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皆さんこんばんは。この番組を配信しております北海道在住30代米農家をしておりますジョンと申します。よろしくお願いいたします。
本日は2022年1月28日となっております。今現在、会社の事務所でギリギリ的に収録をしているんですけれども、
無事に収録が終わっていたらこちらが皆さんの元に届くかなと思いますけれども、急に電話がかかってきたり、誰か帰ってきて収録が止まったりというふうなことが考えられますので、
あらかじめご了承いただけるとありがたいかなというふうに思っておりますね。そんなことを話すぐらいだったら編集でどうにかしろよというふうな話なんですけどね。
私、今回の収録ではですね、とりあえずジョジョリ4回に関しては今回で3回目となっておりますね。何かしら編集をしようと思っていろいろ頑張るんですけれども、
結局撮り直した方が早いなというふうになってしまったり、あとはあの言い回しとかあの構成が気に食わないというふうなことになってしまうとですね、
編集でどうにかするというふうなところがどうにかならないことが多くてですね、今回こうやってやむなく何回も撮り直しをしているような状況となっております。
今回どういうふうなところで苦悩しているかと言いますと、今回お話をいたしますのは漫画ジョジョリオンというのを扱っていこうと思っております。
特にこのジョジョの奇妙な冒険第8部にあたるジョジョリオンを扱っていくというふうなことをやるとですね、まあたくさんネタバレをしないといけないことがいけなかったりするんですよね。
例えば今現在アニメ化をされております第6部でありますところのストーンオーシャンの展開上に関わる言及もしなければならないし、
あと直接的な前編であるところの第7部7スティールボールランについても多少言及しなければならないし、そして何より今回お話をしたいのがですね、
フルーツの継ぎ木と農業にまつわるお話を中心にやっていこうと思っております。
フルーツの継ぎ木のことを話すということはですね、この第8部ジョジョリオンを読まれた方だったらわかっていただける通りですね、
話の根幹に関わるとあるフルーツについて話さなければならないというふうなものだったりするんですよね。
このジョジョリオンというふうな作品はですね、ジョジョの奇妙な冒険第3部以降から特にスタンドバトルとかその辺の部分がどんどん難しくなっていた関係でですね、
連載を追って完結までしっかり読んでいるという人よりはですね、まとまったのをまとめ読みするというふうなところのタイミングが来るまで待っているという人の方が多いかなと思うんですよね。
というふうなのもあって、あんまりネタバレをしない方が良いのではないかなというふうなところですごく悩んでおりまして、
それで今回はですね、このフルーツの継ぎ木、特にいつ誰がどこで継ぎ木を行うことになったかと、
そして継ぎ木されて新しい六花花の枝ができた後、それをまた継ぎ木されることになるんですけども、それがなぜ起こったのかとかその辺の部分をですね、
うまいことぼやかして、この継ぎ木にだけフォーカスを空けて話をしていこうと思っておりますね。
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あと、古都農業とかそういうふうなものが関わるジョジョの作品となっていたりするわけなんですけども、その農業部分が出てくるのがですね、作中の中盤以降というふうな形になっておりますのでね、
どうしたって展開上、ある程度のネタバレは避け得ないというふうな状況となっております。
ただ、そういうふうな部分を聞いてもですね、この作品は間違いなく面白い作品だなというふうに思っております。
あと、特に展開上、あの人がこんなことに、みたいなね、そういうふうな人物名とか、必要のないところは伏せて話をしていこうと思っておりますのでね、
1から10までネタバレについてどう考えられているというふうな方はですね、あれ見にしていただいて、それでも構わないよというふうな方だけちょっと聞いていただけるとありがたいかなというふうに思っております。
で、今回扱いますジョジョリオン、ジョジョの奇妙な冒険第8部についてお話をしていく過程上ですね、感想とかそういうふうな部分をネタバレなしで私のお口からこの概要パート的な部分でお話を申し上げるとですね、
このジョジョリオンはですね、ジョジョの今までのシリーズと比べてですね、かなり難解な作品となっております。
で、難解の上にですね、スタンド能力の説明とかそういうふうなものがですね、難解で地味、そして演出で怖いというふうな、そんなような形になっているんですよね。
特に載っている雑誌がですね、ウルトラジャンプという、前作のスティールボールランも後半の方はウルトラジャンプ連載だったかなと思うんですけれども、
そんな形でですね、ちょっと大人向けの作品として作られているような一作となっております。
今まではずっと少年ジャンプで連載をしておりましたのでね、なんかもう少年向けのわかりやすい、非常にあのセリフを真似したりなんだりしたくなるような作品だったりしてきたんですけれども、
今回のこのジョジョリオンに関してはこういうふうな形ですね、地味で演出で難解な、そんなような展開となっております。
特にきっついなというふうな部分がですね、例えば介護とか育児放棄とかネグレクトとかDVとか、そういうですね、日本が舞台になっている作品なんですけれども、
この現代日本社会においても行われる地味で嫌な出来事とかというふうなのが作中に結構盛り込まれていたりするんですよね。
そういうふうな部分もあって、それを受け止められる人じゃないとなかなか難しい作品になっているのではないかなというふうなのがありますね。
あと今回の作品はですね、敵対集団というふうなのが当然のことながら出てきて、それと主人公、チーム的な人々がいろいろとあってこのフルーツの枝を巡って争いを行ったりするわけなんですけれども、
この敵対集団の目的というふうなのがですね、最後まで読んでもはっきりとは明かされないというふうな形になっておりますね。
これがどうもジョジョ・リオンの次の第9部にあたるジョジョ・ランズ、かっこ仮というふうなタイトルの方で明かされるのではないかというふうなところがファンの間では噂にはなっているんですけれども、
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いかんせん完結したのが昨年の7月ぐらいというふうな形になっておりますのでね、なかなかいつどうなるのかわからず、ちょっと楽しみだなというふうな部分だったりしておりますね。
あとこの作品なんですけれども、荒木先生もお年になられたのがですね、作中辻褄が合わない変な部分というのが散見される部分だったりするんですよね。
今回の農業描写の方においてもですね、ちょっと変な部分というふうなのが見られるようになってきて、解釈をする余地がある変な部分なのか単純に大人は嘘をついているわけではないのです。
間違ってしまうだけなのですというね、そんなような形になっているのかというのがちょっとわからないような作品だったりするんですね。
