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2023-07-09 31:03

#040 歌詞の検討「木綿のハンカチーフ」

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今回は、muroによる歌詞の検討企画です。

【もくじ】

00:09 オープニング:今回はmuroからの新企画


00:56 歌詞の検討「木綿のハンカチーフ」

muroからの新企画//性懲りもなく人のつくったものにあれこれ/「木綿のハンカチーフ」を検討/田川出身の2人のストーリー/話を聞いていないのか深読み間違いか/muroはimuの読みにゾーッ/文学の分析概念の1つ「信頼できない語り手」/ビジョンがなさ過ぎる男性は悪者か/見方によっては女性にも非が/コミュニケーションのすれ違い/若さほとばしる恋の話/信じる以外に何ができる?/ナルシストによるインスタのはしり/第三の登場人物が参戦?/彼女は年上と予想/ハンカチーフの素材について/吸水性が高く安価な木綿/別れるときは花の名前を教える呪い/50歳くらいになって後悔する可能性/muroの止まらない妄想物語/30年後に幻の5番/ハンカチで納得できるわけがない/純粋で可憐な女の子の悲恋の歌?/いろんな見方ができるおもしろさ/※完全に個人の感想です


30:46 エンディング


□今回取り上げた楽曲は

「木綿のハンカチーフ」太田裕美

作詞:松本隆 作曲:筒美京平


--

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サマリー

「木綿のハンカチエフ」という曲の歌詞を検討する企画が始まります。男性と女性の文通が描かれており、最終的に破局する可能性がありますが、男性の行動が女性の意志と一致していないかもしれません。このエピソードでは、男性主人公が東京にいる女性との別れを思い出し、モメンのハンカチーフを贈られたことについて考えます。話に聞いたり、呪いの要素などを含めることで、意味深なエピソードになっています。また、話題となる歌詞について話し合い、宮崎駿の女性観や当時の若者の共感度について考察します。

木綿のハンカチエフの歌詞検討
上水優輝
どうせ死ぬ三人。
imu
いむです。
上水優輝
上水幸です。
muro
むろです。
imu
うーん、元気ですね。
今日は、ちょっとね、むろさんから新しい企画を持ってきてもらってます。
muro
みなさん思ったことないですか?
imu
はい。
muro
音楽とか聴いてる時に。
imu
うん。
muro
え、今のどういうこと?って。
歌詞を聴いてる時に。
うん。
ジェンポップとか洋楽とかなんでもいいですけど、歌詞のある歌聴いてる時に、え、今のどういうこと?って思うことないですか?
imu
うんうんうんうん。
上水優輝
歌詞の意味みたいな話?
muro
歌詞の意味とかね。
あー。
話の展開とかね。
imu
うん。
muro
展開早くね?みたいなの思ったりとかしませんか?
上水優輝
あははは、あるね。あるね。
muro
うん。
そういうのあるなーと思って、こうやってね、歌のね、歌詞をね、ちょっと検討してみたらどうかなーと思って。
imu
うーん、いいっすね。面白そう。
muro
また、しょうこりもなく人の作ったものにアレコレを言うっていう企画なんですけど。
あははは。
これ、いつか刺されますよね、たぶんね。いつか痛い目見ると思う。
上水優輝
あのー、ポイント溜まってるからね、刺されるポイントが。
うーん。
muro
減ることはないですからね。
imu
うん。
黒悲劇一発的な感じでやってますかもね、もしかしたら。
いつ飛び出すかっていう。
muro
今日僕がね、持ってきたのは、1975年の歌。
モメンのハンカチエフです。
上水優輝
はい。
muro
これはあのー、歌手の太田博美さんが歌った曲で、作詞は松本隆さんで、作曲は筒美京平さん、曲なんですけど。
上水優輝
はいはい。
muro
この曲を初めて聞いた時に思ったんですよ。
お二人は聞いたことありますか、モメンのハンカチエフ。
上水優輝
あのね、すごい有名な曲ってのは知ってるんですけど、さっきね、これをやるって聞いて、ちゃんと聞いたの初めてです。
そう、僕もそうです。
ちらっとフレーズ単位でしか聞いたことない、そのサビというか、出だしのとことかは有名だから知ってるけど。
muro
なんかね、僕カラオケに行ってた時に、誰かがよく歌ってた曲なんですよね、これね。歌いやすい曲ですよね、歌謡曲っていうか。
imu
うん。
上水優輝
なんか軽快な感じでね。
imu
イントロ軽快でしたね。
muro
アップデンボでね。
それを聞くたびに思ってたんです。
これモメンのハンカチエフのあらすじを言うと、どっかね、多分関西か中国地方あたりの、その出身の田舎の出身の。
上水優輝
これ田川らしいですよ。
muro
これ田川出身なのこれ。
上水優輝
田川らしいですよ。
muro
出身田川なんですよ。
上水優輝
さっき調べたら。
muro
そうなんだ。
田川出身のカップルがいて、女性は田川に残るんですよね。
男性は東京に行っちゃうんですよね、多分ね。これ東京なのかな、大阪なのかな。
上水優輝
東京へ向かうのだろうということね、これはね。
muro
で、その二人のおそらく文通かなんかだと思うんだけれども、の流れが書かれていて、最終的に破局しちゃうっていう、そういう曲なんだけど。
男が悪いよねってずっと思ってたんですよね。
で、お二人がどう思うのかなと思って、この歌詞を検討してみたいなと思って持ってきました。
上水優輝
なるほど。
男女の感情のズレ
上水優輝
これ歌詞が、どうなんだろう。男性からの手紙、女性からの検討みたいな感じで、ずっと1番2番はそんな感じで、男女男女男女みたいな構成になってますよね。
なってますね。
imu
面白い。
muro
1番初めはね、恋人よ僕は旅立つ。東へと向かう電車で。で、華やいだ街で君への贈り物探すつもりだと。
で、女性が言うんですよ。いいえあなた、私は欲しいものないのよと。ただ都会の絵の具に染まらないで帰って。染まらないで帰ってって言うんです。
上水優輝
まあ田川の人ですからね、東京っぽくなられたら困るみたいなことはあるかもしれないですよね。
muro
これね、前回の茶室と道場の話を思い出してください。
