パトレオンの手数料適用
クリエイターエコノミーニュース。
おはようございます。クリエイターやインフルエンサーの未来を考える部屋、クリエイターエコノミーニュースへようこそ。
パーソナリティのカグアです。
小春六花です。
皆さんの地域は、地震や台風など災害の方はいかがでしょうか。
まだまだ油断できないですけれども、お互い気をつけていきましょう。
というわけで、週末ですので、音声メディア関連ニュースまとめいきましょう。
まずは、ホットトピック。
2024年8月13日、マイナビテックプラスの記事です。
Apple 税の対象外だったパトレオン、11月から30%手数料が適用に。
今週は、ポッドキャスター、クリエイターに向けた収益化の話です。
海外の話題なんですけども、パトレオン、皆さんご存知でしょうか。
パトレオンというのは、いわゆる収益化のプラットフォームなんですね。
例えば、YouTube、スタンドFMなどでメンバーシップってあるじゃないですか。
ファンの人が月額のサブスクに入ると。
このメンバーシップを利用できるプラットフォーム、それがパトレオンなんですね。
実はこのパトレオン、YouTubeがメンバーシップ、有料のサブスクを始める前に、
もうすでにそのサービスを始めていて、そして多くのクリエイターがそれを利用して、
その後にYouTubeがそういったものを実装してきたんですね。
ですから海外では本当このパトレオンを使って、YouTuberとかPodcasterとか、
そのプラットフォームにメンバーシップの機能があっても、
パトレオンを使うというようなクリエイターやインフルエンサーが多いというぐらい普及している。
それがパトレオンです。
日本語化はされているんですけども、決済がまだ円立てになっていないなど知名度は低いんですけども、
それでもPodcasterやインフルエンサーやブロガーなどがじわじわと使っている印象があります。
実際私も何人かの方のパトレオン登録してますけども、
いい感じでメールの通知が来るんですよね。
無料にしか登録してないんですけど、
結構ほどほどの距離感で定期的に頻繁にメールが来るんですよ。
ただそれがあんまり嫌味じゃないんですよね。
人気として近いのは日本ですと納刀ですかね。
クリエイターがサブスクを作る、プランがいくつかあって好みに応じて入るというような感じです。
そのパトレオンが話題になっています。
どういうことかと言いますと、Appleでパトレオンもアプリをリリースしています。
そして現在パトレオンではクリエイターが有料の配信と月額のサブスクメンバーシップといった有料の収益化のサービスを利用することができます。
現状Appleからダウンロードするアプリというのは、
Appleの決済を通してAppleに3割手数料を払ってユーザーが購入するという決済はやらなくちゃいけないというのがありますよね。
ただアプリの中で買えないというアプリも一部あって、日本だとNoteとかですかね。
でもそれはWebで買ってアプリで同じIDでログインすれば一応それが引き継がれるという形で、
結果としてアプリの方でも読むことができたりするなど、ある意味回避をする方法はあるんですよね。
でもそれはユーザーにとっては値段が安くなるというメリットがある一方で、
プラットフォーム側としては3割、俺のところでちゃんと落としてくれるというところはあるわけです。
パトレオンについては、有料の何か配信というのはAppleの決済を通していたんですけども、
メンバーシップ、月額のサブスクはWebなどから入ってもらってユーザーが利用できるというような仕組みをとっていました。
ただそのことについて、今回Appleがもう私たちのAppleの決済を使ってサブスクをメンバーシップを提供しなさいということを通達した。
そしてパトレオンがそれに対してユーザーさんに今後こういうふうになりますということを通達したという記事になります。
これ結構3割って大きいですよね。
ファンとしてはクリエイターに100パー届いてほしいじゃないですか。
でもプラットフォームがセキュリティや運営などのコストをかけて提供してくれる以上、ある程度惹かれるのはしょうがないなとは思うんですよね。
とはいえアプリをダウンロードするそういうプラットフォームのAppleに3割。
そして例えばパトレオンに何割と。
そうすると半分未満とかになっちゃうわけですよね。
ですからパトレオンとしてはウェブから決済をしてもらえればその3割は回避ができると。
ファンにも優しいということでずっとその体制だったんですよね。
ただもうそれが認められなくなるということですね。
記事から引用します。
2024年11月からパトレオンのiOSアプリでの新規メンバーシップ購入にAppleの30%手数料が適用されることとなる。
iOSがバージョンアップするときに利用規約が改定されてそれを守るようにということですね。
パトレオンの対応なんですけどもクリエイターが選べるようにしたということです。
ファンの人がメンバーシップを申し込むときにファンの人がプラス3割手数料として追加するという選択肢と
あとはクリエイターが持つという選択肢を2つ用意したので選んでくださいという通達を今回したそうです。
これですから日本でも無縁な話じゃないわけですよね。
例えばボイシーやノートといったサブスクを提供しているプラットフォームありますけども多分ウェブでも課金ができるんですよね。
もしくはウェブだけで課金ができるんですよね。
スタンドFMに限っていえばストライプという決済システムをそもそも使ってますから結構日本の音声配信税は
アプリストアを回避する決済システムを利用しているケースが意外と多いんですよね。
なのでこの動きは今後国内にも広がっていくのかもしれませんので
クリエイターはファンへの告知ということも含めて注視しておく必要があるかなと思います。
SpotifyとEU規制
また新しい情報が入りましたら共有しますのでよろしくお願いします。
ぜひポッドキャストやニュースレター登録よろしくお願いします。
では戦略的関連です。まずはこちら。
SpotifyなんですけどもこちらもApple絡みのニュースです。
今AppleはEUでいろいろな変化が起きています。
と言いますのもEUがAppleに対して様々な規制をかけているからなんですね。
例えば最新のAppleってUSB Type-Cになったじゃないですか。
あれも元々はEUがType-Cを実装しなさいというような規制をかけたということが発端になっています。
そして今回のSpotify絡みの件なんですが記事から引用します。
SpotifyがiOSアプリで価格情報を表示することをAppleから承認されたと発表しました。
これはSpotifyが提供している有料プランの価格、あとは海外ですとSpotifyオーディオブックを提供しています。
これらの商品の価格情報をアプリ上に表示することができるようになったということですね。
ただこれ料金を表示といってもここから購入ができるわけではないんですよね。
じゃあなんで料金を書いたの?もしくはリンクで飛ばすの?と疑問を思われるかもしれません。
リンクを飛ばすことも冒頭でお話ししたように基本的にはやっぱりダメなんですよね。
じゃあなんで価格を表示したのか?Appleの決済を通すの?
