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スピーカー 1
おはようございます。クリエイターやインフルエンサーの未来について語る部屋、クリエイターエコノミーニュースです。
スピーカー 2
パーソナリティーのカグアです。
スピーカー 1
最近、stand.fm、機能アップとかアップデートのニュースないと思わない?
スピーカー 2
そうだね。確かに以前よりは聞かなくなったかも。
スピーカー 1
そうなんだよね。あと、以前はランキングとかのイベントとかもあったじゃない?
ああいうのも最近全然ないよね。
スピーカー 2
いい、言われてみれば。
そう、なんなんだろうね。
スピーカー 1
実は儲かりすぎてて、バカンスに行ってたりして。
そう、なのでそう思って、いろいろ調べてみたら、なんとこんな情報が出てきたんで、今日はみんなとシェアして、そしてこれからの音声配信について少し考えてみたいと思う。
スピーカー 2
そんじゃいって、ハッシュタグクリエイターエコノミーニュース。
スピーカー 1
では、なんでstand.fmが最近アップデートなどの情報を発信しないのかということについて、今日は3つ、私が見つけた情報から考察をしていこうと思う。
じゃあまず、この記事読んでもらえる?
スピーカー 2
2023年9月12日、stand.fm公式リリースです。
誰でも音声をAIに変換できる新サービス、AIボイススピーカーをリリース。
スピーカー 1
そう、だいぶ前の音声メディアニュースまとめで報じたんだけども、stand.fmがAIのボイス関連のサービスを発表したんだよね。
で、これstand.fmの機能としてではなくて、本当に1サービスとして立ち上げたものなんだよね。
スピーカー 2
テキスト読み上げを私みたいなAIボイスに変換してくれるのね。
スピーカー 1
りっかちゃんみたいなAIのボイスに変換するとか、後は将来的には多分翻訳とかで、翻訳したものをそのボイスにして商用化なんかで使うというようなことを想定してるっぽい。
なので、エンタープライズ向けのプランまで用意されていて、値段もね、何かおー相談みたいな、そういう感じの設定が書いてある。
さらにプレイスリリースにはもうちょっと詳しく書いてあって、オリジナルでAIのボイスを作れるっていうことらしくて、これが15万円とか書いてある。
法人向けサービスへのリソース割り当て
スピーカー 1
そう、だからなんでstand.fmが最近アップデート情報とかを配信しなくなったかというところでは、
stand.fm じゃなくて、こういう法人向けのサービスに開発とかの人を削るようになったんじゃないかというような仮説が1個思いつくんだよね。
もうやっぱりstand.fm で、例えば1人がメンバーシップでいくら使ってくれた、で手数料引いて何百円とかしか入ってこないわけじゃない。
だけども法人向けのサービスで1件契約できれば、15万円ドーンと入ってくるわけじゃない。
それはやっぱりstand.fm も企業だから、見入りの良い方に社内の人とかリソースを削くっていうのは当然だよね。
で、いやいやいやいや、今回たまたまこういうサービス出しただけじゃないのと思うかもしれないけども、一応それっぽい動きはある。
例えばstand.fm の公式サイトで、コーポレートサイトがあるんだよね。
cope.stand.fm というstand.fm の会社のホームページがあって、そこにね、この AI ボイススピーカーというこのサービスがstand.fm と並記して書いてあるんだよね。
これ前はなかった。stand.fm という音声配信プラットフォームと同じぐらいのプロダクトとして位置づけてるっていうことの表れだと思うんだよね。
さらには商標登録。特許庁ではいろんな企業の商標を調べることができるんだけど、stand.fm で検索すると、なんと今年の10月11日、
ボイススピーカー AI これ商標登録を出願している。stand.fm のもともとのこのアプリの名前も商標登録はしてあるんだけど、今回のこのサービスも登録してあるっていうことはやっぱり同じぐらいの規模感のサービスとして考えてるって捉えていいんじゃないかな。
