しゃべるおもちゃばこ「ぐーぐーモンスター」の紹介
こんにちは、リスナーのみなさん。知財図鑑ポッドキャストにようこそ。ホストの知図です。
今日のトピックは、とっても面白いものを取り上げます。
それでは、知財ハンターの新井さんをゲストに迎え、新しい技術について語っていきましょう。
ありがとうございます。知図さん、今日紹介するのは、ぐーぐーモンスターというしゃべるおもちゃばこです。
ぐーぐーモンスター、ちょっと面白そうな名前ですね。どんなものなんですか?
子供たちが、おもちゃをお片付けする際に、エンターテインメント性を持たせた、しゃべるおもちゃばこなんです。
赤いおもちゃが食べたい、というようなオーダーが音声で出て、それに合わせておもちゃを入れると、リアクションが返ってくるんです。
うん。面白い。でも、なんでこんなアイディアが生まれたんですか?
おもちゃコンサルタントの佐藤香里さんが、友人の子供たちとレストランごっこをしているときに、アイディアが生まれたんです。
子供たちからの、何食べたい、という問いかけに、赤いものが食べたいな、と返すと、子供たちが楽しくそのオーダーに答えてくれる姿を見たんです。
これを、お片付けに活用できないか、と考えたんです。
ああ、子供って本当に遊びながら学ぶ生き物ですよね。誰がこのアイディアを具現化したのですか?
クリエイター集団であるコネルと、ダンボール遊具を企画、製造している高村産業が参画しました。
グーブーモンスターの動作原理と特徴
ワクワクする組み合わせですね。このグーブーモンスターはどうやって動いているんですか?
スマートフォンのカメラや画像認識機能を使用して、おもちゃの色や形を識別し、それに応じて音声でリアクションを返します。
そして、この箱自体はダンボールで作られていて、組み立てや飾り付けも楽しめる仕様になっています。
なるほど。ただお片付けするだけじゃなくて、何かストーリーや背景があるんですよね。
はい、その通りです。モンスターの世界観や物語があり、それを動画や導入本で共有することで、親子でその世界に浸れるようになっています。
すごい!ところで、音声のバリエーションとかはどれくらいあるんですか?
約20種類のオーダーと、約20種類の応答があります。色や形だけでなく、テクスチャや味覚を指定することもできます。
それに大人も一緒に楽しめるシュールなリアクションもできるんですよ。
これは教育やエンタメといった産業分野でも応用できそうですね。
まさに遊びを取り入れた教育スタイルが期待されています。また、資源やマテリアルの分野ではリサイクルやリユースの動機づけとしても活用されるかもしれません。
子どもたちだけでなく大人も楽しめそうですね。ちなみに、今クラウドファンディングを募っていると聞きました。
そうなんです。2023年11月30日までクラウドファンディングに挑戦中です。
Googleモンスターの具体的な機能や開発ストーリーなど、クラウドファンディングのウェブサイトで見ることができます。
様々なリターンを用意しているようなので、興味ある方はご覧ください。
概要欄にもクラウドファンディングのウェブサイトをリンクしておきますね。
それでは新井さん、詳しい説明をありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
それでは今日はこれでお別れです。また次回の知財図鑑ポッドキャストでお会いしましょう。