そういうふうなところでですね、いろいろと考える部分、悩む部分とかそういうふうな部分はあるんですけども、ちゃんと読めば面白い作品であることには間違いありませんのでね。
よかったら当番組を聞いた後ででもジョジョリオン1巻から27巻まで読んでいただけるとありがたいかなというふうに思っておりますね。
というわけで今回も参りましょう。
Aノートサブカル
この番組は北海道の中心部在住の30代米農家のジョンさんがやっているオーディオSAプログラムAノートサブカルの特殊プログラムとなっております。
サブカル作品の中に現れるほんの少しの農業描写からその作品の世界をディテクティブしていく聞いた人の作品の認識がちょっと変えられたらいいな、な農業描写考察プログラム農業描写探偵のお時間となっております。
今回扱いますのは荒木裕彦先生のジョジョの奇妙な冒険シリーズ第8部ジョジョリオンを扱っていこうと思っております。
このジョジョリオンの作品とかそういうふうなのを説明をする際にスタンドとかの解説をしなければならないんですけども、スタンドって一般常識っていうふうな形にしたいんですけどダメですよね、ダメですよね。
あのペルソナみたいなやつですって言ってもね通じる人が限られてくるなというふうなことになりますのでちゃんと説明をしていきますね。
このジョジョリオンという作品はですね、とりあえずジョジョの奇妙な冒険シリーズって本当に昔からやっておりまして、いろんなところに影響を与えているようなものとなっております。
特に第3部からですね、描かれるようになりましたのがスタンドと呼ばれる一人につき一体の精神エネルギーの形をしているような、そういう超能力をキャラクター化したような、そんなようなキャラクターを使った能力者バトルみたいなのが展開されるようになっていくんですよね。
このスタンドバトルの能力者バトル的な部分はですね、いろんなところに影響を与えておりまして、例えばハンター×ハンターですとか、ここ最近だと呪術回戦とかも能力バトルとかそういうふうなものの源流をたどればですね、このジョジョのスタンドに行き着くんじゃないかなと私自身は考えております。
あとですね、鬼滅の刃もですね、プロトーテクトですね、ジョジョ2部みたいな話だなって私はずっと思ってたりはするんですけどね、完全生命体を目指す無限山様とか、その辺のことを思うとですね、かなりいろんなところに影響を与えているような、そんなような作品かなというふうに思っております。
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第3部からこのスタンド能力というふうなのが出始めてはいたんですけども、これがですね、どんどんどんどんシリーズを重ねるごとにですね、能力の把握が難しくなっていくんですよね。
特に第3部とかですね、例えばすごいパワーで銃弾を止めることができるとか、時間を止めることができる、磁力を操るとか、炎を出すとか、エメラルドを出すとかね、そういうわかりやすい能力が出だしの頃は多かったんですけども、これがですね、策を得るごとにですね、
例えば、時間を吸っ飛ばす、時間を吹っ飛ばす能力、これですね、私、第5部で出てきた能力なんですけども、アニメ化されてはっきり動くのが出てくるまでですね、どういう能力なのかさっぱりわからなかった能力の一つだったりしておりますね。
あと、第6部とかに至ってはですね、例えば、幻覚を見させるとか、あとは時間をものすごく早めてしまうとか、そういうような能力がいっぱい出てきて、どんどんどんどん、作を追うごとにですね、スタンド能力とかそういうふうなものっていうふうなのが難しくなってくるような、そんなような作品となっておりますね。
この作品なんですけども、特徴的なのがですね、日常描写を挟むようなシリーズっていうふうなのが結構あったりするんですよね。
特に今回の第8部でも舞台になっております森王朝というふうな街が、日本国内の街が舞台になるシリーズがあるんですけども、例えばこの前にですね、第4部の方でダイヤモンドは砕けないというふうな作品がありまして、
こっちの方でも同じくM県S市にあると言われている人口4.8万人ぐらいの街、森王朝が舞台になってたりしております。
この森王朝とかでの舞台になりますとですね、基本的にスタンドとかを持っているスタンド使い同士はですね、出会うたびに何かしら喧嘩とかバトルとかに発展するような状況になりがちになるんですけども、
ただこの第4部の本の中に出てきたスタンド能力とかそういうふうなものはですね、例えばただただおいしい料理を作りたいがためにスタンド能力を使っている人が出てきたりとか、
あとはスタンド能力を使って美容整形をするとか、そういう日常的な世界においても超能力を使って、そういうふうな形でどう見えるのかというふうなお話を作られてたりするというふうなのが作品として挙げられておりました。
この第4部と同じように日常的な日本国内の世界を舞台にして、そしてその中でスタンド使いがいたらどういうような話になっていくのかというふうなことが描かれておりますのが、今回の第8部ジョジョリオンとなっております。
舞台になっておりますのが宇宙一巡後の日本が舞台となっておりまして、同じく第4部と同じくM県S市にある人口4.8万人の町森王朝が舞台となっております。
この森王朝はですね、例えば最近ドラマ化された岸辺ロハンは動かないの、ロハン先生が住んでたりすることでおなじみの街だったりするんですけども、第8部の方にはロハン先生はいないかな。
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一応こちらの街はですね、モデルとなっておりますのは新木裕彦先生のご実家がある宮城県仙台市であるところは、ファンの愛では常識となっておりますね。
このジョジョリオンはですね、2011年に連載が開始となっていたりはするんですけれども、いち早く東日本大震災の津波の影響とかそういうふうなものをですね、作中に落とし込んでいる作品となっております。
足掛け10年かけて昨年2021年に無事完結するような、そんなような作品となっております。
主人公になりますのは東方定介と名前を付けられることになります。記憶喪失の青年が主人公となります。
震災の際に森王朝を守るように隆起した壁の目と言われる地形から彼が埋まっているところが発見されたところから、スタンドと記憶とフルーツを巡る奇妙な冒険が始まるというふうな、そんなようなお話となっております。
長らくこのジョジョの作品を読まれ続けてくださっている方だったらわかる通りですね、第4部の主人公東方定介と読みは全く同じとなっておりますけれども、定の字が今回の第8部の方では定の字になっているというふうなところで、漢字が一文字だけ違うというふうな形になっております。
8部の定のスタンドと4部の定のスタンドもそれぞれ異なっているというふうな形になっているんですね。彼は記憶喪失ではあるんですけども、どういう理由かわからないんですけれども、東方家というふうに言われているフルーツ輸入で財を成した家がございまして、そこにどういうわけか引き取られることになって、そこで暮らすようになっていきます。
