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はい、みなさーん。こんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、めちゃくちゃ寒い。今日、めちゃくちゃ寒ないですか?
もうね、以前からね、天気予報やニュースで最強寒波、今季最強寒波がやってきて、しばらく居座るという予想予報が出てたんですけども、
本当にその通りで、めちゃくちゃ寒い。
雪予報じゃないのに、雪降ってたし、雪が横方向に降ってたりとか、積もってはないんですけど、ホワイトアウトするんちゃうん?っていうぐらいね、雪降ってたんですけども、
皆さんのお住まいのところはね、全国的に見てもね、今ね、プロ野球もキャンプシーズンで、沖縄でもキャンプにしてますけども、
あの沖縄でもね、11度台とかね、体幹温度で2度台とかね、そういった寒さがね、全国的に見ても寒いんですけども、めちゃくちゃ寒いということで、
私の住んでる三重県の方では、土曜日かな、土曜日に大雪の予報というか、雪が降って積雪するんじゃないかということでね、
まだまだこの寒さがね、続くと思うと、結構ね、なんか、奥なんですけども、最大限ね、注意していただいて、温かくしてね、寝たりとかね、家ではゆっくりしたいなと、
いったところですね、ということで、今日のお話はですね、タコの足は何本?っていうね、お話をしたいと思います。
いやいや、タコの足といえば8本でしょと、こういうね、まあツッコミが飛んできそうですけども、タコの足がね、8本と思ったら大間違いっていうね、お話には繋がっていくんですけども、
日本人がね、よく食べるタコ、まあね、タコを食べる国はいろいろあるんですけども、
日本でね、たこ焼きとかね、タコのこの巣型焼きとかね、プレスしてね、割とタコっていうのはですね、身近な存在でよく食べる海産物の一つとしてね、あげられると思います。
水中でね、こう怪しくうごめく吸盤付きの長い足が特徴で、その本数はですね、8本というのがですね、
イカは10本、タコは8本っていうのがですね、一般常識的に言われてるんですけども、そもそもね、タコはね、英語でオクトパスというふうに呼ばれますよね。
これはですね、古代ギリシャ語のオクタプースが語源となってるんですね。
オクタプースには、そもそも8本足という意味があって、タコが8本足であったことからオクタプースと呼ばれて、それがですね、変形してオクトパスというふうになってるんですけども、
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タコの足にフューチャーする前にね、タコについていろいろね、事前情報といいますかですね、タコっていうのはどんな生き物ということをね、説明したいと思うんですが、
タコはね、軟体動物にあげられまして、貝とかイカとかと同じ仲間なんですけども、頭から足が生えてるので、トウソク類、軟体動物のトウソク類というふうに言われます。
頭足と書いてトウソク類というふうに言われるんですけども、いろんな種類がおりまして、水ダコとかマダコとかね、日本の海産物、水産物としては有名かなと思うんですけども、
タコってね、めちゃくちゃ頭がいいんですよ。頭がいいという言い方がですね、人間目線で見ている頭の良さというそういう表現の仕方がね、あまり好きじゃないんですけども、頭がいいんですね。
頭がいいという判断基準として、いろいろあげられるんですけども、強造認知ができるんですよね。強造認知って何?って言われたらですね、鏡を見て、鏡に映っている姿が、あ、これ自分やなっていうふうに皆さんわかりますよね。
鏡を見て、髪の毛チェックしたりとか、お化粧直したりとかするときに、鏡見て、鏡に映っている姿のその動物って、あ、これ自分だなっていう認知ができますよね。これね、強造認知できるっていうのは、なかなか少なくて、哺乳類で言うとチンパンジーとかゾウとか、鳥類だとカラスとかね、中には魚にもいるんですけど、鏡を見て、それが自分だというふうに認識できる生き物って結構少ないんですよ。
その中でタコはですね、強造認知ができる生き物で、鏡を見て、あ、これ自分やなっていうふうに判断ができると。それがですね、非常にね、知能も高い。
