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今日のテーマは、「投資家は何を見ているのか?」という話を、企業家である、ヤモットさんに聞こうかなと思います。
でも、ヒカルさんも一応エンジェル投資を何件かやってるのかな?
一件じゃないよね。
何件かですけど、そんないいですね。
まあまあ、その辺の話もできればいいかな。
そうですね。でも、ヤモットさんほどいい企業家なかなかいないんでね。
いやいやいや。
ヤモットさんはもちろん、投資を受けているわけですけど。
受けてますね。
あれ、いくらくらい調達なかったんでしょうか?
リリースしてないかな?
リリースしてるのだと、3億円くらいかな。
3億円くらい。
3億円くらい。
そうですね。
個人の投資家もいるし、
もいるし、ベンチャーキャピタルさんもいらっしゃる。
TCFという世界一の有名なベンチャーキャピタル。
そうですね。
年に数件しか投資しないと言われている。
すごいセレクティブ投資をされている。
そこからファイナンスしているんですけど。
でも何を見てるんですかね、彼らは。
何を見てヤモットさんに投資したんですかね。
DCMとかすごい多分、いろんなところから投資してほしいって言われると思うし、
いろんな選定基準があって、すごい絞り込んでると思うんだけど。
なんかここでは、投資家って明確にフェーズに応じて何を見るかとか、
見るもののアジェンダは多分変わらないかもしれないけど、
力点がすごい変わるんですよね。
力点が全然違ってて、
例えばうちが次のラウンド組もうと思ったら、
前回とは全く違う説明をしなきゃいけないっていう。
そういう風に変わっていくもの。
それが何なのかっていうのは、
いろんなノートとかあるんで、
そっち側の記事とかをベタって貼るので避けたいと思うんですけど、
やっぱ基本的には、投資家ってビジネスが伸びるかどうかっていう、
その一点に基本的には一番注目しているわけなんですよね。
決してプロダクトとかじゃないんですよ。
シンプルにそうだね。
要はお金が稼げて、
この会社の価値が今よりも10倍とか100倍になるかっていうのを、
初期の投資家ほど見る。
それを今現在そういうデータってされてないはずなので、
市売る会社にあった共通項は何かっていうのが、
世界中でそういう知恵がばらまかれ始めているので、
その知恵に沿って流デジェンスをされるっていうのが、
投資先の選定の仕方になっていると思うんです。
僕らはいわゆるアーリーステージとか、
シードアーリーみたいな、
そういうところにいる会社なので、
そういう会社は何を見られるかっていうと、
その会社がやろうとしている市場が、
本当に10倍とか100倍になるかっていう、
そういう市場に身を置けているかどうかっていうのが、
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間違いなく丸一番に聞かれます。
あとはそういう市場の中でシェアを取れるプレーヤーなのかという、
それが2点目で、
それを見るのが大体チームとかプロダクト、
プロダクトのトラフィックとか、
そういう順番で必ずコミュニケーションするように、
アーリーステージであればあるほどしているという感じですね。
しているし見られている。
マーケットのボリュームみたいのは、
企業家側からも主張したいことはあるし、
例えば投資家ももちろんいろんなマーケットに、
ちゃんと網を張り乱されて、
知っている部分もあるわけじゃないですか。
それはどっちがよりそこに対してコンビニスするためのエネルギーを使っているんですか。
説明しなきゃいけない。
説明するのは大前提ですね。
だけど、説明するのは大前提だし、
そこのマーケットに対して一番詳しくあるべきは、
そこの創業者であるべきっていうのが、
僕も持論なので、
であるから、
基本的には我々が彼らに説明するっていうのが基本だと思う。
なるほど。
逆のパターンもあって、
例えば投資家、
ものすごいリサーチする投資家なんですけど、
DCMって面白くて、
自分たちで仮説作って、
その仮説にはハマるっぽい企業家がプロダクトを見つけて、
自分たちでコンタクトを取るっていうスタンスをやってるんです。
確かに面白いね。
来たものを受けるっていうよりも、
自分たちの仮説に合ってるかどうかみたいな。
確かに。
だけどその仮説の中で、
さらに自分たちの深い真実を知ってるかとか、
そういうのを取りに行ける能力があるかっていうのを、
結構長い付き合いの中で見られてるのはあるんですけど、
なんだっけ、
マーケットに対してどっちがより説明するのか。
基本的には企業家が最も知っているべきことかなって思います。