そこからですね、どうも東方家というふうなのはフルーツで財を成している上にですね、どうもこの党首だけがかかる奇病というふうなのに悩まされていたりとか、あとはこの奇病を治すかもしれない特殊なフルーツというふうなのがありまして、この特殊なフルーツを持ち込んでいる岩人間というふうに言われている、岩と人間の中間みたいな奇妙な生命体がおりましてね、これらがそういうふうな争いやら何やらをやっておりまして、
そこに巻き込まれていくというふうな、そんなようなお話になっております。で、こんなような形でですね、日本が舞台になっていて、スタンドという超能力を使ったバトルものとかミステリーものなんだなって思ってもらえると、大体この作品についてはこんなような感じだよというふうなところでいいかなと思うんですけれども、
だいぶいろんな大事な部分が抜けている気もしますけれども、とりあえず今回の話に必要な部分はここのまでなのでね、こんなところで話をしていきます。で、今回の絵能とサブカルは2部構成で考えております。
前編ではこのジョジョリオンの中に出てくる奇妙な農業描写についての解説をね、行っていこうと思っております。
作中でですね、いろいろと農業に関するようなワードとか、あとは作中のセリフとかそういうふうなものがありますので、そこについていろいろとお話をしていこうと思いますね。
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特に話をしたいのがですね、この作品の中盤から後半にかけて出番が出てきます果樹栽培人というお仕事をされている豆津くらいさんというスタンド使いがいるんですけども、彼がやっているね農業とかそういうふうなものについてちょっと話をしていこうと思います。
後編ではこの作品のキーアイテムとなっておりますロカカカと呼ばれる植物がございます。
この植物が植物がですね、作中の中では2回継ぎ木されることになります。
この継ぎ木を元にですね、このロカカカというふうな植物、基本的には架空の植物というふうにはされているんですけども、でも何かに分類される植物なのかというふうなのはですね、継ぎ木のルールを知っていればちょっと追っていくことができるかなと思いますので、その辺でちょっと何かの植物なのかというふうなのを割り出していこうと思っておりますね。
あと、冒頭でもお話ししました通り、最低限の配慮といたしまして、今回はですね、不必要な登場人物の名前は伏せさせていただきます。
なので、ロカカカの枝、これはですね、2回継ぎ木されるんですけれども、最初に継ぎ木をした人の名前はちょっと明かしますけれども、2回目の方の継ぎ木に関しては誰がやったのかというふうなことは伏せさせていただきます。
なのでね、歯切れが悪くなるんですけれどもね、その辺はあらかじめご了承いただけるとありがたいかなというふうに思っておりますね。
というわけで前編の方、入っていきます。
前編、ジョジョの奇妙な農業描写。
では前編ではですね、このジョジョ理論の中に出てくる奇妙な農業描写について、いろいろと逐一解説をしていこうと思っておりますね。
で、前編で話す内容は3つで、覚えておく登場人物はオープニングの方でも話しました豆津くらいさん、1人だけというふうになっておりますのでね、それの名前だけは覚えていただけるとありがたいかなというふうに思っております。
で、今回お話をしますのが、まず最初、農薬が飛んでくるぞというふうな感じでですね、スタンドバトルの中に農薬が使われるというふうな描写がありまして、
それで飛んできた農薬が何なのかというふうなところを、私の知見からお話をさせていただこうと思います。
そして、豆津くらいさんという果樹栽培人というふうな方が登場するんですけども、この方がどうもイチゴの栽培というふうなのをスキー場の斜面でやってるんですよね。
で、この農法がどういった農法なのか、どういう性質のものなのかというふうなのをちょっとお話をさせていただこうと思っております。
そして最後にですね、このシンロカカというふうに言われている、要は継ぎ木された枝を成長させるために必要だというふうに言われている三角の糞をする虫というふうなのが出てくるんですよね。
これは枝を成長させる虫なんですけれども、これがどういう生き物なのかとかね、そういうふうなのを私の知見から話せる部分だけ話をしていこうと思います。
というわけで最初にですね、ジョジョリオン第8巻で出てくるスタンド能力のスタンド攻撃の中に使われる農薬云々の話からさせていただこうと思いますね。
このジョジョリオンの8巻では、敵の体の中心に指定したものが突き進んでくるというふうな能力を持ったスタンド使いに襲われることになります。
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特に襲われるのはですね、主人公のジョウスケと、あと東方の家の党首の東方のりすけという男がいるんですけども、彼がですね、一緒に共闘するシーンでありまして、
それでこのアイアムアロックというふうなスタンド名があるんですけども、こいつに襲われていろいろと大変な目に遭うというふうなお話がございます。
最初にですね、このアイアムアロックで突き進んできたのが岩とか栗の針とかね、体の中心に向かって岩が飛んでくるとか栗の針が飛んでくるとかで十分嫌だし痛いしってなるんですけども、
それよりもやばいというふうなものとして、東方農園の方で在庫してあったであろう農薬が体の中に染み込んできてやばいというふうな、そんなようなお話となっておりましたね。
この農薬がそもそも何であるかというふうな話なんですけども、オープニングの方でもお話ししました通り、東方家ではフルーツの輸入業で財を成しております。
この東方家、フルーツ、特に千引き屋みたいなね、高級フルーツを取り扱うような、そんなようなフルーツの輸入と、あとは販売業をしているところだったりするんですけども、
自社の方でもやっている自社農園というふうなのを、この邸宅の裏手の方に自社農園を持っていて、そこでどうもいろんな果樹を栽培してたりするんですよね。
ここでいろんな果樹が栽培されているんですけども、皆さんがちょっと覚えておかなければならないのは、そこに一軸の木が植えてあるというふうなことだけです。
他にもいろんな果樹が植えてあるかもしれないんですけども、重要なのは一軸だけとなっておりますので、それだけ覚えておいていただければですね、後編の方に話が入りやすくなりますので、ちょっとその辺の部分だけ覚えておいてください。
で、ここでこの一軸の木を見ながら、いろいろとちょっとジョースケと東方のりすけがいろいろ話している際に、このスタンド使いに襲われて、そして農薬が体の中心に染み込んでくるというスタンド攻撃を受けることになりました。
で、その際にスタンド攻撃をされて飛んでくる農薬のボトルというふうなのがですね、結構奇妙なデザインをしてるんですよね。
例えば液体肥料のようにですね、パーセントのついた数字が3つ並んだものが出てきたり、あとは殺虫剤を示すかのような虫のイラストがついていたり、あとはですね、そうにもかかわらずサイズを見るとですね、除草剤のボトルぐらいに巨大だったりするんですね。
それが何本も何本も体の方に染み込んできて、作中の方ではですね、なんかこういう体の中に染み込むと意識を失うぞとかね、そういうふうな形で何とかするんだというふうなところでスタンド能力を使ってこれを何とかしていくというふうなところが描かれております。
じゃあここで描かれている危険な農薬というふうなのはどういう罪なのかというふうなのが考えられるかというふうなのをちょっと今から話をしていきますね。
あとちなみにですね、このジョジョというふうな作品はですね、リアリティを追求している描写がある一方で、見当違いなくらいリアリティのない描写というふうなのがいっぱいあるんですよね。
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特に登場人物の服ですね、例えばジョジョリオンもそうなんですけどね、例えばジョジョの第5部とかお腹が出っ放しの服を着ている人がいっぱいいるとか、あとはなんていうかな、このジョジョリオンにおいてはですね、この東方家の都杖できた奥さんがですね、常日頃からパンツが見えるビニール素材でできたスカートを履いているとかね、
そんなようなことはありますので、パリコレのボメルみたいな服装を常日頃からしておりますのでね、その辺の部分でリアリティ云々言ったらしょうがない部分だったりしておりますね。
あとこういうなんかオシャレデザインできそうな部分というふうなのはリアリティよりはですね、このオシャレさを優先するんですよね。
だから植物に関しては着実的に描かれていることが多いんですけどね、例えばここ最近アニメ化されたトラクターとかその辺もですね、かなりデフォルメされたトラクターが出てきて、
ここら辺の描写もこういうふうな描写なんだろうなというふうな部分になっておりますね。
ちなみにこの農薬、じゃあ何が考えられるかというふうな部分だったりするんですけども、その話をする前にですね、まずそもそも農薬が体にとって危険かどうかというふうな部分から話をしていきますね。
農薬にはカテゴリーがございます。
特に人体への影響に応じて不通物、激物、毒物、特定毒物の4種類あったりしております。
大抵の農薬はですね、90%以上が不通物に分類されております。
だから通常に使う分においては体にとって影響がないようなもので構成されていることがあります。
特に時折激物とか毒物とかがあって、特定毒物に至っては私は一度も使ったことがないぐらい、ほとんど滅多にはないかなというふうに思っております。
ここの東カタケの方で持っていたであろう農薬なんですけれども、これ何かはわからないんですけども、私はですね、サイズからして除草剤ではないかなと思います。
特に効果効能の部分で意識を失うというふうな部分もありますから、それを考えるとですね、おそらくプリグロックスLというふうに言われている、要は成分名パラコートジグアット製剤というふうなものがおそらくあったんじゃないかなと思いますね。
このプリグロックスLというふうな薬剤はですね、農薬で全除草剤というふうに言われているものだったりしております。
この普通物とかのカテゴリーで言うとですね、このプリグロックスLは毒物に分類されるものなんですよね。
で、毒物に分類されるぐらい、特利扱いとかそういうふうなものは気をつけなければならないものなんですけれども、有機栽培とか自然栽培においても多く使われることがある薬剤だったりするんです。
これは何でかというと、この薬剤はですね、全除草剤と言って、要は欠けたものを殺す剤なんですけれども、例えば他の除草剤とかと比べてですね、土壌に残って浸透していって草を殺すというふうな効能を持っていなかったり、
あとは作物の中に留まるというふうなことをしなかったりというふうなことがありますので、要は欠かったところだけを一時的に殺すという、そういうような効果を持っているんですよね。
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なので、人体においても当然のことながら有害になりますというふうなところの、そんなような薬剤となっております。
このプリグロックセールの中毒症状としてはですね、意識障害とか抹消神経のチアノーゼというふうな症状が起こられますので、内容的にもかなり近いものではないかなと私自身は思っておりますね。
ちなみにこの中毒症状が何でわかるのかというとですね、日本国内、特に農薬に対しての被害というふうなのはある程度散見されてたりするんですけども、そのほとんど全てがですね、この農薬を自分で飲む誤飲というふうなものだったりするんですね。
誤飲をした結果、こういうふうな症状になって病院に担ぎ込まれてというふうになるんですけども、謝って飲む人もいるんですけども、大抵の場合はね、自殺とかそういうような目的で飲むことが多かったりするようなものとなっておりますね。
なので、こういうふうな中毒症状とかそういうふうなところが、医療機関とかそういうふうなところの症例報告みたいなもので上がっておりましてね、皆さんもちょっと調べてみていただけると、そういうふうなものが出てきてちょっとげんなりした気分になるなと思っておりますね。
で、そういうふうなこともありますので、おそらくはプリグロックセールが置いてあって、そしてこの東片家の農園、お高い果樹を扱っているというふうなことを考えるとですね、そういうふうな栽培とかそういうふうなことをされている場合においても、この除草剤を使われているんじゃないかなって私自身は思っております。
ただちょっと怪しいなというふうに思うのがですね、例えば農薬の中の殺虫剤にですね、モスピランというふうな薬剤があって、こちらもですね、似たような行動を持ってたりはするんですよね。
で、私は残念ながら果樹をやっていない農家なものなので、ちょっとどっちの方が可能性的に高いのかというふうなのは分からないんですけども、私としてはおそらくこういうふうなものだよというふうに思っておりますね。
ちなみにこの辺の部分を聞いていただいてですね、ぜひ農薬そんなに使っているからって体に危険があるようなものではないんだよというふうなところをご理解いただけるとありがたいかなというふうに思っておりますね。
そう、危険なものもあるけどねというふうなところは話をさせてもらいますけどね。
で、ここからですね、ちょっとこの作中の中にたくさん出てきます。果樹栽培人の豆津雷さんというふうな方がやっている栽培方法にいろいろお話をしていこうと思っております。
この方はですね、ジョジョリオンの作中中盤から出てくる人となっております。
東片家で専属で雇われている果樹栽培人というふうな人ですね。
こんな役職はないんですけども、要は東片家で扱っているフルーツ農園の管理をしている人なんですよね。
この豆津さんはですね、当然のことながらスタンド使いで、後半の方はですね、このスタンドを使って、
ジョウスケと一緒にほぼバディモノみたいな感じで一緒になって戦っていくというふうなことが描かれておりますね。
キャラクター的にはですね、メンター的なポジションにつけたかったんだろうなというふうな、そんなようなキャラクターとなっておりますね。
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ただ、7分のジャイロ・テペリほどメンターぶりはないんですけども、それでもジョウスケに影響を与えるような、そんなようなキャラクターとなっております。
彼が農業をしているような、そういうふうなことを解説しているシーンというふうなのがあるんですよね。
特に豆津さんはですね、最初に登場した時はスキー場で斜面を利用してイチゴを栽培しているという、
そんなような農業をされてたりするわけなんですけれども、これで主人公たちにイチゴを振る舞うというふうな、そんなようなシーンがございます。
その際にキャラクターの一人からですね、この農場というふうに言っているけど、草が多いけど大丈夫なの?農薬は使っているの?というふうなお話をされるんですよね。
その際に豆津さんはこういうふうにお話をします。
斜面の草は除草しない。除草すると果実はいい果実にならない。斜面の下のイチゴにはカマセイネだ。
カマセイネに病害虫が食いつくから上のイチゴは守られる。そのほんの少し上を収穫して売っている。というふうな旨の話をしているんですよね。
このことから分かるのは、このキャラクターの豆津さんはですね、自然栽培をしているのだろうというふうなところが想像はつくかなというふうに思っております。
ここでおそらくこの豆津さんのキャラクターづくりに影響を与えた人といえばですね、例えば連載の近辺に話題になっておりまして、後に映画化もされております。
青森の自然栽培のリンゴ農家をされておりました奇跡のリンゴの木村明則さんというふうな方がおりましたね。
これが影響を与えているんじゃないかなというふうに思ってたりしております。
特に似ているなというふうに考えるのがですね、山の土のエコシステムを最上とした奇跡のリンゴというふうなのがあるんですけども。
これに似たような形で斜面を利用したイチゴの栽培というふうなところをやっていて、エコシステムをいかに崩さずに利用するかというふうな考えを持っていて、
それを使って農業されているというふうな部分はですね、自然栽培家っぽいなというふうに私自身は考えております。
あとカマセイヌにしたイチゴについてもですね、これは植物生理の理解というふうなのが伺えるような描写かなというふうに思っております。
植物は食害を受けるとですね、シグラノルル分子というふうなものを出します。
この分子はですね、体の中に対して、自分の体の他の部位に対して、これ以上食われるんじゃねえぞ、体を硬くしろとかというふうな指令を出す分子なんですけども、
これはですね、植物は周りの方にも揮発して臭いとして周りの植物に伝えるというようなことをやるんですよね。
同じ家の同じ仲間の植物が上の方にも植えてあるというふうなことは、そこの上の植物に対してはプラスに働くようなものになるのではないかなというふうに思っておりますね。
そんなような形でですね、植物生理に対する深い理解と、そしてあとはこの自然栽培的な栽培方法をとっていて、そしてお高い野菜を作っているというふうな部分からですね、
なるべくこういうふうな自然とかそういうふうなものを使って栽培やら何やらをやっていくというふうな部分がキャラクターのところでも生きている部分だなと私自身は考えております。
というのも農業というふうなのは天候ですとか、そういうふうなものとか人間の力ではどうしようもならないものと戦っていく際に、
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人間の知恵とか力で何とか乗り越えていくというふうなそんなような仕事となっておりますのでね。
これがですね、運命を自分の力で迎え合っていくというふうな、そういうふうなジョジョの作品テーマ的な部分にも非常に近い部分があったりするのかなと私自身は思っております。
なのでこの豆津久さんというふうなキャラクターがですね、ジョウスケのメンター的なポジションにジョジョリオンではついているというふうなのも、そういった意味ではないのかなと私自身は考えておりますね。
特に果樹栽培人というふうな役割がですね、特にアートとしての農業を描くのに最適だったからこういうふうな点であったのかなというふうに思っておりますね。
で、こういうようなアート的な農業をされている豆津久さんなんですけれども、一点非常に奇妙な農法をされてたりするんですよね。
それがですね、進路果果を成長作品にさせる三角の糞をする虫というふうなのが出てきております。
これがですね、作中のセリフでもただ虫というふうに言われているだけでですね、実際にどういう虫がいるのかわからないようなものだったりするんですよね。
この成長作品にさせる虫はですね、豆津久さんの説明によると枝の中に入り込んで、そしてその枝を12日間で実がなったりなんだりするような状況にまで成長させることができるという、そういうようにされている昆虫なんですよね。
成長の姿とかそういうふうなものは一切出てきてないので、どういうふうな生き物なのかわかんないんですけども、これは非常に奇妙な生き物だなというふうに思っております。
特にこの虫はですね、三角の糞をする枝に入り込む以外の特徴がなくて、そしてあと名前も特に付けられないというふうなものとなっております。
一応豆津久さんしか知らない秘蔵の虫というふうになっているんですけどもね、何なんでしょうね、この新種の虫。
私は作中に出てくる岩生物の一種なんじゃないのというふうに思っちゃったりはするんですけどね。
残念ながらこの虫は今現在の日本国内というか世界を見回しても存在はしてないのではないかなというふうに思っております。
ただ植物の生育を促進させる生物というふうなのは存在しております。
ただこれもですね昆虫ではなくていずれも微生物だけとなっておりますね。
今現在は私もバイオスティミラント剤というふうに言われている植物刺激剤というふうに言われている剤やら何やらを調べて、来年度の栄農からそちらの資材やら何やらを導入していこうかというふうに検討はしているんですけども。
その中にもですね、例えばVA菌根菌というふうに言われている。
リン酸とかそういうふうなものを引っ張ってくる菌、根に住む菌とかそういうふうな微生物というふうなものがありまして、そういうふうなものが成長促進をされて、そして農業に使われるよというふうなこともあるんですけどね。
さすがに枝の中に入り込んで生育促進をさせる昆虫は私は知らないのでこれは奇妙だなというふうなのは思ってたりしておりますね。
あとは受粉を助けるとか害虫を食べるとかそういうようなことをする虫はいたりはするんですけどね。
さすがに成長促進はちょっと私は知らないなというふうになっておりますね。
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そんな感じですね。
荒木先生の作品はですね、リアリティが必要なところ、特に作中の人物の心の動きとか、その辺の部分は非常に芯に迫る部分があって、読んでて元気が出てきたり、勇気をもらえたりするような描写もいっぱいあるんですけども。
それ以外の部分はですね、割と突き抜けて奇妙だったりすることが多かったりするんですよね。
そんな感じでその辺の部分もありつつもなんですけれども、ことこのジョジョリオンの農業描写に関してはですね、突き抜けて変な部分もありつつもですね、おおむね間違ったことはしていないような感じは私は受けてるんですけどね。
これは果樹農家の人が読んだらどのように思うのか私自身はちょっとわからないですけれども、私自身はそんなに気にならずに読めた部分かなというふうに思ってたりしておりますね。
そんな感じで前編の方ではこのジョジョリオンにおいての農業描写についてお話をさせていただきました。
