1. Cast a Radio 「ダイの大冒険」を語る
  2. 「ダイの大冒険」を語る #002
2020-10-15 1:02:41

「ダイの大冒険」を語る #002

第2回の収録です。今日も出演者は、Odajin (@odajin) と Masaki (@mskpogo) です。 今回は、ダイの大冒険のアニメ第2話について主に振り返っています。さらには話が広がって、アバンの復活、ハド […]
00:07
スピーカー 1
Cast a Radio 「ダイの大冒険」を語る 第2回
ということで始まりました。
前回と同じく、私、まさきと、
スピーカー 2
どうも、おだじんです。
スピーカー 1
この2人で、「ダイの大冒険」だけについて語るという、やたらマニアックなボットキャスト。
スピーカー 2
他にいるんですかね、ライバルはね。
スピーカー 1
僕調べるのでは、いないです。
スピーカー 2
すごい、じゃあ日本初、日本初、世界初。
はい、そして世界最後だと思います。
いや、いいじゃないですか。
やっぱこう、他の人がやってないことをやっていくっていう姿勢は、僕は非常に大事にしたい姿勢なので。
ミッチをついていいですね。
スピーカー 1
さあ、というわけで、本題というか入っていきたいんですけど。
これを聞いてくださっている方はよくご存知の通り、今、「ダイの大冒険」は、
アニメがちょうどね、10月の第1週から放送開始されておりまして。
今これ収録してるのは10月14日ですけど、
10月10日かなにテレビで第2話が放送されたということで、
今日は主にそれについて語っていけたらと思っているんですが。
はい。
じゃあ、小田尋さん、第2話を見て。
第2話ね。
スピーカー 2
何でもいいんですけど。
前回の第1話のことについて、このポッドキャストを始めるきっかけにもなった、
まさきさんの書いたノートの記事に、短縮っていうキーワードがありましたけども。
前回の第1話は実は91年版のアニメと、第1話のアニメの尺としては変わってなかったっていう話をしてたんですけど、
今回どうなるかなと思って、私そこを実は一番注目してみた結果、
スピーカー 1
91年版で2話目、3話目で2回を使って話が進んだところが、2話1回で終わるという。
スピーカー 2
非常に短縮されたなと。
スピーカー 1
そうですね。これはおっしゃる通りで、前回第1話を見た時、僕は一部のシーンを見て、
あ、短縮だ、だからこれは全体短縮だって言った後に、まさに前回のこのポッドキャストで小田陣さんに言われて、
03:04
スピーカー 1
あれ?別に91年版も同じだったんだって気づいて、ちょっと僕は自分のノートに書いたやつを反省します、ごめんなさいって書こうと思ったら、
第2話が完璧な短縮だったんで、あーよかった、俺の書いてたことは正しかったっていう。
手を撫で下ろしております。
スピーカー 2
この短縮っていう話が、元の原作漫画のストーリーを短縮しているっていう話と、
アニメの1話分の収録の幅の短縮っていう話と、ちょっと短縮の意味が捉え方が複数あって、
前回のまさきさんの短縮は、原作ではこういうストーリーで話が進んでたところがショートカットされてたっていうお話があったんだけど、
でも実質のアニメの尺としては変わってなかったっていう。
今回は実質のアニメの尺が見事に、もともと91年2話で構成してたところが1話になったっていう。
アニメの尺の短縮があったっていう。しかも丸々1話分短縮してるっていう。結構な短縮だなと。
スピーカー 1
そうですよね。ここまで縮めるかっていうぐらい。
91年版だと魔のサソリ倒してティラーマシーンが出てきたぐらいで、91年版の第2話って終わっちゃうんで。
スピーカー 2
僕、完全に見比べたわけじゃないんですけど、ちょっとザラッと流し見した感じ。
まずレオナ姫がデルムリン島に来る前に、実はロモスの王様のところにテムジンとバロンが行って、
そこで、「おぉ、それならデルムリン島なら代がおるぞ!」みたいな、ロモスの王様とのやり取りっていうシーンが入ってたんですよ。
それがね、マゼでカットされてましたね。
スピーカー 1
そもそもあれですもんね。前回そこは、第1話の時に語りましたけど、タプニカにその後行くからっていう。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
見事に処理されてましたね。
スピーカー 2
おっしゃる通り。だからあれはやっぱり、それの不積でそのシーンがなくなったってことに対して、矛盾が起きないようにしてますよね。
あとはね、結構見てて印象的だったのは、回想シーンというか、
06:04
スピーカー 2
ちょっと思い出すような場面とかが若干短くなったりとか、戦闘シーンとかでうろたえたりとか、ちょっとこうどうするみたいな感じの、
マンガでも表されてはいますけど、アニメっていうものの中で、時間がそこに費やされることで主人公が葛藤しているみたいなことを表そうとしているところを、割とテンポよく進んでいく感じ。
苦しいレオナヒメの苦しさを、そういうシーンを長く見せることですごい苦しんでる風に見えるのが、割とささっと流していくみたいな、そういうテンポの良さみたいなのは随所に見られた感じですね。
スピーカー 1
それはありましたね。本当にそうだと思います。
スピーカー 2
あとはですね、印象的なのは、まさきさんがノートの記事に書いたパピラス呼ばないっていう。
スピーカー 1
これは、このノートの記事は後で小ノートに貼っておきますけど、第2話を見た後、僕の感想をノートに書いたんですけど。
スピーカー 2
いや、それ僕ね、気づいてなかったですね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
これはまさきさんすごい細かいところ気づいたと思って。
スピーカー 1
そうですね。僕が書いたこととしては2つあって、パピラスがいねえっていう話がまず1個目ですね。
これは原作読んだ人ならご存知の通り、魔のサソリの弱点をつくために、でもその心臓って背中の上にあるから通常攻撃じゃ届かないから、仲間というか友達のパピラスをピーって指ブレイク読んで、
ガシンって足につかまって上からブスってやるっていう。これが2020年版だと崖にチャッチャッチャって登って、そっからスパーンって。
スピーカー 2
割とテンポ良かったですよね。
スピーカー 1
割と秒殺ですよね。
スピーカー 2
いやもう、苦戦しないと思いましたもん。早い。
ノートにも書いてあるんですけど、今回そもそも短縮してるっていうのは僕が最初から言ってることなんで、そこに対する全然文句とかは何もなくて、ただやっぱり原作とか91年版アニメで書いてた、やっぱこの時点の大って正直弱いんですよね。
スピーカー 1
非常に弱くて、非常に弱いというのを言い過ぎなんだけど、だから何でしょうね。そういう中で彼が普通にやったら勝てない相手に勝つには、モンスター、友達の力を借りて弱点をつくっていう、努力友情勝利じゃないけど、そういう要素が結構あるんですけど、
09:07
スピーカー 1
それがアニメ版だと、完全にまあいろんな事情で。っていうのが、ああ、違うな。
あとなんかノートにも書いてあるすごい細かいんですけど、最初はパプニカ兵でやられた奴の槍を拾って、切りかかったら魔のサソリの装甲にピチンと折られて。
スピーカー 2
その下りもないですよね。
そこでレオナのナイフ、これ有利賞正しいのよって言われたのを思い出して、あ、っていうことによってレオナはマジでいい武器くれたんだなっていう、初対面の台にこのレオナがくれたこの特別さみたいなのがある。
確かに。
それもないっていう。
あとそのシーンは、ドラクエの要素として、初期装備からいい装備に変えていくことで敵を倒していきやすくなるという。
攻撃力が上がるんで、最初の武器だと一撃で倒せなかった敵が一撃で倒せるようになるみたいな、そのロールプレイングゲームとしての要素ですよね。
それをすごい僕は感じるんですよね。原作の方の槍を使ったけど倒せないけど、もらった武器を使ったら倒せたっていうところは。
そういうのをあんまり意識せずに、どっちかっていうとテンポ感を優先したっていうところなんだろうなと思いましたね。
スピーカー 1
まさに前回も語ったように、やっぱり91年というか漫画の最初はドラゴンクエストというゲーム、ファミコンのRPGベースで作られた物語だけど、
今やドラゴンクエストが普及して、何なら漫画とかいろんな作品からゲームの方に輸入されるみたいな、そういう状態だと、
あえてRPG的なお作法を別に飛ばしても、今初めて見る子供とかにあんま関係ないよねって言われたらまあそうなんですよね、たぶん。
これやっぱり僕ら、ゲームのドラクエで育った世代からすると意味を特別に感じるけどっていう、そういうことなのかもなって思いますね。
スピーカー 2
そうですね。そういう意味で言うと、ここから先も、大の大冒険で一回敵にやられたりとか、ちょっとピンチになるっていう場面。
特にだらしい敵が出てくるとそういう場面がちょこちょこ出てくると思うんですけど、割とそういう場面が描かれてるからこそ、
12:05
スピーカー 2
主人公の成長物語的には面白い部分だったりもするので、そういう短縮をこれから図っていくときに、削られすぎないでほしいなみたいなところとかね、ちょっとあるなと思いますね。
スピーカー 1
それはほんとそうですよね。まさにゲームとかでもね、あるあるですもんね。なんか最初は勝てないんだけど、物語上の特別なアイテムもらったりとか、あるいは自分がレベル上げたり、立ち回りを工夫したりして勝つみたいな。
そういう要素ですよね。
スピーカー 2
あとはですね、まさきさんのノートにあった、こんがりしなかった。
スピーカー 1
こんがりしなかった。
スピーカー 2
僕も見てて思いましたよ。ああ、これこうしちゃったんだみたいな。
スピーカー 1
これは、一応説明すると、原作漫画だと、キラーマシーンに乗って暴れまくってたバロンが最後、亀裂から入ったベギラマで、本人がダメージを受けて、キラーマシーンの蓋がパカって開いて出てくる時に、もう髪がチリチリになってて、そこに書かれる擬音がこんがりっていう。
スピーカー 2
こんがり。
スピーカー 1
こんがりって他の漫画で見たことないよ、こんな擬音。
スピーカー 2
擬音として作られることないですよね。
スピーカー 1
こんがりっていう。
なんか、ノートに書いたんですけど、やっぱそれまで、なんでしょうね。姫を落とし入れて、暗殺して権力を手にしようとするものすごい悪い人間っていうのが、こんがりっていうシーンで。
敵が倒される時に、漫画家というかストーリーテラーって、ボコボコにはされるけど、大した傷は受けないっていうパターンと、すごいダメージを受けるって、後遺症を残るぐらいのパターンと、死ぬっていうパターンみたいな。
大体やられるって言っても3つぐらいの合理上の分岐があるけど、これどう見ても致命傷ですらねえなみたいな感じで。
元はだとやられてるかつ、そこがこんがりっていうギャグで終わってる。
そこがやっぱり、第二の大冒険の初期って、やっぱりなんか、小田寺さんも前語ってたけど、結構ギャグ的なんですよね。
スピーカー 2
前回のね、ずるぼんのやつですよね。ありくいに足をペロペロされるシーンとかがなくなったのが、あれを結構ね、僕それ近いなと思います。
15:12
スピーカー 1
そうですね。前回話したのは、やっぱり時間尺もある、時間尺というか、放送時間帯とかもあるからお色気。時代的なね、あれもあるし、
描き方のとか、服装のあれとか、そういう時代背景的なものもあって、お色気要素は大幅カットで、やっぱなんかギャグも結構カットしてるんだな。
スピーカー 2
あれのシーンでも確かね、ちょっとね、あれ、あっついんじゃないか。どこだっけな。なんかね、ハゲチャビンになるシーンあるんですよね。
誰ですか?
あれどこだったっけな。ちょっと待ってください。原作のね、元々のシーンで。
キングスライムが出てきて、押しつぶされそうになるところで、ギョエーって言って、ズルポンの頭がハゲチャビンになるんですよ。
スピーカー 1
なりますね。
スピーカー 2
そう、あれもね、なくなかったんですよ。やっぱこう、そういうギャグっぽい見せ方っていうのを、やっぱりなくしてますよね。この1話2話を見る限りね。
スピーカー 1
そうですよね。なんかやっぱその、この間ね、小田陣さんも言ってたけど、やっぱグラフィックは、その演出技術も含めて非常に向上してるというか、現代的なかっこよく描かれて、やっぱそこのとんまなというか、デザインというか、そこがやっぱ中心にあると、
ギャグコマみたいなのって、確かに入れるの難しいんだろうなっていう。合わないんだよな、たぶんっていう。
スピーカー 2
まあなんとなくですけど、当時原作の、この本当の最初のデルパイドゥイルとかレオナが来たりとかのところって、まだたぶん試行錯誤段階というか、あまり固まってなかったんだろうなと思うんで、そういう意味では最初にギャグ要素入れてスタートしたけど、後半ほぼギャグ要素入ってこない。ギャグコマほとんど入ってこないですからね。
スピーカー 1
だからやっぱなんかそういう意味では試してたんだろうな、みたいなこともね、ちょっと思いましたよね。改めて見てみると。
スピーカー 2
結構80年代90年代のジャンプ漫画全体がそうですよね。なんかその20巻30巻のシリーズものも1巻とか2巻って、なんかものすごいギャグシーン、特にバトルものとかスポーツものでもやたらギャグ多いけど、だんだん人気が出ていくとギャグシーンが減っていって、で、だんだんうまくかっこよくなっていくっていう。
18:02
スピーカー 1
全般の傾向ですよね。
スピーカー 2
でもね、僕実はね、今言っててちょっと思ったんですけど、アニメの1話目で、今回の2020年版のアニメの1話目で、魔法の筒をブラスがダイに渡して、最初にこうやって使うんじゃみたいなところで、
ダイが何度かブラス爺ちゃんをイルイルデルパしたんですよね。
スピーカー 1
ありましたね。
スピーカー 2
あれ実は原作シーンで1回しかやってないんですよ。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そう。だからなんか、あそこはビジュアル的にギャグコマではないんだけど、デルパイルイルを何度もやるっていうちょっと要素をアニメで追加したんだなと思って、今喋ってて思ったんですよ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
確かに。
あのシーンは何で入ってたのかちょっと僕はよくわからなかったんですけど。
スピーカー 2
なんかちょっと遊び心的に入れたんですかね。
スピーカー 1
どうなんでしょうね。わかんない。
スピーカー 2
そんなに尺も必要ないしみたいな。尺がもういらないしみたいな。
スピーカー 1
確かにね。尺と作画っていう、今回のアニメに関する、作画はどのアニメでも一緒でしょうけど、コストとか納期とか、あと全体尺っていうやっぱ、制作事業的な事情がやっぱりどこまでいっても、
まあそれは僕が過剰に感じ取ってる部分は下手したらあるんだけど、まあでも、なんか横たわってるなっていう気はしますね。
スピーカー 2
あとはなんかあれですかね、ハゲチャビになるみたいなビジュアル的な見せ方は、さっきまさきさん言ってくれた通りトンマナと合わないけど、なんかそのギャグ的な転論は別にトンマナにはずれなかったみたいな。
ビジュアルにはそんな影響ないし。
ああ、なるほど。その同じことを繰り返すみたいな。
あとね、僕ね、2話目っていうか、2話目になるのか、2話目の最後にアヴァンとポップが出てきたじゃないですか。
スピーカー 1
出ましたね。
スピーカー 2
で、あれこんなシーンあったっけと思って。
あのー、町、あれどこの町のシーンでしたっけ。
21:03
スピーカー 1
どこの町かはよくわからないんですよね。
スピーカー 2
でしたっけ。
スピーカー 1
なんか明示はされてないと思う。
スピーカー 2
なんか魔王の手下が出てきてみたいな。
で、あのー、これ手下どもは城の兵士に任せましょうみたいな。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
もっと大きな未来を担う勇者を育てにみたいな。
で、あのー、アヴァンとポップがデルブリントを目指すっていうシーンが最後に入ってたじゃないですか。
スピーカー 1
ありましたね。あれはかなりオリジナルですね。
スピーカー 2
そう、で、あれ原作なかったじゃないですか。
ないです。
で、僕、あれ、これ91年版どうだったんだろうと思って。
91年版見たんですよ。
さらに91年版にあったんですよ。
スピーカー 1
マジか。
スピーカー 2
あったんですよ。だから、これは原作にないけど91年のアニメには入れたシーンを
さっきの冒頭おっしゃってた
テムジンとバロンがロモスの王様に行くっていうシーンは
原作になくて91年版のアニメにあったんですけど
それが今度2020年版では消されてたんだけど
今言ってたポップとアヴァンのシーンは原作になくて91年のアニメにあって
2020年のアニメにもあるっていう
なんかね、ちょっとこの選び方が面白いなと思ったんですよね。
スピーカー 1
なるほどな。
アニメ的な事情で言うとね、その次の話のための引きをつけて終わるって多分
その演出上結構大事、顔見せというか。
スピーカー 2
そうそうそう、そうなんですよね。そこはね、あるんですよ。
でもね、確かね、僕の見た時の記憶が正しければなんですけど
そのね、アヴァンとポップのシーンは前回は3話目の最後じゃなくて
4話目の冒頭にあったんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
ちょっと待ってくださいね。
4話目の冒頭にパプニカ王国っていう注釈が出てくるんですよ。
スピーカー 1
注釈が出てきて、その上で怪物たちが出てきて、アヴァンとポップが出てくるんですよ。
スピーカー 2
だからさっきどこの国か明示されてないって話だったじゃないですか。
これがね、91年版では明示されてたんですよ。
スピーカー 1
パプニカなんですか?