imu
そんな構成だったんですかこれ。
muro
女性の方はワンメッセージがはっきりしてるんですよ。都会の絵の具に染まらないで帰ってって帰ってっていうのがワンメッセージなんですよ。
imu
確かに。
muro
そうなんですよ。けどね、これ次のパラグラフに行きますよ。
男性の方はね、恋人よ半年が過ぎ、会えないのだが泣かないでくれと。都会で流行りの指輪を送るよと。
これね、もうここでね僕はね、どういうことって思ってるわけですよ。
上水優輝
もうあの妄想モードに入ってるじゃん、男性は。
muro
男性がね。だってその前のパラグラフで女性は言ってるわけじゃないですか。私は欲しいものがない。帰ってきて欲しいって言ってるわけじゃないですか。
なんで流行りの指輪を送ってんだよって言うわけじゃないですか。で、流行りの指輪を送るよっていう男性に女性は言うわけですよ。
いえ、星のダイヤも海に眠る真珠もあなたのキスほどきらめくはずないもの。
そういうんじゃないよって言ってるわけですよね。
第3パラグラフでこれですよ。恋人よ、今も素顔で口紅もつけないままかっていう。これね、こうさらっとね、この女性をこう見下す態度っていうか、そのいいじゃねえか素顔だってよ、口紅つけなくったってよ。
お前は口紅もつかないのかと。自分は見惑うようなスーツを着た僕の写真を送るよって。
ここもまた踏まえてないんですよね。帰ってきてくれっていうのがワンメッセージなんだから。で、指輪を送ってくるでしょ。次はお前よりこんなに立派になった自分の写真を送るよって言われるわけ。
で、写真を送られた女の人は、草に寝転ぶあなたが好きだったの。でも小枯らしのビル街、体に気をつけてねってもうね、もう察してるわけですよね。女の子はね、何かをね、常にね。
変わらないで、都会のイヌグに染まらないで帰ってきてくれって言ったのに、もうスーツ着てね。草の上で寝転んでたやつがスーツ着てね、写真送ってきてるわけですよ。
で、最終パラグラフ。恋人よ、君を忘れて変わっていく僕を許して。毎日愉快に過ごす街角。僕は帰れない。今?今気づいたん?っていう感じですよね。
で、女性の方が言う。あなた、最後のわがまま。贈り物をねだるわ。涙拭く木綿のハンカチをください。これが歌詞のタイトルですよね。木綿のハンカチ。どう思います?
男性の行動の問題
imu
まあこれは、そうね。第2パラグラフで既にもう男性が人の話を聞いてない。浮かれちゃってますもんね。もう自分のモードに入ってますよね、完全に。いきなり染まってるよね、半年で。
都会で流行りの指輪を送ってますもんね。
イムさんはどう思われます?
僕は、もしかしたらこれ、彼女の方は返事出してなくて、男の人からは手紙が来てるけど、女の人は返事を出してなくて感想、感想っていうか感じたことが綴られているみたいな可能性あるかなって思ったんですよ。
じゃあないと、人の話聞いてなさすぎるなと思って。
上水優輝
いやでもさ、今思ったんだけどさ、こういうのあるじゃん。なんか、いりませんって言ってるけど本当は欲しいとかさ。読み違えたんじゃない?染まらないで帰ってくればいいよって言ってるけど。
とはいえ本当期待してるとこはここですよね、みたいな勝手に読んじゃって。道場だったのに着手的に読んじゃってみたいな。深読みして間違って言い続けるみたいなやつじゃないかな。
imu
なるほど。そういうことありますよね。遠慮してんだろうみたいな。
上水優輝
そうそう、これじゃないんだなって。じゃあこれかな?これかな?って当てるうちにどんどん間違っていくみたいなやつじゃないか。
muro
僕結構イムさんの説にゾーッとしましたね。
思いも言わなかった。
imu
これ昭和の歌じゃないですか、たぶん。昭和ってそういう、一歩引いてついてこいみたいな価値観を押し付けられてたかなと思うんですけど。
そう考えるとなんかこういうふうに正直な気持ちを伝えることも許されないみたいな。
muro
なんかね、文学の分析概念の一つに信用できない語り部っていうのがあるんですよ。
あの、和尾石黒のノーベル賞取った、「日の名残り」っていう手術があるんですけど、その日の名残りって主人公はある貴族のお屋敷に勤めている執事なんですよね。