いやそれも通さないんですよ。
価格を表示するのということなんですけども苦肉の策ですよね。
決済もできない、リンクも貼れないとなった時にそもそも検討の対象にならないわけじゃないですか。
価格さえも表示できなければ。
でも価格が表示してあればリンクないな、じゃあウェブで検索してSpotifyで登録しようかなというのはありえそうじゃないですか。
でもこれまで価格表示も止められていたっていうのも結構エグいですね。
現在Googleなどもドッキン法のメスが入りそうといった話題もあるように
最近AppleやGoogleといったアプリの規約に関する変更や議論が広まっていますので今後も注視していきたいと思います。
音声コミュニケーションアプリの動向
ではどんどん行きましょう。
ボイシーなんですが終戦の日、平和を考える特別企画ということで
社会派ブロガーチケリンさんの有料コンテンツなど一部の有料コンテンツが日替わりで無料公開されるそうです。
ボイシーこういった社会意義的なイベントって定期的にやりますよね。
これ他のプラットフォームもどんどんやったらいいのになとは本当いつも思います。
このあたりはボイシー私好きですね。
スタンドFM絡みは今回日経新聞に会員記事ではあるんですけども
中川彩太郎さんのインタビューが載っていましたので興味ある人は見てください。
ラジオトークはルーキーフェスということでエントリーの配信者を募集中だそうです。
ではその他プラットフォーム行きましょう。
スプーンなんですが金曜日を盛り上げるハナキンDJ決戦コンテストというのが8月16日開催です。
ボイスポコチャはイベントではなくですねボイポコサークルといって
ボイスポコチャで活躍しているライバーさん先輩ですね。
初心者ライバーに向けていろんな解説をするそういったサークルと銘打って企画をしていて
そういうページができていました。
この辺DNAって稼ぎ方として中級者の底上げをして全体の活性化を図ろうというところが本当にうまいんですよね。
それから今週はいわゆる音声溜まり場アプリ音声コミュニケーションアプリに関する話題が結構ありました。
例えば音声ツールボイチャというのがありましてこちらがメンバー機能をリリース。
音声SNSのグラビティこちらはですね収益の一部を寄付する活動を行うということを発表しました。
音声コミュニケーションツール最近本当伸びてますよね。
音声でコミュニケーションをして友達とゲームをするもしくは溜まり場的に扱うというアプリのパラレルなんかも500万ユーザーということですから本当勢いあるんですよね。
興味ある人はニュースレターの方に他にも音声コミュニケーションアプリURLを載せておきますのでぜひチェックしてみてください。
今後もこの音声コミュニケーションアプリ勢力図としては増えていきそうです。
ではコンテンツ制作関連いきましょう。
大久保かよこのライブ配信
まずはこちら2024年8月14日TBSポッドキャスト公式リリースです。
大久保かよことラブブララブがフォロワー数40万人突破を記念してTikTokライブを24時間配信。
大久保かよこさんのポッドキャスト本当に人気ですよね。
我が家の妻もですね大久保かよこさん好きで聞いています。
そして今回のニュースなんですけども最初この記事を見た時にポッドキャストのフォロワー40万すごいと思ったんですけど
よくよく記事見たらですねTikTokのフォロワー数が40万人突破記念ということですね。
それでもですねTikTokとそのポッドキャスト相性いいんだなというのは思いましたね。
でも実際ポッドキャストアワードにもノミネートされました大人たちのアダルトークという人気番組もインスタリールなど動画でやっぱり集客をしたっていう話が以前あって
そうだからやっぱり一般向けのポッドキャストとかでもショート動画で告知をするっていうのはもう本当に定番だなという感じがしますね。
というわけで大久保かよこさんの記念ライブは8月16日17時からということでなんと24時間配信なんですね。
芸能人の人も大変ですね。スタミナに気をつけて頑張ってほしいと思います。
ではどんどん行きましょう。今週はお盆ということもあってニュースは若干少なめです。
ポッドキャストもですねいつもよりは少なめです。
あの人気ファッションブランドディオールこちらもポッドキャストが始まります。
ただLINE限定ということです。最近増えてますよね。
特定のプラットフォーム限定のポッドキャストってでも限定したらポッドキャスターじゃない気がするんですけどこれしょうがないんですかねやっぱり。
あとはジュエリーブランドのハスナとかですね。
ポッドキャスト市場の動向
ファッションとか自動車とか結構富裕層向けのブランドがポッドキャストをやるっていうのは定番なのでそうそう今後も増えそうですよね。
制作ガジェット回りなんですが読売新聞にこんな記事がありました。
