないで車の運転するようなものなんで、POCはシートベルトその分の費用だと思ってくれれば。
ありがとうございます。
安直に未知な技術というふうに聞くと、最近ですとAIとか暗号通貨とかいうワードを想起するわけなんですけども、そういった問い合わせみたいなものは多いんでしょうか。
島田さんいかがでしょう。
多いですね。さっきの不正の書類を検知したりとかっていうのも、AIのプラットフォームを使って不正を見抜くっていうような、そんな相談も行きましたし、
駅かなんかの音声をですね、ナレーションを人間にやってもらうと、その方がいなくなってしまったりすると、全部取り直しになってしまうとはじめからですね。
技術的課題の認識
なので、AIで音声を生成して、つなぎ合わせても違和感ないように、そんなこともできないかって言われて、それも調査してできそうだっていうことで、POC作ってみましょうかってなった瞬間に終わってしまったんですけど、
所感としてですね、やっぱりちょっと試作品作ってみましょうか、お金がいるんですけどっていうのがですね、なかなか取らないことが、さっき辰巳さんも言ってましたけど、それが多いですね。
間違いないですね。それで聞いて僕も思ったのが、試作品を作れたら、でも結局作れないとあれですもんね、本開発が始まったときにその分のコストを乗っけることもできない。
そうそうそう、それは無駄金になってしまうわけですよね。
やっぱり成功をある程度担保された状態じゃないと、そうですよね、なかなか難しい。
予算が出ないんですよね。
じゃあ、なかなか目ぼしい新しい技術、問い合わせが増えてきそうだなっていう技術に関しては、あらかじめ勉強しておくとか、それこそ機会があったらプロトタイプみたいなものを簡単に作っておくっていうような準備みたいなものをしていく必要があるんでしょうか。
実績がもちろんあるものであれば良いと思うんですけど、ない技術だったりする場合は、プラムザの中ではどういった対応をされてるんでしょうか。
勉強はですね、普段からやってますよね。
3ヶ月ぐらいですね、定期的に弊社のCTOと一緒にですね、我々フロントに立つ人間が一緒に勉強会をやって、どこまでAIでできるのかみたいなことを勉強したりっていうのをやってますよね。
ただ今回は初めからの議論になっているのは、そういうのではない相談がたくさん来るのでですね、あらかじめある程度の準備はしてますけど、
どうしても未知なものをトライしてみましょうということになると、POCの開発っていうのはね、避けたとおりないかなと思いますね。
それやってる業者たぶんどこにもないですからね。
そうするとプロトタイプ、POCっていうものに対して、なかなかお客様の理解が得られないというか、それで費用かかるのっていうところが結構ネックっていう感じですよね、今の話を聞いている限りですと。
リスクのある案件への対応
そうですね。どうしても無駄金になってしまうんじゃないかっていうのが怖くて、担当の方は理解を得られてもですね、その先さらに上役になるとですね、なかなか首を縦には振っていただけないかと思うんですね。
さっきの種類の検知をするAIについて思い出したんですけど、レジスタントAIでしたね。
あれもすごい調べたよね、うちらでね。
かなりですね、問い合わせて実際に2,3回打ち合わせをしたりもしました。あれも本当に技術がすごかったんで、ぜひ書類とかファイルの不正検知、結構あれ汎用性が効いていろんな会社で導入されて、日本のエンタープライズの企業でも導入されているそうなんで、使ってみたいという方はプラムザにお問い合わせいただければと思います。
日本の窓口的な感じになれるのかな。
その件に関してはですね、もうすでに調査したものがあるんで、結構下駄を履いた状態でスタートできますんで、お得ですよ、お得です。
ここまで我々の数ヶ月の汗と涙が。
そうすると業界的に技術的に経験がある会社さんをできるだけクライアントさんとしたら選びたいと思うので、例えばEC周りであればECに特化している会社さんというふうなところを探して開発を依頼していくのかなと思うんですが、プラムザではリスクのあるような案件でも対応したりするんですか?
うちの会社はですね、そういうリスクのあるような案件でも行けるので、でも手を動かすとかではかかってしまうんだけども、過去にですね、実績がないとかって言って大手のSIerとかだと断られたりするかもしれないですけども、うちの場合は何でもやっていくので、とりあえず相談してもらったらやれるだけのことはやります。
そうですね、基本的に実績があるないに関わらず、大体雑食な会社なんでできるという、あとは何でしょうね、違法性があったりだとか、例えばスクレーピングだとか、そういったところじゃなければ基本的には受付というか大歓迎という感じですよね。
プラムザでは壁打ちと言いますか、アイディアベースでもぜひ何でもお話しくださいというところから、システムに実装していくところまでやっていけるという過去のPodcastの回でもあったと思うので、この話の雰囲気と見てフランクなところもシステム的に技術的にしっかりしているところも含め、諸々ご相談いただければ嬉しく思います。
はい、お願いします。
よろしくお願いします。
こんなところで良いですかね。
はい、いいんじゃないでしょう。
本日はいかがでしたでしょうか。楽しんでいただけましたらフォローや評価をお願いします。また、Xでも最新情報を随時発信していますので、よろしくお願いします。システム開発に関するご相談がございましたら、公式ホームページからお気軽にお問い合わせください。それではまた次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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