他の人でもマニュアル化したりとかプロトコル化したりとかできるっていうところが、
工業である最大のベネフィットっていうか、
それによって値段も安定させることが安くするっていう、
むしろ多分安定性、生産の安定とかを守るためとかで金額を固定したりとか、
生産性とかを先を見るってことができる。
やっぱり俗人で一人しかできないってなったら、
その人の抱えている仕事量と時間っていうのはわかるけど、
その人が例えば病気になっちゃったりとか、
材料がうまく手に入りませんとか、
ちょっとしたことでそういうブレが生まれてしまうっていうのが、
やっぱり十分な時間を取るっていうのが私の持っている工業の…
安定性はそうだな確かに。
でもプロトコルだけの話だと、もしかしたら工業も持っているような気がして、
民芸とかね、無学で無名の人達が同じものを作るみたいなところに
柳が価値を見出したみたいなのは、
あれはそのプロトコルがあるから、その地域で同じものがずっと作られるっていう。
もう一個言い忘れていたのが、地域性とかをやっぱり歌いたがるっていうのが、
工業だとあんまりそんなに地域性を歌うとなると、
逆に可能性をやっぱりブランディング、マーケティングにはいいけれど、
例えばシャンパンとか、シャンパンに打ち方でしか作っちゃいけないよと、
製法方法同じだけど、シャンパンに打ち方じゃないとシャンパンで読んじゃダメとか、
なんとか塗りとか、なんとか教会に入ってないと、
何々塗りって言っちゃダメだよっていうのに近いっちゃ近いけど、
工業の場合はそこまで狭めちゃうと逆にある意味、
仕入れの値段を下げるのに、あるいってやっぱり広くみんながやるようにならないと、
素材とか機械の仕入れが高くなっちゃうから、あんまりそんなにラグジュアリーに囲えない。
いけずな言い方ですけど、あれとかどうですか?
ツバメ山城、工場の祭典とか。
ツバメ山城は地域性でブランディングしてるじゃん。
かつ、すごい微妙な境界線のところに行ってると思ってて、
ツバメ山城はいまだに打ち物でアカウント作ってるところもあれば、
普通に工業化されてる金属加工のところもあるわけじゃないですか。
Appleのコインにしてた工場もあるぐらいだから。
だから塩さんが言った、工場とか工業が地域性を歌い出すとどうなるかっていうのを。
例えば、テキスタルなんかちょうどいい例なのかなと思ってて、
テキスタルは私はやっぱり工芸っていうのと、機械工芸っていうのと、
手で作る、ニットしたりとか刺繍もあったりとかして、
結構グラデーションがすごくある中で、
やっぱりなんとか織りとか、名前が付くのは地域性とか、
場所とか俗人、特に場所&俗人がテキスタルにやると、
そこでしか作れないよっていう風に囲いがち。
でもそうでもしないと残せなかったんじゃないかなと思ってて、
やっぱり日本でやっていくって、お金をもらう国にサポートしてもらわないと、
一個人ではなかなか不安定な事業だったりとかすると、
もらったりするじゃないですか補助金とか。
その時に思うのが、日本で作っている漆とか、
日本のなんとかとか、何々地方のなんとかとかだと補助金が多いのに、
金属は少ないなっていうのが、金属工芸家が食べていくのに不安定になりがちだっていうのを聞いたことがあるし、
そこが佐々木さんの話を聞いていて、
すごくやっぱり振り返ってみて、
すごい現実的に突きつけられた気がしたし。
あの後ね、収録終わった後に飯食いに行ったんですけど、
佐々木さんと。
それで本編では言い忘れたなみたいなことで言うと、
工業化されている工芸みたいなところで言うと、金属と同様にセラミックもすごいそうだよなって話をしてて。
陶芸。
陶芸、そうそう。
普通に絶縁用の外資だったり、宇宙工学的なところの素材開発もそうだし、
あとはハウスメーカーが使っている、ちょうど塩さんと僕も見てるけど、大量のタイルの。
石切り、石を収録、撮影とかしてる。
ありとあらゆるテクスチャーが試されてて、しかも企画化されて商品にやってるっていう工業化がある中で、
陶芸化がいまだに存在している理由も、僕ら一般対象からしても、
