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2024-09-05 07:28

1on1ミーティングを成果に繋げる質問力の鍛え方

今回のテーマは「1on1ミーティングにおける質問力の向上」です。部下との1on1で「成果が出ない」と悩む方へ、質問力を鍛えることで相手の気づきを引き出し、ミーティングの価値を最大化する方法をお伝えします。質問力を向上させるための具体的なアプローチや、日々の自問自答の重要性についても解説します。#1on1 #質問力 #ビジネスコーチング

▼私について
・梶@ビジネスコーチ
経営学修士MBA/(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ/プロフェッショナルコーチ
主にビジネスパーソン向けに独自の「思考マップ」を用いた戦略的コーチングを提供し、これまでに150名以上のクライアントと1on1セッションを行ってきました。
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皆さんこんにちは、コーチング中毒パーソナリティの梶です。 このポッドキャストは、ビジネスパーソンの皆さんが日々直面する課題やモヤモヤをクリアにするためのヒント、
プロコーチの目線でお伝えしている番組です。 今日のトピックは、1on1における質問力の向上について話したいなと思います。
1on1、皆さんも定期的に行っていると思いますけれども、何か成果出ないなぁとか、ただただ形式的にこなしているだけとかですね、
そういう感覚を抱いたことないでしょうか。 実際ですね、1on1の本来の目的である部下との信頼関係の強化とかですね、成長促進、問題解決、
そういうのにつながっていないというケースが多いというか、 私のクライアントさんでもですね、そういう相談いただくケースというのは非常によくあります。
では、どうすれば1on1をもっと効果的にできるのか。 その鍵となるのが質問力かなというふうに思います。
質問力を高めることで相手に考えるきっかけを与えて深い洞察を引き出していきながらですね、最終的に1on1の成果を劇的に高めていくということができるんですね。
まず質問力が高いって一体どういうことなんでしょうかね。 皆さんちょっと考えてみてほしいんですけれども、
良い質問と悪い質問というか、 質が低い質問というのかな。
その違いなんですけれども、質問が相手の思考を深めたり、気づきを引き出したり、行動に結びつくような、そういう質問を良い質問。
そういうふうに私は考えています。 例えば、今どんな問題に直面してますかっていうそういう単純な質問よりもですね、
今取り組んでいるプロジェクトで、もし何の制約もなかったらどういうふうに進めますかっていうような質問の方が、
より質が高い質問というふうに言えるかなと思います。 こう聞かれると相手はより深く考えて、
より想像的な答えを導き出しやすくなるということですね。
ここで重要なのは、質問を通じて相手に考えるプロセスを与える、体験させるということなんですね。
これは部下の自己成長に直接つながっていきますし、ワンオンワンの価値自体をものすごく上げていく、倍増するぐらい変わってくるというふうに言っていいかなというふうに思います。
ではその質問力を向上させるという観点に立った時に、どういうふうに質問力を上げていけばいいのかというところになるんですけれども、
最も効果的な方法の一つというのは、自分自身が質の高い質問を受けるということですね。
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これはもう具体的にはですね、 プロのコーチングを受けたりだとかですね、あるいは社内でも
効き上手な同僚とか、コーチングができそうな同僚、上司とかですね、
周りにいたりすれば、そういう人から聞くというか対話の機会を設けるというのもいいと思うんですけれども、
そういう時にどんな質問が人を動かすのか、その質問の構造を理解しながら自分が受ける側として質問を受けていくという、
こういう経験を積んでいくということが非常に重要です。 体験を通じてですね、学んでいくというか、やはり
問われて人はやはり考えていくと、考えるより思考を深めていくということになってくるので、それを自分自身が体験して、
ああこういうふうに聞かれると、こういうことを考えるんだというふうに質問自体を振り返るということをやっていくと、
質が高い質問って一体何なのかということを考えていくことができると思います。
また、日々の業務においても質問を意識的に行っていくということも大切かなと思います。
例えば、部下に対してどうすればもっと良い結果を出せるかというふうに聞くんじゃなくて、今のプロセスを改善するなら、どこに一番効果がその後出てくるかな、
こういうふうに問いかけてあげることで、部下自身がその問題点だとか改善策、それによるインパクトみたいなところまで一気に考えて気づいていくということに導いていくことができる。
そんなふうに質の高い質問を投げかけていくように意識してやっていくというところですね。
次に質問力を高めるために日常的にできるトレーニングという観点でお話したいなと思うんですけれども、
それはセルフコーチングと言ったりもしますし、自問自答をするというところですね。これを積極的に行っていく。
例えば仕事中に今やっているタスクって本当に価値あるものなのかなというふうに自分に問いかけるとか、次の1on1で相手がより率直に自由に話せるようにするためにどういうことができるか。
そんなふうに自分に問いかけていくんですね。こういった日々の小さな自問自答というのが質問力を磨く上で非常に効果的なんです。
1on1で部下に質問する前に自分自身に質の高い質問を投げかけていくということですね。
そうすることで実際の1on1の場面でもより深い質問というのが自然とできるようになっていきます。
最後に質問力を高めることで1on1の価値、それが上司と部下の間でものすごく大きく変わっていきます。
質の高い質問を投げ続けていると部下は本当の自分の本音みたいなところに気づいたりだとか、
頭が整理されていったり、思考がよりクリアーになったり、問題解決の糸口を見つけていくということができるようになっていきます。
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そしてそれがキャリアの成長だったり目標達成にもつながっていきますし、個人の力が解き放たれることでチーム自体の生産性だとかアウトプットもより良いものになっていくと。
さらに質問力が高いマネージャーというのは部下との信頼関係、これをより深めることができます。
結果としてチームのパフォーマンスも上がりますし、組織の成功に寄与していくということになるというふうに思います。
だからこそワンオンでの質問力は本当に小さなところですけれども、この質問力が変わるだけでワンオンも変わり、
その向かい合っている部下も変わり、チームも変わりという形で非常に大きなレバレッジポイントになるかなというふうに思ったので、
今日は質問力についてご説明をしてきました。
以上ですね、今日はワンオンにおける質問力の向上というテーマでお話ししてきましたけれども、
次回もビジネスパーソナルに役立つ情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみにしていただければと思います。
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それでは次回のエピソードでまたお会いしましょう。コーチング中毒のカズでした。
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