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はい、みなさんこんばんは。元高校理科教員のちょぼ先生です。
今日も夜のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
このチャンネルでは、皆さんに科学的思考力を身につけて
偽科学、フェイクサイエンスに突っ込みを入れようということを目的に放送しておる
ホームルーム風のラジオ番組になっております。
お話するジャンルは、曜日ごとに変わっております。
金曜日はライブでホームルームということで、
18時からライブでホームルームをしておりますので、
ぜひそちらの方もチェックの方もよろしくお願いいたします。
今日は月曜日ですので、月曜日は生き物についてお話をしたいと思います。
今日はお魚のお話なんですけど、お魚ですね。
皆さん、シラスっていう魚知ってますか?
シラス干しとかよく言いますけど、シラスって何の魚のものかわかりますかね?
シラスです。
水分量が多い順に、釜揚げシラス、シラス干し、チリメンジャコって言うんですね。
チリメンジャコもシラスなので一緒なんですね。
タンパク質とかビタミンDとかカルシウムやマグネシウムが豊富なシラスをよく食べる方もいらっしゃると思います。
シラスと大根おろしを入れて醤油かけて食べるの美味しいですよね。
あとチリメンジャコはご飯にまぶしたりとかして、ふりかけ感覚で食べれますし、
駿河湾とか、静岡の方では釜揚げシラス丼なんかもね、
よく御殿場とか、御殿場じゃないな、駿河湾サービスエリアとか、
あとどこでしたっけ、大きいところ、エビナとかね、エビナのサービスエリアでも結構食べれますよね。
このシラスっていう魚なんですけど、どんな魚か知ってますか、シラス。
シラスによく似たシロウオとかシラウオとかですね、
これ一緒なんじゃないの、みたいな感じだと思うんですよ、あんまり魚に詳しくない人は。
実はですね、シラスもシロウオもシラウオも全然違う別種なんですよ。
全然違う、全然違うんですよ。
今日はですね、シラスって何の魚なんていうのと、シラスによく似たシロウオとかシラウオ、これも別の魚なので、
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どういった魚か説明できたらですね、これはもうね、もうモテますよ。
これぐらいの違いをね、違いがわかる男みたいなね、
コーヒーのシリオみたいですけども、ぜひ今日はこれを聞いていただいて、
この魚の違いを知るとですね、面白く感じますからね、ぜひ覚えていってください。
前回ですね、前回というかね、以前にカンパチとブリとヒラマサの違いみたいな話もしたんですけども、
魚って似たようで違うんですよね、別種なんですよね。
そこの細かい違いがわかれば、それがね、もう実生活にも役立ちますからね。
ちょっと前置き長くなりましたけども、シラスってね、どんな魚というかですね、
片口イワシとかマイワシの稚魚なんですね、赤ちゃん、子供を一般的にシラスって言います。
片口イワシは本当にね、口がね、バーンってね、でかくなるぐらい特徴的なんですよ。
ぜひね、ネットを通って見てみてください。
口がね、バクンってめっちゃ開きますから、でっかみたいな口。
マイワシはですね、よくですね、日本でね、今ね、令和2年のデータですけど、
日本で最もよく捕れる、漁獲高が一番多い魚がマイワシなんですね。
非常に一般的な大衆魚と呼ばれるんですかね、マイワシなんですけども、
その稚魚をシラスって言います。
シラスはイワシの赤ちゃんってわかったけど、
白魚って何なん?