では後編ではロカカカというふうに呼ばれているこの作品の中のキーアイテムについてお話をしていこうと思います。
ここの方で覚えていただきたいのがですね、東カタケにはイチジクの木が植えてあったというふうなのと、あと東カタノリスケタンの話が出てくるのでね、それもちょっとだけ覚えていただけるとありがたいです。
では後編の方入っていきます。
後編、ロカカカは何かの植物か。
では後編では本作のメインテーマとなっております、このロカカカと呼ばれている植物が何かなのかというふうなのをお話をしていこうと思っております。
一応このロカカカというふうな植物がどういうふうなものなのかもですね、若干ネタバレをしつつお話をさせていただこうかと思っておりますね。
このロカカカと呼ばれている植物はですね、この作品の中に出てくる架空の植物となっております。
作中ではニュージーランド等でオーストラリア人によって発見された全長2から3メートルになる多年草というふうに言われております。
1年間に2から3個くらいの実をつけますよというふうな説明がされております。
この見た目もですね、非常に奇妙な見方をしているんですよ。
パッと見は他肉植物のような姿をしているんですけども、奇妙なのが枝とか根の張り方ですね。
特に枝がですね、どれも見ても直角90度に曲がってたりするのでね。
こんなふうになるようなのはですね、わざわざそうやって型とかそういうふうなのにはめてやるしか、こういうふうなのを再現することができないぐらい、そんなような奇妙な形となっております。
このロカカカどういうような効能があるようなものかというと、このロカカカというふうな植物になっている実を食べるとですね、体の悪い部分といい部分を投下交換するというふうな形になっております。
例えば、腕を壊してしまったピッチャーというふうなのがこの作品には出てくるんですけども、この方がロカカカの実を食べるとですね、この腕は治る代わりにその代わりに顎が岩になってしまうという、そんな形でですね、体のいい部分悪い部分というふうなのが何かそれぞれ変換するようになるんですよね。
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ただこの変換する部分もですね、自分では選べなかったりするんですよね。
だから作中の中にはですね、例えば指先ちょっと切っちゃっただけなのに、そこの部分をロカカカが直して、直した代わりに経動脈を石にしてしまって死んでしまうとかっていうふうなパターンもあったりするという。
なので結構使い勝手とかそういうふうな部分を考えると非常に奇妙なというか危険なものでもあったりするんですけども、ただこれを使うことによって感知不能だねっていうふうに言われていたものがですね、
治ったりするというふうなことを考えると健康産業として非常に有用だねというふうなところで、こちらを使っている適正力の岩人間たちというふうなのがいるんですけども、まあいいお値段でこのロカカカの実というふうなのを販売していろいろやってたりするんですよね。
ただこのロカカカの実を使って本当は何がしたかったのかというふうなのが作中では明かされないというふうなところがちょっと残念だったりする部分なんですよね。
このロカカカというふうに言われている、こういうふうな奇妙な能力を持っている実だったりするんですけども、これがですね、作中のとある登場人物の能力によって新しく植物に継ぎ木をされることによってまた違った能力を持ってしまって、
そしてその違った能力を持ったことによって、この新しくできた継ぎ木雑種でいうところの新ロカカカというふうに作中で呼ばれているものができまして、これをですね、いろんなキャラクター同士で奪い合うことになるというふうになっております。
今回この話の部分で重要なのは、たびたび繰り返し申してあげますとおり、ロカカカは作中では2回継ぎ木をされるというふうな点となっております。
1回目は結果的に継ぎ木雑種を生むことになり、2回目はその継ぎ木雑種を隠して育てるために継ぎ木をされるというふうなものとなっております。
この辺の部分を話す際にですね、そもそも継ぎ木って何っていうふうな方もいらっしゃると思うので、この辺の部分で継ぎ木というふうなのがどういう農業技術なのかというふうなのを解説をしていきます。
継ぎ木とは異なる植物同士を切断し、その切断面をくっつけることで異なる植物同士をつなぎ合わせる技術となっております。
例えばこの継ぎ木を行うことによって病気の強い品種のトマトを根に置いて、そしておいしいトマトを鳴らす品種のトマトの枝を生やすというふうなことができます。
そうすると病気に強い上においしいトマトを鳴らされるトマトというふうなのが生み出されたりするんですね。
こんな感じで品種同士の特性のいいとこ取りを行う目的で継ぎ木というふうなのは農業技術としていろいろと行われてたりしておりますね。
あとは品種を栽培したりするのが大変な果樹というふうなのがあるんですけども、特に果樹は品種改良が大変だったりするんですよね。
それこそ何年も生えてて何年もかかって継ぎ木やら何やらをするという品種改良をしていくようなものとなっておりますので、
それをスキップされるためにですね、例えば新しい品種の枝を今まで育ててたリンゴの枝にくっつけるとかそういうふうなことをやって、
いろんな作物の品種公開とかそういうふうなことをやっていくというふうなところでも使われたりしておりますね。
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この他にもですね、継ぎ木を行うことで品種の掛け合わせとか、
あとそれぞれの植物が持っていなかった異なる特殊を持った新しい品種を生み出すというふうなことができてたりもするんです。
例えばピーマンに唐辛子を掛け合わせたものというものがありましてね、
これは私も初めて知ったんですけどピートンというものがありそうですね。
こういうような形でですね、それぞれの特徴を持った全く新しいこういうふうな実をならすというものがありまして、
こういうような特質を持っている、こういうふうに出てきてしまったものをですね、継ぎ木雑種というふうに言われております。
この継ぎ木雑種はですね、要はキメラとか植物キメラとかいろいろ言われてたりするんですけども、
いろいろと他の品種とかそういうふうなものの特徴をそれぞれ持って生まれて新しく出来上がった、
そんなようなものになってきたりするんですけども、基本的には継ぎ木をしなければその品種はできないというふうなことが多かったりしておりますね。
そしてこの継ぎ木をさせるために重要なルールというふうなのが一つございまして、
というふうなのも継ぎ木は基本的に同種、同花、近縁種でなければ成功しないというふうに言われております。
特にこれはかなり長い間こういうふうなものでなければ成功しないよというふうに言われてたりするんですよね。
あと余談なんですけども、インターネット上でですね、例えばフェイク画像で出てきたものなんですけど、
バラをですね、ジャガイモに刺すと綺麗に刺すよというふうなのなんかで見たことあるかなというふうに思う方もいらっしゃると思うんですけども、
あれはですね、完璧なフェイク画像となっております。
というふうなのも、バラはバラ花となっておりますし、ジャガイモはナス花なんですよね。
