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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬の森の追悼碑、撤去が開始となりました。
県立公園群馬の森に2004年から設置されていた 朝鮮人労働者の追悼碑について、県は29日、行政大執行による撤去を始めました。
追悼碑は、市民団体記憶反省、そして有効の追悼碑を守る会の前身が、戦時中に県内で犠牲となった 朝鮮人を追悼する目的で設置し、会が管理を行ってきました。
県は2014年、政治的行為を行わないとした設置条件に、会が批判したとして設置許可を更新しませんでした。
存続を求める会との訴訟が、22年に裁判で確定し、大執行に踏み切りました。 (2)ピザなどの虚偽注文をしたとして、伊勢崎署が女を再逮捕しました。
他人になりすまして、ピザなどの虚偽の注文を繰り返し、店の業務を妨害したとして、 県警サイバーセンター等、伊勢崎署は29日、
偽計業務妨害の疑いで、伊勢崎市の高校生の女、20歳を再逮捕しました。 警察によりますと、19歳だった昨年9月、市の宅配食品店の公式サイトや、デリバリーサービスを行うサイトに、
他人になりすまして虚偽の情報を登録、 ピザやパエリアなど、合わせて5点を代金控えで注文し、業務を妨害した疑いです。
昨年9月、警察署に「身に覚えのない食べ物が配達される」との相談が寄せられて発覚しました。 女は1月10日、別の偽計業務妨害の疑いで、県警に逮捕されていました。
(3)大田で住宅全焼、一人の遺体が発見されました。 29日午前8時ごろ、大田市大原町の清水忠一さん、82歳宅から、
煙が出ていると近所に住む男性から119番通報がありました。 木造平屋建ての住宅が全焼したほか、敷地に立つ倉庫一棟の一部と自動車一台を焼き、
2時間35分後に消し止められました。 住宅からは身元不明の一人の遺体が発見されています。
大田署によると清水さんは弟との二人暮らしで、弟は喉を火傷するなどし、病院に救急搬送されましたが、意識はあるとしています。
(4)自治会共益費を応用した疑いで、45歳男を逮捕しました。 自治会の共益費を着服したとして、大田署は29日、大田市の会社員渡辺すみお容疑者45歳を業務上横領の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、2019年から33回にわたり、自治会員3人から未納の共益費として現金30万5000円を集金し着服し応用した疑いです。
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渡辺容疑者は所属する自治会で、共益費の管理や未納共益費の回収、自治会の預金口座の管理などを担当していました。
共益費を管理する通帳が返還されなかったため、自治会長が弁護士に相談したところ、口座が解約されていることが発覚。
昨年2月に警察署が告訴状を受理していました。 (5)渋川、高崎、長野原の3市町で捕獲された野生イノシシ7頭について、
県は29日、遺伝子検査でCSF豚熱への感染を確認したと発表しました。
捕獲された場所は渋川市渋川、高崎市中室田町、長野原町は北軽井沢などとなっています。
半径10キロ以内の養豚場は渋川に32箇所、高崎に19箇所あり、長野原はいずれもないとしています。
県内全養豚場ではワクチンを接種しているため、監視対象となる養豚場はないということです。
(6)全国の高校生が建築設計のアイデアを競う第14回建築甲子園で、桐生工業の学生たちが準優勝に輝きました。
準優勝に輝いたのは桐生工業高校の建築家建築研究部で、国の重要伝統的建造物群保存地区にある民家敷地内に
桐生天満宮を模した建物を設けるプランとなります。 地域性や歴史を感じさせるコンセプトで高い評価を得て2度目となる準優勝を果たしました。
以上県内のニュースをお伝えしました。