よく似てますけども、白魚はハゼの仲間なので、
腹びれにハゼ化魚類の特徴のある吸盤があります。
白魚もありますから。
白魚の踊り食いとかですね、割と刺身とか生で食べるのが多いですかね。
私も白魚の踊り食いを食べたことあるんですけども、
高級食材、高級料理として有名ですよね。
食べたことあるんですけど、
ポン酢か何かのタレにそのままズルンって飲み込むんですけど、
これが高級料理なの?みたいな感じですね。
食感を楽しむっていう感じで、別に。
生きたものを噛むっていう抵抗があるじゃないですか。
そのままズルンって飲むんですけど、
これが高級なのかっていう感じはしましたけども、
白魚はハゼの仲間なんですね。
じゃあ白魚は?って言われたら、
白魚っていうのはですね、
きゅうり魚目の白魚科なので、
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きゅうり魚目、きゅうり魚の魚のグループに分けられるので、
白魚はハゼ、白魚はきゅうり魚目。
きゅうり魚ってどんな魚他におんの?って言ったら、
あゆが一般的ですかね。
あゆの仲間ですかね。
白魚は本当に透き通った感じで、
頭が長い感じなんで、
僕は見た目的に言えばコンコルドみたいなね、
戦闘機みたいなシルエットをイメージしましたけど、
お殿様の指のような形とか、
江戸時代に徳川家賢状されていたからとかね、
そういった諸説がある白く細い綺麗な魚体が有名で、
殿様魚とも呼ばれることがあるんですね。
江戸時代にはですね、東京の隅田川でもよく捕れたらしいですけども、
今では数も減ったので、
高級魚としてこちらも扱われているという感じですかね。
かき揚げとかが有名ですから、
刺身で食べる場合もありますけども、
あとアヒージョとか、
あとはツクダニとかね、
結構いろんな料理にジャンルとして扱われているという感じですかね。
ちょっと言い忘れてましたけど、
シラスっていうのは、
ウナギの稚魚にもシラスって言ったりもしますかね。
なので、シラスっていうのは、
それに属する総称みたいな感じですかね。
片口イワシとかウナギとかの、
白い透明な稚魚に対して使われる言葉ですね、シラスは。
で、シロウオ、シラウオは、
和名がシロウオ、シロウオ、シラウオっていうので、
そういった魚がいるということなんですね。
なので、この違いがわかる人という感じで、
今ね、シラス、シロウオ、シラウオの違いがわかったと思いますので、
ぜひ教えてあげてください。
実はこうなんだよ、みたいなね。
シラスなんですが、魚殻量は約5万トンということで、
2017年のデータですけども、
赤ちゃんをとるのでね、
それがもっと成長すれば、
片口イワシ、アイワシとなってですね、
それも食卓に並びますけども、
赤ちゃんをとってしまうと、
ウナギと同じような結末を描くことになりますので、
ウナギもシラス、赤ちゃんのやつをとって、
養殖して大きくなりますから、
まず事業をとらないことには始まらないので、
とりすぎて、今では超高級魚になって、
完全養殖にもさせようと言っているんですけど、
ウナギの赤ちゃんって、
サバの卵の殻しか食べなかったんですよ。
サメだったかな?
だからめちゃくちゃ大変。
赤ちゃんの食べるものをわかっているんだけど、
それを安定的に供給できる術がないので、
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完全養殖はできるんだけど、
コストに見合わないから、
全然やっていないという状態なんですね。
赤ちゃんをとりすぎると、
ウナギとのような結末を描くので、
シラスもとりすぎに注意ということで、
勤労期間が設けられているんですけども、
そのシラスが大きくなれば、
カタクチイワシ、マイワシとかになっていくわけなんですけど、
先ほども言いましたけど、
令和2年度のデータですけども、
海面漁業、漁種別、漁獲量で、
一番多いのがマイワシなんですね。
その次がサバ類、次がホタテ貝、
カツオ、スケトウ、ダラ、
カタクチイワシと続くわけなんですけど、
なので、令和2年度のデータですけど、
1位がマイワシで、
2位、3位、4位、5位、6位がカタクチイワシなので、
シラスが大きくなったマイワシやカタクチイワシが、
多くの日本の漁獲量の漁種別でいると、
多くを占めているという感じなんですね。
このマイワシなんですけど、
今ようやくというか、
若干漁獲量というか資源量が復活してきて、
増えているしトップなんですけど、
数年前までは、
1980年代から90年代前半が、
マイワシの漁獲量のピークを迎えて、
そこからマイワシが全然獲れなくなったんですよ。
正直、獲りすぎですよ。
全く獲れなくなって、
そうすると水産業の生産額とか、
