初回から4回に亘るConCra自己紹介回の最終回。そもそもなぜ我々は「いらなくなったモノを工芸技術で生まれ変わらせる」などということをやろうとしているのか、アイデアが生まれた経緯まで遡ってお話しします。あと、初回から当然のように使ってるコレクティブっていう言葉。これってどういう意味でしたっけ?
今回の話題:
どうやってConCraのアイデアが生まれたか/工芸をテーマにしたハッカソンイベント/工芸に関連したビジネスモデルを考える/工芸=いいものという考えを一度捨てる/そんなにモノ要らなくない?という生活者としての実感 /とはいえモノを作り続けなければならない企業や作り手/身の回りのモノとの関わりの変化/メルカリによって変化したモノとの関わり/メルカリで買うものにはストーリーは乗っていない方がいい?/直して使いたい初期のiPod/モノを捨てずに永く使いたいという欲求は高まっている?/工芸は個別のモノを直すことに適している?/捨てられないモノに宿るモノと個人の関係/作り手の実感も込められたConCraのコンセプト/直す仕事にもデザインセンスが必要/直し方が確定するまでが一番時間が掛かる/誰でもモノを直す依頼ができるリペア版メルカリ?/作り手に掛かる労力とサービスのライトさがアンバランス?/リペアを依頼する時の依頼者の心理=完璧な修理を求める?/リペアよりもリクラフト(工芸技術で生まれ変わらせる)の方が工芸の可能性が引き出される?/依頼者と作り手のコミュニケーションコストが大きい/ごめんやす三寸/ボランティアワークになってしまいがちな見積や試作/オープンなサービスとして始める前にまずはお互い信頼できる小さいコミュニティから?/依頼者と作り手をつなぐ存在=ナコーダー/仲人+キュレーター=ナコーダー/おせっかいおばちゃん/リクラフトできるモノを持っていたとしても誰に頼めば良いか、どんな技術がマッチするのか、知識がないと相談できない/モノのストーリーを拾い出すのもナコーダーの役割/ナコーダーをやるのも楽しそう/依頼者にも主体性が必要=きっかけ(キュー)を投げるユーザー=キューザー/キューザーとナコーダーと作り手の三者でモノを作る/みんなで作る=ConCra/そもそも初回からずっと使ってますけどコレクティブってどういう意味ですか?/なんとなく集まっている団体=コレクティブ?/役割が固定させていないが、ひとつのコンセプトのもとに活動する緩い集まり=コレクティブ?/コンビニの前でたむろしてる集まりもコレクティブ?/Human Awsome Error アートグループとかアートユニットよりアートコレクティブがしっくりきた
このプロジェクトの詳しいコンセプトは公式サイトへ。
https://concra.jp
そしてここに掲げているコンセプトのもと、実際にモノを作っていこう人が集まるオンラインコミュニティであり実験場 ConCra Collective(コンクラコレクティブ)が2022年3月1日にオープンしました!
興味のある方はぜひお気軽に参加してください。
https://basic.motion-gallery.net/community/concra/
パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保