そう、パプニカって書いてあるんですよ。
24:02
スピーカー 2
今回の2020番の2話目は多分入ってなかったんじゃないかな。ちょっと待ってください。
記憶が定かじゃないけど、多分。
スピーカー 1
僕も今手元のiPadで91年版の音を消して冒頭をチラ見しています。
スピーカー 2
4話目の冒頭。
スピーカー 1
4話目の冒頭。
スピーカー 2
2020年版の2話目の最後はね、パプニカ王国とは出てないんですね。
出てないんですね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
そう、出てないんですよね。若干の違いはあるんですけど、
でもそのシーンが、91年版は冒頭でアヴァンたちが来る前のシーンとして描かれてて、
今回2020年版は2話目の最後に次の引きとしてアヴァンたちの登場が出てくるんですよね。
スピーカー 1
今ちょっと僕も手元で見てるけど、やっぱあれですね。
91年版は原作以上に演出というかシーンの描写をいっぱい足してますね。
スピーカー 2
パプニカの最初なんかこの骸骨兵が出てきてめっちゃ荒らしてるみたいな。
スピーカー 1
こんな原作だとたぶん1コマ2コマでペッペってたぶん。
スピーカー 2
原作1ページで3コマですね。
スピーカー 1
ですよね。これめっちゃ丁寧に描いてるもんな。
これってやっぱ前回も話した通り、原作追いついちゃう問題があるから、
91年版はどっちかっていうと、いかに不自然じゃない範囲で伸ばすかっていうのが大事で。
スピーカー 2
だと思いますね。
スピーカー 1
でもね、今それを話して思ったけど、僕前回のノートに91年版は46話で12巻までいったから、
本来37巻分やったら3年ぐらいかなと思ったけど、
でも結構それは、もっとその気になれば伸ばせるし、みたいな。
もし仮に本当にやってたらもっと伸ばさなきゃいけなかったんだろうなっていう。
だからそれでいうと今回の2020年版はもう話がすべて終わってるんで、後はどうカットしていくかという。
スピーカー 2
でもね、今原作の1巻読んで眺めてたんですけど、
原作の1巻を読んでいて思うのは、アバンとポップが突然来てるんですよね。
27:10
スピーカー 2
デルフィン島にちっちゃい船恋で近づいてるところなんですよね。
2人の最初の登場シーンって。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
で、ブラスじいちゃんが、「お前だけでも行くんじゃ!」みたいになって、
そんなの置いていけないよ、みたいな。勇者のすることじゃないよ、みたいなところでお本みたいな。
いいことを言いますね、ザイ君みたいな。
そうです。
アバンが来るんですよね。
スピーカー 1
今僕も読んでます。
スピーカー 2
これを改めて今見て思うのは、
アニメの方に付け足されているパプニカなのか、どこかなのかの、
町が魔王の手下たちに襲われるっていうところからの、
アバンたちがそれよりもこっちを追ってデルフィン島に向かうっていうシーンが入ってた方が、
何だろうな、話としては、
ちょっとこう、何て言うんでしょうね、
彼らの来る突然感が弱まるっていうか、
なぜそこに現れるのかみたいなところに対しての、
ちゃんと説明になるなっていう感じがしますよね。
確かに。
スピーカー 1
それは全くそうですね。
スピーカー 2
原作の話の中で、
スピーカー 1
頼まれてきましたっていうのはあるんですよね、説明がね。
結構説明がページだいぶ行ってからなんですよね。
スピーカー 2
魔法が通るかけた後に、
アバンが家庭教師をしておりますみたいな説明があって。
スピーカー 1
パプニカ王国の王家から囲まれてきたんですよね。
スピーカー 2
ってなるんですよね。
今回のきっと、20年版の2話目の襲撃されてた町も、
おそらくそれで言うとパプニカなんでしょうね。
スピーカー 1
でもあえてパプニカ王国とは出さなかったんですよね、きっとね。
もしあれがパプニカで、パプニカ王国から依頼されたんだとしたら、
パプニカ王国が襲われて、レオナーが危うい可能性があるのに、アバンは
置いてきたって。
僕らは遠い島の勇者育ってるのが先なんで。
置いてったっていう、割と無情な感じします。
スピーカー 2
確かに。それはそれでね。
30:02
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
だけど原作の方を見ると、パプニカなどの王国も危機に晒されていますって書き方しかしてないんで。
だいが勝手に、アレオナがピンチなのかと思ってるんで。
スピーカー 2
はいはいはいはい。確かに。
それで言うと、91年版のアニメでパプニカって書いちゃったのは、もしかしたら失敗だったのかもしれない。
スピーカー 1
今話してて思いました。これおかしいだろうって。
スピーカー 2
確かに。
確かに。
そうか、それで言うと、この20年版のアバンたちが出てくる背景に島の絵が映ったりしますけど、
城の絵描いてないですもんね。
あーなるほど。
やっぱりパプニカじゃない場所になってるのかもしれないですね。
スピーカー 1
パプニカだったらね、91年版みたいに城が描かれてておかしくないですもんね。
そう考えると、これに関して言うと91年版が一番ツッコミどころがあるっていう。
かなーっていう気はしますね。
だからそういう意味で言うとやっぱり、2020年版の脚本とかそこら辺はもう諸々わかった上で辻褄をつけつつ、
スピーカー 2
どう収めていくかっていう。
ここから楽しみですね。
省略されることよりも、物語のどこまでやっぱり最後までやりきってくれるかどうかっていうところですよね。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
ほんとそれだな、やっぱりな。楽しみなところというのが。頑張ってもらいたいところ。
うーん。
スピーカー 1
たぶん最後までやるんですよね。やらない理由が特にないんで。
スピーカー 2
そうですね。時間がかかったとしてもやってほしいですね、ほんとね。
そうですね。
次、予告を見るとアヴァンの修行じゃないですか。
はい。
スピーカー 1
91年版のアヴァンの修行が4話目、5話目なんですよね。
スピーカー 2
6話でハドラー。
ハドラーとの対決が6、7、8と3話行くんですよね。
スピーカー 1
あーですね。プライムビデオの目次見てますから。
スピーカー 2
僕も全く同じ場所を見てるんですけど。
33:01
スピーカー 2
これが、アヴァンの修行が4、5話が今度の3話1本にまとまり、
ハドラーとの対決、これ3話もともと使ってますけど、
これを1話にまとめてきたら相当テンポ良くなりますよね。
スピーカー 1
あーでもね、たぶんそうするんじゃないかな。
6話ってもうハドラーだもんな。
確かにアニメ版、僕も前見たときのうっすらした記憶ですけど、
若干その漫画に比べてハドラー対アヴァンのあたり、
若干冗長に尺的な都合で逆に伸ばしてるなって感じがしたんで。
スピーカー 2
そうすると、だいたい2話もしくは3話を1話ペースとかでやってこうとすると、
前回46話でバランでしたよね。
スピーカー 1
20話ぐらい?
