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群馬県のニュースをお伝えします。 （１）草津白根山、「湯釜」周辺の入山規制緩和が一転して中止となりました。
草津白根山の白根山河口湖「湯釜」周辺の立入禁止規制について、 草津町は9日、今月下旬から開始予定だった一部緩和を中止すると発表しました。
気象庁が9日、火山活動が今後高まる可能性があると指摘する、 月例の火山活動解説資料を発表したことを受け、安全に配慮しました。
町は8月、安全確認を担う監視員が同行する「限定再開通ツアー」の参加者に限り、 湯釜周辺の展望台と中央登山道の一部に入れるようにすることを発表していました。
（２）2夜連続の大雨で、安中や高崎などで土砂崩れ、住宅浸水被害などがありました。
群馬県安中市付近では、9日午後10時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。
警察によりますと、この雨の影響で安中市松井田町を走る 国道18号に土砂が流入し通行止めとなりました。
また安中市では、9日の午後5時までに乗り面の崩落15件、土砂流出が10件、 道路損壊と倒木など各2件を確認しました。
安中の松井田病院では床上浸水し、検査室に泥水が流れ込みました。
また高崎市では、9日の午後5時、床上8件、床下21件の浸水被害が発生、 1人が一時、自主避難所に身を寄せました。
玉村町の上新田地区でも、床下浸水がおよそ10件ありました。 （３）高崎の神社で山車が消失、空き家などが全焼する火事が相次ぎました。
9日午前1時ごろ、高崎市倉賀野町の冠稲荷大明神で火災が起きていると、 近隣男性から110番通報がありました。
山車の保管小屋一棟が全焼し、中に保管されていた山車一機が消失したということです。 出荷時、近隣住民十数人が初期消火に駆けつけ、社殿の消失をくい止めました。
また9日の午前2時ごろ、高崎市阿久津町の空き家から出火。 木造2階建ての家と物置、187平方メートルが全焼しました。
警察によると、火災発生前、近隣男性が「空き家に雷が落ちるのを見ていた」ということです。 現在、詳しい出火原因を調べています。
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（４）9日朝、邑楽町の住宅から飼育されている大型犬1頭が逃げ出しているのが分かり、 警察は捜索を続けるとともに注意を呼びかけています。
9日午前10時半過ぎ、邑楽町に住む男性から、住宅の庭から飼育している大型犬1頭が逃げ出したと警察に届け出がありました。
警察によりますと、逃げ出したのは「アメリカン・ピット・ブルテリア」という種類の大型犬のオスで、体長およそ1メートル、体重30キロほどで黒色だということです。
飼い主は9日の午前1時頃までこの犬がいるのを確認していたということですが、 9日の午前7時頃に庭を確認したところ、リードと首輪が残され犬はいなくなっていたということです。
「アメリカン・ピット・ブルテリア」は噛む力が強く闘犬に使われることもあり、 警察は捜索を続けるとともに注意を呼びかけています。
（５）伊勢崎市は老朽化の境庁舎の建て替えを検討しています。
伊勢崎市は9日、建設から60年以上が経つ市境庁舎について、 市所内で会議を開くなどし、建て替えに向けた検討を進めていることを明らかにしました。
現在の市所の敷地内容を建設地の広報の一つとしています。 市は昨年度、職員のアンケートを実施し、レイアウトなどを検討しました。
建て替え時期や市所の規模については、本年度改定予定の個別施設計画で検討し、 全庁的に協議していくとしています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。