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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)ユネスコ無形文化遺産登録に向け、群馬県が来月にも7大温泉地を巡ってもらう企画を展開します。
温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向け、県は来年1月から2月4日にかけ、7大温泉地を巡ってもらう企画「群馬温泉街道」を展開します。
期間中各地で趣向を凝らしたイベントを開くほか、県内100ヵ所程度の温泉を1回ずつ味わえるデジタルチケットを販売、温泉周遊を促すとしています。
(2)昨年の政治資金収支報告書、県内の収入支出ともに2年ぶりに増加しました。
県選挙管理委員会は27日、県内政党支部や政治団体の2023年分、政治資金収支報告書を公表しました。
前の年の繰越額を除く収入総額は、22年に比べ2.2%増え15億9083万円、支出総額は12.9%増え16億6864万円で、いずれも2年ぶりに増加しました。
昨年は知事選と統一地方選があり、22年の参院選より候補者が多かったことなどが収支を押し上げたとみられています。
一方、支出目的の不明瞭な領収書8団体が合わせて226万円分あったこともわかりました。
政治資金をめぐっては、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件もあり、有権者からは厳しい目が向けられています。
(3)県内の高校生、急激な視力低下であることがわかりました。
「裸眼視力が1.0未満」の県内高校生の割合は、前の年度に比べ16.3ポイント増え84.9%と、全国平均を17.1ポイント余り、
比較可能な79年度以降最高を更新したことが文部科学省の学校保険統計調査で明らかになりました。
県によりますと、「1.0未満の高校生」は、過去最高の15年度の74.4%を大きく上回っています。
県教育委員会は、高校生の急激な悪化について、「驚いているが直接の原因は把握していない、年齢が進むにつれて悪くなる傾向があり、引き続き指導したい」としています。
一方で、肥満度が20%以上の肥満傾向児の割合も、男女ともほぼ全ての年齢で全国平均を上回ったことも判明しています。
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(4)桐生生活保護費問題。来月にも不正防止に向け通報窓口が設置されます。
桐生市の生活保護で不適切な対応が行われた問題をめぐり、市が設置した第三者委員会の第6回会合が27日開かれ、
違法行為の防止に向けて「公益通報窓口」を12月1日に開設する方針を市が説明しました。
第三者委員会は、外部からの情報提供を受けた事実調査を検討しているほか、年度内に会合を2回開き、3月末にも報告書を提出する見通しを示しています。
(5)他人のクレジットカード情報で切手300枚を購入したとして、ベトナム国籍男2人が逮捕されました。
他人のクレジットカード情報で切手を購入したとして、県警と前橋署は27日、詐欺の疑いで、
いずれもベトナム国籍の男で自営業のグウェン・バン・トゥアン29歳と伊勢崎市大正寺町のアルバイト、チュン・ルゥ・ギーヤ29歳の両容疑者を逮捕しました。
2人の逮捕容疑は、仲間と共謀し9月、郵便局で不正に入手したカード情報を登録したスマートフォンを使い、切手300枚を電子決済で購入し騙し取った疑いです。
9月、県内の別の郵便局から複数の電子決済を使い、大量の切手を購入した人がいると、県警に相談がありました。
トゥアン容疑者が購入、ギーヤ容疑者が在庫の確認や運転手、別の仲間が不正にカード情報を入手する役割だったとみています。
以上、県内のニュースお伝えしました。