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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2023年1月13日金曜日のホームルームの時間になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで
13日の金曜日ですね。ジェイソンが来ますけども、もうそういうのあんまり言われなくなったんですかね。
今日開いてた時もね、これ13日の金曜日でちょっと今日はヤバいんちゃう?みたいなこと言ってもね、皆ポカーンとしてたので、もうジェイソンっていうそのもの自体が忘れられてきてね、もうそっちの方が怖いなっていう感じですけども。
はい、今日のお話をしていきたいとおもいます。こんだけ寒いとね、もうなんかもうやる気ないっていうかね、なんかもう嫌ですよね、外に出るのもね。
一度は絶対ね、皆さん思ったことあると思うんですけど、
冬眠してあったかくなっておきたいな、みたいな。ちょっと寒いから1、2、3月はちょっと冬眠してあったかくなった5月、6月ぐらいにおきたいなと思ったことありません?
私はもう毎年思うんですけど。今日のね、タイトルにもあるんですが、
人間をですね、冷凍人間となって生き返ることは可能なのかどうかっていうですね、お話になるんですけど、
このね、絶対皆さん思ったこともあるし、寿命もあれ、やがて絶対つきますし、もう人間なんてね、死率100%ですから、もうずっと生きてるっていう人もいないですからね。
だから、戦争や何やかんやで、不景気や何やかんやでね、もうごちゃごちゃついてるから、良くなった時におきたいな、みたいなね、思ったこともある人も多いでしょう。
じゃあ実際に科学的に、生物学的に見て、冷凍保存して生き返ることはできるのかどうかっていうのをね、
ちょっと科学的に話していきたいなと思うんですけども、この冷凍人間の前にですね、必ず抑えておかなければならない生き物がいるんですよね。
これ何かというとですね、もうすでに冷凍やっちゃってるんですけど、もう人間できへんの?みたいな。
もう余裕でできてますよ、私みたいな、っていうね、もう不死身のような生き物がね、いるんですよ。
これはまあ有名ですからね、皆さん知ってると思うんですけど、クマムシですね、クマムシ。
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もう冷凍保存で、冷凍で生き返るし、もうやっちゃってんすよね。
普通にできてますけど、何かみたいな、多分そんな感じだと思います。
このクマムシですね、虫ってついてるから、摂食動物の昆虫の仲間なのかっていうのは、そうじゃなくてですね、
無脊椎動物なんですけども、カンポ動物って呼ばれるですね、グループに属しております。
四ついの足を持ってて、ずんぐりした体型をしてるし、顔も可愛らしいのでね、クマムシ人気。
コアなファンがたくさんいる、そんな生き物ですかね。
このクマムシなんですけども、めちゃくちゃすごいのは、体長も0.15ミリとかですね、最大の種でも1.7ミリほどなので、非常に小さい微生物なんですけども、
このクマムシ、何が強いかというとですね、厳しい環境に対して特殊な抵抗力を持っていると。
フォルムも可愛いし、そういったところも人気の一つなんだけど、
一番有名なのは厳しい環境下においてですね、とんでもない抵抗力を持っているということなんですね。
環境が乾燥してくるとですね、水がないと必ず生きていけないんだけど、クマムシね。
乾燥してくるとですね、クマムシは体内の水をトレハロースという固体の糖を作って置き換えて、
水分含有率を0.05%まで減らして、乾燥クマムシになるんですね。
この乾燥クマムシになった状態が超すごい最強なんですよ。めちゃくちゃ不死身なんですよ。
乾燥クマムシはですね、すごいですよ。150℃の高温に晒されても、-270℃の超低温に晒されても、
適温に戻して水を一滴垂らしてあげたらですね、生き返るんですね。すごいよ。
もう冷凍保存とかいうそういう事件じゃないですよね。-270℃ですよ。
さはき大和国でもそんなに寒いところないのに、-270℃の冷凍庫よりも冷たい状況に晒されても、水さえ垂らしてあげれば生き返るんですよ。
余裕っすみたいなレベルですよ。さらにさらにですね、真空状態にも高圧にも耐えてですね、
人の致死量の1000倍以上の放射線を浴びても、その後水を垂らせば生き返るんですよね。
生き返るって言い方があれかもしれないけど、普通に生活的です。何かみたいな。
放射線浴びてました?余裕っすけどみたいな。そんなレベルなんですよ。すごないですか乾燥クマムシね。
ほとんど不死身と言っても過言ではありません。
この乾燥クマムシどんな状態かというとですね、さっきも水をトレハロースという塔に置き換えるんだけど、
