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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)昨年の110番通報が、最多の件数となりました。
昨年1年間に群馬県警が受け付けた110番の通報は13万2,799件で、前の年より1万2,999件増加しました。
統計が残る1996年以降で最多となっています。 内容別で見ますと、「交通関係」が4万9,500件で、全体のおよそ37%を占めたほか、不審者情報などの「各種情報」が3万1,940件などとなっています。
また、要望や相談、ウソの通報など「緊急の対応を要しない通報」は1万6,693件で、前の年より増加したものの、全体の通報に占める割合としては、これまでで最も低かったということです。
県警は、110番通報が増えた要因について、新型コロナの5類移行で人の動きや経済活動などが活発になったことが要因ではないかとみています。
(2)県警が摘発した来日外国人が5年連続で全国最高だったことがわかりました。
2023年に県警が摘発した来日外国人は、前の年と比べ86人増加の424人で、全摘発者に占める割合は11.1%となり、5年連続で全国最高だったことが県警のまとめで分かりました。
罪名種別で見ますと、入管難民法違反が180人で、窃盗犯が78人、粗暴犯が56人、薬物事犯が54人、知能犯が12人、凶悪犯が5人だったとのことです。
県警は、出入国在留管理庁との不法滞在者の合同摘発にも一層取り組む構えで、「加害者にも被害者にもならないよう、共生施策にも今まで以上に力を入れていく」としています。
(3)少年野球選手のサングラス着用、4割が疲労軽減を実感したことがわかりました。
少年野球選手を対象に実施したサングラスの着用に関する調査で、およそ4割が着用によって疲労軽減を実感したことが甘楽町の「紫外線から眼を守る会」のまとめでわかりました。
専門家は、紫外線によるダメージは眼の疾患の危険性が高まるとして、UVカット機能が付いたサングラスや眼鏡に加え、帽子の着用による二重の対策が必要だと指摘しています。
サングラスの着用で「疲れにくくなった」と答えたのは10%、「少し疲れにくくなった」は28%でした。
また、着用による「日中の見やすさ」は、「とても見やすくなった」が29%、「少し見やすくなった」が30%で、6割近くが見えやすくなったと答えました。
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(4)野生のイノシシ12頭が豚熱の感染を確認しました。
県内の5つの市町で捕獲された野生イノシシ合わせて12頭について、県は11日までに、遺伝子検査でCSF(豚熱)への感染を確認したと発表しました。
県内での野生イノシシの感染確認は合わせて257頭となりました。
捕獲された場所は安中市、高崎市、桐生市、長野原町、沼田市の5つの市町で、県内の全養豚場でワクチンを接種しているため、監視対象となる養豚場はないとのことです。
(5)「利根川花火大会」が8月31日に開催が決定しました。
伊勢崎市と埼玉県本庄市、深谷市が合同で開く「利根川花火大会」について、開催日は8月31日とし、打ち上げ場所は伊勢崎市ラグビー場周辺河川敷に決まりました。
花火大会は、伊勢崎市の世界遺産「田島弥平旧宅」登録10周年や市町村合併による新市誕生20周年をはじめ、
県ゆかりの実業家で埼玉県深谷市出身の渋沢栄一をデザインした新1万円札の発行など、
2024年度に3市の周年記念事業が重なることから企画されました。
花火大会の開催時間や交通規制の範囲、観覧席の設置といった詳細については決まり次第公表するとのことです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。