Ben McQueenの塗り絵でのマーケティング手法とその作品紹介
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月間110万円 海外で何千冊もキンドロ本を出版している
ベン・マックインさん、彼が自身の youtube チャンネルで塗り絵で稼ぐキンドロ本の作り方を紹介していました。
その動画で売れている塗り絵も紹介されていたんですが、残念ながらその本は商業出版でした。
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ただ、キンドロ出版で売れている塗り絵見つけましたよ。計算をしてみると。それでは早速学んでいきましょう。
おはようございます。クリエイターの香川です。いつもご視聴ありがとうございます。それでは今日のお品書き。
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海外で人気の塗り絵、カラーバイナンバーズ。キャンバで作るカラーバイナンバーズ。
キンドロで稼ぐカラーバイナンバーズです。 今日はですね、キンドロ本の話題なんですけども、いわゆるマーケティングをするというところでは、多くの方に役立つと思いますので、ぜひ最後まで聞いてください。
それではこちらの動画。数字による塗り絵から月額1292ドルを稼ぐベン・マックインです。
まずですね、そもそもこちらの動画では月額1292ドルを稼ぐ塗り絵というものが紹介されています。
ベン・マックインさんはご自身でキンドロ本をたくさん出版されているキンドロ作家さんです。 そしてそのノウハウを自身の youtube チャンネルで発信していると。
その中でこういう動画が紹介されていたということなんですね。 1292ドルということで計算してみますと月額17万4000円と。
塗り絵で17万4000円稼いでいる作家さん、書籍を紹介しているということなんですね。 実際その書籍はこちらです。
アメリカの amazon.com で見つけるんですが、ダイナソーカラーオブナンバーズという書籍です。 これレビューの件数が187件ついていますから結構な冊数売れていると思うんですよね。
このカラーバイナンバーズというのは塗り絵ではあるんですけども、その塗り絵のこの一つ一つの枠の中に数字が書いてあって、
同じ数字は同じ色で塗れば色合いの組み合わせとして破綻しない。 そういう塗り絵が完成するという書籍です。
その書籍の推定した冊数を元に計算したのが1292ドルということなんですね。
こちらの作家さんはプリティライオンプレスという出版社のような感じの作家さんなんですが、
2021年ぐらいから徐々に売れ始めていって、そしてこの恐竜本がヒットしているという感じなんですよね。
ただよく見てみますと、Kindle出版ではちょっとなさそうなんですよね。 ペーパーバッグで売られているんですが、ちょっとKindle出版ぽくはないので、
私が実際にAmazonのランキングからおそらくKindle本であろうと思われるものも見つけましたので、後半紹介します。
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Canvaの商用利用について
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ところで、Ben McQueenさんは動画の中でこの塗り絵の作り方を紹介しています。 その作り方はCanvaというサービスを使って作るというものです。
あれ、Canvaで商用の出版物を作っていいのかなぁと思って、利用規約を調べてみました。
では、一時ソースを当たってみます。 Canvaすごいですね。こういうところもしっかり情報を掲載しているというのは本当に素晴らしいなと思います。
こちら。Canvaは商用利用可能。 Canvaで許可されている商用利用と禁止事項について分かりやすく解説します。
単純なその利用規約のページではなくて、こうやって分かりやすく解説しているページをちゃんと用意してるんですよね。本当にCanvaすごいですよね。
で、そこから探してみます。 Canvaで許可されている商用利用とは。
自社のホームページに掲載する、エッセイの投稿に使用する、マーケティング素材として使用する、名刺を配布する、取引先に年賀状を送る、Tシャツを作成して販売するなどです。
はい、そうなんですよ。Tシャツ販売OKなんですよね。 Kindle本の表紙にするということは多くのKindle作家さんやられてると思います。
ただそれって出版物のメインのビジュアルではあるんだけども、イラスト自体を売ってるということには当たらないと思いますので、まあまあ大丈夫なんだろうなぁとは思っていたんですが、
Tシャツを作成して販売するというのもあるんですよね。 これTシャツに例えばCanvaのちょっとしたクリップアートをプリントして売るということですよね。
そうなると、Tシャツを買うんだが、メインのイラストに心惹かれて買う的な買い方だと思うんですよ。
ただこれはOKなんですよね。 ですからそのビジュアルの持つ力がかなり大きい商品でも売っていいんだと、私は解釈しちゃいました。
禁止事項も書かれています。 Canvaの素材、写真、音楽、動画を無加工の状態で販売再配付、クレジットの取得を行うと。
あとは禁止事項として商標登録するとか、ストックフォトとかそういうところに投稿したらダメですよと書いてあります。
ですから単純にデータを無加工でダウンロード販売するとか、そういうのはダメって書いてあるんですよね。
それは本当その通りですよね。ですからそう考えますと、カラーバイナンバーズ、数字塗り絵を作るという意味では、素材のビジュアルに惹かれて買うとはいえ、