花としても木としてもかなり遠くになっておりますので、基本的には成功することはないかなというふうに思っておりますね。
なんでね、日本国内で実験しましたよというふうな例とか、そういうふうなのをいっぱい挙げてる人がいるんですけども、のきなみ失敗されておりますね。
成功しちゃうというか、バラがなんとか生き残っちゃったというふうな例はあると思うんですけども、
基本的に同じ花とか同じ木とか近縁種でなければ継ぎ木というふうなのは成功しないことになってたりしております。
そういうふうなものとなっておりますので、じゃあそれぞれの継ぎ木について改めてちょっと見ていきましょうか。
最初の継ぎ木を行ったものに関してなんですけども、こちらはですね、この継ぎ木のルールを無視して継ぎ木されたものとなっております。
というのも、この最初に継ぎ木を行ったのはですね、スタンド能力によって継ぎ木が行われてたんですね。
この継ぎ木を行ったのは空城女性文というふうな名前を使っているスタンド使いとなっております。
彼が持っているスタンドというふうなのがですね、第4部の主人公東方定介と同じように、
物と物を回復してくっつけるというふうな能力を持っている、そんなような方だったんですよね。
彼はですね、いろいろあって、ろ過花がどうもお金になるというふうに気づいて、
このろ過花の枝を盗んでその実を売ってお金にしようというふうなことを考えたんですね。
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そしてひょんなことからその枝を奪取して、これをですね、東方農園にある一軸の木に継ぎ木するというふうなことをやってたりしてたんです。
この継ぎ木の能力がうまくいった理由というふうなことですね。
これは作中の方ではですね、あんまりうまいこと解説はされてはいないんですけども、
ただこの作品がですね、特に4部と同じように森王朝を舞台にしていて、
そして同じ似たような名前の空城女性文というふうな登場人物になっているというふうなところを考えるとですね、
東方定介と同じようなクレイジーダイヤモンド的な能力を持っているというふうな描写が旋回されておりました。
そしてこのクレイジーダイヤモンドの能力はですね、岩と人間を合体させたまま人間を生かしておくとか、
そういうようなことができてしまうような能力だったりするんですよね。
っていうふうなことを考えると、異なるもの、全く果が異なるものも生きた状態で継ぎ木が可能になるというふうなことになりまして、
この継ぎ木はですね、本来であれば絶対に成功しないはずのイカ同士の継ぎ木ではあったんですけども、これがなぜか成功してしまうんですよね。
その結果、一軸の木に継ぎ木をされた結果、一軸と混ざり合って継ぎ木雑種を生み出した六花花はですね、新たな能力を備えて真六花花の木となります。
この能力についてはですね、今回のお話に関しては関係がありませんので割愛をさせていただきます。
気になる方はちょっと読んでみてもらいたいなというふうに思っておりますね。
ここでこの描写とかで変な部分とかっていうふうな部分もちょっと話をしていきますけれども、最初にですね、この六花花が登場した際にですね、
こちらの六花花の植物体の姿を想像するっていうふうなことが作中の中に描かれております。
これはですね、東方範介さんという東方家の当主のおじさんがいるんですけども、この方のスタンド能力、キングナッシンという。
この能力はですね、そのものが持っている匂いとかそういうふうなものを追ってその形を再現したりとかするっていうふうな能力なんですね。
要は特に第5部とかで出てきたようなスタンド能力であるんですけど、調査とかそういうふうなのに特化した、そんなような能力だったりしております。
その際に六花花の半分だけに割れた実というふうなのが作中の中に出てきて、その作中に出てきて再現された枝というふうなのが、
一軸の葉っぱを付けている六花花の実だったりするんですよね。
これは後々読んでいくと六花花の枝と全然違うじゃんっていうふうな形になるんですけども、
これはですね、当然のことながらこのジョセフ実が継ぎ木をした六花花の枝というふうなところから取れた六花花の実だったりするから、
そういうふうな点でそういうふうなのが描かれていたのではないかなというふうに思っておりますね。
ただそう考えるとですね、おかしな描写というふうなのが作中何回か出てきたりするんですけどね。
今のところ私が納得いく部分としてはこういうふうな形になるかなというふうに思っておりますね。
その後この六花花の枝はですね、東方農園の中でただ継ぎ木をされて、そしてその継ぎ木をされた場所というのがわからなくなっちゃうんですね。
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で、その後でさっき前編の方でも後半で話しました。
成長促進をさせる虫というふうなのをこの果樹裁判院でありますとこの豆津くらいさんだけがどうもこの六花花の枝が継ぎ木されたものが見分けがつくというふうな形になりましたのでね。
なんか90度に曲がる枝だから見分けつくんじゃないのってちょっと思うんですけどね。
それもなんとか豆津くさんだけが見分けがつけられて見分けをつけて見分けつけたものにさっき話した奇妙な虫、成長促進をさせる虫を仕込んでその後で枝に身をつけさすような形にやりますと。
で、そうなった後でですね、この枝を巡ってこの登場人物の中でいろんな勢力が奪い合いを行うんですね。
その際にこの枝というふうなのは切り落とされて、そしてとある人物の手に渡ってしまいます。
その手に渡った際にですね、そのとある人物はサボテンにこの新しい六花花の枝を継ぎ木することになるんですよね。
この継ぎ木を行った人物はですね、名前とかキャラクター名とかは伏せますけれども、彼はですね、どうも六花花というふうな植物が元々どういうふうな植物なのかというふうなのを知っている登場人物となっております。
そのためこの六花花を安全に継ぎ木するためにおそらくこの植物を選んだのではないかなというふうなところで、
この登場人物はですね、ファーローサボテンというふうに作中の方で呼ばれているサボテンに継ぎ木を行うことになります。
今のところですね、私インターネット上でサボテンのことはあまり詳しくないので調べたんですけども、ファーローサボテンというふうな名前のものはないんですけどね。
とにかく大事なのはサボテンに継ぎ木をされたというふうなことだったりしております。
これはですね、この登場人物がおそらく六花花のことについてよく知っていたから、そして似た花のものとして継ぎ木をしたからではないかなというふうに思ってたりしておりますね。
継ぎ木のルールについては、話しました通り、近縁種か同じ花木でなければならないというふうなところを話しましたので、というふうなことを考えると、六花花は撫子木、サボテン花の仲間になるのではないかと、導出できるかなというふうに思っております。
実際にですね、六花花のモデル植物というふうに目指されている植物がございまして、こちらはですね、同じく撫子木、サボテン花の中に分類されております。
内輪サボテンというふうなサボテンがございます。これは南北のアメリカ大陸に持生しております。そしてサボテンなんですけども、サボテンの上の方にトゥナという実をつけるんですよね。
