ふて寝するほど話したい。この番組は、システム開発25年の株式会社プラムザが赤坂より、開発現場の今と本音をざっくりバランに話していこうという番組になります。
進行は私、鴨志田と、代表の島田と、賑やかし役、辰巳です。よろしくお願いします。
さて今回のタイトルですが、技術的に未知な案件をどう対処するかということで、辰巳さん、クライアントさんの仕事は、未知なことが多いということになるんですかね。
基本的には、経験したことがない業界の業務だったら、まず知らないことが多いです。そこをキャッチアップすることは必須ですし、いつもの業務の中でもやるので、そこは問題ないんですけど、技術的に新しいことに挑戦するっていうのが中にはあったりするんですよね。
例えば、この前人材系の業務システムの開発をやって、つい先月やっとリリースまで行けたんですが、その時はWeChatを使ったソーシャルログインを実装したんですよね。
なるほど。未知な技術としては、新しいサービスとの連携っていうこともあるんですね。
それもありますし、サービスの連携もそうだし、新しい技術要素を使う。AWSで新しいサービスを使ってやってみるとか、ちょっと例えが難しいな。
AWSのサーバーを使うっていうことはよくあるかな。その中でも細かいサービスとか、新しいサービスが続々出てきて、どうしてもその中で新しいものに触れていくっていうことが多いっていうことなんですかね。
そうですね。ちょっと先端的ではあったり、それがちょっと落ち着いてトレンドになってきつつある技術とかを取り入れてやってみるっていうこともありますし、
あとシンプルに開発言語が指定されることもあって、よく会社でもPHPを使っていて、それもトレンドの中で一番使われているフレームワークがLaravel(ララベル)というものがあって、
バックエンドはだいたいそれを使っているんですけど、バックエンドはサーバー側の動きの話ですね。そこが例えばですけど、Pythonでできませんかとか。
Pythonは最近AI絡みか何かで、やっぱりよく聞きますよね。
だと思います。データサイエンスとか、あとはそういった統計の部分とかですごくPythonはよく使えると思いますし、タイプスクリプトっていうのがJavaScriptのフレームワークで型宣言ができるっていうものだったり、
そういったあまり我々が使ってきていないもの指定があった場合も、そこら辺は調査からまず入るっていうところがよくありますよね。
なるほど。島田さんもやっぱり未知な技術、新しい技術っていう時には触れる機会がやっぱり多いものなんでしょうか。
そうですね。お客さんからこんなことできないのかとかいうのは結構あって、つい最近でもお客さんが申請書を出してくるんですけど、
それに添付する資料は偽物じゃないかっていうことをAIで判断できないかみたいな、そんなことを言われたりしたこともありますし、
あとはお客さんの販売サイトなんだけど、ユーザーが数値を入力するとそれに応じて3DのCGを作って、
それでシミュレーションしてですね、それに合った商品をそこで紹介してあげるみたいな、リコメンドするみたいな、そんな相談を受けてするわけですよね。
たぶん他の業者も誰もそんなニッチなところで先端のことをやったことないと思うんですよね。
そうですね。
だからお客さんも困ってるんだと思うんですね。どう相談してどこに相談したらいいのかって、全く見当つかない中で結構とりあえず聞いてみてるみたいな、そんな感じのことがよくありますよね。
ありがとうございます。
そういったニッチなものに対して先ほど辰巳さんが調査から入るっていうふうにおっしゃっていただきましたが、調査は単純に調べていくっていうことになってくるんですかね、調査となると。
そうですね。いろんな手順があるんですが、レベルで分けていくと、まず僕らクライアントと話すレベルの人たちだと、
先にちょっとGPTを使ったりとか、ブラウザで検索をしたりとかで技術的に確認をして、これが本当に使えるのかどうか、我々で扱えるレベルなのかどうかっていうのを確認したり、
あとは似た技術をこれまで使ったことがあるかっていうのを確認したりします。それもエンジニアさんに聞いたりもしますよね。
もっと派生していくと、エンジニアさんに時間を使ってもらって、エンジニアさん自身で調査をしてもらうっていうようなことがあったり。
そうなってくると多少やっぱり工数がかかってくるんですけれども、ここの段階ではこちら側で工数というか予算は負担して、クライアントには請求はしないということがよくあります。
3つ目のレベルになってくると、お金をいただいて本格的に腰を入れて実際に実験して結果を確認してみるというところまで踏み込みます。