場所場所に数字を配置したり、あとは単純にそのイラストを1個配置するんじゃなくて、他の動物と木とかいろんな組み合わせでビジュアルを作るという意味では、
無加工ではないので、かなりグレーだとは思います。明確にOKとは私は言いません。
ただグレーなんだなという印象は持ちました。ですので皆さんがもしキャンバーの素材を使って塗り絵を販売されるときは、自己責任でよろしくお願いします。
ちょっと私はグレーなんで、うーん、やらないかなという感じです。
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ハッピー軌道さんとその作品紹介
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さあ、それでですね、amazon.comの方で塗り絵で稼いでいるキンドロー作家さんいないかなということで探しました。見つけましたよ。
ハッピー軌道さんです。ユニコーンカラーバイナンバーズ4キッズ、エイジ4歳から8歳という本です。
こちらですね、レビューの件数が177件付いていて、ペーパーパックで売られていて、9.95ドルですから、まあ1,300円とかですかね。
これ売れてるんですよね。で、ハッピー軌道さんなんですが、プロフィールを引用します。
ハッピー軌道では塗り絵を通して子供たちを幸せにする楽しみを届けています。子供向けの塗り絵とアクティビティブックの全容を是非チェックしてください。
非常にシンプルなプロフィールですので、もしかすると本当にガチの商業出版のプロの方かもしれないんですが、おそらくプロフィールがありますので、キンドロ出版だとは思います。
このシリーズを何冊も出されていますので、この書籍以外の売上も含めると相当長く売れてるんじゃないかなという気はします。
さあ、それで売上を予測してみました。Ben McKinnさんが実は動画で紹介していたツールを使って計算します。
まずはですね、Amazonが公式に用意していますKindle Paperbackの原価計算ページです。
こちらでKindle Paperbackの原価を計算できるんですね。
と言いますのも、Paperbackというのは紙ですので、実際にそれなりの制作コストがかかるんですよね。利益がこのくらい出ますよねっていうのをあらかじめ根付けする前にKindle作家が調べられるんですよね。
そのサイトを使っています。9.95ドルですから利益は3.67ドルと出ました。
さらにですね、Ben McKinnさんが紹介しているのがBSR to Sales CalculatorといってAmazonランキングを入力すると大体の月間売上者数というのがわかるという計算機です。
あくまでも推定ではあるんですけども、計算してみました。
ユニコーンの塗り絵1427Eなんですね。そうしますと月間の推定売上者数が2242冊と出ました。
ですからレビュー件数が177件で、レビューをした人が10%って考えると1770冊。
当たらずとも当からずかなという感じなんですよね。だから2000冊ぐらいは売れてるんじゃないかって考えられます。
海外でのユニコーン人気とカグア情報発信
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それで計算すると月間110万円ということなんですよね。いやーすごいですよね。
ですので子供向けの絵本ですとか塗り絵というのはタイムリーな時事ネタを含むタイプの書籍ではありませんから、
継続的に売りやすいという意味ではKindle Ballの中では実はお勧めのジャンルだと私は思っています。
ですのでKindle作家さんもしくはもうすでに絵本やイラストを書かれている作家さんはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ではアフタートークです。このハッピー起動さんなんですけども、じゃあどうやってそもそもインプレッション稼いだのかというところなんですが、
もともともしかすると商業出版社さんで人気があった人かもしれませんし、あとはタイトルもですね、
Color By Numbers Books for Kids Age 4から8とありますので、それなりにキーワードもそもそも入れている書籍タイトルですので、
SEO的にもそれなりにヒットしたのかなという気もします。
あとはやっぱりね、多分広告売ったんじゃないかなと思うんですよね。
Kindleの中での検索の上位を取れる広告出行というのがおそらく個人でもできますので、多分そこじゃないかなという気はします。
で、ある程度最初の何冊か売れていけば、次のシリーズを出していくことで徐々に広告費は減らせていくと思うんですよね。
実際、ハッピー起動さんはこのシリーズを何冊も出していて、徐々にレビュー件数が増えているんですよね。
いやーでも海外、本当あのユニコーン人気ですよね。
アメリカですと、My Little Ponyというユニコーンのアニメがものすごく流行った時期があって、多分その頃からだと思うんですよね。
結構子供向けにはこのユニコーンというキャラクターいいかもしれないですね。
一時ソースをちゃんと確認するメディア、クリエイターエコノミーニュースでは、カグアが毎日クリエイターエコノミーに関するニュースをブックマークしていく中で心揺さぶられたものをお届けしています。
クリエイターエコノミーニュースと炊飯器の音
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今日は家族とタイミングが合わず、今朝の5時15分ですが、台所で収録をしています。
後ろで炊飯器が炊き上がっている音が結構していると思いますが、すいません。
というわけで、皆さん、いってらっしゃい。
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(♪ BGM)