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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)昨年、群馬県内の特殊詐欺被害は5億円を超えました。
県内で2023年に発生した特殊詐欺被害は前の年に比べ24%減り164件で、被害総額はおよそ5億1460万円だったことが、
県警のまとめで分かりました。3年ぶりに200件を下回りましたが、被害額は2年連続で5億円を超え、高止まりが続いています。
手口別では被害額が大きくなる架空料金請求詐欺が増えており、 県警はプラスから始まる国際電話に注意と呼びかけています。
(2)県人口が2ヶ月連続で190万割れとなりました。 1月1日時点の県人口は、前の月に比べ
1327人減り189万7970人と、2ヶ月連続で190万人を下回ったことが25日、県移動人口調査で明らかになりました。
前回調査で39年4ヶ月ぶりに190万人を切った後も人口減少が続いています。
一方、群馬県への転入から転出を差し引いた「社会増減」は131人増え、 このうち外国人が111人増加となりました。
進学や就職で減少する昨年3月中は2018人の減少となりましたが、 4月に993人増に転じて以降は増加が続いています。
(3)上毛かるたの「力合わせる」の札が190万人に改訂され、販売されました。
県人口が190万人を割り込んだことに伴い、「ち」の読み札を改訂した上毛かるたの販売が25日から始まりました。
「力合わせる190万」と、「力合わせる200万」の2種類の読み札を同封するのは、 今回出荷分の6000セットのみとなっています。
(4)群馬経済研究所の調査で、群馬県民の日本酒好きが分かりました。
全国平均を下回る水準で推移をしていた県民の酒への支出額が、コロナ禍を終えて回復傾向にあることが、 群馬経済研究所の調査で明らかになりました。
2017年以降は減少傾向とありましたが、21年に「家飲み」、 22年に「外飲み」が急増したことに伴って回復。
総務省の家計調査を基に算出すると、 県内1世帯当たりの日本酒への支出額は全国4位と上位であることから、
関係者は地酒の県内消費を広げようとPRに力を入れています。
なお、20歳以上の県民を対象に、飲酒行動に関するアンケートも実施しており、 酒を飲む人の割合は男性が55.3%、女性は41.2%となりました。
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(5)高山村の鳥インフルエンザウイルス、 半径3キロから10キロ以内での出荷制限が解除されました。
高山村にある養鶏場では、今月1日、ニワトリから高病原性の疑いがある 鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
これを受けて県は、32万羽あまりのニワトリを処分した上で、 この養鶏場から半径3キロ以内を「移動制限区域」に指定し、
区域内の3か所の養鶏場に対し、ニワトリや卵の移動を禁止したほか、 半径3キロから10キロ以内を「搬出制限区域」にし、
7か所の養鶏場に区域外への出荷などを禁止する措置をとっていました。 県はこのうち、「搬出制限区域」について国と協議をした結果、
25日午前0時解除したと発表しました。 一方、「移動制限区域」については、今後の調査で異常が確認されなければ、
今月31日にも解除する見通しです。(6)わいせつ目的で面会を要求した男を逮捕しました。
わいせつ目的で16歳未満の女性に面会を求めたとして、 県警と大泉署は25日、わいせつ目的面会要求の疑いで、邑楽町の会社員、
中易昴大容疑者27歳を逮捕しました。 警察によりますと、昨年10月、複数回にわたって相手が16歳未満と知りながら、
交流サイトのメッセージ機能を利用し、県内在住の10代女性に面会を要求した疑いです。 わいせつ目的面会要求の疑いで、県警が摘発するのは初となっています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。