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2024-07-28 09:50

#6 【質問】 私はDXを推進する立場ですが、システム導入の際のデータマネジメントに困っています-ラジオネーム「OKYN」さん

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ラジオネーム・OKYNさんからの【質問】 「私はDXを推進する立場ですが、システム導入の際のデータマネジメントに困っています。システムを導入する製造部門はデータの仕組みについてあまり理解がなく、情報システム部門はシステム導入に関わるハード部分しか関心を持ちません。結果としてデータの品質維持に関わることをDX部門で対応しようとしますが、両部門からは余計な手間を増やさないでほしいと板挟みにあいます。どのようにしてプロジェクト内でデータマネジメントの意識を上げていけばよいでしょうか? アドバイスをいただけますとありがたいです」――ラジオネーム・OKYNさん


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▼パーソナリティ
◎よしむらさん(データマネジメント実務家)
事業会社でデータマネジメントを担当。会社が持つデータを管理すべく日々取り組んでいます。 Webエンジニアから社会人スタートし、Webプロダクトマネージャーや、データマネージャー、データプロダクトマネージャーなどの職種を経験。https://note.com/datamanagement/


◎いずみさん(元データマネジメント業界の人)

データマネジメントに関してはほぼ素人。MC初挑戦です。

 

◎小川 康二さん(データ総研 常務取締役)
データ中心アプローチによるシステム化企画/要件定義、近年ではMDM、データ活用基盤、データマネジメント導入支援をメインに活動。現在はコンサルティンググループの統括役員として、新規ソリューションの開発、マーケティング支援も行っている。
著書に「DXを成功に導くデータマネジメント データ資産価値向上と問題解決のための実務プロセス75」 https://amzn.asia/d/22OfSFx
データ総研
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サマリー