半分はギリギリきついのかな。
25話ぐらいかな。25話ぐらいでバラン。
こういう感じでいくと、そのまま着々と作れば、
75話から80話ぐらいで終わるんですかね。
スピーカー 2
7クールだと中途半端だからやっぱり2年なのかな。
スピーカー 1
どうなんですかね。その塩梅が。
わかんないね。ちょっとわかんないな。
何クール与えられているのか。
スピーカー 2
ちょっと製作サイドの人と喋りたいですね。
スピーカー 1
そうですね。多分ね、肝心なところは喋れないのかもしれないけど。
でも一般的にどうなんすか。僕が検索、ちゃんと調べてないだけなのかな。
スピーカー 2
いつまでとか。出てそうな気もするんだけど、出てないのかな。
どうなんですかね。
スピーカー 1
追いつくワードで検索して、
PV稼ぐためだけみたいなどうしようもないサイトを覗くと、
スピーカー 2
あまりまともな情報がないですね。
でもあれですよね。まさきさんも確か言ってたと思ったけど、
36:03
スピーカー 2
1話目に大魔王バーンを出してきてるじゃないですか。
スピーカー 1
思いっきり喋ってましたね。
スピーカー 2
あれはね、やっぱそこ描いたら最後までやるでしょって思いますよね。
スピーカー 1
だと思います。
スピーカー 2
もうあそこまで出しといて最後までやらなかったらね。
バーン登場までやらなかったらどういうことだみたいな。
ちょっと公式にお便りとか送ろうかな。
スピーカー 1
なんて送るんすか。
スピーカー 2
当然最後までやりますよねみたいな。
スピーカー 1
それはやりますよ。それは大丈夫ですよ、たぶん。
スピーカー 2
大丈夫ですかね。
それはさすがに大丈夫でしょう。
大の大冒険のポータルサイトっていうのを今僕見てるんですけど、
そのポータルサイトのカバー写真に大の剣が描かれてますね。
スピーカー 1
これ確かそう、最初からキービジュアルがこんな感じだったから、
明らかにこれ最後じゃんっていう。
スピーカー 2
そうですよね。これあの、母標の代わりにみたいなところですよね。
スピーカー 1
これがね、書いてあってね、最後までやらない理由がないんで。
スピーカー 2
ないなぁ。
ないなぁ。
スピーカー 1
ちょっともうなんか、いやこれはないよな。ないよな。
むしろね、あんなら気になるのは、作者がもともと予定していたと言われている魔戒編ぐらいまでその気になったら作るのかどうかぐらいが気になりますね。
あの、なんだっけな、ウェルザー倒しに行くと。
スピーカー 2
なんかあの、なんだっけな、10年前とかもうちょっと前かな、コンビニコミックがあったじゃないですか。
スピーカー 1
ジャンプコミックとかをなんかコンビニ版のまとめたいやつ。
スピーカー 2
ちょっとちょっと安い感じの紙のやつですよね。
スピーカー 1
安い感じの、今ほとんど見ない。今でもあんのかな。わかんないですけど。
前世紀では全然ないと思いますけど。
あれって、要するにその時点での作者インタビューとか、当時の秘話みたいなのとかもちょいちょいアーム的に挟んであったって聞いて、
それの中に本当は魔戒編を書こうと思ってたっていう話があって。
誰だっけな。最後戻ってきたダイが、もちろんダイは戻ってくるんですけど、戻ってきて、
神竜奇襲みたいな感じで、アーハルトと、誰と誰、忘れたけど、一人新キャラだったかな、みたいな。
39:08
スピーカー 2
そんなのあるんですね。
スピーカー 1
なんかそんな感じで。
それ知らなかった。
たぶんググれば出てくると思いますけど。ただ結局それ描かれなかった以上、作者の思ってたことレベルで終わってるんで。
しかもやっぱその、何でしょうね。
結局、やっぱりダイの大冒険もバトルマンガ的な束縛が当然、まあ元がゲームだからってのもあるけど、
やっぱり基本的には戦闘力がインフレする方向に行くじゃないですか。
そうなっていった時にやっぱ原作の描かれ方って、ウェルザーって当時のバランより弱いっていう描かれ方をしてる以上、
なんか双龍門を持ったダイからしたらどう考えても敵じゃないだろうっていう疑問があって。
なんかそもそも敵として弱くねっていう疑問は個人的にはあるんですよね。
スピーカー 2
なるほど。そこは何か、敵側もパワーアップをしてる可能性が…
スピーカー 1
サイヤ人的に死に直面して復活すると強くなってきたみたいな。
わかんないですけど、まあまあね。そういうのはできるんだろうけど、でもまあなんかね。
これも勝手なファンの勝手な言い草ですけど、あんまりでもその話の展開綺麗じゃないなって思ってて。
なんかね、やっぱダイの大冒険の終わり方ってなんでハッピーエンドじゃないんだろうっていう。
スピーカー 2
いや、それね。
スピーカー 1
今言った通り続編構想があったからっていうのは当然一つなんですけど、続編作るとしても別にハッピーエンドで終わったってよかったじゃんっていう。
スピーカー 2
いやもうね、まさきさんそれはね、このポッドキャストで俺はいつか語る日が来ると思っていた話をもうね、2回目にして今ちょっと話題に持ってこられてちょっと僕は今震えてますけど。
スピーカー 1
だってほら、さっき話した通りさ、最後に行くの1年半後ぐらいだから早く行かせてほしい。
マジで。
スピーカー 2
いや本当ね、ダイの大冒険のね、一番ちょっとね、納得がいかなかったというかね、読者としては最後の終わり方がね、もうちょっとね、なんとかなったんじゃないかなっていう思いがね、本当に強いですね。
スピーカー 1
まさきさんはダイの大冒険リアルタイムで読んでました?
