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2021-11-30 10:30

今日の10分de1テーマ「勝利の方程式を知りたい経営者が共産国の指導者に見えた話」について

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。
00:01
はい、というわけで始まりました。
本日はですね、今ね、いろんなコンサルの人と話している機会が多くて、いろいろ考えさせられるんですけど、
その中でですね、やっぱり計画かな?計画という話についていろいろ思ったことがあるというか、
なので、その話をつらつらしたいなというふうに思います。
というのは、ある会社がコンサルの人のところに相談に来ていると、
その会社の経営者の人が、我が社がうまくいっている理由を一言で定義したいと、
我が社の強みを一言で定義したい、
そしてそれによって生み出される方程式を使って、もっとうまくいくようにしたいと言っていたんですよね。
でですね、部活長その方のですね、若い頃のことを知っているので、
それを聞いてですね、おいだなと思ったんですよね。
何言っているんだと思ってですね、と思ったんですよね。
その理由みたいなこととか、いろいろそれで思い出したことがあったんですけど、
まずそれを聞いた時に真っ先に思い出したのがですね、
共産主義者の指導者たちのことを思い出したんですよね。
それは本当にソ連とか中国とか北朝鮮とかなんですけど、
なんでそれを思い出したかというとですね、
まずその共産主義ってその当時、発足当時はですね、
科学的な最先端な思想だと思われていたんですよね。
科学的、つまり今まで何となくでやってきていたけど、
もっと科学的に社会というのを形成していかなきゃいけないんだと、
ちゃんと計画立ててやっていかなきゃいけないんだというのがあって、
そのために共産主義というのは一つアプローチとしてあるんだよみたいな感じでですね、
共産主義って実は全部自分たちのことを科学的だと思っているんですよね。
だから例えばソビエットとかだったらですね、
5カ年計画とかですね、この5年でこれをこんだけやるぞとかね、
中国だったら大躍進政策ってありましたけど、
何年だっけ、15年でイギリスに追いつくとかですよね、
とかですね、みたいな感じで科学的に開発計画とかを立てて、
その期間の間にこの成果を上げるぞということをですね、
共産主義という一つのアプローチとして取るわけですけど、
やっぱりことごとくうまくいかないわけですよね。
5カ年計画とかね、うまくいってる風に見せかけてね、
03:01
こんなに農産物輸出してるんだから5カ年計画うまくいってんだってね、
ソビエットの外の国はちょっと騙されたりとかしたんですけど、
外の知識人とかも騙されたりしたんですけど、
実は全然輸出できるような状態じゃなかったんだけど、
どこだっけな、どっかの国の農作物を無理やり引き剥がして、
自分の領内のソ連の領内のどこだったっけかな、
東欧の辺りなんですけど、から引き剥がしてですね、
それでそれを輸出してたんですよね。
5カ年計画うまくいってるよ、こんなに農作物輸出できるようになったよって言ってたんですけど、
実はそれでもう何百万人という人がウェイジーにしてるんですよね。
みたいなこともありましたし、大躍進政策とかも同じような感じでね、
国土開発とか、鉄の製造とかですね、こんな風にできるようになるぞって言ったんですけど、
国土開発とかはものすごい自然破壊を生んで水害とかをもたらしまくってね、
鉄とかも全然うまくいきませんでしたみたいな感じでですね、
このなんですけど、両方ですね、共通してるのはあとあれか、
北朝鮮もそうですね、北朝鮮もね、計画立ててですね、
山でどうもろこしか何か育てるみたいな計画立ててですね、
山の木全部伐採して大洪水が起こってですね、
農業が壊滅的な打撃を受けて、そこから未だに立ち直ってないっていうね、
とかがですね、全部あるわけですよね。
共通してるのは全部農業で失敗してるんですよね。
いわばですね、自然を魚草としてですね、
自然に対してそのでっかい計画っていうのを達成させようとして失敗してるんですよね。
生態系に計画性を持ち込んでるとも言えると思うんですけど、
でですね、ちょっとそれを思い出したんですよね。
会社というですね、組織というですね、一種の生態系みたいなのがですね、
何か知らんけど上手くいってると、
それを一言で定義してですね、それを方程式を編み出してですね、
それを当てはめてもっと上手くできるようにしたいっていうのを聞いた時に、
