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はい、というわけで始まりました。
最近僕が興味あることがですね、あと違和感あることの理由がですね、おそらく世界はそのカオスっぽくできている。
ものすごく複雑にできていて、それを理解するためにはですね、非線形化学の考え方っていう方が理解、多分実態になっていると思うんですけど、
カオスをカオスのまま捉えるのは難しいと。
だからやっぱりシンプルに捉えたいし、分かりやすく理解できるといいな、そしたら未来も予測できて安心だなみたいな気持ちがですね、
線形として捉えるというふうに、こちら側はどうしてもなりがちであると。
そういうふうに捉えようとするとですね、実態と違うのでいろんな勘違いとか認識のそごうというのが起こると。
人間の勘違いの99%はここに集約されるんじゃないかと思ったという話だったんですけど、
具体的にどういう勘違いがあるかなという話なんですけど、
特徴の一つ目で非線形というのがあります。
それを線形だと思い込むときにどういうことが起こるかというとですね、
これですね、僕も実際経験あるんですけど、
例えばですけど、この人には10くらい好かれているから4くらい甘えていいだろうって言ってですね、
それでも6余るかなみたいな感覚でですね、
ちょっと1個2個って無理を言ってですね、
まだ大丈夫かな、まだ2個2個してるなって3個4個ぐらい無理を言ったところでですね、
いきなりものすごく嫌われたり断絶されるみたいなですね、
いうことが起こりますよね。
これはまさにですね、人と人の関係を線形で捉えているけど、実は非線形だと。
僕は本当にね、これ経験があって、ある人と付き合ってたんですけども、
ちょっと頑張る、ちょっと無理、ちょっと大変だけど、
まぁちゃんと付き合うか、付き合うか、付き合うか、無理、もう無理、もうダメ、もう喋りたくないみたいに急になったんですけど、
そういうもんでしたかねと。
でもまさにですね、人間の感情とか、人間同士の関係性とかですね、
多数の要素が複雑に絡んでるんで、まさに複雑系なんですよね。
でですね、このことはつまりですね、原則的に物事の予測できないし、計画も立てられないということなんだろうなというふうに思いますと。
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次の特徴で、初期知恵便性というのもありましたけど、
これはですね、例えばあることで成功しましたと。
で、あの時こうだったから今回もこうでいけるだろうと思うとですね、うまくいかない。
これよくありますよね。
これはですね、やっぱりこのわずかな差がですね、人体の違いに繋がるっていうことだと思うんですよね。
でですね、これはですね、もう一言言っちゃうと、ほぼ偶然に支配されてるっていうことなんだなというふうに思うんですよね。
でですね、次の全体安定性ですよね。
これがですね、個別にカオスで動いているもの、動いていても全体で見ると安定するって話なんですけど、
むしろ逆にシンプルにしようとすると全体の安定性がなくなるって話なんですけど、
まさにですね、僕の会社の話でですね、個別にカオスに動いてたわけですよね。
カオスに動いてですね、それぞれの人間がですね、それぞれの複雑な環境とかね、
人間自身複雑なものの中で判断して、はいはいはいって動いていたのがですね、
こんなカオスに気ままにやってちゃダメだと、しっかりルール付けしないとっていうふうに今ちょっと動いていってると。
そうなるとですね、さっきの歩く例えで言うとですね、筋肉と関節を減らすみたいなものなわけですよね。
そういうふうに作りをですね、歩くという安定した動きっていうのは、
たくさんの筋肉とたくさんの関節が複雑に、個別にはカオス的に動いて、
全体としては安定するという性質を利用して人間を歩けてるんだけど、
そこをですね、じゃあ関節数は歩くだけだったら膝があればいいでしょ、膝と股関節があればいいでしょみたいなね、
みたいな感じに少なくしていったりすると、転びやすくなると、安定性が失われると。
それがですね、やっぱり僕の会社の業務効率化とかですね、定義付けっていうのに感じる違和感っていうのは
この辺から来てたんだなというふうにも思いました。
最後はですね、不規則繊維現象と。
これはさっきのね、急に納豆嫌いになったりとか人を嫌いになったりするという現象ですよね。
とか気候変動ですよね、急に二酸化炭素を増やしてたら急にもういきなり氷河期とかに突入して、
わーみたいなね、もう二酸化炭素今から減らしても間に合わんよみたいな、
この全然違う形に急に安定しちゃった、みたいなのが不規則繊維現象だと。
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でですね、これらのことをまとめて、じゃあ世界っていうのはどういう性質なんだっていう話を言うとですね、
まずシンプルじゃないですと、コントロールもできないですと、見通しも立てられなくて、計画も立てられなくて、