スピーカー 2
リアルタイムですね。
スピーカー 1
そうか言ってましたもんね、小学生ぐらいからずっとジャンプ読んでるっていう。
スピーカー 2
僕そういう意味で言うと、だからですよ、死んでたはずのアバンが復活して、バーンプレスでダイとハドラが戦い終わった後に、キルバーンの罠にハマって、
42:15
スピーカー 2
ポップとハドラが燃やし尽くされる的なところにヒュヒューンって飛んできた。
スピーカー 1
ゴールドフェザーがね。
スピーカー 2
で、トラマナかけるっていう。遠くの方にマントをひるがえした、ちっちゃく絵が描かれてるアバンの姿を原作のジャンプで読んだコマで、あのコマで終わられた時に、僕はジャンプ5度見ぐらいしましたからね。
スピーカー 1
それはね、僕はちょっと羨ましいですね。僕は完結してたかな、もうなんか忘れましたけど、90年代後半ぐらいにコミックスちょろちょろ集め出して読み始めた感じなんで、そういうリアルタイムの衝撃を僕は受けてないんですよ。
スピーカー 2
いやもう本当にね、あのアバン復活、復活大勇者の巻ですね。コミックス、初期のコミックス28巻の掲載されてますけど、このね、ちょっと待ってくださいね。
いやちょっともう今そのシーンを開こうと思ってるんですけどね。
スピーカー 1
あれですよね、なんかあの、コミックスの折り返しのところの作者コメントにも確か29巻かな、28巻どっちかが書いてありますよね。そこで年が終わって2週間空いちゃったんで、みんなハラハラさせてごめん。
スピーカー 2
ああもうそう本当にね、あの当時、いやもうここね、そのハドラーとダイの対決も非常に印象的な対決だし、戦い終わった後のトラップから脱出っていうシーンももうすごいここいいシーンで、
ハドラーがポップを助けたくて、人間の神よみたいな、いるならばこいつを救ってやってくれみたいなセリフがあるんですけどね。
そう、魔族の俺が初めて祈る。もし本当にお前に人命を司る力があるのなら、こいつをこの素晴らしい男だけは生かしてくれっていうね、もうね、ここはねもうね、もう号泣ですよ。
いやあ、震えますね。
困りますよポップ、勝手にあの世の中に行かれちゃう。うわあ、まさかそんなっていう、ひる返したアヴァンですよ。
45:01
スピーカー 2
本当にね、これはね、ヒュンケルがね、「夢か?」って言うんですけど、この読者がみんな言いましたよ、同じセリフを。
スピーカー 1
夢か。
スピーカー 2
夢かって。ダイがうわーって、レオナがまさか。マムがそんな。ヒュンケル、夢か。もうね、全く同じようなリアクションをしましたよ、僕は。
スピーカー 1
それね、やっぱり今聞いて思ったのは、原作をリアルタイムで読んでると約4年空いてるんですよね。最後にアヴァンが死んだと思われたシーンから。4年ってすごいっすよ。
スピーカー 2
そうなんですよ、そうなんです。
スピーカー 1
4年?