はっ、共産主義っぽいと思ったんですけど、
でですね、共産主義の失敗っていうのはね、
いろいろ生態性に計画を持ち込むっていうのはあるんですけど、
例えばですけど、店舗の出店みたいなこともですね、
大体失敗するんですよね。
どういうことかというと、
共産主義って新しい店舗を出す時に規制をかけてですね、
この地域にはこの地域で1店舗、
この地域で薬屋は1店舗みたいな感じでですね、
規制を設けるわけですよね。
何だったら場所もですね、
政府が決めたりもするぐらいな感じだったりするわけですけど、
そうなるとですね、客の動向とかと一致しなくてですね、
06:02
ガラガラになったりとかですね、
逆に全然品物が足りなくなったりとか、
流通も混乱したりとかしたりですね。
結局昔ね、よくこのソ連のニュースとかで見たですね、
全然物が並んでないお店みたいな、
人が並んでるみたいな、
ああいう事態が起こるわけですよね。
で、例えば資本主義とかといったらですね、
その辺がすごい得意で、
まあいわば適者生存が働いて、
全然ね、こんな店出店してもダメだよっていう店はですね、
潰れてなくなって、
で、ここすげえコンビニ流行るなってところにはですね、
もう1店舗出そうかみたいな感じでコンビニが増えるみたいな感じで、
犠牲を出しながら最適化に導かれていくわけですよね。
それはいわばアダム・スミスの言う見えざる手ってやつなんですけど、
そのですね、なんていうか、
その適者生存によるですね、
すごいちょうどいい感じっていうのとですね、
計画性を持ってですね、
上からバシッとね、
エリート様が科学的に考えた答えはこれだ、
バシッてやるっていうのは上手くいかないっていうのですね。
そういう対比があるわけですけど、
なんかね、今そのなんていうんですかね、
はっきり言ってその会社は、経営人はまあ、
現場をほっといてたわけですよね。
ほっといてですね、のほうずにしてたわけですよね。
良くも悪くも。
で、その結果上手くいってると。
ってことはまあほとんど、
自然みたいなものなんですよね。
でですね、そこにこうですね、
その自然がどう上手くいってるのか、
自然の定義とはみたいなね、
自然にこの方程式を上手くはためると、
もっと上手くいくよみたいなことを知りたい、
と突然言い出したと、
その経営人がと。
っていうのを聞いて、
まあやっぱりですね、
今日は本当にね、
ね、共産主義っぽいなと思ったし、
おいたなと思ったんですよね。
でですね、この態度の何がいけないかというとですね、
さっきもエリートって言いましたけど、
エリート主義的なんですよね。
官僚主義的なんですよね。
で、それの何がいけないかというと、
人を信じずに科学を信じてるんですよね。
で、なのでですね、
何でしょうね、
人が好き勝手やっててもう上手くいかないと。
なんだけど、
だからこの賢いエリート様が
ちゃんと科学的手法を持って
当てはめてあげるぞよみたいなことをですね、
言って、
わー大興奮だみたいなね、
自然が汚せないみたいなね、
わー店が全然潰れまくってるよみたいなね、
みたいなことが発生すると。
で、それは当然でですね、
何て言うんですかね、
09:00
自然とかだとですね、
あまりにも構成要素が多いわけですよね。
じゃあ木をバーって刈ってトウモロコシ植えたら
大洪水起こる、
その補水能力がなくなって大洪水起こるとかですね。
で、みたいなこう、
自然ってすごいいろんな、
たくさんの要素が相互作用してるわけじゃないですか。
で、そこにですね、
いくら頭がいい人はいえですね、
一つの頭脳と一つの目と耳と鼻とでですね、
センサーしたものでですね、
ではやっぱ無理なわけですよね。
だったらですね、やっぱその人間にはですね、
エリート以外にも全員センサーが付いてるので、
もうセンサー多ければ多いほどいいわけですよね。
多ければ多いほど最適解にいけると。
でもその、なんていうんですかね、
エリート的な考えてなると、
そのセンサーを信じられないわけですよね。
人に、人人一人にですね、
一人一人に脳みそとですね、
目と耳と鼻と付いてるってことがですね、
どうも信じられなくなって、
俺がちゃんと導いてやんなきゃだめなんじゃねえか、
みたいな気持ちに多分なるんですよね。
でですね、だからまあこういうことをですね、
言い出すんだと思うんですけど、
というところで10分経ったので、
また続きは明日お話します。よろしくお願いします。
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