小川さんは、DXを推進する立場でデータマネジメントに困っている人から質問を受け、アドバイスをしています。

00:01
よしむら
データマネジメント・ラジオ始まりました。いずみです。よしむらです。
いずみ
今日はですね、素敵なゲストをお招きしております。
ゲストというか、準レギュラーなんですけど、この方です。小川さん、よろしくお願いします。
小川さん
小川です。よろしくお願いいたします。
いずみ
よろしくお願いします。
今日のよしむらさんの服装、めちゃめちゃ気になってまして、黒いTシャツにマリオが書いてあるんですけど、スーパーマリオ。
よしむら
ドットのマリオですね。
いずみ
そうそう。で、マリオイコール任天堂で、私最近読んだ本でめちゃめちゃ面白かったのが、テトリスエフェクトっていう、テトリスご存知ですか?
よしむら
めっちゃ好きですよ。
いずみ
あのテトリスが開発されてから市場に販売されるまで、任天堂のゲームボーイに同梱されるまでっていうのを描いてるんですけど、めちゃめちゃ面白くてですね。
で、テトリス、よしむらさん、お好きですか?
よしむら
そうなんですよ。さっきも好きだよって言ったんですけれども、自分昔アーケードのテトリスやってたんですね。
いずみ
アーケード、はいはいはい。
よしむら
テトリスグランドマスターっていうアーケードのテトリスがあるんですけれども、
それって20Gって言われている、落ちた瞬間に下に接着する、最速だって言われてるモードがあってですね。
それをやってたことがあるんですけれども、そこで知り合いができて、そのテトリスアーケードつながりを。
いずみ
なんかゲームセンターでやってるやつ。
よしむら
そうです、ゲームセンターですね。
いずみ
ゲームセンターあるあるですよね。強い人同士で仲良くなるみたいな。
よしむら
その時にテトリスのグランドマスターって、モードで消えテトリスとかがあるんですね。
つまり落ちた瞬間にテトリスが、もう透明なんですけど、透明のテトリスをやり続けるモードだったり。
いずみ
何ですか、その鬼みたいなゲームは。
よしむら
鬼なんですよ、あのゲームは。自分はそれはできないんですけれども、そんなやり取りがあって、目隠ししてテトリスできるみたいな話があったんですよ、その人は。
さすがに消えてるのは、ネクストにどのテトリミノかって分かってるんで。
いずみ
なるほどなるほど、その消えるモードも右上に出てるから、それを覚えててできるけど。
よしむら
できるんですよ。でも目隠しするとネクストも見えないじゃないですか。
じゃあこれ本当かなと思って聞いたんですよ、どうやってやるのって。
そしたら落ちるテトリミノ、形ですね、形ごとに音が違うらしくて。
例えば丸いテトリミノだったら、トゥルルって音が鳴ると。
いずみ
あ、出現時に。
そう。
あ、出現時に。えー知らない。
よしむら
Tのテトリミノだったら今度は低くなって、トゥルルって音が鳴るらしいんですよ。
いずみ
あのテトリミノって、あのブロックって何種類あるんですか。
よしむら
あれは7種類ですね。
いずみ
あ、そうなの、7種類ごとに登場音が違ってた。
よしむら
違うんですよ。で、それを聞けばできるって言って、すげーって。
いずみ
すごい。え、それってよしむらさんやってみました?
よしむら
いや僕は無理なんでやんないっすね。
いずみ
すごいですね、そのお友達。
よしむら
そう、すごい世界もあるもんだって思いましたよ。
いずみ
いいですね。それランキングとかあったんですか?
よしむら
ランキングはありますね。スコアランキング、スコアアタックっていうのがあって。
S13とかそういうランキングがあって、足切りラインっていうのがあるんですよ。
この500個消す時に何点ないと500で終わっちゃうって言って。
僕はもう足切りでできないんですよ。
いずみ
ランキングにも参加させてもらえないっていう。
よしむら
そうなんですよ、この次進めないっていう。
厳しい。
で、その一番最後行くと消えテトリスができるっていう。
いずみ
うわー、消えテトリスまで行くには何個かの壁を突破しないといけなくて。
よしむら
そう、デカテトリスとかあるんですよ。
いずみ
え、知らない知らない。何ですか?
よしむら
テトリミノが急に4倍ぐらいになるっていう。
え、そんなこと?
急にでっかいのが降ってきたりとか。
テトリミノって色があるんですけど、急に全部無色になったりとか。
そういうプレイを挟んだ後に最後消えるっていうのがあってね。
いずみ
恐ろしいです。恐ろしい理不尽さですけど、それもまた楽しい。
よしむら
そう、ぜひYouTubeで検索してみても。
いずみ
いいですね。
では、今日も質問いただいておりまして、これはぜひとも小川さんに答えていただきたいなというので、万を自して持ってまいりました。
はい、ありがとうございます。
ラジオネーム OKYNさん。
毎回ふむふむと聞かせていただいています。
質問者の悩み
いずみ
私はDXを推進する立場ですが、システム導入の際のデータマネジメントに困っています。
システムを導入する製造部門はデータの仕組みについてあまり理解がなく、
情報システム部門はシステム導入に関わるハード部分しか関心を持ちません。
結果としてデータの品質維持に関わることをDX部門で対応しようとしますが、
両部門からは余計な手間を増やさないでほしいと板挟みにあいます。
どのようにしてプロジェクト内でデータマネジメントの意識を上げていけばよいでしょうか?
アドバイスをいただけますとありがたいです。
放送を楽しみにしていますとのことです。ありがとうございます。
なかなか切実なお悩みですけど、これどのように意識を?
小川さん
結構難しいですけれども、実際にシステムを導入した後に品質を高めようという動きではないと、
仮にするとシステムを導入しようとしているところだと、まだチャンスはあるのかなと思っています。
いずみ
なるほど。タイミングが重要だと。
小川さん
システムを導入するタイミングで要件定義とかいろいろやって構築されていくと思うんですけど、
データマネジメントの中で結構大事なのは品質とリスクヘッジという2つになると思うんですけど、
これを設計の段階で組み込んでいくっていう発想が結構大事で、
なので作られたシステムがちゃんと品質担保できるような形にしていくということ。
言ってしまえば1つは、その項目ってどういう意味なんですかなんていう意味定義をしっかりやって、
他の意味から外れたものが入らないように指導していくということが1つです。
もう1つはセキュアな環境を持っていかなきゃいけないので、
最初から個人情報とかはあまり見えないような形で設計していくとかですね、
そういったものをちょっと組み合わせていくことによって、データマネジメントとしての品質向上であるとかセキュリティ向上といったものにつながるんじゃないかなというふうに思っています。
いずみ
この方は
DX部門の方とのことですが、
そのシステム導入の要件定義のところから積極的に入っていって、
データマネジメントの実施タイミング
いずみ
自分の後々の仕事がやりやすくなるようにハンドリングすることも大事だよっていうところですかね。
小川さん
そうですね。導入のタイミングならそれが多分関与できやすいので、1つ手かなと思います。
逆に今あるもので品質を高めていきましょうというのは結構泥臭い話になってしまうので、
そっちはやっぱりデータに対してはデータで返すしかなくて、
結局は品質データを取ってくるしかないと思うんですね。
データ品質を取ってこんなに悪いんだぞっていうのを見せて詰め詰めしていくやり方になっちゃうかなと。
いずみ
品質をつまびらかにして、一緒にやっていかないといけないよっていう意識改革からやっていかないといけないから泥臭くなるということなんですね。
小川さん
結局は自分自身をきれいにできるかどうかみたいなのをデータの世界でやってるだけの話なので、
そこは何でしょうね、しつけとかそういう仕掛けとかっていうのを作っていくしかないのかなと。
いずみ
ちなみに小川さんが今まで取り組んでこられた中でどっちのケースが多かったですか?
システム導入から一緒に入ってやられたのか、もう出来上がっているところに入っていって
泥臭いところから一緒に泥を噛んでいったのか。
小川さん
ありがたいことに私実は前者の方が多くてですね。
作り始めるところから要件をしっかりまとめていくっていうところでも手伝いすることが多かったんですけど、
多分近年だと徐々にやっぱりデータ活用の中で元データの品質を高めなきゃという形になるので、
そこらへんはこれからしっかりと詰め詰めしていく必要があるかなとは思っています。
いずみ
なるほど、ありがとうございました。OKYNさんいかがでしたでしょうか。
今どういった導入のタイミングかなっていうのでちょっとまたやり方って変わってくると思いますけど、
どちらにしても出来ないってことはないと思いますので、ちょっと頑張って。
小川さん
頑張ってください。応援しています。
いずみ
応援しています。何かあったら小川さんにご相談ください。
小川さん
はい。
いずみ
ありがとうございました。
小川さん
ありがとうございます。
いずみ
今回のデータマネジメントラジオは以上です。次回もどうぞお楽しみに。
よしむら
お楽しみに。
09:50

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