ほとんどマイワシに支えられていたみたいな感じですかね。
そうするとマイワシが獲れなくなって、
日本の水産業の生産額も全体としてガクッと落ちているんですね。
90年代前半から後半から2010年ぐらいにかけて、
マイワシが獲れていたけど、
ピーク時に比べれば激減して全然獲れなくなったので、
そうすると水産業も衰退していったという感じなんですね。
というぐらい日本の漁獲の生産額、
漁業の要であるマイワシなんですね。
いっぱい獲れていて、
いっぱい食卓に並んでいて、
日本の漁業を支えていたわけですけど、
今から10年ぐらい前か、
2011年、2012年から復活はしてきているんだけど、
ピーク時に比べれば本当に激減しているんですけど、
にしてもそんなにマイワシを食べるようになったと思うんですよ。
漁獲量は一番多いですし、
少ないかって激減したからといっても、
サバよりも2番目、3番目、
サバが多かったんですけどね。
それでも全然食卓に並ぶというか、
あんまりイメージなくないですか。
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そんなにマイワシを食べるみたいな。
そもそも魚を食べなくなってきてますけどね、日本人ね。
ですけど、イワシってそこまで身近じゃないような、
あんまり記憶というか、そんなに食べているみたいな。
皆さん食べてますか、イワシ。
調子で食べたイワシのフライはめちゃくちゃおいしかったですけど、
そういう魚業が盛んな街で食べるとかぐらいしかないんですよね。
そういう家庭で生まれてきたからかもしれないですけど、
そんなイメージないよねっていう感じもするんですけども。
マイワシの旬はだいたい6月から7月頃なので、
夏頃と9月、10月からのクシロなどで獲れるマイワシも
大型で油がのっておいしいと。
すごい油がのってますからね。
マイワシのお寿司とかおいしいもんね。
結構くどいところもありますけど油がのっているので。
最後にイワシって弱いって書くじゃないですか。
魚へんに弱いって書くんですけど、
鱗がすごい剥がれやすいので、すぐ持ったりすると鱗が剥がれて、
鱗っていうのは結構守ってくれたりとか、
防御システムですから鱗って、それが剥がれてちゃうと
いろんな病気、感染症にかかりやすくなっちゃって、
で、鱗が剥がれてしまうと、だから手にもちょっと持っただけで
鱗剥がれるので、そうするとすぐ死んじゃうんです。
だから弱しっていう感じで、弱しが濁って
イワシって言われることになったんですけど、
意外は意外ですね。
マイワシってね、結構生きるんですよ。
寿命はだいたい7年程度ということで、
結構生きますよ、魚の中で言えば。
アユとかアオオリイカとか年魚って言われて1年で死んでしまいますから、
その中で弱い弱いって言われてるけど、結構寿命は長いと。
たくさんの群れで生きているので、
鱗を自ら剥がして、キラキラさせて、攪乱させて、
捕食後、フィッシュイーターから身を守るということをしているので、
イワシトルネードとかね、
結構水族館で見るかもしれませんけど、
見る人も多いと思いますけど、
あれもそのまんま生活の中で、リアルな場でそうやってやっているので、
鱗を剥がしてトルネードにして、
攪乱させて逃げるということをしているので、
あれはもうリリカナッテルというか、
そのままそっくり自然界のものを取り入れたという感じなので、
イワシトルネードは結構面白いですよね。
実際でも見れますから。
という感じで、
今日はシラス、シロウオ、シラウオの違いから、
植卓大衆魚のシラスが成長した場合の片口イワシ、前ワシのことについてお話をしました。
今ちょうど北海道とか東北とか、
ほぼ油にのったイワシが旬で食べれますので、
スーパーでよく並んでいる姿もよく見るんじゃないでしょうか。
結構身が柔らかいので捌きやすいですから、
ぜひ皆さんイワシを食べてみてください。
それが日本の水産業を支えるのは前ワシですからね。
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そういったことをかみしめながら、
イワシを食べてみるのもちょっと気分が変わるかなと思います。
ということで、
今日はこの辺にいたしたいと思います。
木曜日は元高校英語教諭のケン先生とコラボ収録、コラボ配信をしております。
その時の職員会議のネタとしてレターを募集しておりますので、
ぜひそちらの方もチェックしていただければと思います。
あとこのホームルーム聞いたよという人は、
いいねを押していただけるとこのホームルームに出席したということにしますので、
ぜひそちらの方もよろしくお願いします。
ということで、今日はこれで終わります。
さようなら。おやすみなさい。バイバイ。