で、その執事の一人称で続いてて、メイド長かな、なんかその女の人とのロマンスもありつつ、その貴族が没落し、テイク様みたいなのをその執事の目線で描くっていう小説なんだけど。
その後でなんかその評論家なんかを読んだ時に、この執事の語りっていうのは信頼できなくて、そのロマンスっていうのもあったのかどうかわからないみたいなことが書かれていて。
あ、え、怖って思ったんだよね。で、それと同じ怖さをイムさんの読みから感じた。
だってこれ全部が女の人が書いたことで、全てが女の人の目線で変えられてる可能性確かにあると思って、怖いってなった。
上水優輝
ホラーみたいだったもんね。しかも警戒歌い上げるとこがまたもう怖いですよね。
怖いですね。ギャップやばいな。
muro
これ、もしね、普通に通信やりとりしてるんだったら、この男の方のビジョンがないのが僕すごい気になってたんですよね。
その帰ってくるとか帰ってこないとか、4通りあるわけじゃないですか。
これをどうしたいんだっていうビジョンがないんですよね。
で、第一パラグラフから、僕はこいつは東京に残り、かつこの女の子と別れるっていう決断をしてるように見えるんですよ。
悪いやつだと思うんですよね、この男が。
そうですね。
同じパラグラフから僕はこいつは東京に残りかつこの女の子と別れるっていう決断をしてるように見えるんですよ
にもかかわらず その残りの3つの可能性みたいなのを常に匂わせ続けるっていうようなことをやってる
悪いやつだと思うんですよねこの男は
imu
そうっすね
そんな考えてないんじゃないかな
muro
考えてないのか
上水優輝
なんかさ70年代でしょ70年代で東京に行くとかって結構若い人とかだと思うんですよね
muro
中卒とかさ高卒とかでしょだからなんかビジョンとかってよりは仕事しに行きますみたいな感じで行って染まるなってたら染まり続けるみたいな感じなのかなって思って
imu
ただひたすらになんか染まっちゃってる
muro
いいのかそれ
上水優輝
どうなんだろうな
男性主人公の思い出
上水優輝
でも染まり散らかした逆に変わっていく僕許してみたいなってのはちょっとイケつかないですけどね
muro
毎日愉快に過ごす街角だからまぁ新しい女の子いると思うんですよね東京にね
imu
うーん
muro
恋人は君を忘れて毎日愉快に過ごす街角だから多分いるんだよな
imu
うーん
上水優輝
僕は僕はああ帰れないですからね
ああはえいちですからねこれ帰れない
muro
ちなみにねこの話を一番初めに出したのはあのもしかしたら上水さんご存知かもしれないけど
福岡のあるバンドマンとこの話をして
であのそのバンドマンの方と話してた時に彼が言ったのは
imu
これは女は悪いだって帰ってくるわけねえですよこんなやつって言ったんですよね
帰ってくるわけねえ奴に帰ってきてほしいみたいなこと言うのが間違ってるって言われて
muro
だってずっと帰ってきそうにないのに帰ってこい帰ってこいって言ってるから
imu
そら悪いですよみたいなこと言っててなるほどなって思ったんですよ
上水優輝
ということはそのタイプの視点でいくと第二パラグラフの指輪を送られた時点で東京に行かないといけないですね
muro
そうなんよね
imu
女の子も東京に来ればよかったんだよね
上水優輝
この指輪を持ってね東京に行けばよかった可能性があるね 確かにね
なんか行けない事情があったんですかね
muro
呼ばれればいいんだけども指輪を送られただけではちょっと道場なんでわかりませんみたいな
確かにね
上水優輝
ヨーロッパに行くっていう話をして断られ続けてたけど ヨーロッパから来るときは許可なしで来たりとかしましたもんね
muro
許可ないどころか来ないで欲しい このタイミングでは来ないで欲しいって言ったのを無視してきましたもんね
だからそれぐらいの主体性がないといけないっていう感じかもしれないですね
imu
そうね
モメンのハンカチーフ
上水優輝
コミュニケーションはやっぱり掛け違ってるだけでなんかそんなに悪いやつといいやつみたいなんじゃなくて
どっちも両方思いだったけれどもコミュニケーションがすれ違ってた説はありますね