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もう退瀉をしていないので寝ているわけでもないんですよね。完全に止まっている状態。
今ではこの乾燥クマムシの状態を生物学的に名前が付いておりまして、
クリプトビオシス状態と言われているんですね。
乾眠とも言います。乾く、眠ると書いて乾眠とも言います。
でもこのクリプトビオシス状態を作り出すのはクマムシ以外にもワムシとかネムリウスリカも同じく使えるということでですね、
結構その乾眠状態でできる生き物がたくさん多いんですね。
ちょっと話がずれるんですけど、クマムシこんな最強な不死身状態を作る、クリプトビオシス状態を作り出せるのに、
寿命自体はそのものは2、3ヶ月という非常に短いんですよね。
え?みたいなことだと思うかもしれないけど、その生き物そのものの寿命は短いっていうね。
もう生き物っておもろいなっていうところなんですけど、ちょっと話がずれましたけど、
このクリプトビオシス状態ですね、水をトレハロースに置き換えるということとですね、
体を構成する細胞とかのそういった鉱分子、ひっくるめて全部鉱分子って言いますけども、
鉱分子たちが破壊されずに起きてた状態と同じ位置関係で固定されている状態のことをクリプトビオシス状態って言うんですね。
要は時が止まるっていうのと、体内の鉱分子とか細胞とかそういったいろんな物質が起きてた状態と
同じ配置でカッチリ止まっているという状態なんですね。
だから水を垂らしてあげて、次起きる時には眠る前と同じ状態の位置関係でスタートできるから生き返ることができるんですね。
水中の中だと鉱分子たちは相互に動き回っちゃうので位置関係が変わっちゃうんだけど、
水を脱水してトレハロースに置き換えているからこそ同じ時間というか時が止まっている状態になっていると体内の鉱分子の状態も。
なのでずっと止まっている状態だから水に戻してあげるとまた時が復活するというかね状態になるんですよ。
ということでこのクリプトビオシス状態を人間も同じ状態を作り出すことができれば理論的に言って科学的に見て冷凍保存が可能ということになるわけですよ。
脱水してその体の中の鉱分子の物質も起きている状態と同じ状態で留めることができれば要はクマ虫のようなクリプトビオシス状態を作り出すことができれば冷凍保存も可能ということで
暖かい時に目覚めることができるということなんですね。
じゃあじゃあじゃあできるのかって言われたらねもうあのね弊害があるんですね。
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例えばですねマイナス270度ぐらいで液体窒素を体中から浴びればねそれはもうカチコチになりますよ。
金魚とかもねそこで完全に凍らして水に戻すとまた泳ぎ出しするんだけど人間の場合はですね体がでかい体がでかいんですよ。
金魚とかクマ虫に比べればかなり体って巨大ですよね。
だから外側は瞬時にフリーズができたとしても中側っていうのはですね同じ外側と同じスピードで同じ時間瞬時にフリーズすることはできないんですよね。
ゆっくり凍っていくんですよ。ゆっくり凍っていくということは氷の化粧とかもでかくなるしそこでタイムラグが生じてしまうとですね細胞を傷つけてしまうので
起きている状態と全く時が止まってクリップと美容室状態、要は鉱分子がガッチリガンってすぐ止まるわけじゃなくてやっぱりタイムラグがあるから体がでかい分ゆっくり冷えていくので
だからその分ですね細胞を傷つけちゃうということは鉱分子の配置がしっかりとどまらない変わってしまうということなので
いざ冷凍保存から目覚めるときにゆっくり冷やしてしまったがゆえ体の中の鉱分子の配置がずれてるから
冷凍保存して起きたら固まる前にしっかり戻るかって言ったらそうでもないんじゃないかなというのがですね今出せる答えかなという感じですね。
多少なりともゆっくり凍っちゃうし氷の結晶も大きくなっちゃうんで細胞を破壊しちゃうから人間みたいなでかい体のやつは
鉱分子の配置がずれちゃうからなかなか冷凍保存は今の技術では難しいかなという感じですかね。
科学技術が進歩してクマ虫のようにクリプト病種状態が人間のように体がでかいやつもできることができたら冷凍保存で起きたいときに起きますわっていう感じできるかもしれないけどね。
それはなかなか難しいし倫理観の問題もありますからね。
なので今限りある命っていうことをちゃんと理解して今を一生懸命生きるということが大切なのかなという最後は科学的なことじゃないかもしれないけど
今ある命をしっかりかみしめて一生懸命生きましょうという感じですかねということで
今日はですね人間は冷凍保存は可能なのかというお話をいたしましたということで今日はこの辺にしたいと思います。
それではさようならバイバイ