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2024-05-13 11:39

#9 15人のスタッフで約23億円の収益をあげるニュースレター

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週3回ゆるく、国内外のニュースや出版に関して解説します。

毎週、Publidiaというニュースレターも出していいます。
https://ayohata.theletter.jp/

<今回のトピック>

1440 Media: One email newsletter, 15 staff and $15m revenue(Press Gazette)

<出演>
ayohata https://twitter.com/ayohata

<関連情報>

メディア関連ニュースのまとめ|アヨハタ|note

00:08
おはようございます。2024年5月13日月曜日、ayohataです。
この番組Catalyst by Publidiaは、週3回国内外のメディア出版に関するニュースについて緩く解説する番組です。
ほぼ週3回午前中に配信をしています。
今日のトピックは、15人で約23億円を稼ぐニュースレターについてです。
こちらはですね、BaseGadgetという海外のメディア系のニュースサイトで取り上げられた記事なんですけど
記事のタイトルは、The Media Brand With One Email Newsletter, 15 Staff and
55 Million Revenue
一つのニュースレターで15人のスタッフ、1500万ドルの収益を
ここでメディアブランドという記事になってまして
ここで紹介されている、これは
1440メディア、ちょっと呼びにくいので、1440メディアというメディアがありまして
そこはですね、15人のスタッフで1500万ドル、約23億円を
運営しているという形になってます。
読者数自体は350万人、このニュースレター1本でいまして
毎月25万人新規登録者が増えているという形になってます。
無料なのでかなりの成長スピードだとは思うんですけど
この25万人の獲得に関しても広告を使って
かなり予算をかけてというかは、かなりきめ細かく調整を行って
獲得をしているという話が書かれています。
この先ほどタイトルにまた23億円収益あるんですけど
多くは広告の販売によって収益を立てているということです。
月でいうと2億円程度ぐらいは稼いでいるという感じになっているということです。
内容に関しては他のニュースサイトとかのリンクも含むニュースの要約形式で
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そうですね、ちょっと形式は違いますけど
アクシオスとかモーニングブリューとか他のセマフォーとかみたいな
あれは自社での要約というか記事もあるんであれなんですけど
そういう形でニュースレッターでのメディアというのは米国だとかなり盛り上がっている感じではあります。
この1440メディアのCEOのTim Hulskampっていう方が
もともとベンチャーキャピタルで働いていて
2017年に立ち上げて、だから7年ぐらい経っているメディアにはなる形です。
このそうですね、かなり儲かっているというか
15人でその額を稼いでいるというのはかなりすごいなっていうところと
ニュースレッター、いわゆる電子メールでの配信なので
ここまで稼げるのかというのは結構衝撃的な感じと
この記事の中でも高い開封率とか高読者維持率というのはすごく出しているという形でなんですけど
やっぱり徐々に離れていく人もいるっていうのはあるのでそこが難しさでもあったりはしますね
これがですね、そのプレスガゼットの記事を見るように広告主には確実にそのリーチした読者の数の分だけ
支払いをいただくという形になっているみたいなので開封率ベースで
結局収益が大きく左右されるというところなので
広告の枠売りをしていっても結局その、そうですね、まあ表示回数でっていうのがあるんですがそれと近いというか
そうですね、結構なハードな広告販売方法をとっているなと思うんですけど
まあその分確実に電子メールを開いている人に対して広告御主が支払う義務が存在するっていうのは
まあ真っ当なビジネスではあるのかなとはとても感じますね
だからその分新規獲得ユーザーみたいなところをどれぐらい広告コストをかければよいかというのを計算はしやすいので
まあかなり、そうですね、もともと金融をやってた人らしい
ビジネスモデルだなぁというのはちょっと感じるとこはありますね
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で、ニュースレッター自体での、いわゆるメディアビジネスっていうのはそれこそ先ほど言ったアクシオスとかセマフォーとかモニグリューとか
まあ盛り上がっている感じはするんですけど日本だと
まあこの私自身がそのパブリディアというのをやっているのだと
ザ・レターというサービスを使っていて結構有料ニュースレターを出している方も多かったり
サブスタッフ自体を使っているって人も結構いると思うんですけど
どちらかというと個人ベースでの発信にはなってくると思うんですよね
で、これを会社なりメディアブランドなりで何人かで集まって
そのニュースレーターを事業としてやっていくっていうのはなんか日本では全然
広がってないなぁって、そもそもその小規模でこういろんな幅広い
そうですね、ニュースをやっていくっていうのは、ビジネス系とかだと
えーと、ストレーナーだったかなとか、ザ・ヘッドラインとか
ザ・ヘッドラインは結構社会とか国際情勢とかも書いているので
どちらかというとそれをザ・ヘッドラインぐらいしかその
小規模な幅広くニュースを届けるっていうメディアとしてはあんまりないなっていう印象ではあると思うんですよね
で、個人、本当に個人でやってる小規模なメディアも
元記者をやってた人とかがやってたメディアがここ1,2年で
結局資金が尽きて消えていくっていうのも見ていて
元日経新聞の後藤記者、てか後藤さんですよね
が有料のサブスクでかなり成功してるっていう事例はあるんですけど
それ以外はあんまりやっぱりメディア、新聞なり
報道メディアからの独立した人でうまくいったりというのは聞かないなっていうのは正直なところだったりはしています
で、この一本読んでるメディアって面白いのが調べたら
過去の資金調達とかを調べることができるクランチベースというサイトを見るに
2021年に1回あの5万ドルを調達している770万円ぐらいですかね
金額ベースでいうと その1回のみとなってるんですよね
元の資本がどれぐらいあったかっていうのはわからないんですけど
やっぱりそのすごいメディア事業というのは
まあそこまで大きな金額をかけて
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まあ運営する必要性、人件費が一番大きい部分になってくると思うんですけど
なってないので、すごい赤字を垂れ流してるってわけじゃなくてすごい健全に事業を回していってる感じをしていて
この1440メディアっていうのは元ベンチャーキャピタルの人がやっていて
ビジネスモテルとユーザーの獲得とかのコストをバランス見つつやってるっていう点では
ベンチャーキャピタルというか資本を動かしてた人、効率的に資本をどう動かすかっていうのに熟知している人がやってるなというのはすごく良い印象を受けて
先ほど言ったみたいに本当に個人でメディア事業を立ち上げる、元書き手の人とかっていうのは
あくまで書き手であり、その前は会社員であったりというところでいくと
企業経営をしていくっていうところで言うと、やっぱりちゃんと経営をできる人と組まないと
やっぱりなかなか結構厳しい結果になるんだなっていうのは見てて
やっぱ小さく始めるとどうしても小さく終わってしまうんだなっていう事例を結構見てるので
まあ特にこの数年はメディア事業の資金調達市場が悪いっていうのは日本でも海外でも聞くので
そういう意味ではやっぱりちょっとその 特に日本はメディア、報道機関とかから出てきた人がスタートアップを作るっていう事例があんまり見ないので
この1440メディアみたいに まあその資本を効率的に使える人っていうのと作り手っていうのは組んでやっていくっていうのは
もしかしたら可能性はあるのかなっていうのは このプレスガデットの記事を見てて思いました
はい今日のカタリストはいかがだったでしょうか 本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています
Xでコメント頂けると嬉しいです それではカタリストマイパブリディア次回の配信でお会いしましょう
愛波多でした
11:39

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