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レターの方にコメントを頂いてありがとうございます。
頂いたものとしては、理学療法士になるための過程や、
取っておいた方がいい資格などあれば教えて欲しいですということなんですが、
まず、理学療法士になるための過程ですね。
日本の中で理学療法士という資格を取るためには、
専門学校か大学に行く形になります。
専門学校の中では3年生と4年生のものがあって、
大学は基本的に4年生なんですが、
その3年、4年なりかけて勉強するわけですね。
勉強する内容としては、大学の場合は1年目は一般教養という形で、
いろんな専門科目じゃないような内容を学ぶような機会もあるかもしれないですが、
専門学校とか、大学でも2年目以降とかですね、
そうすると専門的な内容になってきます。
理学療法士の専門的な内容ということなので、
人の体の骨とか筋肉、関節の構造だったり、解剖学というものだったり、
体を動かすような運動学とか、内臓の働きとか、
心臓の働きだとかの生理学とかですね、
いろんな体の基本的な学問があったり、
そこから発展して病気ですね、
整形外科とか、心臓とか呼吸器とかですね、
体もいろんな器官で構成されているので、
それぞれにおいて起きるような病気というのをたくさん学ぶわけなんですね。
自分も最初は理学療法士という資格だと、
やっぱり筋肉とか関節とか、そういうところの勉強が多いのかなと思ったら、
学校の中ではかなりたくさん幅広くですね、
お医者さんまでは行かないまでも、かなりたくさんの科を学ぶことになると思います。
実際に今だと整形外科のリハビリだけじゃなくて、
先ほど言った心臓のリハビリだったりとか、呼吸器のリハビリだったりとかですね、
いろんな科で理学療法士の方も働いておられるので、
理学療法士の過程の中ではたくさんいろいろ勉強するんだなということを知っておいてもらってもいいかなと思います。
取っておいた方がいい資格に関してですかね、
おそらく前回スポーツに関するお話をしたときの、今回いただいたレターだと思うので、
スポーツに関するものとしてお話しますが、
理学療法士以外に取っておいた方がいいというと、
ちょっと条件がいろいろあって、
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日本代表のチームとかですね、
そういうところに関わろうと思うと、
日本スポーツ協会のアスレティックトレーナーという資格を取ってもいいんじゃないかなと思います。
関わるスポーツによってもその資格を必要かどうかという条件は少し違ってくると思うんですが、
今だとそれが求められる協会も多いんじゃないかなと思うので、取るとしたらその資格ですかね。
それ以外にも、もし障害者のスポーツに関わろうと思っている場合も、
その障害者のスポーツトレーナーというものもあったりします。
あと他のはですね、アメリカの資格だったり、
トレーニングの資格だったり、
中には民間のヨガとかピラティスとかですね、
そういう資格もたくさんあるんですが、
そこは本当に関わる相手と自分が身につけたい内容に応じて、
必要な資格は全然違ってくるので、
もし資格を取らなくても、本当に自分で勉強すればできるようになると思いますし、
あまり資格にとらわれすぎずに、
本当に体の基本的なところですね、
解剖学とか運動学、生理学というあたりをしっかり身につけて、
自分なりに応用を効かしていけるといいんじゃないかなと思います。
以上です。