imu
確かにね
上水優輝
なんか染まり散らかした男みたいな見方もできるし
さっき言った帰ってこない人を待ち続けてるみたいなその主体性のなさみたいな見方もできるんだけど
そのどっちも両方思いだったが
みたいな全然噛み合わないみたいな
muro
まあでもこの程度の噛み合わなさ用だったら結婚しちゃった方がまずかったかもしれないから
まあ結果良かったかもしれないですね
imu
若者の恋愛っていう感じは感じれていいっすねなんか
上水優輝
確かに若さは感じるよね曲調からもねなんか
中年のドロドロした感じはないよね
すごい爽やかな若い男子女子みたいな感覚を得られるサウンドではありましたよね
imu
この彼氏が帰ってくると信じている感じとか
若さゆえのみたいなとこ感じますね
muro
確かにね
imu
いいね
信じる以外に何ができるっていう感じだよね
上水優輝
だいぶでもこの人ナルシストだよねなんか指輪を送ったりなんかスーツ着た自分の写真を送ったりさ
imu
ちょっと男はねそうっすね
muro
着けた自分の写真を送るってなんかちょっとセンスわかんないっすよね
imu
写真を見てくれ
上水優輝
まあでも当時インスタグラムはなかったからやっぱりこう自分の姿をね送るみたいな
文字だけじゃなくて
muro
インスタグラムの走りじゃないですか
これが
imu
いやまあスーツ着るぐらいだったらまだいいっすよ
うん
muro
でも恋人に対して
上水優輝
お前は今もノーメイクで口紅もつけねえのかって前段でつけてるのはどういうことなんだろうなって思うわけですよ
いやこれは良くないですよねこれ東京の女性と比較してますよねこれね
東京の人はみんなメイクしてるよみたいなちょっと感じますよね
上水優輝
指輪を一緒に買いに行った女の子はメイクしてるよって話なのか
imu
一緒に買いに行った
muro
だってこんなやつが流行りの指輪を一人で買えるわけないよ
imu
なるほど
おお見えてきたぞ
悪いやつだな
上水優輝
年上の彼女だね
年上の彼女がいるね東京の
muro
なんで年上だっていうのわかるんですか
上水優輝
いやこのリードしていく感じとかさ
こういうの流行ってるとかでもレクチャーできる感じとかさ
なんか余裕もあるじゃんその田舎に手紙送ってもどうせっていうその計算までできてるというかさ
muro
続かないなっていうさ
状況しない方がいいですね
モメンのハンカチーフくださいっていうのはどうですかお二人は
imu
モメンのハンカチーフください
素材の話?
muro
上水優輝
ポリエステルのとか確かにその指定はなかなか
コットン70%のとかあんまりそういう指定はしないかもしれない
muro
キヌのねハンカチーフじゃないんですよ
imu
うん
そうですね
単純になんかリズムの関係でとかあるかもしれないですけど
それ抜きで考えると何でしょうねおぼこい感じの演出なんかな
上水優輝
モメンってどんな生地?ちょっと僕わかんないモメンってどんな
imu
コットンですよね
吸水性がいいんかな
上水優輝
涙を吸収してくれるんだ
imu
うん
muro
多分ね安いんですよモメン
東京からハンカチを送ってくるんだから普通はキヌのはずなんですよ多分
上水優輝
なるほど流行り物のちょっとおしゃれなハンカチとなるとキヌだが
muro
そうそうプレゼントにするようなちゃんとしたハンカチっていうのは
シルクのハンカチを送ってくるんだけどそうじゃなくて実用に耐えるような安い
モメンのハンカチを送ってくれって
上水優輝
なるほどねだからある種一番に戻っちゃうわけだ
染まってないその素朴な感じなわけだ
imu
うんうんうん
上水優輝
そんなシャレた指輪とかでもスーツ着た写真とかでもなくてそういう
ね素朴なハンカチかつ涙の吸水性も高くて実用的でみたいな
色々お金備えてるかもしんないね一番の価値観を踏襲しつつ
呪いの要素
imu
そうっすな
呪いっぽいけどね
呪いかぁ
呪いですか
muro
なんかねぇ
imu
うん
muro
日本の怪談的なものを感じる
うん
imu
なんだっけ
muro
皿数えるみたいな
皿数えるのは殺されたじゃないですか
上水優輝