スピーカー 2
空いてるんですよ。もうだって、もうね、要所要所でアヴァンの存在っていうのは、出てくるは来るんですよ。
スピーカー 1
アヴァンの書とかね。
スピーカー 2
アヴァンの書でそうそうそう、ヒュンケルが槍の操作法を覚えるとか、重要なメッセージがレオナの心に響いて、各国の王様を集める会議を開催するみたいなきっかけになったりとか、
それこそあれですよ、覇者の洞窟行くみたいなところもそうですし、要所要所でね、それこそあれですよ、みながとおるするところとかもね、アヴァンいたからこそなんですけど、
要所要所、アヴァンの存在っていうのはずっと出続けてきてるんですけど、やっぱね、目元で死んでるっていうことの持つ意味の強さ。
そう、死んでるよっていう。
スピーカー 1
大冒険の、前回も話したゲームとの生えたポイントのうまいところで言うとやっぱり、素性呪文が、まともな素性呪文がほとんどないっていうのがすごい良いんですよね。
スピーカー 2
そう、ザ・オラル効かない説ね。
スピーカー 1
ザ・オラルでも熟練したやつでせいぜい半分以下。ザ・オリクランっていうのはもはや伝説の呪文みたいな。
スピーカー 2
ポップが賢者に覚醒するシーンで放たれた魔法力を見て、ザ・オリク級かもっていうシーンはありますけどね。
スピーカー 1
お前ザ・オリク知ってんだみたいな。
スピーカー 2
一応この世界にザ・オリクはあったのかみたいなね。
でもね、アヴァンなぜ生きてたかっていうところの説明があったときに、カールの守りっていうアイテムによって一命を取り留めたっていう説明があって。
それを見たときに僕はやっぱり、そうかと、この物語はドラクエの世界だったって思ったわけですよね。
ドラクエの実際のゲームでもあるじゃないですか、命の石とか、即死呪文とか食らっても死なないやつ。
48:01
スピーカー 2
そうだよ、ドラクエの世界にはあったじゃないかって思ったわけですよね。
確かに。
そう、だから彼が生き延びてても別に不思議ではないっていうことに対してちゃんと説明が、ちゃんと通じる説明になってるんですよね。
でもそれを読者が、そういう風なアイテムで生きてるみたいなことを想像させることを、ここの28巻まで全くさせなかったっていうのはね、やっぱすごいですよ。
物語にうまく、死ぬシーンがすごい象徴的だったし、その後の登場のさせ方、イメージを持たせ方も、生きてるとは思わせない、匂わせないっていうやり方がすごかったですよね。
スピーカー 1
本当そうで、それで言うと途中で出てくるフローラの存在が大きいわけですよ。
フローラが、アバン先生は、大太刀が言い淀んでると、分かってますよ、死んだんでしょって。
生きてたらこの惨状を放置したりはしない。
スピーカー 2
おっしゃる通り。
スピーカー 1
あれがやっぱり僕は結構象徴的だなと思う。
スピーカー 2
聞きましたね。
スピーカー 1
なんで出てこなかったんですかみたいなのに、地下深くで修行してたから出られなかったっていう。
スピーカー 2
その説明が物語としてパーフェクトなんですよね。
スピーカー 1
ここはうまいですよね。
スピーカー 2
実は近いとこにいたんじゃんみたいな。
スピーカー 1
今思っても大の大冒険はね、ストーリーが本当によくできてますよね。
違和感をあんまり感じさせない。
変化が起きたときに唐突というよりかは、ちゃんとそれがあると納得いくんですよね。
それってやっぱり、今おだじめさんが言ってくれたドラクエ的な、ゲーム的な部分から生まれるロジックというか説明の部分と、
小説とか物語、ストーリーとしての納得みたいな部分のバランスがやっぱり取れてるんですよね。
本当おっしゃる通り。
スピーカー 2
今この28巻のヘドが出るわーっていう。
ハドラーがキルバーンを刺しに行くとこを今見ちゃってるんですけど。
スピーカー 1
そこね、そこもいいですよね。
スピーカー 2
素晴らしかったぞ、お前の残した弟子たちを。
俺の生き方すら変えてしまうほどになる。
51:02
スピーカー 2
いやもうこれね、ハドラーのことをウェブの記事にしてるの何個かまさきさんが教えてくれてたじゃないですか。
ハドラーという男のね、この最後のシーンは本当にね、なんでしょうね。
こいつは主人公でもよかったんじゃないかぐらいのね、描かれ方ですよね。
スピーカー 1
それは本当そうなんですよね。
スピーカー 2
このアヴァンの手の中で、人間の神も生きなやつのようだぞって。
いやー、ちょっともう何も言えねえなこれ。
スピーカー 1
やっぱあれですよね。物語の最初の時とこの途中最後にかけてのやっぱり、
内面的な変化量というか、変化が大きいのってやっぱりすごく印象に残るよねっていう話があるよなと思ってて。
まあそういうと、みんながポップ好きとか言う。
ポップ好きって言ったら、大の大冒険って言ったらポップでしょみたいなのを言う人が多いの。
スピーカー 2
結局その変化なんですよね。
スピーカー 1
結構、ヒューケルとかは結局のところ、元から根は優しかったんだけど、親父の仇だと思い込んでたから、あんな風になっちゃったっていうだけで。
そこが外れたら普通みたいな。
スピーカー 2
逆に悪いやつは基本的に悪いまま、だいたい侵略的が多いから。
スピーカー 1
フレイザードとかジャボイラードとかは基本的に卑劣なまま死んでいくっていう。
スピーカー 2
ちなみにヒューケルに関してはね、彼は変化はしたんですけど、今ちょうど話してたアバンの再登場によって、一回の戦死に戻るみたいなシーンがあるんですよね。
バーンプレスでシンガリを務めることになる、ちょっと憎まれ役を買って出る的な場面あるじゃないですか。
スピーカー 1
謎の嘘をついて。
スピーカー 2
そうそうそうそう。アバンはそれを組んで先に進んでいくっていう。
あそこのシーンの中で、一回の戦死に戻るみたいなセリフがあるんですよ。
あれを見たときに、ヒューケルという人は実はこの物語上変わってないんですよね。
54:05
スピーカー 2
やっぱり彼はすごい戦死気質の人で、その戦死としての生き方みたいなものが変わってないんですよね。
それはね、僕この時にね、読んでて。
ヒューケルはいろいろ感情の動きはあるし、善とか悪とかっていうことに対しての、自分の中での揺れ動きっていうのはすごいいっぱい描かれてるんですよね。
ミストバーンと戦う場面もそうですし。
一回暗黒闘技に染まり直しちゃったりとかするじゃないですか。
スピーカー 1
あれか。
サカズキ飲むんじゃなくて、ミストが入ってくるやつ?
