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2022-06-27 18:16

今日の10分de1テーマ「ずるい仕事術〜20年も会社員やってると身の処しかたが似てきますね」

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

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本日はですね、さくまのぶゆきさんのズルい仕事術という本を読んでですね、その感想の話なんですけど。
なんでこの本を読んだかというとですね、まああの、まず、勧められたんですよね。
ここに書いてあることはおそらく8割そうだそうだと、あなただったら8割そうだそうだと思うと。
そして2割くらい、なるほどそうかという発見もあるというですね、なんかやけにこう、あなただったらみたいな勧められ方をしてですね。
そんなに?と思って、じゃあ読んでみようと思ったのとですね、最近僕はその充実に夢中になりすぎて全然本を読めなくなってですね、
未だに会計の歴史読み終わってねえぞみたいな感じでですね、
すごい読書スピードがめちゃくちゃ落ちたところにですね、これくらいの軽い本はちょうどいいかなと思って、
まあ本当に40分くらいで読めたんですけど、さらっと読みましたと。
でですね、さくまさんってね、有名なゴッドタウンとかやったプロデューサーの方ですけど、
別にすごいそんな好きというわけでもなくですね、ゴッドタウンとかそんなに好きというわけでもなく、
なんかまあどちらかというと僕どこだろうな、
どちらかというと割と苦手な感じというか、なんか感じなんですけど、
ちょっとあざとい笑いというか、ここおもろいでしょみたいな感じがちょっとうーんって感じがあるんですけど、
まあでもですね、そんなに読んだら読んでみようと思って読んだんですよね。
真面目にの部分にですね、自分は芸能界もテレビ界も苦手っぽいとテレビ東京入社してすぐ気づきました。
根本的に一人の時間が好きで人間関係を無理に広げたいと思っていないというところでですね、
なに、完全に俺やんけと思ってですね。
で、そんなまあ人がですね、テレビ業界に入って、まあすげー飲みに連れてかれたりとかしてですね、
もう嫌だと、ハラスメントもすごいし嫌だと、なんだけど自分が面白いと思うものを世に出したいと、
けどこの業界の苦手な部分になれるのは嫌だし無理だ、どうすればいいんだと思ったときに、
そうだ、もっとズルくなろうと、
たかが仕事だ、そう思おう、会社にとって都合のいい存在にならない、そのために頭をひねろう、
それで無理なら会社を辞めよう、そう思ったとき頭がすっきりしていつまでか笑いがこぼれていました。
やっと社会人の入り口に立った気がしました。
そこから僕は変わったのです、ということが初めに書いてあってですね、
ほぼ俺やんけと思ったんですよね、なんかこの経緯が。
まあ、なんでしょうね、面白いと思えるものをやりたいなと思うんだけど、
03:08
やっぱ会社のめんどくさいことっていうのはすごく嫌だと、
なんとかかんとかそれを折り合いつけるしかないかといったときに、
まあ、いろんな折り合いのつけ方があったんですけど、
究極的に折り合いがついたと感じたのはですね、
まあ、いっか、もう無理なら辞めりゃと思ったときなんですよね。
まあ今もだから、まあいっか、そしたら辞めたら、みたいな感じでですね、
全然思ってるんですけど、なんかそう思うとちょっと距離感がいい感じに取れてですね、
それまでの細かな、こうしたほうがいいのかな、ああしたほうがいいのかな、
こうしたほうがいいよね、こういうときは、みたいなことを含めて、
まあなんというか、会社との付き合い方がうまくなったって感じなんですかね。
でですね、そんな中でうまいこと付き合って、なるべくですね、
まあ僕のすごいその、なんていうんですかね、僕のはっきり言って、
会社の中でのなんていうか、自分の希望を言えって言われたらですね、
ほっといてくださいなんですよね。
もうほっといてください、そして僕がやりたい面白いことを通してくださいっていう、
めちゃくちゃ、めちゃくちゃわがままなんですけど、
まあまずほっといてほしいと、
本当につまんないことに巻き込まないでほしいんですよね。
つまんないことをやらせないでほしいと。
だけど、僕が面白いと思っていることは、やらせてほしいと。
まあそれはめちゃくちゃわがままなんですけど。
でですね、まあそれに、その立ち位置に近づくために、
まあ割とこう、ことを重ねてですね、
今かなりそれに近い状態にあるんですよね、正直言って。
もうかなりほっといてもらっているし、
まあほっといてもらっているかな、
気をつけないとほっとかれ、また声かけられたりしそうなんですけど、
まあほっといてもらっているし、
自分の好きなことをやっていると、みたいな感じでですね。
まあなんていうんですかね、このさくまさんの、
ちょっと僕と一緒にしてはあれですけど、
まあいろいろ大変なことがあって、でもこういうことをやりたいなと思って、
こういうことを気をつけてきましたっていう、
まあたぶんさくまさん自身の、
それこそ20年間くらいの会社人生みたいな、
で得たことみたいなことが書いてあるわけですよね。
で、それはですね、はっきり言ってこう、
別に何ら目当たらしくないんですけど、
でもまあその通りだよね。
それ、俺もあったし、そういうことを気づいたみたいなことばかりでですね。
なんかこう、そういう意味で言うとなんていうか、
まあそうだよねっていうので、結構ずっと楽しくは読めたんですよね。
でですね、まあいろいろあるんですけど、
06:02
楽しそうを最強のアピールにする。
まあこれはなんか、楽しそうに仕事やってますよってやると、
あいつは今いい仕事をやってんだな、みたいなふうになって、
なんて言ったらいいかな、本当に大事なことじゃないですけど、
まあこれ、僕もこれすごく重視していることで、
たぶんですね、会社の中で何が一番、会社の中で得意かというとですね、
おそらく楽しそうに打ち合わせすることっていうのは、
僕の右に出るものはいないと思うんですよね。
あの、これまあよく会社で言われるんですよね。
なんちゅう楽しそうに打ち合わせするんや、とか言われるんですけど、
まあこうやって結構楽しそうに打ち合わせするっていうのはすごく、
なんて言うんですかね、大事だし、まあ普通にやるんですけど、
あの、なんて言うんですかね、うーんってつまんなそうにやると、
こっちも苦しいんですよね。
なんか苦しい場面でも楽しそうにやらないとですね、
なんか本当につらいんで、だから楽しそうにやってるんですけど、
まあやっぱり楽しそうにやるっていうのはですね、
なんかなんて言うんですかね、たぶんムードは良くなるんですよね。
それは僕とクリエイターの方とかでもそうなんですけど、
まあもっと大きく編集部とか、でもまあそういう人がいると、
たぶんムードは結構良くなる部分もあって、
まあこれ僕もすごい気をつけてるんですよね。
あとはですね、ほうれん草を使い倒せって言ってて、
まあこれとかですね、まあ本当は普通のことなんですけど、
報告をめっちゃちゃんと、わざと細かすぎるくらい上司にしないと、
上司は不安になって、自分が見えないところに何か進捗してるってことに対して、
すごい不安を抱くから、介入してくると。
介入してくると自由度が減ってくると。
だからそうなる前に、こうしますよ、こうしますよって先手を打って報告しておくんだって言うんですよね。
上司は上司で、自分の上司に報告をしなきゃいけない。
で、報告をしなきゃいけないのに分かってないと進捗がどうなってるんだ、
お前把握しないのかって話になるから、
それを避けるためにもどんどんどんどん先手を打ってしていけって言ってて、
これもですね、そうだなと思うんですよね。
本当にですね、特にリモートとかあって、
自分の部下とかがやってることが目に見えないってなった時に、
おじさんの不安がすごいんですよね、やっぱり。
上司、部長の不安っていうのはすごいものがあって、
何かですね、どうにかして見えるようにしようとするわけですよ。
でもその不安は分かるっちゃ分かるんで、
なるべく伝えるようにしておくっていう感じにはしてるなというふうに思いましたね。
09:08
あとはですね、これは逆に僕はできなかったことなんですけど、
これからもできないかな、こういう機会があったらできるのかなってわからないですけど、
社内発はローリスクハイリターンがいいって言っててですね、
社内発っていうのはですね、ちょっとした成果でも社内発っていうのはものすごくいいことに見えるんだと会社の中で。
そのゴッドタウンがDVDを出すっていうのが社内発だったのかな。
DVDが売れるお笑い番組っていうのが企画として社内発で、
DVDが売れたっていうのが社内発になったと。
そうしたらDVDといえば作馬みたいになったみたいなことを言っててですね。
ただそんなにリスクあったかったら別にリスクはなくて、
次リターンでかかったよみたいな話をしててですね。
これはですね、今のコア事業と関係ない新事業をやるとこのローリスクハイリターンなんですよね。
なんですけど、それがやる気がするかどうか次第なんで、
僕はですね、ハイリスクローリターンのことしかやってない気がしますね。
その新しい社内発っていうのを。
ハイリスクローリターンでですね、すげー苦労したことあったんですけど、
ローリスクハイリターンのことをやりたいと思ったことはまだないなっていうので、
これからもあんのかな、そんなことは思ってますと。
まぁみたいな感じですね。
細かいこと言ってたらね、本当にいっぱいあってですね。
なんだっけな。本当にちょっとしょうがないですけどね。
なんか、影口はコスパが悪いとかね。
王兵な態度はコストが高いとかですね。
多分俺もほとんど同じなことを思って、
そのことをやる意味がわからんと思ってるんですけど。
でですね、あとなんだろう。
まぁそうですね、いろいろあったんですが、
僕的にすごい、なんていうかな。
なるほどなって思ったのがですね、
今日僕もちょっとですね、あるクリエイターの方に返事を書いてたんですよね。
で、その返事を書いてるときに、
ざっくりと言うとですね、
あなたと僕にとって切実なものは何なのかみたいな話をしてたんですよね。
あなたと僕にとって切実に迫ってくるもの、テーマみたいなものは何なんでしょうかみたいな話をしてたんですよ。