muro
あの火事の時に来た
あのー
なんてヒケシカなんかに恋をした
ヤゴヤなんとかだった
ヤゴヤオヒチだっけな
火事の時に来たヒケシカなんかに恋をしたからもう一回火事を起こして
みたいな
その人に会いたくてもう一回火事を起こすみたいな
大火事になって大事になるみたいな話があったんですよ
なんかそういうのを感じる
imu
なるほどね
muro
あとほら
分かれるときは花の名前を教えなさいみたいなのってあるじゃないですか
えなんすかそれ
花の名前を教えると
必ずその花が毎年咲くから
その季節に自分のことを思い出すみたいなやつ
imu
おーなるほど
muro
うーん
だから
モメンのハンカチーフを送ると
モメンのハンカチーフを見るたんびにその子のことを思い出すじゃないですか
上水優輝
タワーの女の子のこと
imu
確かにね
あーなるほど
muro
いやこいつは思い出さんすよたぶん
imu
そっか
上水優輝
この男は
imu
毎日愉快に過ごしてるもんね
muro
うん
50ぐらいになって泣きながら思い出しますって
あーなるほどね
imu
あーなるほどね
muro
東京の女に異様にやられてさ
50ぐらいになってさ
人生がさ
俺の人生なんだったんだろうみたいな思ってさ
田川に帰ってみたらさ
田川でさ
女の子の方はその
まあ裕福ではないけれど
家族団乱の
つつましい生活みたいなのをやってさ
それなんか
泣くみたいなやつだと思う
imu
なるほどね
上水優輝
だからその時モメンのハンカチーフくださいって
意味を書かないといけないですよね
だから男性側は
5番が多分幻の5番ですよ
30年後
imu
呪いとしての
モメンのハンカチーフね
なるほど面白い
そっかー
僕はなんか単純に
なんていうか
もうなんでもない
もので嬉しいんです
みたいな
嬉しいです
っていうか
なんでもないことが幸せ
なんです的な感じかな
って思いました
上水優輝
でもね
やっぱ呪い説結構
僕は支持してるのは
あー帰れないで
もう終わりでいいじゃん
って思うんですよね
終わったなって
最後の
贈り物をねだる
みたいなのが
復讐というか
imu
怖さを感じるんですよね
上水優輝
ねだる必要ある最後に
imu
最後にねだってますね
上水優輝
帰れないって
もうお別れですって言われてるみたいなもんだからさ
そこにもうワンプッシュする
っていうのは
傷つけるような
傷つけるではないんですけど
記憶に残すような
そうなんですよね
imu
あーたしかに
たしこにね
最後にねだったものが
揉麺のハンカチ
上水優輝
だってこれ分かんないけど
女心なんか分かんないけど
それでハンカチ袋くれます揉麺の
muro
納得いきます?
imu
ま納得
上水優輝
その
帰れないと言ってる男から
お願いして送られてきた手紙
手紙じゃないよッ
何か
うわぁこれで何か納得できたってなる?
imu
おついち:「あ、なんないっすよねぇ…」
上水優輝
弟者:「むしろそんなものがあるせいで 自分が忘れられないとかなっちゃうじゃないですか?」
imu
おついち:「うんうんうん…」
上水優輝
弟者:「これは呪いなんじゃないかっていう風に ちょっと思った…」
imu
おついち:「なるほど…うん…」
「木綿のハンカチーフ」の魔術師への成長
上水優輝
弟者:「それともそれでさえ頂けて嬉しいでございます みたいなそんな世界観なの?これはどうなの?」
imu
おついち:「うーん…そうか…」
おついち:「なんかあれっすね、なんか…なんていうか… 少女から女性に成長する物語とも感じれるかもしれないっすね… 信頼っすね… 最後呪いをかけることで… 呪いをかけることもできる女性に…的な…」
muro
弟者:「魔術師へと成長していく…なるほどね… 宮崎駿的な世界観…」
imu
おついち:「あははは…そうっすね…そうかも…」
muro
おついち:「シータのような女の子がナウシカのような少女になり… それがクシャナとかエボシのようなリーダーになって… で、ユバーバーみたいな感じの魔女になり… っていう話… 宮崎駿の女性観みたいな…」
imu
おついち:「うーん… なるほどね… もうなんか次から全然違う聞き方してしまうなこれ… 面白いっすね…」
