週休3日の導入
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬県は、来年度から知事部局全職員が対象に、
週休3日を本格導入することが分かりました。 県は3日、2025年度から知事部局の全職員およそ4100人を対象に、
選択的週休3日線を本格導入する考えを明らかにしました。 1日の勤務時間を延ばし、総労働時間を変えずに、
出勤日を1日減らせるようにする方針です。 柔軟な働き方を実現し、優秀な人材の確保や生産性向上、離職防止につなげていきます。
6月から5ヶ月間の試行で、延べ100人が利用し、アンケートで「時間外勤務の削減につながる」との声が寄せられ、好評だったといいます。
一方、職員の勤務時間帯がバラバラになって勤態管理業務が負担になるとの指摘があったため、簡単に管理できる仕組みも検討しています。
(2)尾瀬国立公園、入域料を検討していることが分かりました。
群馬など4県にまたがる尾瀬国立公園について、山本一太知事は3日の県議会一般質問で、
登山者や観光客からの「入域料」の徴収を検討すると明らかにしました。
導入時期や金額、任意か義務かなどは未定ですが、「できるだけ早く実証に着手したい」と述べました。
環境保護と活用に向けた財源を確保し、木道やトイレなどの設備に充てる狙いです。
入域料を求める動きは全国の国立公園に広がっており、県も議論を本格化させるということです。
(3)群馬県のゲリラ豪雨、「遭遇率」全国一位となりました。
局地的にお雨が降る「ゲリラ豪雨」の回数が、今年の夏の県内では過去5年の平均と比べて1.5倍になっていたことが3日までに、
ウェザーニュースのまとめで分かりました。
前年比では1.1倍になりながら、ゲリラ豪雨に遭ったことがある人の割合「遭遇率」は89.1%に上り、全国で一位。
結果を受けて県は「常に最悪を想定して安全を確保してほしい」とし、継続的な啓発に取り組む考えです。
(4)7755万円をだまし取った男3人を逮捕しました。
県警組織犯罪対策課と前橋署は3日、詐欺の疑いで自称コンサルタント業、
海老原慎吾47歳、不動産会社社長、岩井誠40歳、建設会社社長、大野恭平41歳の3容疑者を逮捕しました。
3人の逮捕容疑は共謀し、2022年11月上旬、埼玉県内の契約代理店を通して、
海老原容疑者が住むための新築住宅について、岩井容疑者名義に装った嘘の借入申込用紙を東京都内の金融機関に提出、
「フラット35」を使って8000万円のローンを申し込み、4回にわたり現金およそ7755万円を騙し取った疑いです。
6月に前橋市内の賭博店を摘発した際に、押収品などの捜査で発覚したということです。
(5)ドラッグストアを狙った窃盗事件、ベトナム国籍男3人を送検しました。
県警捜査3課と高崎署などは3日、20代から30代のベトナム国籍男3人が群馬県など4県でおよそ78件の犯行に関与したとして、
前橋地検高崎支部に送検し、捜査を終結しました。
3人は6月16日ごろから8月26日ごろまでの間、群馬県や茨城、栃木、埼玉の4県のドラッグストアで漢方薬や医薬品、サプリメントなどを盗んだとされています。
県内では前橋市15件、伊勢崎10件、高崎8件など11市町村でおよそ49件の被害が確認されています。
3人は転売目的で犯行に及び盗んだ商品を宅配便などで国内の関係先に送っていたといいます。
ニュースをお伝えしました。