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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、
今日からまた月曜日ということでね、まあ頑張っていきましょうかといったところですかね。はい、今日のお話はですね、経済と科学と数字データが合わさったようなね、お話をしたいなと思うんですけども、
価値観というのがあると思うんですけども、価値観は人それぞれですよね。お金が大切な人もいますし、家族が大切な人もいるし、時間、仕事が大事な人、大切な人もいると思うんですけども、
様々な価値観がある中でですね、我々ね、資本主義の、資本主義社会に生きる我々の大多数が崇拝していると言っても過言ではないですけども、
最大のですね、崇拝しているものがですね、お金ですよね。お金があれば幸せになれるんじゃないかということでですね、お金を稼ぐために働いている方がですね、大多数だと思うんですけども、
このね、お金がどれぐらいあればね、収入年収がどれぐらいあれば幸せなのかということをですね、研究したものがたくさんありますので、ちょっとそちらをね、今日はご紹介したいなと思うんですけども、
大体のね、悩みというのはお金で解決できるんですけども、じゃあお金がたくさんあれば幸福、幸せなのかということなんですね。
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン博士らの有名な研究によるとですね、この研究ではですね、幸せ、幸福を日常生活で感じる喜びやストレスなどの感情に基づく感情的幸福と、
自分の人生について考えた時の評価を指す満足度の2つに分けて収入と幸福について考察しているんですね。幸福を2つに分けたと。感情的幸福と満足度の2つに分けてですね、その収入とその2つの幸福がどういう関係があるのかっていうのを調べたわけなんですね。
生活や収入、幸福などについてアメリカ人1000人から得た45万件の回答を解析し分析したところですね、世帯収入が増えるにつれて2つの幸福度は上昇するという結果が出ておるんですね。
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感情的な幸福も満足度も上がっていくと。収入が上がれば上がるうちにね。でもですね、世帯収入、世帯年収が7万5千ドルを超えると、7万5千ドルってどれぐらいですか?今のレートで言うと1千万弱ぐらいですかね。
世帯収入が1千万円を超えると満足度は上昇するけども、感情的な幸福の上昇は頭打ちになるというね、結果を示したということなんですよ。
幸福をね、日常生活で感じる喜びやストレスなどの感情に基づく、この感情的幸福は頭打ちになるという。満足度はどんどん上がるけども、感情的幸福は頭打ちになるということですね。
さらにですね、低所得者は健康状態の悪化や孤独などの不幸に関連する感情的な痛みを増加させるということも分かったということでね。低所得の人たちにとってみれば、例えばですけども、同じ頭痛に襲われたとしても、低所得の方はより感情的ダメージが大きいということなんですね。
まあそれにはいろいろな要因があると思うんですけども、収入も低いし、この頭痛し健康的なリスクっていうのはお金のせいなんだとかね、よりそういうふうにネガティブに考えちゃうよという結果も表しているということなんですね。
収入が上がれば上がるほど幸福度は上がるんだけども、1,000万着、世帯収入が1,000万着で満足度は上がるけども、感情的な幸福というものは頭打ちになる。さらに低所得者は、そのリスクがあったときによりダメージが大きいというカーネマン博士らの研究で分かったということなんですね。
この収入の上昇がある地点に達すると幸福度の上昇が止まる傾向というものはですね、世界各国で見られるようなんですね。
164カ国から170万人以上のサンプルを抽出し、収入の充足点、イコール収入の増加が幸福度の向上に影響しなくなるポイント、要は頭打ちになるポイントを調べた研究、これジェブラ2018年の論文ですけども。
日本を含めた東アジアではですね、感情的な幸福が向上しなくなる世帯年収の重則点、要は頭打ちになるポイントはですね、約6万ドルだったということなんですね。
6万ドルですからまあそうですね、いくらですか、800万弱世帯収入です。100万弱になるとですね、それ以上収入が多くなっても幸福度というのはですね、あまり上昇しない頭打ちになるよということなんですね。
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まあこれはまあいろいろな要因があると思うんですけどもね、これらの研究から示されることはですね、低収入の方、低所得の方っていうのは不幸と結びつく可能性が非常に高いしネガティブにより考えちゃうということもあるし、収入の増加がですね、必ずしも幸福度に上がれば上がるほど幸せになれるんだというわけではないということでございますね。
まあお金の悩みっていうのはまあつきものですし、資本主義に身を置いてますからですね、お金というものは大事なんですけども、まあそれでもね、まあ幸福度は上がらなくてもね、日本にはないもの値段ですから、1000万超えたら次は1500万だとかね、そういったもうないもの値段でどんどんどんどん上に行くんだけども、果たしてそれがその人にとって幸せなのかどうかっていうのはですね、微妙なところなんですね。
まあそれでも私はお金を稼ぐんだという人がいても別に構わないけども、データが示す限りですね、収入が上がれば上がるほど自分のその幸福度というものはあまり満たすことはないんじゃないかなということが示唆されているということなんですね。
まあ世の中にはね、お金で防げることは先ほど言ったようにたくさんあるんですけども、お金があれば夢が叶うとかね、お金があればこの病気治せんのにとかね、そういったことがお金と密接につながっている部分もあるんだけども、幸福度っていう観点で見れば必ずしも多ければ幸せになれるというわけではないよねという感じなんですね。
まあ今のその若者ね、日本の若者だと昔はですね、お金をどんどん稼いでいい車乗ったりとかね、もう稼げば稼ぐほどこういう物で満たしていいかもしれないけど、今の若者とかいうのはもうすでに物がある状態ですから、なので物を買う、稼いで物を買うとかそういった物で満たすっていうわけじゃなくて、時間を大切にする。
なのでまあその収入もあるんだけど、休みがあるのかどうかとかね、福利厚生があるのかとかそういったところの方が重視しているみたいなので、必ずしもやはりお金というよりも時間を大切にする。周りの友達との関係性とか家族の関係性とかいうのの時間を大切にする人が増えているというですね、そういったデータとかもあるのでですね、必ずしもお金は大事かもしれないけども、お金稼いだからといって幸福度にはまあそこまでですね、
繋がらないよと言うですね、この科学というかですね、数字データが示すわけなんですね、ということでね、人それぞれ価値観はそれぞれなんですけども、お金を稼げば幸せになれるのかって言ったらデータが示す限りね、そうではないよということでね、自分なりにその価値観というものを見つけてですね、これが私は幸せなんだということを見つける行動をしてね、それを見つけるということの方がこれから重きを置いた方がいいんではないかなと。
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これからの人生においてね、そんな感じはやっぱりしますよねという感じですね。
まあ私はね、お金好きですけどね、ということでね、もうちょっとあったらええのになとかも常に思いますけども、その中でやはり釣りしたりとか水族館行ったりとか自然遊びするのも好きですから、その時間はやっぱ大切にしたいなと思うし、でもそれをやってると幸せになれるけども、それをやるためにはお金も必要だからねっていう感じなんですけどもね、やはりそこまで稼ぐと、そこまで稼いでないからね、
そこの郷地まで、その住息点というか頭地のところまで行ってないから、そう思うだけでですね、そこ行った場合にその新しい郷地、新しい景色っていうのが見えるのかなっていうのは、それはそれで楽しみですけどもね、まあ人それぞれなんですけども、そこまでお金稼いでも幸福度とは繋がらないよというね、研究結果を今日はお話ししましたということで、皆さんはどうですかということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さようなら、バイバイ。