読書バリアフリー法施行5年さらなる対応を求むと。
これ知らなかったですね。こういう法律があるんですね。
でもこういう法律があるからこそオーディオブックJPオートバンクさんが図書館に切り込んでいったということなんでしょうね。
これを見て本当にオートバンクさんの動きが腹落ちしました。
ガジェット周りは今週はですね。
Zoomからハンディレコーダーそれからゲーム関連で有名なエルガトから配信者向けのマイクやミキサーが発売されていました。
このエルガトというシリーズなんですけども本当にオシャレなんですよね。
今回発売されたのは白で統一された実況向けの音声機器周りでして。
特にコンデンサーマイクが非常にシンプルでかつ白くてスタイリッシュなボディで。
動画ライブだと映えそうな感じのマイクでしたね。
気になる人はチェックしてみてください。
では音声広告その他行きましょう。
まずはこちら。
海外のニュースです。
国内オーディオスタートニュースさんが訳してくれていますのでそちらからチェックしていきます。
アイハートメディアアメリカの一大メディアですけども絶好調ですね。
2024年の第二四半期の決算が発表されてその中でもポッドキャスト事業を見ても前年比8%増ということですね。
ただこれ今までの勢いからすると8%一桁台というところでは若干成長は鈍化しているということだそうです。
今までやっぱり二桁成長ということでしたから若干鈍化していると。
前々回かな放送でもお伝えしましたけどもやっぱりスポティファイでも今事業部によっては縮小したりするなどしてやっぱり締めるところは締めているんですよね。
ですからこのアイハートメディアという巨大メディアであっても成長の鈍化が見られて油断はできないというフェーズなんでしょうね。
ただ全体的にはポッドキャストの収益は順調に成長していると。
そしてアイハートメディア全体からするとポッドキャストは収益の11.3%を占めるということですから重要事業の一つというのは間違いないでしょうね。
だから本当に米国のポッドキャストは一大メディアになってますよね。
ではどんどん行きましょう。
地上波ラジオですけどもFM広島。
こちらでですねCMチャレンジ2024というコンテストが行われます。
こちら音声ではなくて現行でCMのキャッチコピーの現行で応募が可能ということなので興味ある方はチェックしてみましょう。
国内のデータとしてはオーディオブックJPさんがランキング8月のランキングを発表していました。
哲学が1位ということなのでまあこれAIブームのアンチテーゼのようなものかもしれませんね。
AI周りに関してはAIVTuberの新しいボイスを選ぶという投票が行われるということです。
このキャラクター私も初めて知りましたけど本当に今VTuberたくさんいますよね。
しかも動くお金も本当大きいですよね。
最近私知ったんですけどもボイスチェンジャーってあるじゃないですか。
あれとAIボイスに置き換えるボイスチェンジャーと似たようなものかなと思っていたんですけども
最近調べてみてわかりました。
いわゆる機械やPCを使ってボイスチェンジをする自分の声を波形を変換させて
例えば男性の声を女性にするというボイスチェンジは結局周波数が変わるんですよね。
なので歌を歌う時に微妙に音がずれるんですよ。
この週末いろいろ実験してみて気がつきました。
だから自分で自分の変換された声を聞くとなんか音がずれてるんですよ。
そうかって気づきました。
でもAI合成音声にボイスチェンジをするボイスチェンジャーは本当に置き換えなんですよ。
自分の声をAIボイスに置き換えるので音がずれないんですよね。
こんな違いがあるんだなと思ってAIボイスチェンジャーの方にちょっと最近興味が湧いてきました。
もしかするとそのうちAIボイスチェンジでちょっと企画をするかもしれません。
楽しみにしていてください。
国内人気ポッドキャスターのポトクさんが最近BlueSkyというSNSのライブ配信をやっていました。
そこでBlueSkyのライブ機能でBluecastというのがあるんですが
AI合成音声で読み上げもしてくれて結構いい感じでした。
ほどほどにツッコミが入る感じになるので
BlueSky私今までノーマークだったんですがちょっと使ってみようかなという気になりました。
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心揺さぶられたものをお届けしています。
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これからも音声配信業界を盛り上げるべく頑張ってまいります。
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それでは皆さん素敵な週末お過ごしください。
また次回もこの部屋でお待ちしております。
ではではバイバイ