なるほどな。
確かに未来を見通せているべき。
なるほど。
それは実際に投資家と話し合う上で、
どういう流のような話がそれですか。
実際にどういうことを聞かれ、どういうことを答える。
60分とかのミーティングで全てを伝えられるものではないかなと思ってるんで、
現状がどうかってのは多分誰でも言えるんですよ。
例えば僕らがアドレスしてる場所だと、
食品のオンラインの市場。
食品市場、小売市場はまず64兆円あってねとか、
そのうちのEC化率って大体2パーちょっとぐらいで、
そのほとんどがピザと酒ですっていう。
残りのいわゆる生鮮食品とか、
そういうもののEC化率ってめちゃくちゃ低いで、
今はいくらですみたいな。
そういう現時点での話は多分誰でもできる。
保温されてもできる。
でもそれがなぜ伸びるかっていうのを、
いろんな気分かにしか見えてない、
誰も賛成しないような事実は全て伝えるっていうか、
それを一緒に見てもらうっていうのが、
将来どうなるかは大事なんだ。
説明する上ではすごい大事かなって思った。
すごいそれ難しくないですか。
それがパッと説明して、
確かにそうだよねってなるってことは、
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基本的に他の人も参入してくる可能性も高いし、
多分そんなに面白くない。
しかも超伸びるマーケットみたいなのって、
普通にパッと見て分かるわけがないんで、
本当は伸びてない理由が、
ものすごい複雑でめんどくさくて、
難しいものなはずなんですよ。
じゃあなんでそれが、
そういうボトルネックが存在してて、
なんでそれが我々だけに解けるのかっていうのを、
結構噛み砕いて説明します。
例えばそのボトルネックは何によって生まれてるかっていうのを、
例えばこういう企業があって、
この企業の中を見ていくと、
こういうものがあるみたいなのを、
IRとか誰でもアクセスできる情報じゃなくて、
位置情報から言うとか、
プロダクト出してみたら、
こういうところでユーザー困って、
でも本当にそれが起きてない理由は、
こっち側の課題でしたみたいな、
今その課題が解かれてない理由が何なのかっていうのに対する、
真摯な洞察みたいなものをちゃんと伝えていく。
伝えていくなり、
向こうが理解できる方が一番大事かもね。
すごい企業家の顔をしているんです。
でも最近とか特にそうかなと思うんですけど、
デカく、市場デカいですみたいな、
ディスラップとしたら、
テンパガーだぜみたいな市場って、
むしろ伸びきれない理由が、
すごい根深いものが、
たくさんあるものばっかだと思うんですよね。
メルカリが挑んでいる金融とかも、
マジでそうなんですけど、
すごいデカくて、デジタル化したら便利で、
間違いないけど、
間違いないけど、
そうなってない理由って、
もう1000個くらいあって、
食品とかも多分そうじゃないですか。
そうですね。
ユーザービヘイビア側のめちゃくちゃ重い課題、
なんか意思と、
サプライヤー意思がめちゃくちゃ、
どっちかっていうと難しいっていうものの方が、
今は大きいんじゃないかな。
今そういうのは多分多いですよね。
そういうところにエントリーする人も、
増えているのか注目されているのかとか、
結構多い気がするんですけど、
医療に行きますとか、
配送ですとか、
重いですよね。
教育とかね。
前東急とヤフーの話したけど、
結局僕らがそういうところにしか、
エントリーせざるを得ないっていうのが、
現代だと思うんですよね。
LINEがやらないことみたいな。
Googleが日本ではやれないこととか、
そういうことにエントリーせざるを得ないから、
結果的にそういうディープダイブするしかない、
みたいな形の環境ではあるかなと思っていて、
逆に聞きたいのはヒカルさんも多分、
TwitterのDMが氾濫するほど、
投資の相談が来るって言ってたじゃないですか。
そうですね。来ますね。
なんかそれは、
Twitterの利用欄に、
エンジェル投資とかもしてますって、
とりあえず書いてるからなんですね。
あと業界での知名度じゃないけど、
いわゆるソフトウェア業界というか、
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プロダクトを作ってる人からすると、
ヒカルさんの記事とかって、
すごいインサイトがあるはずなんで、
それがいいリードになってんのかなって、
想像しますけど。
多分今実際来てるものっていう意味で言うと、
僕の見た目では、
多分7割くらいは、
とりあえずTwitterとかで、
エンジェル投資家とかってググって、
引っかかった人全員に送ってるとか、
そんなレベル?