予測もできなくて偶然に支配されてるっていうことが浮かび上がってくるわけですけど、
それを聞いてですね、やっぱりどうすればいいのかというふうに思うわけですよね。
でですね、例えば一つの引きになれるとして、
じゃあ会社をこうやってやるんだ、こういうルールをもっと強化して、
こういう定義付けをして、こういう人間を取っていくんだとやっていくと不安定になりますよって言って、
じゃあお前どうすればいいと思ってんだって聞かれたとしたら、
僕はですね、一人一人の人間がちゃんと世界を感じ取ることですと多分答えると思うんですよね。
なんじゃって言われると思うんですけど、
でも本当多分それぐらいしかないなとは思うんですよ。
だって見通しも計画も予測もできなくて偶然に支配されてると。
しかも何らかの言葉にできるようなルールとかをシンプルに適用すると安定性が失われるというようなものをですね、
どうすればいいんだと思ったらですね、
一人一人の人間がカオスな世界をちゃんと感じ取ることであるというのが僕の対処法なんですよね。
カオスの一部である自分の感覚というのもしっかり感じ取ると。
それができていれば、例えば会社で言うと、いわば一人一人がセンサーとして優秀であるということだと思うんですよ。
会社を中央集権的に組織立てていって、こういうふうにやって、こういうふうに管理して、こういう計画でいくんだというのはですね、
イメージで言うと巨大ロボがあって、その巨大ロボが動いて歩いてるんだけど、
その巨大ロボのですね、どうやって外を見てるかというとですね、
頭部についているカメラ一つだけで見てる。目のところについているカメラ一つだけで見てる。
まさにこのザクとかグフみたいな感じですね。
単眼レンズだけで外を見ていると。
でですね、そしたらすごく危ないですよね。
そこから見えないところで転ぶかもしれないし、
それを潰されたら終わりなわけですから。
なんだけど、会社という組織の全身を構成している細胞一つであるとですね、
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構成員がセンサーとして優秀だったらですね、絶対転ばないと思うんですよね。
だからですね、やっぱり一人一人の会社員が、組織の構成員がですね、
ちゃんと目が開いていると。
ちゃんと世界のことを感じ取って、自分のことを感じ取っているという状態であれば、
あとはですね、それぞれがいいと思ったことを振る舞いとして見せていれば、安定するはずなんですよね。
だから本当にですね、子供みたいな回答なんですけど、
たぶん本当こんなことだろうと思うんですよね。
以前ですね、真面目じゃダメで真剣である必要があるって話をちょっとしてたんですけど、
これですね、真面目っていうのはやっぱり感覚が閉じている状態だなとも言えるなと思ったんですよ。
センサーが働いていない状態とも言えると。
でですね、そのセンサーが働いていない状態の人っていうのは、
先進的な世界観と相性はいいんですよね。
というのは、だってこうすればいいんですよね。
それが正解なんですよね。
というふうに言えちゃうので、
なんかお前全然業績上げてないぞ。
いやでもマニュアルにはこう書いてありますし、
それが正解なんですよねっていうのが真面目な人だと思うんですよね。
それはセンサーが閉じていると。
もしそのセンサーが開いていて、そのマニュアルがもう良くないマニュアルなんだとしたら、
マニュアル外の動きをするとか、マニュアルが役に立ちませんよっていうことをちゃんと言うとかみたいなことをする人が真剣な人だと思うんですよね。
だからですね、そのセンサーが働いているってことが真剣。
真面目のですね、分水嶺なんだなというふうにひるがえって思ったんですけど。
なのでですね、結局一人一人がしっかりと見て感じられる人間になるということしかないと。
でですね、もちろんそのマネジメントをする人はですね、
その一人一人をしっかり見て感じているというのはものすごいシンプルなことなんだと思うんですよね。
なんですけど、これがですね、そのマネジメント側の人からすると面倒なんですよね多分。
大変かだな、面倒だなと思うから。
なんか楽な法則みたいなのもないかなみたいな。
なんかこれさえ当てはめればいい、うまくいくみたいな定義みたいなのないかなみたいな。
これで測ればちゃんと人間が測れるっていう計算式みたいなのないかなみたいな感じですね。
ニュートン力学的な先進的な方向に引かれてしまうと、人間というのは。
多分それはセンサーが閉じかけているということだと思うんですけど。
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でですね、そうなると延長線上に会社の効率化とか優秀な人材の定義みたいな話になっていくと。
そうすると固定化して全体の安定性を失われるよねっていうようなことをですね、思いました。
ということはですね、僕の違和感がですね、すべてカオス理論で説明できたという話でした。
本日は以上です。ありがとうございました。