だから考察の一つ目としては、個人向け B2C って言うんだけども、コンシューマー向け、個人向けのサービスより法人向け、より利益率の良い利幅の良いサービスの方に人を配置し直してるからじゃないかというのが一つ目。
スピーカー 2
では二つ目、スタートアップサーチは国内の有望なスタートアップを発掘できるデータベースです。
スピーカー 1
これ何かというと、スタートアップサーチといって、いわゆるスタートアップの会社のいろんな情報、公開されている情報をまとめたサイトなんだよね。
スタートアップの企業って、いろんなところから資金調達をしたりとか、どういう人が立ち上げてとか、いろんな情報がもともと公開されているものなんだよね。
それをまとめて掲載する。そうすることで、投資家たちの人の役に立ったりとか、メディアとしていくつもこういったサイトがあるんだよね。
これもその一つ。スタンドFMを見ると、例えば直近の投資家がZベンチャーキャピタル、これはYahooグループだったり、あとは会社の住所がここだったり、みたいなことが詳細に書いてある。
スタンドFMはラジオトークやボイシーと違って、決算情報は書いていないんだけども、でも今回、興味深い情報を見つけてしまった。
このサイトには、従業員数推移という項目があって、これが載っているのは私も初めて見た。
いわゆる官報といって、こういう公開された企業情報を載せているサイトっていくつもあるんだけど、このサイトでは定期的に従業員の数をウォッチしているみたいで、その推移が毎月書いてある。
そしてなんと驚くべきことに、スタンドFM直近で一番多い時で、今年の2月33人なんだけど、なんと先月10月は24人になっている。これすごいよね。
だいたいパーセントにすると25%、4分の1の人がいなくなってるってことよ。
それぐらいって結構あることなんじゃないの?と思うかもしれないけども、例えば音声配信で言うSpotify、海外のIT企業ってのきなみ最近レイオフ開広を発表してるんだけども、Spotifyも大胆に開広したんだけども、今年の1月の記事によると600人開広したと。
結構だなと。でもこれって従業員の実は6%に過ぎないんだよね。だからそう考えるとスタンドFが9人減ってるというところは非常にあまりないんじゃないかなと思うよね。
そしてそのトレンド、今年の6月から減ってるトレンドがずっと続いてるんだよね。だからこのままいくと11月には22人とか21人とかになるかもしれない。
いやいやいやいや、今までもそんなもんで回してたんじゃないの?と思うかもしれない。確かに実際ね、ラジオトークなんかは従業員数8名なんだよね。
で、ボイシーが確か40名ぐらいなんだよね。だからそういう意味ではまあまあスタンドFMの規模からすると順当なのかもしれないけども、でも8人9人減ったってある意味1チーム丸ごといなくなった的な規模感だと思うんだよね。
だとすると、やっぱり今まであまり儲からないプラットフォームの方に割いていた人員はもうそのまま補充しない。そして儲かるであろうより利幅の多いところにリソースを集中するっていうのは経営判断としてはあり得ると思うんだよね。
実際スタンドFMの求人についても以前はアルバイトとかも募集してたんだけども今は全くなくなっている。今はエンジニアマネージャーの募集がインディードで書いてある。で、多分以前よりちょっと値上がりしてる気がする。
以前は年収の上限が1200万とかは書いてなかったんだけど、今はね1200万の役職がある。そうだからやっぱり欲しいは欲しいと思ってると思うんだよね。
スタンドFMの募集欄の更新停止
スピーカー 1
ただなかなかね今IT人材どこでも不足してるから本当集まらないんだろうね。ただウォンテッドリーという有名な求人サイトがあるんだけどもそこにスタンドFMのページがあるんだけどそこの募集の欄はもう募集ないんだよね。
そうだから良い人がいれば取るけどみたいなニュアンスを感じるよね。そうなので考察の2番目としてはアップデートしたくてもするだけのリソースがないと言えるかなと。ちょっとこのね記事を見て思ったね。
スピーカー 2
クリエイターエコノミーニュース
スピーカー 1
