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2024-06-24 15:35

#290 SCP-3801 - 実話に基づいた

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紹介SCP/Tale

タイトル: SCP-3801 - 実話に基づいた
原語版タイトル: SCP-3801 - Based on a True Story
訳者: Fennecist
原語版作者: Lady Zenth
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-3801
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-3801
作成年: 2018
原語版作成年: 2018
ライセンス: CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©︎SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/

#SCP #オカルト #SF

サマリー

SCP-3801は、自身に事象を記録した人物に対し、ほとんどのミーム的影響を除去可能な記憶処理効果を発揮するルーズリーフ紙の束です。記述されたページが取り払われると、虚構の記憶形態が一般大衆に広まり、種族的な媒体に表現されます。 SCP-3801は、書かれたページを取り外すことで記憶や知識を失わせ、起源が定かではない形で神話や民話として伝わる現象を引き起こします。また、SCP-3801に関連する人形による殺人の噂が広がり、人々の記憶が改ざんされていきます。

00:04
アイテム番号 SCP-3801 オブジェクトクラス ターミエル
特別収容プロトコル 復元されたすべてのSCP-3801は、クラスC収容ロッカーに保管され、
ミーム災害を収容している各サイトに最低1つ設置されます。
クラスE以上の記憶処理を必要としているサイトは、レベル4以上のセキュリティクリアランスを所持する財団職員の判断のもと、
SCP-3801を利用することが可能です。
SCP-3801の位相と管理は、機動部隊オミクロン89 ゴーストライターにより行われます。
いかなる人物も、SCP-3801を強制的に使用させられることは禁止されています。
不承諾が求められている場合、対象はオブジェクトの使用を了解なく強要されます。
SCP-3801の効果
説明 SCP-3801は、自身に事象を記録した人物に対し、
ほとんどのミーム的影響を除去可能な記憶処理効果を発揮する794冊のルーズリーフ紙の束です。
この効果は記述されたページが取り払われた場合にのみ起こります。
ノートから外されたページは決まって、除去から5分以内に消失します。
ある事象を知覚しているすべての人物が、その事象について1冊のSCP-3801に記録し、対応するページが取り払われたとき、
前述の事象に関するいくつかの虚構の記憶形態が自発的に一般大衆に広まり始めます。
これらの記憶は、書籍、ビデオゲーム、おとぎ話などを含む媒体の中に表現され、
その起源を除いて全体的に世俗的なものになっています。
これらの記憶による実際の創作物もまた世俗的になる傾向にあります。
財団職員によって交流され、インタビューを受けた作家たちは、
SCP-3801が使用された日時より数ヶ月、または数年以上前の記憶に沿って作品を作ったと主張しています。
実験記録 実験1 日付修正されています。
対象、SCP終了済みと接触したことのある2名。
手順、対象たちはSCPと遭遇した体験について記録するよう指示された。
その後、SCP-3801からページが取り払われた。
結果、ページが取り外されてから5分以内に被験者たちは遭遇した記憶を述べられなくなった。
8日後、ニュージャージー州の小学校にて、それが元々売られていた店に、
購入者たちが戻る前に購入者たちを殺害した人形の噂話が流れ始めた。
実験2 対象Dクラス職員1名
手順、対象はSCP-3801から白紙のページを1枚取り払った。
結果、SCP-3801のページは実験1にて書き込まれたページと同様に喪失した。
Dクラス職員は記憶が欠落していないことを報告した。
一般大衆の中で自発的に流れた事象の記憶は観察されなかった。
実験3 対象Dクラス職員1名
手順、対象は朝食についてSCP-3801に書き引き剥がした。
結果、対象はページが取り外されてから2分以内に実験日の最初に食べたものに関する記憶を述べられなくなった。
同時刻にカフェテリアにいた他のDクラス職員は記憶の欠落がないことを述べた。
一般大衆の中で未解明の事象の記憶が流れたことは観察されなかった。
実験4 対象年月日に斎藤で発生した収容違反の生還者17名
手順、対象はそれぞれSCP-3801を配布され、自身が当時いた収容違反の状況について記録するよう指示された。
書き終わった後そのページを取り払うよう伝えられた。
結果、最後の被験者がSCP-3801からページを取り払うと、全被験者が同時に収容違反の記憶を述べられなくなった。
3週間後に自発的な事象の記憶が短い物語として発生した。
発生した物語は実際の事象といくつかの要点で異なっており、例として斎藤は名屋に変わり、
機動部隊シータ66、レッドアイは2名の教授と師匠になり、
SCPは脱走したままではなく成功裏に終了されていた。
実験後、対象、SCPに暴露した後捉えられた2342名。
手順、対象たちはSCPとの接触について記録するよう指示された。
非協力的な対象たちは身体暴力を受けた後、強制的に体験を記録させられた。
ページはその後財団職員によって取り去られた。
ミーム的収容プロトコルが実行された。
結果、対象たちはSCPに暴露された記憶を述べることができず、