そういう人が結構多いかなとは思いますね。
そういうのは、
申し訳ないんですけど、
一個一個は見てないことの方が多いですね。
なるほど。
逆に最初から、
きちんとこういう理由で、
あなたにコンタクトしました、
こういう事業計画書があります、
こういう風なメンバーで、
こういう市場をやろうと思ってます、
みたいな資料がちゃんと添付されてて、
実際Twitterとかに送られてくるんで、
その人のTwitterとかのアカウント見ても、
結構その言葉ばっかりつぶやいてるみたいな、
市場のことですね。
そういうところだと、
ちょっと会いたいなと。
なるほど。
ありますね。
なるほど。
多分VCとかとエンジェルって利害が全然違うんで、
エンジェル投資家としては、
ヒカルさんはどういうことに投資をしてるんですか?
何に投資をしてるんですか?
意外に少ないんですよ、全然。
そんなに制約まで取ったケースなくて。
そりゃそうか。
なんだろうな。
何を見てるかって話ですよね。
そうです、そうです。
でも僕、市場のことって、
そんなに分かんない方なんですよね。
分かんない、僕も分かんない。
結構メタ認知能力が高い方だと思ってるんで、
相手がこうこうこうって言ったら、
自分で結局考えて、
飲みないとうまくいかない理由も100個思いつくんですけど、
飲みそうな理由も100個くらい思いつくんですよね。
相手がすごい詳しいと、なるほどそうかってなるんですよね。
まだ別に僕が相談してくるって、
すごい本当にちっちゃいフェーズなんで、
その人と話してて面白いかとか、
その市場の行くせいを見届けてみたいかとか、
そういうことに結構依存してますね。
じゃあ企業化っていうフィルターバグを通じて、
その先が面白そうかどうかみたいな。
それもそうかな。
あと普通に前の話ですけど、
当事者になると圧倒的に物の見方って面白くなると思ってるんで、
その市場の存在全然知らなかったわ、
でもその市場がどうなっていくかっていうのも、
当事者ってことじゃないけど、
当事者意識を持って見られると面白いなとかはあって、
先々週とか連絡してくれた人とかだと、
VTuberの事務所を作りますみたいな話とかだったりとかして、
全然分かんない話なんですよね。
飛び散りですよね。
今ってVTuberで、
良い絵師がデザインした人でユニット組むみたいなのが
今後あると思うんですよみたいな話とか、
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知るかみたいな。
分かんないですよ、それが。
それが伸びるとか、今どん兵衛人気があるかとか言われても、
全く分かんないですよ。
でも面白そうだなって思ったら、全然話は聞くみたいな感じですかね。
実際にお金を入れるのはどういう意思決定なんですか、
ヒカルさんにとっては。
別にべしって感じですね。
あ、そうなんだ。
べしって。
全然帰ってくるとは思ってないし、
当事者意識大みたいなところは結構あるかなと思いますね。
でも結構面白いこと多いですけどね。
エンジン投資してほしいって文脈とかは全然別なんですけど、
1年くらい前に突然、僕DNA辞めて企業しようと思ってるんですみたいな。
一度話しませんかみたいな。
いろいろ話したいんだよみたいな感じで会って話したら、
めちゃくちゃ優秀で面白い人だったんですよね。
すごい面白くて、こういう人から連絡もらえるのってすごいラッキーだなと思って。
その人が今チョンピーっていう会社で撮影をやっていて、
DCMに投資されたオーミという人間だったんですけど。
彼らとかも全然。
確かにそういうネットワークが作れるって意味では、
普通にプロの投資家をやってるわけじゃないので、
本業とか今後のキャリアとかにポジティブな面がありそうですね。
そうですね。
エンジン投資してもしなくても結構どっちでもいいんですけどね。
確かに基本的には。
そうだろうな。僕が仮に金あったとしたら多分エンジン投資しないと思うんですよね。
マインドを持ってかれそうだなと思ってて。
自分にベッドしたほうがいいだろうなって。
それは結構個性が出る気がする。
今考えても別にヤモンティの会社に投資したのも何でかって言われても、
別にそんな明確な理由がないかなと思ってて。
別に大きくなるからお金としては返ってくるとは別に思ってるけど、
それ自体がどうっていうわけじゃないし、
遠い未来の話だと思ってるんで、全然想像もつかないし。
お茶の延長だからね。
お茶の延長だな。
でも入れなくても、入れませんかって言われたら絶対イエスだよねって。
スカッとフィーリング。
ありがたい。
だいぶ雑談っぽくなってきたけど。
そうだね。一旦この辺かな。
今回は投資家が何を見ているかという観点のお話でした。
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では、フリーアジェンダでした。
さようなら。バイバイ。