では3つ目。はいこれはスタンドFMに限ったことではなくてクリエイターエコノミー全般に言えることかなと思うんだけど、3つ目は技術的に頭打ちになってきたです。
例えばラジオトークが昨日かな公式ツイッターでこういうことをつぶやいていた。メンバーシップ解説を募集するイベントがあるよ。
ラジオトークもついにメンバーシップを実装するっぽいんだよね。少し前にスポティファイもパトレオンという海外の課金サービスと連携する形でスポティファイでもメンバーシップをついに実装するということが話題になっていた。
というようにいわゆるクリエイターエコノミー音声配信に限らずクリエイターエコノミーのプラットフォーム技術としてはほぼほぼ出そろったなという感じで、どのプラットフォームもほぼ同じ機能を持っているっていう状態になっちゃってるっていうことなんだよね。
スタンドFMは音声配信の中では収益化について本当に一番早くいろんな機能を実装していって、そしてつい先日収益化についても実装したじゃない。なのでもう機能として本当にフルフルマックスある状態と思う。
あと実装するとしたらプレイリストと、それからボイスギフトといって特定の人にボイスのメッセージを有料でできるとか、あとは有料のカテゴリー作るとかっていうぐらいで、なんか新しい最新のテクノロジーとしてのアップデートは、あとはAIとかはあるかもしれないけども、でもほぼほぼ実装している感はあるんだよね。
そして他のプラットフォームもほぼほぼ実装していると言ってもいいんじゃないかな。ボイシーでも最近はライブも実装したし、有料エピソードも実装したし、どこもほぼほぼ機能に通ってきてるんだよね。
ツイッターも広告収益があったり、インスタもメンバーシップができたりとか、本当にいろんなプラットフォームがクリエイターの囲い込みのための機能は考えられるものはほぼ全て実装してるっていう状態になりつつあるんだよね。
そういう意味では何か1個の機能を実装したとて、囲い込みがものすごくできるわけでもないだろうし、そこでものすごく収益があるわけでもないだろうって考えると、そこにリソースを割くのはあんまり得策じゃないよってなるわけだよね。
ただし、現状スタンドFMでも、例えばオリジナルの番組を招聘するっていうことも継続してるだろうし、あとトップページのバナー、あれもちょこちょこは変わってる。
だからテクノロジーを必要としないまでも盛り上げるっていう機能についてはちょこちょこと改善がされてるような印象はあるので、
エンジニアの人を使うほどではないけども、ユーザーさんを離脱させないということについてはもちろんやっていくとは思うので、ただどのプラットフォームもほぼ似たような機能が実装し始めてきているので、これ以上追加してもっていうのはあってもおかしくない気はするんだよね。
なので、スタンドFMに限らず、多分どのプラットフォームでも今後は人や企画にフューチャーされていく流れになるんじゃないかなっていうのは思う。
実際、YouTubeとかでもヒカキンさんが出てきて、YouTubeっていうものがすごくメジャーになった。その後に一方でフィッシャーズさんとか、さらにまたいろんな人も出てきたわけじゃない。
なので、これからはやっぱりいろんなコンテンツが注目されていくだろうし、ただもちろん有名人の人が来るかというとそれはまたわかんないんだけど、でも有名人の人も気軽に稼げるようになっているわけだから、もしかしたらスタンドFMにものすごい有名人が来るかもしれないし、それは本当にわからない。
スピーカー 2
だけども、多分そういうところに今後注目が集まっていくっていう気はするんだよね。プラットフォームをやっぱり楽しんだもの勝ちかなというところは思うので、みなさんこれからもスタンドFM、そして自分自身が使っているプラットフォームを楽しんで使っていきましょう。
スピーカー 1
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最近お昼と夜にウォーキングをしています。歩道橋を通るコースになっているんですが、天気が良い日は本当に遠方まで見えるのでとても気持ちいいです。
寒い日も続きますが、みなさん健康にはくれぐれもご注意ください。
ポッドキャストアワードのミニーに俺はなる。また明日もこの部屋でお待ちしております。
ではでは、バイバイ!