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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。ということで、
今日もね、風は強かったんですけども、ぽかぽかした陽気でね、非常に過ごしやすい天気だったんですけども、
東京の方ではですね、27.5度ということで、夏日ということで、11月にね、これで3日目らしいんですけども、夏日がね。
観測史上初ということと、この今日の気温がですね、100年ぶりに11月の最高気温を更新ということでね、全国的に見てね、非常に暖かい11月が続いてるんですけども、
まあね、それ聞くとね、地球温暖化、地球温暖化って言ってるから、毎年毎年記録更新してるのかなと思いきや、
100年ぶりなんですよね。なのでまあ、基本的にね、1年、2年単位でね、地球のね、気温、気候、かたってもね、それはただのノイズでしかないので、
満年単位でね、見ないといけませんからですね。まあその辺はね、いろいろね、理研が絡んでますから、ということでね、今日のお話にね、行きたいと思うんですけども、
以前ですね、もう2年弱ぐらいのね、前の配信なんですけども、地球上で最も長生きな脊椎動物は何でしょうか?っていうね、配信をしたんですけども、
アイスランド貝の長寿と成長
まあその時にね、地球上で最も長生きな脊椎動物は、ニシオンデンザメっていうですね、まあお魚、魚類なんですね。
400年近く生きてますよ、ということで、まあ結構深海に住んでるので、なかなかね、お見にかかることはできないんですけども、それが世界中でね、地球上で最も長生きな脊椎動物ということで、
ご紹介したんですけども、今日はですね、脊椎動物部門ではなく、動物部門、脊椎動物と無脊椎動物ですね。
何体動物とか、単形動物とかね、まあいろいろいますよ、たくさんね、それを全部、全ジャンル入れて、まあ動物というカテゴリーの中で見たときに、
一番長生きな、一番最も寿命が、今のところね、観測史上ね、長い、記録上長い動物は何なんだろう?っていうね、まあお話になるんですけども、
もう皆さん想像つきますかね、無脊椎動物も入れるということは、ああ、カヌイ方はね、ああ、無脊椎動物のジャンルで言うんでしょ、みたいなね、話かと思うんですけども、まさにその通りでですね、
これね、最も記録上、今のところね、長生きだった、寿命が長い生き物はですね、貝なんですね、貝。
貝なん、みたいな感じだと思いません?貝、何体動物ですね、2枚貝のね、2枚貝なんですけども、名前がですね、アイスランド貝ですね、アイスランド貝。
本当にね、これ一回調べてみて欲しいんですけど、ほんまハマグリみたいな感じでですね、クリーム色でシャシャってね、線があって、この線が年齢みたいな感じで、この線の数を数えてね、年齢を判定するんですけども、測定するんですけども、
北大西洋のね、暗く冷たい海にじっと佇んでいる貝、アイスランド貝って言うんですけども、北大西洋の海岸から400メートルほど離れた海底に住んでですね、この近くの地域ではですね、アイスランドではですね、食用としてね、食べられている、食用として水産資源上ですね、非常に重要な種としてですね、
皆さんよくご存知の地元の方はですね、アイスランド貝なんですけども、本当にありふれた貝で、クラムチャウダーなどの材料に使われていてね、実際ただの小さな貝のようなんですけども、すごい秘密が隠されているということでですね、一番ね、記録上長生きなんですけども、
実際、何年生きてたと思います?観測した中で。これね、もうすごいですよ。これ、もうびっくりします。なんと507歳なんですよ。びっくりじゃないですか。貝ですよ。500歳以上生きてんの、みたいな。もうすごいないですか。
それでね、観測している、さっきも言ったように、その体表面がですね、こう何て言うかな、筋ついてますよね。左から右にね、この年齢みたいな感じで、そのような数を数えていくんだけども、もともと長寿っていうことは有名だったんですけども、その年齢と年齢の間、線と線の間がですね、あまり測りにくかった、測れなかった技術的に。なので400歳ぐらいかな、みたいなこと言われてたんですけども、それでもすごいけどね。
その年齢と年齢の間の数字もちゃんと測定できるようになった時に、この貝507歳も生きてるで、みたいなね、100年ぐらい開きがあるんですけどもね。もうアイスランド側にとって100年なんて、もうあっという間かもしれないけど、その大きな差異はないかもしれないけど、100年ぐらい間違えてたというかね、ちゃんと測定できるようになって、その100年違ってないみたいなね、プラスマイナス100みたいなね、標準偏差みたいな感じなんですけど、
それを調べてみると507歳ということですね。名前がですね、ミンって名前付けられてます。これ何でかっていうとですね、ちょうど500年前ですね、中国の辺りにはミンというね、王朝があったので、その王朝から取られてミンっていうね、名前が付けられてて、もう507歳ですよ。
記録上ね、最も長生きな動物としてギネス記録にも認定されているということなんですね。もうすごいですよね。507歳ですよ。ヨーロッパの王ではですね、レオナルド・ダビンチがモナリザを制作していた頃、さらに日本では戦国時代なので、
豊臣秀吉とかね、織田信長。織田信長のね、38歳年上かな。豊臣秀吉の20歳ぐらい年上なんですよ。もう今では完全にお二人は亡くなっておられますけども、このミンは生きてたということでね、もうすごいないですか。
ありふれた貝で、皆さん普通にクラムチャウダーで食ってるんですけど、アイスランドの方々ね。もしかしたら300年生きたアイスランド貝とか、400歳ぐらい生きたやつとか、中には507歳以上生きてたアイスランド貝も食べてるんじゃないかっていうぐらいですね、普通にありふれたギネス記録に認定されている貝を普通にクラムチャウダーで食べてるということも、
これもまた面白い事実かなっていう感じはね、してるんですけども、何世紀にも渡って生きてるということで、なかなかね、まだね、そんな研究は進んでないので、これからっていうところもあるんですけども、なんでこんな長生きなのという話なんですが、これ西音伝座にも共通して言えることなんですけども、成長がめちゃくちゃ遅いんですよ。
地球上での長寿動物の存在
20年経ったら、20歳になったその以降から急激に成長がですね、遅くなるということなんですね。で、かなり代謝がゆっくりで、代謝活動がゆっくりで、さらに成長も遅い。
あと、体細胞分裂のスピードも非常に遅いということでね、体の中生きてるんだけど、かなりゆっくりとした体内時計というか、時の流れがゆっくりとしてるので、生き急いでないというかですね、非常にエネルギーを過敏に、過剰に消費しないというような生活が、もしかしたら長寿の中に秘訣なのかなと。
いうことなんですね。だから、アイスランドの方々は、このアイスランドガイを食べておりますから、もしかしたら長寿なのかなと。どういったね、詳しいメーカーについてはまだ分かってないんですけども、とにかく分かる範囲で言うと、体細胞分裂が非常に遅いということと、成長がゆっくり、代謝活動も過剰にエネルギーを消費しないような生活スタイルになっているということでね。
ということで、動物の中で記録上最も長生きなものと言われたアイスランドガイということで、507歳、名前はミンということで。ロマンがすごいですよね。
ということで、われわれはね、われわれで122歳くらいかな、長寿がね。なにかしら人間中心のものごとを考えがちなんですけども、われわれよりももっと長生きの生き物もいますし、われわれはまだまだ地球に誕生して20万年しか経ってませんから、他の生き物って面白いなと言ったところですかね。ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは、また次の動画でお会いしましょう。