で、話しながらですね、
なんで俺入ってんのって自分で思ったんですよね。
これは単純にその仕事の経験則上、
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僕がエゴイスティックに面白いか面白くないかっていうことに対して、
エゴイスティックになると。
なんか僕ではない、どこでも知らない誰か、
例えば女子高生ってこういうの好きそうだよねみたいなですね、
なんか謎の実在しない女子高生みたいなふんわりしたものに対してですね、
じゃあこういうのがウケるのかなみたいな投げると全然うまくいかなくてですね。
僕が面白いかどうかっていうことにやっぱりすごく敏感である必要があるというのでですね、
やっぱり僕があるクリエイターの人と何か聞くときは、
あなたと私にとって何が切実なのかっていうことを話し合ったりするわけですよね。
そこかっていうのを元に企画を作ったりするわけですけど、
そんな話をしながらですね、改めてなんで俺入っとんねんともちょっと思ったわけですよね。
俺はただの担当の編集でですね、
クリエイターの人の作品なんだけど、そこに俺っていう要素が入ってしまってくると。
それはその良くも悪くもというか入ってきちゃうと。
それは入った方がうまくいくからだという経験則ではあるんだけど、
じゃあなんで入るのか。
僕今まで自分というものをすごく入れる理由をですね、
僕も大衆の一部だからだというふうに思ってたんですよね。
僕という大衆が喜んでいるかどうかということを指標にするしかないよねみたいなね。
逆に僕以外の何かどこかにいる大衆みたいな顔の見えない大衆みたいなものに対して
ものを作ろうとするっていうのはなんかおこがましいぞと。
目の前の僕という大衆が喜んでいるのか、喜ばせられるのか、
僕という大衆が切実に感じているものなのかみたいなことを重視するのがいいんじゃないかとは思ったんですよね。
実際そっちの方が良い結果が出るというのでですね、自分というのを入れてたと。
自分を入れる理由は自分が大衆の一部だというふうに思ってたんですけど、
この本を読んでてですね、同じようなことを書いてあって、
とにかくですね、自分というものを入れろというような話をしてたんですが、
自分だけの現役を企画に混ぜるんだみたいな、企画に必要なのはマーケティングじゃない、自分の感覚だ、
難しいんだ、それをどう伝えるかだみたいなことを言ってて、
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本当そのとおり、仕事は違いと同じようなものなんだなと思うんですけど。
これで、なんで自分を入れるのかと、
なんでマーケットとかバッグを見てちゃダメなのかっていうことが書いてあって、
自分の感覚を信じずマーケットばかり見ていると絶対途中で冷めてしまう。
最後の最後に手を抜いてしまったり、世に出すとき恥ずかしくなって下を向いたりしてしまうのだっていうのがあって、
なるほどと思ったんですよね。
これが自分を入れる必要性なんですよね。
自分が入っている企画というものに対して、それは自分の一部なので、
それはですね、僕自身も自分が入っていたら最後まで粘るし、
それがすごく自分が期待している以上のものにならなかったら、
世に出さなきゃいけなくなったとしたらデストレスで死にそうってなるし、
それはクリエイターの人も一緒なわけですよね。
だからやっぱりあなたと私っていうものをここに入れ込もうよっていうのは、
ある種最後まで踏ん張るためというか、そうじゃないと最後まで踏ん張れなくて、
最後まで踏ん張れないようなもので人の心を打とうなんて、
まさにおこがましいということだと思うんですよね。
なるほどねってそこはちょっと思いましたね。
で、改めてこういう本を読んで思ったのがですね、
なんていうんですかね、世の中すごい仕事の本とかで溢れてるし、
仕事のことってなんだろう、
書店とか行ったら仕事関連の本ってものすごく多いと思うんですけど、
みんなね仕事のこと、どうやって仕事していいんだろうみたいなことってすごい興味があるわけですが、
すごいとどの詰まりというか、めちゃめちゃ先日見ればですね、
日々の過程を得るためにはですね、健康だったらある程度働かなきゃいけなくてですね、
働かないでいるのも結構暇でですね、
働くからにはですね、同じ時間を使うんだったらなるべく面白かったりとかしたくてですね、
でも一方その会社とか組織とか、事業を求めるような利益みたいなことをですね、
ある程度ちゃんと作ることが、ぼちぼちやりながらですね、
自分にとって面白い時間を過ごすということに過ぎないんだなと思いましたね。
本当シンプルにちゃんとするくらいのことなんだなと思いました。
それがね結構難しいこと、僕もね、
何だかんだ言ってそれに近い位置にたどり着くのに20年近くかかってる気がするんで、
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難しいことはあるんですけど、
でもシンプルなことでもあるなと思いました。
というわけで本日は以上です。ありがとうございました。
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