スピーカー 2
そこもあるし、多分割と最初の頃はパプニカの祈願城で攻め込まれたときに、ミストバーンに
スピーカー 1
お前は中途半端だからだとか
スピーカー 2
トーマ・クグツショーを使うんだけど、お前の暗黒闘技の力が弱まっているみたいなので。
そこで虚空船を身につけるみたいなシーンがあったと思うんですけど、ああいう場面もそうだし、今浅木さんが言ってくれたグラスを飲み干すとこもそうだし、
善と悪っていうところに揺れ動くっていうシーンはすごい描かれてるんですけど、
でも彼の本質的なところは変わっている感じはないんですよね。
すごい戦士であるという、戦いに生きるみたいなのは一貫して描かれ続けてるんですよね。
その敵が変わったりは当然してるし、善悪での揺れ動きはあるんですけどね。
だからそういう意味ではヒュンケルは実は変わっているかっていうと、あんまり変わってないんじゃないかなっていうね。
それはすごい思いますね。
スピーカー 1
そんなことを語っていたら割と40分、50分くらいになったのかな。
スピーカー 2
僕ちょっと前回のポッドキャストで言ってたんですけど、
さっきハドラーを記事にしているウェブの話がありましたけど、
ハドラーが中間管理職的にメタファーとして使われて記事になってたやつでしたけど、
そこが変わっていくハドラーの様子と合わせて記事として紹介されてましたけど、
僕今28巻ちょうど開いたのもあって、前回もちょっと言ってたんですけど、
勇者だったアバンが一度倒したハドラーに敗れてしまって、運よく生き延びてその後に、
57:03
スピーカー 2
ダイたちと共に旅をせずに、しかもその時に既に潜在能力は私より大きく上回っているっていうことを、
ダイの方が強いことを分かっちゃった上で、自分を鍛え直して新能力を見つけなければ、
共に戦う資格はないって言って、修行に入っていくっていう。
それを修行した上で、勇者ではない立ち位置でこのパーティーに最後の戦いで合流するっていうのがね、
スピーカー 1
僕はめっちゃ救急車来てますけど、
スピーカー 2
これはね、一度極めたものが、自分よりすごいものが現れたときに、
どう自分の生きる道を作っていくかみたいなところは、
これはね、僕はあまり語ってる人がいないんだけど、
僕はすごいこのアヴァンの生き方はやっぱり手本にできる部分あるなって思うんですよね。
そうですね。
そう、究極の覇者呪法を求めて、得意とする覇者の魔法を極めるために行った。
これはね、やっぱね、
世の中上には上がいるみたいなことをよく言いますけど、
なかなかそうなったときに、素直になれないで虚勢を張ってしまうことも多いなと思うんですよね。
でもね、それをね、勇者として魔王まで倒したこの人がね、
素直に少年の潜在能力を認めて、私の生きる道をって描けてるのはね、
これはね、ちょっとすごいと思うんですよね。
っていうあたりはね、ちょっとね、またじっくり話したいですね。
スピーカー 1
そうですね、おそらく2020年番組でも1話後か2話後ぐらいかな、多分。
ハドラーと最初のバトルをするシーンが。
スピーカー 2
アヴァンがね、メガンテかけるシーン、ちょっとあの指相撲っていくのかなっていうね。
スピーカー 1
前回話したね、その、あの指相撲強くね?みたいな。あれ倒せるんちゃう?みたいな。
スピーカー 2
今回もそういう風に描かれるのかちょっと楽しみですね。
スピーカー 1
僕の予想はね、指相撲はしないと思います。
スピーカー 2
指相撲ピューってなるかどうかっていうね。
スピーカー 1
指相撲ちょっと強すぎるんで。
スピーカー 2
それはちょっと楽しみですね。
スピーカー 1
どういうメガンテをするかはね。
スピーカー 2
楽しみですね。
1:00:00
スピーカー 1
あとあれですね、ギャグ要素の話で言うと第3話。
マホカトール、チョエーはどんな感じなのか。
なんかね、ちょっと次回予告で一瞬見えたな。
スピーカー 2
確かにありましたね。
スピーカー 1
なんかあんまり変わらなかった。なんかわかんないけどね。
スピーカー 2
でもちょっと、アヴァンのコミカルさみたいなものがね、要所に出てきますからね。
スピーカー 1
でもね、たぶん巻物は僕出ないと思う。
アヴァン・ディジュニアール三世家庭教師やってまーすみたいな。
スピーカー 2
あれ削られますかね。
スピーカー 1
絶対ないでしょ。
スピーカー 2
あれ僕結構好きなんですけどね。
スピーカー 1
あれはね、漫画的ギャグだなと思いますよ。
スピーカー 2
もうだって、あの名前使われるのって、あそこ一回限りじゃないですか。
スピーカー 1
アヴァン・ディジュニアール三世みたいな。
全然語られることのないアヴァン系。
あと一回だけ出てくるかな。
なんか、ジュニアール家はもともと学者ですからね、みたいな話が確かどっか出てきますけどね。
スピーカー 2
あ、そうでしたっけ。
スピーカー 1
ロカトの昔話みたいなやつ。ほら。
15、6年前編みたいな。
スピーカー 2
壊れる時の秘宝がかけられる時の話ってこと?
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
ちょっとそれ見返してみよう。
スピーカー 1
なんか忘れちゃったけど、それにジュニアール。
それはあんまり気づいてなかったな。
スピーカー 2
でも壊れる時の秘宝だとあれですね。ミストバーンを最後倒しに行く、バンプレス9の話なんで結構最後の方ですね。
スピーカー 1
割と後半だったような気がします。
スピーカー 2
でもね、もっと前か。アヴァンとロカの出会い編な。だからもっと前の思い出話の時みたいな。
スピーカー 1
番外編ですか?
スピーカー 2
番外編かも。それかも。
スピーカー 1
最後か忘れましたけど。
あれなんかに入ってたかな。
スピーカー 2
わからない。忘れた。
ちょっと探してみます。
スピーカー 1
じゃあそんな感じで。
今日も楽しい。
スピーカー 2
色々語りましたね。
これは尽きるまで続きますからね、この番組は。
スピーカー 1
我々のモチベーションが続く限り。
やりましょう。
はい、ということでキャストラレディオ第2回でした。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
01:02:41

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