で、トウソクリって頭から足生えてるみたいな、生めかしく動いてですね、非常にですね、変わった生き物で、非常に知能も高いんですよね。この自由自在に足を動かせるわけで、隅なんか生えてね、忍者みたいにね、蜘蛛隠れしてですね、危険を察知して逃げることもできるんだけども、このね、その生めかしく動くこの足なんですけども、
これがですね、意外にね、切れやすいんですよね。非常にこう、切れやすいと。それでね、ストレスで自分で足を食べてしまうこともあるし、なんかね、敵に襲われた時などに、自分で足を切り離して、気を取られてる間に逃げるみたいなね。
天敵が来て、足が切れた、動いてる動いてるみたいな時に、惑わせて逃げるということをね、することができると。さらに切ってしまったら大変やと思うかもしれないけども、これね、切ってしまった足なんですけども、基本的に再生が可能なんですね。
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時間があるけどね、切ってしまった、再生してしまった足をですね、再生して、稀にそこからね、2本の足がピョンってね、生えることがあるんですよね。なので1本失って、2本生えることができると。
簡単に切れやすい。ストレスとかでも自分で食べてしまうことがあるし、結構切れやすい。天敵で襲われた時には自分で切り離すとかですね、そういった能力が非常に長けていると。さらにね、再生する能力も長けているので、1本から2本生えることがあるということなんですね。
だからタコの足は確かに8本なのかもしれないけどもね、基本的には8本ですよ。でもね、再生する能力が長けているので、その環境次第によってですね、1本から2本生えていくと、複数本生えていくことができるということにつながっている個体もいるということなんですね。
でね、このね、日本の水揚げされたタコの中で最高記録の本数を持つタコがね、水揚げされているんですね。このね、タコの足の最高本数の記録、水揚げされた中でね、何本だと思います?これね、96本なんですよ。すごいない?
もうね、8の2乗を超えてますよね。96本のタコ。これね、水ダコで、三重県のですね、島マリンナンド、三重県島市にある島マリンナンドに展示されていた、このね、水ダコのね、足の本数、これ96本が最高なんです。
中にはね、56本とか、80何本もいるんですけども、この96本のタコがですね、一番最大と、最高本数と言われているんですね。これがですね、日本の中での最高記録ということで、日本の中のギネス記録と言っても過言ではないかというところでね、96本のタコがね、これは標本ですけども、生きたまんまね、展示された時もあったらしいです。
そしてね、その後ね、5ヶ月ぐらい後ぐらいに亡くなっちゃって、今は標本としてなっているんだけども、そのね、96本のタコね、遺伝でね、こうなったというふうに思う人もいてですね、その赤ちゃん、孵化したやつ、赤ちゃんもね、これも1ヶ月後に死んじゃったんだけど、赤ちゃんも8本ということですね。
遺伝で、もともとそう、基形とかで96本じゃなくて、やっぱり環境の変化で傷ついたりとか、再生したとかを繰り返しながら、結果的に96本になったということでですね、非常に再生能力が高くなっているということもあるし、1本から何本数本のやつが生えてくるという証拠にもなっているというところで、もうすごいですよね。
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島丸林ランドね、残念ながら無期限の閉化になっちゃったので、この標本どうなったかというとですね、同じ三重県である戸場水族館に2021年に譲り受けることになりまして、今ね、戸場水族館でも見れますから、ぜひ96本の足を持つタコね、見てみてくださいというところでね、ということで、タコは必ずしも足8本じゃないよということで、環境の変化によって、
外敵に襲われた時とかストレスとかで食べちゃって、亡くなっちゃうんだけども、そこから再生能力が高くなっているので、1本から2本入る場合があるので、それが積み重なるとですね、96本もの足を持つタコが誕生したことがあるというところで、歴戦のチャンピオンみたいなね、生きてきた証みたいな、そういったですね、タコがいるというところでね、必ずしもタコの足は8本じゃないよというお話をしました。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。