ミーム影響は問題なく除去された。
記憶は体験から1600年から2100年前の宗教文書の形態として現れた。
禅術の文書は世俗的ではあるが、
SCP-3801に書かれた実際の事象から大きく逸脱したものであり、
SCPは慈悲の心臓、神の臓、慈善の心臓として描かれていた。
現在、SCPへの崇拝は広まり、およそパーセントの財団職員がこのイベントにより信仰を行っている。
さらなる歴史の改変が調査中であるが、
SCP-3801を使用する以前の歴史年表上の情報が不足していることから、
調査は困難なものとなっている。
文書、知識、記憶影響のタグが付いています。注釈は無し。
ターミエルってどういうクラスでしたっけ?
なんか、衆院に対抗するみたいなあれだったっけ?
ターミエルクラスは財団の最終兵器、そうですね。
財団の得り好みをしている場合でもないだろうと。
他のオブジェクトが何かしらの問題を起こした場合に、対抗できるかもしれないオブジェクトってことですかね。
ミーム災害を自発的に引き起こせるアイテム。
794冊のルーズリーフ氏の束。
794冊のルーズリーフ氏の束。
ルーズリーフ氏の束が794セットあるのか、
ルーズリーフ氏が794枚ある束なのか。
どっちこれ?
794冊って言ってるから束が794セットあるのかな?
ルーズリーフって冊って数える?
ノートから外されたページは決まって除去から5分以内に消失します。
ルーズリーフって言ってるのにノー…ん?ルーズリーフってあれじゃないの?
取り外し簡単にできるやつのことじゃないんですかね。
ですよね、穴が開いてるパッチンでこう止めるやつだよね。
取り外すってそういうこと?破いて取るじゃなくて、
ある事象を知覚しているすべての人物が…すべての人物か。
その事象について1冊の…
1冊のって書いてるからやっぱルーズリーフ束が700何本あるんですね。
日記録し対応するページが取り払われた時、
前述の事象に関するいくつかの虚構の記憶形態が自発的に一般大衆に広まり始めます。
これらの記憶は書籍、ビデオゲーム、おとぎ話などを含む媒体の中に表現され、
その起源を除いて全体的に種族的なものになっています。
これらの記憶による実際の創作物もまた種族的になる傾向にあります。
その事柄について知っている全員が、
そのルーズリーフ、SCP-3801のどこかしらにその事象についての内容を書いて、
SCP-3801の影響と人形の噂
その書かれたページを取り外す、すべて取り外すと、
それを書いた人たちの記憶、体験とか知識としての記憶になるのかな、が一旦失われて、
遥か昔の童話とか民話とか神話とかの中に取り込まれて、
起源は定かではありませんとされている形で、
一般的に知っているよね、日本神話の中にいるよね、みたいな感じの認識災害が起こるってことですかね。
SCP終了済みと接触したことのある2名、このSCPオブジェクトについて体験したことを記録した。
その後ページから取り払われた。
ページに被験者、遭遇した記憶を述べられなくなった。8日後、ニュージャージー州のとある小学校にて。
それ、それっていうのは多分終了済みのオブジェクトのことですね。
そのSCPがもともと売られていた。
あ、違うか。
まあ大元はそうかもしれないけど噂は人形か。
人形がもともと売られていた店に、
購入者たちが戻る前に購入者たちを殺害した人形の噂話が流れ始めた。
返品しようとしてその前にとか、チャッキー的な。
で、白紙であれば特に影響はない。
朝食について書いたものを引き剥がした。
これはなんだ?
朝食のところは記述された。
これはあれか。書いた人は引き剥がされた時点で記憶を失うのか。
ただ朝食という概念だったり、朝食のメニューが全く同じ人がもしかしたらね、世界中探したらいるかもしれないので、
世界規模での朝食に関する知識の欠落、おとぎ話化はなかったっていうことですかね、おそらく。
記憶の欠落や未解明の事象の記憶が流れたことは観察されなかった。
収容違反の生還者、収容違反事件の状況を書いて取り払うと、
記憶の改ざんと歴史の不足
その記憶を全員失って、自発的な事象の記憶が短い物語として発生した。
それこそホラー映画だったりに適用されたりってことですかね。
これは人数が多ければ多いほど、その改ざん後の記憶も根強くなるのかな。
一番最後、2342名が書いてページを取り払われた。
暴露された記憶を述べることはできない。
記憶はこの体験から1600から2100年以上前の宗教文書の形態として現れた。
神、事前の神として描かれた。
そして崇拝は広がっている。信仰を行っている。
財団職員がこのイベントにより信仰を行っている。
さらなる歴史の改変が調査中であるが、
このページのルーズリーフのやつを使用する以前の歴史年表上の情報が不足している。
改変前の状態の情報が改ざんされつつあるのでね。
ってことですよね。調査は困難なものとなっているということで。
どこからどこまでが本来あるもので、
どこからどこまでがこのオブジェクトによる記憶の改ざんなのか。
というのが掴めない状況ですね。
これはどうなんだ?たまに見える。
被害をなかったことにはできないけど、
記憶を改ざんすることはできるけど、
何らかのオブジェクトの対抗策、
あれか、実害があるようなシンゴジラみたいな
破壊光線を打ってくるようなやつじゃなければ、
その精神影響的なオブジェクトに対しては強いのかもしれないですね。
それを記憶しなかったことにして、
世間の一般常識内に取り込むっていう意味では。
ただ、それってオブジェクト自体が消えるわけじゃないような?
影響を取り込むみたいな。
緩和させるみたいな。
いまいちちょっと他を見えるの、
この使い道っていうのが想像がちょっと難しいですが、
こんなもんにしておきましょうか。
ではまた次回。お疲れ様です。
ご視聴ありがとうございました。
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