陶芸化は別にいるよねっていう妙な納得感とともに存在を認識してるけど、
均衡はやっぱりおらんなっていうのがめっちゃ思うところですね。
そこの多分違いが、人間もそうなんですけど、
自分の日常にどのくらい使うものとして置いてあるかっていう話もあって、
イギリスで銀の食器って、一般家庭ではもうだいぶ見なくなったけど、
結婚式とか結婚した時にさ、
うみくん名古屋の人ですけど、タンスを持たせたりとかしてた時代があったでしょ。
ユイノオとかででしょ。
そういう感じでね、シルバーベアを持たせるんですよ。
それをちゃんと1年に1回から2回、引き出しから出して磨くっていう作業が大事なのね。
やっぱりそれを引き継ぐっていうのが大事なの。だからおばあちゃんから引き継いだとか、
そういうのをいいお家柄のとこ行くと見るのよ。
それって工業ですかって言われるとちょっとやっぱ違うよなって。
そういう感覚があるんですね。
思うので。
ただ手でやってるのか機械でやってるのかを置いといて、
ちゃんとデザイン性とかもあったりとかして、
3台とか持ってたりとかするとさ、
もはや様式火みたいなのもあるんだよね。
なんかある。
時代のビクトリア朝とかなんかわからんが、
ちょっとあんまりカトラリーの歴史知らないんだけど、
言いたいのはシルバーのナイフとフォークならまだわかるんだけど、
シルバーの皿、使いにくくないですかっていつも思うわけ。
傷ついちゃったりとか。
ステンレスのスプーンでやったらあっちのほうが柔らかいから。
なんだけどやっぱりセットなんだよね。
セットで皿、ナイフ、フォーク、スプーン。
しかもティースプーン。
全部出して全部並べて磨いてまたしまうみたいな。
磨いてそれで一年に一回料理を食べるみたいなことじゃなくて、
磨くだけでしまうんですか?
そんなに毒殺に怯えてた時期がある?
それはわかんないけど。
シアンとかが混ざってると銀って変色するんで、
食い物に毒が入ってるかどうかの。
それどこの国だっけ?
お箸が銀だっけ?
日本もあるんですか?知らんけど。
どこかの国ですよ。
殿様とか王様がやってそれで銀の食器が普及したっていう。
ちょっと調べたいですね。
それで言ったら、
そのぐらいあんまり日常に銀の器とか、
銀の皿でお食事を毎日やるかって
考えられなくないですか?
詰まるところ、陶芸家みたいな感じで
金工家が日本におらんのは必然じゃないかっていうのが
ショウさんの話ですよね。
身の回りになるとジュエリーぐらいとかになっちゃうよね。
全然違う話になっちゃうしね。
宝飾品だから。日用品じゃなくて。
その話、佐々木さんの話聞いてて、
すごい須藤さんにシーズン1で
一番最初にゲスト回に出てもらった時の須藤さんの話と
クロスする部分とかを聞きながら感じたりとかもあって
須藤さんの回を久々に聞き直したんですけど
倉田氏ラジオ、面白いですね。
自我自賛。
倉田氏ラジオ、結構最初から面白いですね。
素晴らしい。
シーズン3から聞いてもらっている人にも
シーズン1から聞いてほしいですね。
聞いてほしいから、いくらでもあるからね。
須藤さんも、佐々木さんの話と須藤さんの話で
佐々木さんの話聞いて、これ聞いたことあると思ったのが
高校の時に授業で指輪を作ったっていう話。
須藤さんもそうです。
そうですか。
何の意図がみんなあるんだろう、先生。
須藤さんは学校に入って最初は大工さんになりたいから始まって
バイオリン作るとか、バイスターみたいなのに憧れて
木工の方でちょっといったけど
先生と価値観合わんみたいなところから
金工に行ってみたいな話がありましたけど
木工の人に言われることとして
木工で作ったものは生活の中で埋もれていくけど
金工で作ったものは
これも佐々木さんの話にもありましたけど
宝物、特別なものとしてあり続けるっていうことだから
須藤さんのその時の話で
そうであるからこそ一世時代で買うものであるとか
ずっと大切にするものを作らないといけない
金属による工業製品は工業の方が買ってるんだから
サッシとかは工業でしか作れないんだから
自分たちが工芸として金属を扱う時には
特別なものを作るみたいなところに
やっぱり注力していくみたいな話が