このトゥナというふうな実がですね、見た目がこの六花花の実にそっくりというふうなところもありまして、サボテン花の内輪サボテン、赤の中に含まれるのではないかなというふうに考えると非常にスッキリするなというふうな部分だったりはするんです。
ただ、これはですね、他のところでも言われているところなので、私はもうちょっと進んで考えていこうと思います。
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というふうなのも、ニュージーランドにはサボテンの仲間はおりません。
特にですね、このサボテン花というふうなのは、主に南北アメリカとかオーストラリアとかその辺とか、そういうふうな乾燥したところを中心に生えている植物なんですよね。
ニュージーランドはですね、要はアネッタイ的な植物が気候になっておりますので、そこにはですね、残念ながらサボテン花の仲間はいないんですよね。
ただ、ニュージーランド等にもですね、一応ナデシコ木で、そしてサボテンに禁煙というふうに言われている他肉植物の仲間がございます。
それがですね、ナデシコ木、アカンプセロス花というふうなのがありまして、こちらが捨てがたいんじゃないかなって、私自身は思ってたりしておりますね。
で、そう考えると、この六花花というふうな植物はですね、ナデシコ木、アナカンプセロス花というふうな、そういうふうなのに分類する花であるというふうなところが、私の結論として結論づけたいかなと思うんですけども。
ただ、アメリカ大陸から流れ着いた主がニュージーランドの土地で、うっかり土地の力で六花花に育ってしまったというふうな可能性もね、否では否定しきれない部分がありますのでね。
まあ、DNA観点でもしない限りは、ちょっとはっきりとしたことは言えないなと思いますけども。
まあ、少なくともナデシコ木の植物であるのというふうなところは、硬いかなというふうに私自身は思っておりますね。
で、そんなところで六花花というふうなのがナデシコ木、おそらくうちはサボテン花、もしくはアナカンプセロス花というふうなところで、結論はついたんですけども。
余談ですけども、ちょっとここからですね、継ぎ木の話についてもちょっと話をしていこうと思っております。
で、こちらはですね、本当に近年、2020年になるんですけども、2020年にですね、スタンド能力がなくても異なる花の植物同士を継ぎ木する技術というふうなのが実は発見されてたりするんですよね。
で、それどういうふうなやり方かというと、非常に簡単です。中間大義というふうなものにタバコを使うというふうなやり方なんですよね。
で、タバコというふうな植物はですね、皆さんもご存知の通りタバコを吸ったりするときの葉っぱを生み出すタバコなんですけども、タバコはですね、かなり多くの花の植物と雑に継ぎ木が可能だというふうなことがどうもわかりまして、
これを使うと今まで継ぎ木ができなかった植物同士も継ぎ木ができてうまくいくんじゃないかというふうなものになってたりしておりますね。
例えば、豆花の植物にその上にタバコをつけて、その上にナス花の植物をつけるなんてこともできたりするという。
で、これがうまくいくかどうかというふうなのは、今現在も研究中でいろいろとやられてたりするんですけども、いろんな植物同士をつなぎ合わせるというふうなことができるというふうなところを考えると、なかなかロマンがあるなというふうに思ってたりしておりますね。
ただね、もともと寄生植物というふうに言われている、自分の根を持たない植物とかもありまして、これらは蚊が関係なく他の植物にくっつくことができるというふうなことがありましたね。
それがどうもタバコも似たようなことができるよというふうなのがわかったというふうなところで、おかげでですね、ここから先、ろ過化の品種改良とかそういうふうなものもですね、
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タバコを使えば新ろ過化的なものももっと生み出せるようになるかもしれないねってところで、今回のお話は締めさせていただきたいと思います。
で、ここまでお話をさせていただきましたけれども、こういうふうな解説はですね、当然のことながらジョジョリオンの中には特に深く話をされてない部分だったりしております。
ここから聞いた上でもですね、ジョジョリオンを読んでいただければ、あの辺の話で知ってたのって、ジョンさんのあの話ってこういうふうなことかというふうなのが多分わかって楽しく読めるかなというふうに思っておりますのでね。
よかったらジョジョリオンぜひ読んでみてくださいねというふうなところで、今回のお話は締めさせていただきたいと思います。
では、エンディング入ります。
はい、今回も長々とお聞き下さいましてありがとうございました。
当番組へのご感想は、Twitterハッシュタグ、a-n-aにサブからのサブ、aサブとつけてお寄せくださいますようお願いいたします。
また、長いご感想等がございましたら、ポッドキャストの概要記載のURLからフォームの方にいろいろと長文を入力してお寄せいただきますようお願いいたします。
いただいたコメントはですね、Twitterで来たやつはここ最近は引用リツイートでお返事というふうな形でお返事をさせていただいております。
場合によっては、aノートサブカル会にて読ませさせていただくこともあるんですけども、aノートサブカル会は基本的にはGoogleフォームの方を中心にご紹介をさせていただこうと思っておりますので、あらかじめご了承いただけたらなというふうに思っておりますね。
あと番組継続の励みになりますので、Appleポッドキャストへのレビューとかコメント付きのやつですとか、あとはSpotifyのレーティングの方で高評価などをつけていただけるとありがたいかなというふうに思っておりますね。
今回こんな感じでですね、長々とお話をさせていただきました。本年一発目の農業業者探偵なんですけども、いかがでしたでしょうかね。
何から何までピンとこねえわっていう風な方もいらっしゃったらどうしようかなというふうに思いながら話したりはしてるんですけどね。
まあでもジョジョは面白いですね。私、たぶんジョジョのシリーズの中で、結構ジョジョリオンは好きな方なんですけどね。
でも一番好きなのは何?っていうふうに言われると、たぶん私はスティールボールランが一番好きかな。
今、アニメ化が第6部までしてるのでね、その次のジョジョ、スティールボールランが早くアニメ化されるなって言ったらいいなっていうふうなのをちょっと期待したりなんだり、そんなことを考えてたりする作梱でございますね。
あとお便り紹介とかは、今現在はエンディングコーナーではやっておりませんので、この近辺ではですね、架空農業界とかをいずれやりたいなというふうに思っておりますし、
あとは先月の振り返りをしないとなっていうふうに思いながら、全然収録時間が取れないでいるというふうな状況となっておりますね。
なんとか収録時間を取って、Aノートサブから書いてお便りがないならご紹介させていただきますので、もうしばらくお待ちいただきますようお願いします。
というわけで、長々とお聞き下さいましてありがとうございました。では次回もお楽しみに。