須藤拓さんゲスト回最終回。そしてシーズン2もこのエピソードで最終回となります。
夜が深くなり激しい雷雨になってもしゃべり続ける4人(途中雷雨のノイズが入りますが、ご了承ください…)。1時間50分というCra出しRADIO史上最長エピソードになりました。タイトルではとにかく長いということしか書いておらず、とはいえこれだけのロングエピソードがワンテーマに収まっているはずもないので、今回は久々に会話のトピック一覧を掲載しておきます。
番組の配信はしばらくお休みして、シーズン3は秋頃再開予定です。
工芸をテーマにするということ/ものづくりという言葉と日本の製造業の凋落/産業革命って言い過ぎ/産業革命を否定せねば/産業革命の恩恵に授かっていることを知る/産業革命後のアーツ&クラフツ運動のような動きが生成AIに対しても起こる?/AIの奴隷にならずに一緒に創作できるか/トロッコ問題を煙に巻くチャットGPT/今の道具で出来ないことを選択肢から外してる/オーケストラの楽団員は職人か表現者か?/人間はどこまでAIが作るものを受け入れられるのか/『her/世界でひとつの彼女』 体を持たないAIが10本の指で弾くことを前提に作るピアノ曲/ロボットに生楽器を演奏させたスクエアプッシャー/背中で表現するカラヤン/レンタルCDをパソコンに取り込むのは脱法行為だと思っていた/Apple Musicを使い始めて音楽の価値が一気に下がった/量が増えると価値が下がる/ストリーミングに音源のないブルーハーツやハイロウズを最初に検索してしまった/今の自分を忘れないためにモノを買う/工芸品を買うことの意味/大切だと思っていたはずなのに手元になかったら存在を忘れる/一瞬で大量のレコードから目的の曲を見つけ出す新宿二丁目のバーのマスター/道具とパフォーマンス、工芸家のアスリートっぽさ/0.3mmの貫通穴を開ける時、目はボーっとしてる/ドリルが折れる前の抵抗感を指先で感じる/AIは「なぜそんな質問をするのか」という裏の意図まで理解できるようになるのか/同時に複数人と恋愛関係を持つAIを許すことができなかった映画『her』の主人公/AIの振舞いを人間がどう解釈するかの問題?/こっちがノリノリだと同じテンションで返してくるGPT/みんなのためのAIが投機目的に/技術のリスクについては開発者が誰よりも考えている?/無政府主義っぽいStable Diffution、もう少し熟議志向のDAO/喧嘩を見たら警察を呼ばず自分で解決するのがカッコいい大正時代のアナキスト/工芸界にはアート業界のギャラリストのようなビジネス化させるプレイヤーがいない?/国による保護に頼ると権威主義に繋がりやすい?/独立して仕事が回るようになると組合に入るメリットがなくなる/組合に入っていないことでもらえない助成金/ボランティアベースのジャパン・クラフト21/アメリカ大使しかツイートしてない/文化庁の人は来ない/寅さんの気持ちが分かってきた/後進に工芸家の道を選ぶことはフーテンの道を選ぶことだと感じさせてしまっていた?/工芸という概念の枠を拡げることがCra出しRADIOに出来ること?/理解できないとしても誇るべき技術・文化/作るモノのテーマを決めた人の強さ/金属・漆・和紙などの素材工芸の難しさ
【今回の話題の関連リンク】
美術工房 空心(須藤拓工房サイト)
『her/世界でひとつの彼女』(wikipedia)
超絶ロボットバンドの製作の舞台裏:スクエアプッシャー最新作のメイキング動画公開
https://wired.jp/2014/04/19/squarepusher-robot-music/
JapanCraft21
https://www.japancraft21.com/ja
第2回日本伝統工芸再生コンテスト、最優秀ロニー賞受賞者発表
https://www.kogeistandard.com/jp/insight/serial/topics/2022-11-14-2/
【ConCra Information】
ConCra公式サイト
誰でも参加できる実験場 ConCra Collective(コンクラコレクティブ)
https://basic.motion-gallery.net/community/concra/
パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保