muro
「これ1975年の人たちは 純粋で可憐な女の子の非憐の歌だと思って聞いてたのかな…?」
おついち:「どうなんでしょうね… この女の子 毛が毛投げだなーって思いながら聞いてたのかな…?」
imu
おついち:「どうっすかね… これ気になりますね 当時の… 親世代とかになるんかな 僕たちのね…」
muro
「親よりちょっと上だと思う… 」
上水優輝
ヨカン:「でもさー… 小中学校の時に自分たちのさ… オリコンチャートとかの曲をさ 聞いて 歌詞で共感してたかどうかと同じなんじゃない?」
muro
おついち:「日本の未来はウォウウォウウォウウォウウォウウォ… 」
上水優輝
ヨカン:「まぁあれはちょっとあれだけど…w その恋愛の歌とかさ… 浜崎あゆみとかに共感してたのか?みたいな話じゃないの?」
muro
浜崎あゆみってどういう
上水優輝
わかんない僕あんまり歌詞はちょっとまだわかんない
曲とかはねなんかなんとなく覚えてるのあるけど
検討しないとわかんない
imu
確かに確かに
上水優輝
いろんなねいましたけど
その時時代時代の若者たちが
それをどれくらい共感してたかみたいなのがあるけど
やっぱなんかあれじゃないですか
そのマジョリティみたいな人たちは
共感しててみたいな
当時の若者たちの共感度
上水優輝
ちょっとシャニーカマイザーたちが
なんかすげえ
文句出たんじゃないかな
ピースの時代も
imu
そうっすね
muro
なるほど
上水優輝
そういう意味ではだから
多くの人はこれをけなげに聞いてたんじゃないかな
けなげな少女としてというか
imu
まっすぐな恋愛として
muro
反省してほしいな
上水優輝
70年代でね
75年でしょこれ発売が
で当時思春期とかになると
60年代とか思い出してたんですよね
ってなると
40、60
だから今の60代、70代ぐらいの方々の
青春の歌がね
imu
そっかそっか
muro
反省してほしい
一同 笑
imu
また刺される可能性上げに
言ってるじゃないですか
muro
一同 笑
imu
いや面白いな
なんかこうやってじっくり一つの
歌の歌詞を見ることなかったっすけど
面白いもんっすね
muro
見え方が全然変わってくる
上水優輝
いろんな見方ができるね確かに
imu
そうっすね
呪いとは思ってなかったもんさすがにそこまでは
面白い
muro
これでねまあ今後も
これをね
歌詞の検討をやっていけたらいいなって思ってます
imu
そうっすね
ちょっとやっていきましょうか
muro
面白いっすね
上水優輝
面白かったまた映画とは違ったね
なんか映画だとさ長いからさ
それぞれどこが濃くてどこが薄いかってのは
もうそれぞれバラついちゃうけど
imu
これだとね
全部を検討できるみたいなのがいいっすね
確かに
muro
まあ念のために申し添えておきますけど
何の文献に当たったりとかもしてないんで
完全にむろこしの印象で話しましたから今日
真似受けて人に話したりとかしたら
ちょっと恥かくと思うんで
気をつけてください
上水優輝
そうっすね
何か調査したわけじゃないですからね
田川っていうのもブログ読んだだけなんで
本当にそうかすら分かんないんで
本当にそうかなか分からないんでですね
あんまり真似受けないでください
imu
分かりました
なんか
似たような体験した人とか
教えてほしいっすねこれ
そういうお便りを待ってます
上水優輝
これ70代の方とか60代の方が聞いてる方
もしねもしいらっしゃればね
当時どうだったかちょっと恐ろしいですよね
imu
確かに
もしいればね
確かに確かに
よろしくお願いします
ということで番組では皆さんからのお便りをお待ちしております
感想 普通のお便り 話してほしいネタなど何でも大歓迎です
ハッシュタグの人でツイートするか
概要欄に載せているメールやフォームでも大丈夫です
匿名希望の方はお便りフォームからどうぞ
ではまた次回も聞いてください
上水優輝
ありがとうございました
31:03

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