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はいみなさんこんばんはこんにちは元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼ先生の教室、2022年5月30日月曜日のホームルームの時間になりました。皆様いかご過ごしでしょうかということで、昨日ですね、そろそろホタルの時期かなということで近くのホタルが見れるスポットがあるんですけども、そちらの方行ってみたらですね、ホタルが乱舞しておりました。結構いましたね。
やはりね、新月の時期というかね、月が出てない方がいいんですかね。すごい見れましたね。ここ2、3年毎年見に行ってるんですけども、ここ近年、稀に見る多さでね、いよいよ夏が来たなということなんです。
まだ1週間から10日ぐらいは楽しめそうな気がしたのでね、皆さんも行ってみたらどうでしょうかということで、なかなかホタルが見れるところって、やっぱり田舎じゃないと見れないと思いますので、場所は限られますけどもね、ホタルについては去年7月ぐらいに配信しておりますので、過去放送を探っていただいて、ホタルの生態だとかね、なぜ光るのか、ルッシュフェリーですけどもね、それを配信しておりますので、ぜひ気になる方は
チェックしていただければと思います。今日はホタルの話ではなくですね、牛乳について話したいと思います。牛乳はなぜ白いのかというお話をしたいと思うんですけども、
牛乳、皆さん飲んでますか?どうですか?嫌いな方もいらっしゃると思うんですけども、ジュースというものはですね、果物とか野菜から絞った汁で作られますよね。植物由来のものが多いんですけど、唯一口にするもので、一般的な飲み物としては唯一と言ってもいいですね、動物に由来する飲み物ですよね。
牛乳ですけども、母牛からのおっぱいから出されるものですけども、これは赤ちゃんのために、母牛とか言いますけどね、赤ちゃんのために作られるものですよね。
母牛ですけども、一年に一度子牛を産むんですね。一年に一度種付けというか、子供を産んで、その子供を育てるために大体10ヶ月間ぐらいですね、お乳が出ると。2ヶ月ぐらいは休ませてというサイクルらしいですね。
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なので、子供を育てるために、草を食べられない赤ちゃん牛のために出すということで、赤ちゃんに必要な栄養分が全て含まれているので、牛乳が完全栄養食と言われるゆえんなんですね。
非常に栄養分が多いと。地や肉を作るために耐熱に蓄積されるタンパク質の割合を生物化と言うんですけども、牛乳の生物化は0.90で、大豆の0.75や牛肉の0.76と比べて高いことが知られているということでですね。
このように含まれる栄養としては、他にはカルシウムがありますね。多くの日本人に不足しがちなんですよ、カルシウムね。約200mlの牛乳で大人が1日に必要なカルシウムの3分の1を摂取することができるので、そういったことからも完全栄養食と言われるんですね。
そういうメリットの面もあれば、ホルモン注射を打って出しまくるとか、ビタミンCを打ちまくってみたいな影の部分もあるんですけど、それは置いておいて、牛乳のメリットの部分を牛乳とはこういうものだよというのを中心にお伝えしたいと思うんですけども。
その牛乳なんですけども、色白いですけども、どういうものから牛乳ができていると思いますか?体内で作られるわけですけども、もともとは母牛の血液なんですよ。
そのチブサが膨らんでますよね。母牛のね。そこにめちゃくちゃ蓄えているように思いますけども、牛のチブサのところには牛乳が入っているわけじゃないんですね。
なぜ穴が膨らんでいるかというと、牛のチブサには太い血管が通っているわけなんですね。この太い血管を流れる血液を材料として牛乳が作られているんですよ。もともと牛乳は母牛の血液ということなんですね。
血液って我々のイメージから言うとヘモグロビーが入っているから赤色のイメージじゃないですか。でも牛乳って白いですよね。赤くないやんって感じかもしれませんけども。すると思いますけど。
この太い血管が通っているチブサの中には乳腺細胞というものが並んでいるわけなんですね。ここで血液が運ばれてきた様々な栄養素を取り込んで牛乳の成分が作られていくわけなんですよ。
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その血液中の脂肪酸、脂肪からはクリームの原料、生クリームとかね。クリームの原料となる乳脂肪が作られる。そこに血液が流れてきて、血液に含まれている脂肪酸の部分が乳腺細胞の中に通ると脂肪が乳脂肪に変わる。
血液に流れているアミノ酸からは乳タンパク質。これはカゼインとか言うんですけど、ヨーグルトを作る時にそのカゼインが形変わって固まってヨーグルトの原料になるんですけど、乳タンパク質であるカゼインが含まれている。
血液に含まれているグルコースからは乳糖が合成される。こうしてチブサの中で完全栄養食である牛乳が作られていくわけなんですよ。もともとは血液ですよ。乳腺細胞を通るといろんな含まれている成分がタンパク質は乳タンパク質、脂肪は乳脂肪、グルコース糖とかは乳糖になるということなんですね。
牛乳1リットルを作るためには500リットルもの血液が流れる必要がある。完全に栄養食ですから赤ちゃんを育てるための栄養分を凝縮したものが牛乳ということなんですね。
タイトルにもありますけども、なぜ白いのかということなんですね。もともとは血液だから赤いですよね。哺乳類だしヘモグロビーンも持ってるしウジの血ももちろん赤いですね。なぜそんなに白いのかというとですね、牛乳の中にはさっきも言ったようにいろんな成分がありますよね。
牛乳の中にはたくさんの小さなタンパク質とか脂肪の粒々が含まれているわけなんです。さっきの乳脂肪とか乳タンパク質とか、そういった粒が含まれているんですよ。この脂肪の粒とかタンパク質の粒というものが牛乳の穀の元になるんですね。
さらにさらに一般的に売られている牛乳はですね、脂肪の粒とかをホモジナイズしているわけです。ホモジナイズなりと言われたら細かくさらに粒々を細かくしているのでサラッとした舌触りになるんだけどね。
ホモジナイズということをしてさらに粒々をもっともっともっと細かくしているわけなんですね。この粒々がですね牛乳の白さの秘密になっているわけなんですよ。この粒々がですね光をあらゆる方向に拡散というかね、散乱、乱反射させているので
いろんな光の波長が混ざっていって反射してワーってなるから白くなる。白く見えているということなんですよ。このいろんな光、太陽の光というのはいろんな波長、波で伝わるわけですけどそれが300などから700などぐらいが我々が見えるしそれが赤とか緑とかブルーとかに見えるんだけどいろんな光が混ざるとですね白くなるんですね。
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蛍光灯の光がそうなんですけどいろんな波長の光が混ざると白く見えるんですね。植物は緑色していると思いますけどあれは青と赤の光をよく吸収して緑の光を反射しているから緑色に見えるんですね。
牛乳の場合はいろんな粒々がいろんなところの方向に乱反射しているんでいろんな光が混ざって混ざって反射しているから白く見えるということなんです。もともとは血液だけどその粒々いろんな栄養素の粒々がたくさんある細かい粒々があるということで光をどんどんいろんな方向に乱反射させているから白く見えるということなんですね。
天の川もたくさんの星の光が集まって白っぽく光っているじゃないですか。それはいろんな光が反射しているから白く見えるということで天の川は英語でいうとミルキーウェイという土の道と言いますので欧米とかでも天の川の白さをミルクに例えたということでいろんな光が反射して乱反射しているので白く見えるということなんです。
ということで今日は栄養のある牛乳のお話となぜ白く見えるのか、なぜ白いのかというお話をしました。
ということで完全栄養食ですから必ず皆さんもカルシウム不足の方は牛乳を飲んでみてくださいということでした。
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさまさようならバイバイ