タスク管理の歴史と流れ
♪~
はい、皆さんこんにちは。ハックスのクリティブライフのベックです。
今日はですね、高梨さん。
なの高梨さんというと、やっぱ「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」というベストセラーを書かれた
高梨さんとご紹介するのが多分今は、自分は分かりやすいかなと思うので、そういう形で紹介させていただいています。
今日はですね、ライブ配信の方では2本立てで、タスク管理の今と昔、
そしてこれからタスク管理という形で、多分ポッドキャスター全後半に分けてお話をすると思います。
そんな感じで今日は1時間くらいお付き合いいただければと思います。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願い致します。
一応念のためではあるんですけれども、もう僕よりも高梨さんの方が有名人なので、
いやいやいやいやいや。
自己紹介をお願いしますというのもおこがましいんですけれども、
ああ、いえいえいえいえいえ。
よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。高梨と申します。本名は高梨健太郎と申します。
今46歳で、フリーランスでタスク管理に関する、啓蒙活動をやっているという形になります。
具体的には、障害者の就労移行支援事業所というところでタスク管理の講師をしたり、
あとは本を執筆したり、ウェブのライターをしたりしております。
こんな感じでやっております。
いろんなところで講演とかもしたりしているので、
いいなんですけれども、今回は、
レッドさんの胸を借りるつもりでお話ししようかと思います。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まさかまさか、私が無国にお借りする立場なので、よろしくお願いします。
私にとっては、東京ライフハック研究会の主催というか、運営されていたということで、
私はもう憧れの的であったので、
すごく私としてはですね、レッドさんというのはもう雲の上の存在だったんです。
いやいやいやいや。ありがとうございます。
多分、このライブ聞かれている方は、もしかすると東京ライフハック研究会を知らない可能性もあるので、
もうね、東京ライフハック研究会が最後に開催したのは、2018年、7年とかそれぐらいなので、
これこれ5年ぐらい開催していないんですよね。
はい。
コロナ禍がやっぱりあったっていうのが一番大きかったんですけど、
それでももっともっと年に1回開催できてっていう感じが最後の方だったんで、
2010年に立ち上げて、13、14年ぐらいまでは年に数回やってたんですけど、
それ以降はやらない年もあったりとか、
なんとか1回ぐらいやりたいなみたいな感じで、
ギリギリ18年までしぶとくやってたんですけど、それ以降できてないので、
なんとかそういうのもできれば再開していきたいなっていう思いはありながらも、
ちょっとそういう集まってイベントをするっていうのが、
もう少し普通の状態になってくれば、1回やっていきたいなというふうに思っております。
ぜひその時は参加させていただきます。
いやいや、その時はぜひ講師でタスク管理のお話いただければと思います。
いいんですか。ありがとうございます。
いやいや、もうちょっと、あれですよね、
それがもう成りわいなわけじゃないですか、高谷さんって。
まあそうですね、成りわいというか、
ただですね、私は、いわゆるタスク管理界隈と言われる中では、
割と新山ものの方だなというふうに思っておりまして、
なので今回ですね、そのベックさんに、
いろいろ昔からのタスク管理、
こんな人がいて、こんな活動してて、
こんな風な流れがあったんですよ、
みたいな話っていうのをぜひ聞きたいなと思ってですね。
あーなるほど、昔話になればいくらでも。
いやーもう、そうですね、完全に私昔話聞きたいと思いましてですね、
これをお連絡させてあげたんですけど。
わかりました。じゃあまず最初のトピック、前半のトピックが、
タスク管理の今と昔ということで、
そうですね、せっかくなのでちょっと昔話を少し交えながら、
いろんな歴史的な経緯みたいなものもあるかなと思うので、
少しその辺をお話させていただければと思います。
たぶんタスク管理という言葉自体は別に、そんなに新しい言葉でもなければ、
何かストック的なものを指すような言葉でもね、
かなり一般的な仕事でやらないといけない。
「to do」の管理という言い方をする人もいるし、
タスクという言い方をする人もいるし、やることという人もいるし、
なんなら微暴力だってタスク管理なわけですよね。
なのでそういうものものが、
タスク管理というジャンルとして、
例えば書籍になるようになったみたいなのが、
ライフハックというものが起きてきてから、
タスク管理がそれの一つのメインコンテンツというか、
メジャーなジャンルとして確立されたというところがあるかなと。
GTDの登場とライフハックブーム
で、やっぱりGTDですよね。
あれが出てきてだいぶキャッチーさが出てきたというか。
2007年とか日本だとたぶんそれぐらいにGTDが流行り始めたというのがあって、
ライフハックとGTDというのはほぼほぼセットみたいな形で
いろんなところで語られるようになったというのがあると思います。
2007年とか2008年の話ということは15年以上前ですよね。
そうですね。
なので今の若い人たち15年前って下手したら小学1年生ですみたいな。
そうですね。
今、Notionとかでタスク管理をされている方で、
情報発信されている方がいらっしゃると思うんですけど、
この方のコミュニティにこの間お邪魔させていただいて、
タスク管理についてお話をしたんですけれども、
この方は結構若めの方だったので、
もともとGTDに見せられてEvernoteで管理していたんだけれども、
Notionが出てきたタイミングで、
NotionでGTDをやろうみたいなそういう方だったんですけれども、
もしかしたら2007年、2008年というのは、
でもその方は10年くらいやってるっておっしゃっていたので、
かなり若い頃からやっていた得意な方なのかもしれないんですけれども、
はい、10年。
若い人だとその頃の2007年、2008年のとにかく熱量があった頃だと思うんですけれども、
その頃は知らない方がもしかして多いかもしれないですね。
2007年くらいにいわゆるライフハックブームというのが聞き出して、
2008年くらいは一番盛り上がっていたかなという感じなんですけれども、
GTDフリークの登場とライフハックブーム
その時にいわゆるデビッドアレンのGTDの本を読まれたGTDフリークの人たちが結構出てきたというところがあって、
ITメディアとかでだいぶ取り上げられるようになったのがその頃なんですよね。
その第一次ブームの時はどちらかというとタスク管理というよりはライフハックGTDというところで少し盛り上がりがあって、
もう少しタスク管理全般みたいなものが市民権を持ってきたというのが、
もうちょっと後で2010年とか12、13年くらいかなという気がします。
その頃はGTDという言葉というよりはタスク管理というものが一般化していたかなというところがあるので、
タスク管理というキーワードで検索をするとそういう名前のついた本というのが2007年、2008年頃よりは2010年以降の方が見つかるんじゃないかなという気がします。
これも結構本書いてらっしゃいますね。
そうです。タスク管理という切り口でも何個か本書いているので、売れてないんですけどね。
トゥードゥルドゥーの解説本を書いたんですけど、驚くほど売れなかったです。
そうなんですか。私タスク管理を知り始めた頃に、それについての情報を知りたいと思って、
図書館に行ってタスク管理と名乗つくようなもの、それに近しいものを借りまくったんですけど、その中にベックさんの本もあって、
ああ、なるほど、と思って読んだことを覚えてるんですけども、
トゥードゥルドゥーの話ではなかったような感じがしますけども。
たぶん村上さんという方と共通で書いた本があって、それがタスク管理とタイトルについている本ですね。
僕の場合はもう書いてる内容がマニアックだったんで、あんまりですね、本は書くけど、増冊も書かるけど、一番ブレた本ってほとんどないですね。
1冊だけですね。なので7冊出して、増冊が書からなかったのは1冊だけあったかな。
でも他は増冊は書かったんですけど、残念ながら一番売れてたやつも1万3000円ぐらいで止まっちゃったんで、
でもそれもやっぱり今だとたぶんそれだけ売れてたら十分な数だと思うんですけど、
お家で言えばまだまだ2010年頃だったんですけど、もうちょっと行くかなと思ったら行かなかったなみたいな感じで、出版社も残念だったっていうところがあります。
要領が良くないと思い込んでる人のための仕事術。
『要領が良くないと思い込んでる人のための仕事術』の成功について
これタスク管理とはついてないけど、タスク管理の本だとは思いますが、10万部越えのベストセラー。
10万部は超えますね。
10万部、これは希望だなと思ったんですよね。
ここで2年ぐらい前ですね、確か出されたの。
3年前です。2020年の4月なので。
2020年でもこのタスク管理的なお話で、本が10万部売れるんやーっていうのが、正直すごい衝撃を受けて、
ライフハックが2020年ぐらいの時には少し擦れてたところがあって、ライフハックは来んやなと思ってたんですけど、
ちゃんと届くようにして、丁寧にやれば届くんやなっていうのを見て、
それもあって、最近ブログとかもライフハック界隈が全体的に落ち込んでるとか、ブログが読まれないとかみたいなことを、
者に構えて、嘆いてるよりも、もう一回自分でちゃんと届くべき人たちに届けられるように努力をして、
ライフハックというものをやっぱり発信すれば、ちゃんと届く人たちが届くんじゃないかっていう希望を与えてくれたのが、
この本の成功だったので、ちょっとすごい衝撃受けなんですよ、2020年の時。ものすごい売れてたんで。でも僕も買ったんですけど。
ありがとうございます。
すごいなと思って、ちょっと困惑物語から少し外れちゃうんですけど、この本、どういうところが売れたように、
単純なタスク管理とかテクニックというよりは、少し集中とかに色々癖がある方々がタスク管理とかをすると、
もっと仕事が楽になるみたいな、そういう切り口だったのかなというところもあって、どういう要因が、
この本が広く読まれるようになった要因だったかなというところを聞きたいなと、ぜひ。
そうですね、まずタスク管理という言葉をなるべく使わないようにしたんです。多分、そんなに数か所ぐらいしか使ってなくて、
タスク管理というよりは手順書とか、タスクじゃなくてやることとか言い換えたりとか、というのはすごい気をつけて作ったなという記憶があって、
よく編集者さんに困ったのは、原稿を書いて出すんですけれども、高梨さん、またタスク管理すごいという結論にしかなってないです。
という風に言われて、すいませんって言ってまた書き直して、結論全部タスク管理すげーになっちゃうんですよ、私が感じたら。
それをもうちょっと方向性を変えて、収まりがというようなコンテンツを並べて作った感じなんですよね。
だから、変な言い方ですけれども、タスク管理職をあんまり出さないでタスク管理のことを伝えたから、というのは一つあると思います。
あとは発達障害のことを、表紙では言ってないんですけれども、自分の初めにとかでも発達障害ということは言ってますので、
そういうところにも言及したところが刺さって、タスク管理というやり方で発達障害の特性をカバーするというのも一つ注目されたところなのかなと思ってますし、
あとよく言われるのは、とにかく本のテイストが優しいと言われていて、絶対これはそうじゃないんだ、こうするんだ、みたいなそういうような感じではなくて、そうですよね、そうなりますよね。
でもこういうやり方もあって、こうするといいんですよ、みたいな風に、必ず工程から入るようにコンテンツを作っていこうというふうな話はしていたので、
そういうようなところももしかしたらあったのかもしれないです。
なるほどでございます。
だから、たぶんタスク管理という言葉を全面に押し出さなかったっていうのも一つ重要なところだったかなというのと、
やっぱり今タスク管理に触手疎開だった人もいるだろうし、本当にたぶん困ってる人というか、タスク管理を使うことによって困った状態を解決できる人たちというのは、
タスク管理という言葉そのものにまずビットが立たない可能性があるというところもあるので、多分容量が良くないと思い込んでる人のためって非常にわかりやすいじゃないですか。
でもこれって別にタスク疎開だけではなくて、自分容量が良くないなと思ってたりとか、物忘れが多いとかそういうのって別に誰しもが持ってる内容だと思うんですよ。
ちょっとしたうっかりミスとかをしない人ってほとんどいないと思ってて。
そうですね。
タスク管理の過去と現在
なので、よっぽどきっちりきっちりしてて、ちゃんとそういうのを忘れないようにメモを取ってる人たちでもない限り、普通はだいたいちょっと抜けたりとか、他のことが気になって、やり忘れたりとか絶対あるはずで、
そういうのを見て自分、そういうのよくないなみたいなのを悩んでる人ってすごい多いと思うんですよね。
はい、そうですね。
そういう意味でもやっぱり非常に良いタイトルだったなというか、やっぱり容量が良くないと埋め込んでる人と言われれば、僕も容量が良いとは自分では思ってないので、だからライフハックをやるわけですね。
ライフハックを必要とする人たちっていうのは、そういう何かをやって補わないと、何か問題を持ってるわけですよね。
だからすごいタイトルでわかりやすくて、これを見て私のことやなと思った人すごい多かったんじゃないかなと思って、
これはちみ、エフタさんとたかださんどっちがこのタイトルをつけましょうって言ったんですか?
100%エフタさんなんですけど、これもともとエフタさんと私でやっていたイベントの名前から来てるんですけど、
イベントが「自分は容量が良くないと思い込んでる人のための仕事術」っていうタイトルだったんですね。
そのイベントのタイトルを考えた時に、私から提案したのが「発達障害者のためのタッグ管理」という名前だったんですよ。
それを聞いたエフタさんが、ちょっと考えて、でもこういうのはどうですかね?ってカット出したのが、
「自分は容量が良くないと思い込んでる人のための仕事術」っていうふうに、上手く言い換えたものだったんですね。
それがそのまんま本のタイトルになって、そしたら「いいタイトルだね」っていうふうにいろんな方から言われるようになったんです。
なるほどです。僕もエフタさんと一回イベントをやったことがあって、すごいうまく置き換えるというか、
こういうふうに言うと誰も傷つかないじゃないですけど、かつしかも刺さるっていう、巧みな言葉のチョイスができる方なので、すごいですね。
すごいです。本当にすごいと思います。
仕事技術館の中でも、これ、割といろんなところで言ってるんですけども、中身が3回ぐらい変わったコンテンツがありまして、
それは「人前で怒られると気分が落ち込んでしまう」という内容のものだったんですけど、
そこで私が書いたのは「落ち込むかもしれないけれども、それでも受け入れてそれで笑顔で接しすればいいんじゃないか」みたいな、そんなこと書いたんですね。
そしてエフタさんが「いや、違うんです。もう人前で怒るっていうのはもうダメなんです。絶対ダメなんですよ。
絶対ダメだから、それを貫かないといけない」と言って、それで「じゃあこうですか?もうちょっとこういう方がこうですか?もうちょっとこういう方が…」みたいな感じがあって、
3回ぐらい書き直して、やっと出来上がったコンテンツもあったりして、
すごいですね。その嗅覚というか、バランス感覚が素晴らしいですね。
今、我々社会というか会社側で、そういうコンプライアンス的なものとかでチェックする時の感覚もやっぱりそうで、
やっぱりこういうことをしちゃいけないっていうのがあって、やっぱりそこの表現をちゃんとあるべき正すべき姿に持っていくっていうところが出来るというのはすごいなぁ。
そうね。
ということで、ちょっとじゃあ話を、そう、タスク管理の本弱物語の方に戻そうかなと思うんですけど、そんな感じで、
多分、今の高瀬さんが書かれているような本とか、今公演とかでやられているような内容っていうのが、ある意味で現代のタスク管理なのかなと思うところがあって、
やっぱりタスク管理というものが出てきた現象みたいなものは、少しテクニックによってのところもあるし、正直GTBって、なんかすごい夢があったんですね。
タスク管理の実践とカスタマイズ
これを完璧に使いこなしたら、なんかすごいところにいけるんじゃないかみたいな、そういう夢があったんですよ。
でも、やっぱり正直今に言う人は思うのは、ちょっとやりすぎてたところもあって、
正直あのGTBに書いてある内容を全部間違いなくできてるGTB原理主義者みたいな人っているのかっていうと、いると思うんですよ。一部いると思います。
僕も情報発信するときにすごい注意しているのは、GTBというものをそのまんま僕はやってないということをちゃんと言わないと、
お前のやっているものはGTBではないって聞いたことがあるんですよ。
やっぱり来るんですね。
はい、すいません。そうです。私がやっているものはGTBではございませんっていう感じで。
ちょっと修正したりとかして、昔結構そういうこともあって、ただあの考え方というかフレームとかっていうのは結構使えるところもあって、
やっぱり例えば収集して、仕分けをして、整理をしてみたいなのをやる、そこを分けましょうっていう考え方とかっていうのもすごく使えるものだと思っていて、
収集しながら、分類しながらやってたらそりゃあねみたいなとか、あと2分でできるものはすぐやろうとかっていうのも、
実際2分でやるものをすぐやろうみたいな感じでやっちゃうと、2分でできるものが積み重なったときに忘れるんで、
僕の場合、5秒で終わるものはやるけど、そうじゃないか、絶対忘れるから書こうみたいな感じで書くんですけど、
そういうカスタマイズをする前提のもとに、ああいうフレームワークみたいなものを使っていくっていうのは全然ありだと思うし、
やっぱりDevitalizedのやってた時代って、Devitalizedはそもそも紙であれをやることを想定して作っているので、やっぱりちょっと今時のやつでやるんだったら、
もっと最大限あるよねとかっていうのもあると思うので、やっぱりそういう原理、原則の部分を少しピックアップしながら学びながら、
GTBと調整理法の限界
自分のタツク感に組み立てていくっていうのが良かったんじゃないかなという、僕はそうじゃなきゃできなかった。
ある意味原理主義に追いついていけなかった脱落の海なので、もっと簡易なものにしてしまったっていうところがあるかなというところがあります。
私もです。
今、PappaChannelさんから「GTBと調整理法は万人にはお勧めできない」って言われてるんですけど、本当に本当に本当にこれです。
普通に分かるんだ。
そうですよね。考え方を見て、この人たちはすごいんだな、私はでもできないからもっと簡単なのにしておこうぐらいで、いいんじゃないかなっていうところと、
なんだかんだ、昔と今のお話なので、昔僕が目指してたものと、その結果、今18年社会に出て仕事してきたんですけど、GTBと出会ってからで賞味15年ぐらいかななんですけど、
この15年の間の変遷で見たときに、最終的に大事なことは忘れないことっていう、すごく当たり前のことに。
例えば、全部やること書き出して、それを実行の順とか重要順とかに並び替えてとかって、最初やってたんですけど、そんなことよりも何よりも、とにかくやることが全部書かれていて、
それを見ればとりあえず忘れないっていうことがすごく大事で、重要度だ、なんだとかっていうのは、そんなに気にしなくてもいいかなっていうのを最近思うようになってきました。
実行の順番とかっていうのはあるんですけど、せいぜいやるとしたら、例えば10個やることがあったとしたら、紙に今やるべきものはこれとこれとこれって3つぐらい書き出して、それだけやってれば、
それぐらいで十分なんじゃないかなみたいなところはあって、当然タスクシュートとかいろいろ考え方はあるので、そういうのがあってる人もいると思うので、それはいいと思います。
僕もタスクシュート的なことはやってるんですけど、僕の目的はタイムログのためだけなので、タスク管理という意味においては、とにかくToDoistにやるべきことが書かれていて、とにかく忘れずに実行ができるということ。
あとで人に煽られるみたいなのをできるだけなくしたい。だから他人よりも何使わないように、自立した社会人として生活するために、ほぼ忘れないための自分がやらないといけないことを入れ、みたいな感じでToDoistを使ってるっていうのが今ですと。
GTDからだいぶ耐火したなって思うんですけど、でもそんなもんでいいんじゃないかなとちょっと思ってます。
それは耐火ではないと思いますね。私も今のレクサのお話をすごい共感しながら聞いてたんですけど、やっぱり忘れなければ大丈夫なんですよね。
私もどうしても特性から言うと忘れっぽいっていうところがすごく大きくて、それが不安のめちゃめちゃ最大の要素だったので、だから忘れないようにするためにはどうしたらいいのかから始まったので、
そこからタック管理をアクセスしだしたという感じがありますので、そこらへん原点回帰というか、シンプルにまた戻っていくっていうのがありなんじゃないかなと私も思います。
ちょっとこれを言うてしまうと、昔の人たちに怒られちゃうかもしれないですけど、情報が流れてくるスピードは圧倒的に昔の方が遅かったんですよ。
というのは電話がかかってくるか、メールが飛んでくるかみたいなのはあったとしても、それでもまだまだメール文化だけだった頃に比べるとチャットが入ってきましたとか、アジャイルで開発しますみたいなものが当たり前のオートフォールからなりましたとかってなってくると、
情報の流れるスピードとか、アットランダムに来るという特性が、特にシステム開発をやってる現場の人間からするとすごく早くなったし、いろんなところからは無茶苦茶な形で来るようになったんですよね。
昔はメールをちゃんと追いかけておいて、そこにフラグ立てておいたら、とりあえず見落とさなかったんですけど、メールから来るはチャットから来るは電話がかかってくるか、バイバーってやつ使って、それのコールで電話を買ってきたりとか、いろんなルートからやってきて、あるものはジラのチケットに書かれていて、あるものはトラブルチケットの別のシステムに書かれていてみたいな感じで、
いろんなところに情報が置かれていて管理がされていて、それぞれにETAという締め切りが決められていてみたいなものがあって、それをとにかく見失わないようにしようと思ったときに、大事なことは、どこにどんな情報があるかということをとりあえず自分が忘れないように、
自暴力的に、To-Doリストに「~の締め切りは~の件でここのボックスフォルダーの中に入っているこのエクセルファイルです」みたいなのをちゃんと残しておいて、自分が忘れないようにするとか、対応したときにどこに何が書かれているかとかっていうのを、ちゃんと紐付けといてあげるっていうことを、
ちゃんとやることが多分今はすごく重要だったなというのがあって、それは10年前とか15年前とかではなかった悩みだったんですよね。だから大事な7つの習慣でいる大きな意思を先に入れましょうみたいな話があるかなと、緊急ではない重要な出来事みたいな考え方もあって、それを優先しましょうみたいな考え方もわかるんですけど、
それよりも何よりもまずは緊急なことを忘れないようにすることができたその先で自己実現なんだっていうのが出てくるのかなっていうのがあるので、
まずはまずろうの5段階欲求みたいな話があったとしたら、一番下のところ、怒られないようにするためにまずはどこに何があるか、自分がやらなきゃいけないことがちゃんと何もれなく自分で把握できているかとかっていうのをやるというのが、その重要性とかその難しさがだいぶ最近上がってきた気がするので、
そっちをしっかりやった上で、その上で余裕があるんだったら自己実現を考えてみればみたいな感じに最近なってます。
情報の急速な流れとタスク管理
7つの習慣界隈とGTD界隈から刺されるかもしれないです。
いやーでも面白いです。
それをタスク管理だなんだとかやってきてとかもともと自己啓発とかそういうのもかじってきた人間が今更になって、そんなことよりも何よりも自分の不安とか自分の怒られないということを守るために、
微暴力的にDUDU管理をちゃんとしましょうみたいな話をしてるんだから、多分世の中の大半の人はまずはそれができたら、同じなんじゃないかなっていう気がして、
それができてない人がいっぱいいるから、多分今の職場の混乱が起きてるんですね。
だから極端な話、特にシステムの開発屋さんをやってると、昔はなかった触手ができてるんですよ。
昔はPMOという触手は基本的にはあまり必要なかったんですよ。
なぜならみんなが一つの情報ソースをちゃんと見て、課題管理表みたいなものがみんなで一つのExcelファイルを神様にしてみましょうみたいな感じでやってたんですけど、
いろんなプロジェクトとかいろんなプログラムとかが同時並行で走って、一人の人がいろんなところのことを気にしないといけないみたいなプロジェクトスタイルが当たり前になってきた時に、
簡単に言うと誰かがちゃんとそのプログラムのことを把握をしておいて、みんなもう忘れるでしょと。
忘れるでしょということを前提に、ちゃんとそれを思い出させてあげるみたいなことをやる触手が増えたんですよね。
それは昔から日本の外にいたかもしれないですけど、日本が少し欧米の開発スタイルとかに寄っていったのかもしれないですけど、そこらへんはわからないですけど、
でも今の我々の世界でいくと、考え方としては、人は忘れるであろうと。だからその前提に忘れても大丈夫な仕組みを作ろうになってきているところがあるので、
それでいったときに、よりよく仕事をこなす不安をなくすストレスをよりなくしていくというために、とにかく忘れない。
そのために、対応を漏らさないためのタスク管理が重要になったのではないかと。
すごいわかるなと思いながら聞いてたんですけど、私の感覚だと、昔というのは、ちょっとストレートに言うと優秀な一部の方々がニヤニヤしながらやるのがタスク管理みたいな。
GTDと異なるアプローチ
というイメージがあって、昔というのはどれくらい昔かわからないですけど、それがだんだん優秀な方々から下に降りてきた感じがあるかなという気がしてます。
私なんか本当に下の方というか、それこそ忘れないため、怒られないため、不安を解消するため、不安にならないためという目的だけ、
むしろそれをそうならないためにタスク管理というのにたどり着いたというところがあるので、私は割と心斬者だというふうに先ほど言いましたけれども、
なんとなくそういう自由にうまくハマった感じで、そういうタスク管理に出会うことができたのは、私はとても幸運だったのかなという気がしますね。
昔のタスク管理界隈だと、自分はもうついていけないというふうにもしかしたら思ってたんじゃないかなと思います。
もう一つあるとすると、多分デビットアレンがGTDを開発というか世に広めた一つの背景としては、もともとエグゼクティブのためのタスク管理なんですよね。
なので、この言い方がいいかわからないですけど、ある程度物事を抽象的に管理しないといけない方にとっては、あの管理方法というのは非常にハマるんですけど、
個別具体的なアクションを管理していこうとしたときに、それでもNext Action Listが落としましょうとか、それは実効可能な単位でなければいけないとかいう形で言ってはいはるんですけど、
それでも多分、これはGTDのいろんな解釈とか原理主義とかいろいろあるんで、僕の解釈なんですけど、GTDというのはある程度概念的なものを管理をしておいて、
いざこいつをやらなきゃいけないぞってなったときに、それをレビューという工程を経て、Next Action Listに落とすタイミングで初めて砕いてやって、実効レベルに落とせばいいという考え方をするか、
もう一つはプロジェクトという考え方をするときに、そのプロジェクトって一般的にプロジェクトってもう少し息の長い3ヶ月とか1年とかかけてやるようなものっていうイメージあるんですけど、
GTDというプロジェクトって基本的には複数日かけてやる複数のタスクの塊をプロジェクトと言いますみたいなところもあるんですけど、
それは物事をプロジェクトという概念で管理をしておいて、それをどういう順序でいつまでに何をやればいいかなっていうのをもう一段アクションに落としたレベルで一応管理はするんだけど、
そんなに急ぎじゃなかったらプロジェクトはプロジェクトという大きな塊でいついつまでにプレゼンの準備するみたいな、そのレベルで置いておいて、
そろそろちょっとこのプロジェクト進めないとまずいなみたいな感じになってきたら、じゃあいついつまでにこれとこれとこれをやらないといけないよねみたいな感じで具体、
そうじゃないタスクはまた後に回すみたいな感じの、僕の個人的な考え方としてはやっぱりGTGの全ての個別的な具体的なアクションまで落としたものを先々まで含めて見通しを立てるみたいなことを常々求めているようなものではなかったのではなかろうかなと、
エグゼクティブはそんな働き方をしないよねと思っているので、しちゃだめだと思うんですよ。だからそこはある程度抽象と具体を言ったり来たりしながらやれるような仕事術という意味においてGTGって非常によくできてるんじゃなかろうかなと思ったんですけど、
あまりそういう解釈を見たことがないので、僕はそういうものだと思っているので、僕自身も管理をするときにはザクッとした塊でポンと置いておいて、
じゃあやろうかなと思ったら砕くみたいなことをやっているので、そういう意味では僕なりのGTGの解釈で僕なりのGTGっぽいパソコンで何かをやっているような感じで思います。
不安解消のためのタスク管理
なるほど。すごい面白いなと思ったのは、今のゲットさんのGTGの話って本当にそうだなと思っていて、
それに対して自分はどうしたかというと、自分は完了までの全てのアクションですね。ネクストアクションのみならず、全てのアクションを全部作っておいて、完了までに見通しさせないと不安が解消されないんですよ。
不安というのがすごい大きな要素なので、そのためにはGTGのプロジェクトの考え方は、私はヌルいなと思っていたんです。
なるほど。面白いですね。
それで、なんでネクストアクションだけなの?と思っていたんです。それ以降もやらなきゃいけないことがあって、それが全部ある程度自分なりにでも見通しが立ってやると安心できて、
いわゆるGTGが求めている水のように心が得られるんじゃないかな、なんていうふうにちょっとせんふながら思っていまして、なのでそこはGTGのプロジェクトの考え方は自分のタック感じには取り入れていない。
なるほどです。
面白いですね。人が不安に感じるものは人それぞれのところもあるのかなと。僕はどっちかというと、うつ病になった後にすごく適当になったんですよ。
適当になるように仕向けているという言い方がいいかなというのは、今日やらなくていいことだよねという判断をするんですよ、一番最初に。
とりあえずこれは明日やったらいい話だし、もしかしたら先々何日かかるかわからないけど、今日やらなくても明日やらなくても怒られないようなものだなというものはとりあえず一旦忘れようというか、微暴力的にすごく雑なものを一個ポンと置いておいて、細かいことは後で考えようと。
とにかく今日は怒られないからやらなくていい。わりと今日やらなくていいことは先送りするということをすごく意識しているんですね。
それが自分にとってはストレスを減らすというか、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃとなった時に、これってよくよく考えたら今やらなくていいみたいなのが分かるというか、そういうフラグを立ててあげて、一旦今日考えることからパージしてやるんですね。
タスク管理の方法
そうすると今やらなきゃいけないことにもっとフォーカスができるので、とりあえず10個くらいやらなきゃいけないと思ってた時の3つくらい今日やらなきゃいけないけど、他の7つは今日じゃなくていいからこの3つだけ終わらせようみたいな感じで、そうやって自分の中で今日やるかやらないかみたいな怒られるか怒られないかみたいなフラグを一番最初に立てるんですね。
それでやらなきゃいけないものだけちゃんと細かく考えるというか、どういう風に何をしていけないかというのを考えて、他のものは明日考えるみたいな。何かこういう風にやらなきゃいけないという見通しを立てるとか、いろいろ細かいことを考えていくということ自体でもすごく認知リソースを使っちゃうので、
すごく簡単に言うと面倒くさいなと思っていることが10個あってはめっちゃ面倒くさいと思ってたけど、面倒くさいのはこの3つだけでいいんだよって言われたら、なんか、あ、救われたみたいな感じでなるっていうのをずっとここ2年ぐらいは繰り返しているので、それが果たして万人にとっていいのかわからないですけど、少なくとも疲れやすいというか認知リソースが自分が元気だった時からすると、やっぱり今でも5割とか6割ぐらいしかないんじゃないかなと。
そういう人間にとってはいかに節約するか温存するか先送りするかみたいなのが結構重要っていうのがあって、でも多分それを高嶺さんがやると不安に落ちちゃうんだろうなっていうのがあって、そこは面白い際だなと思いながら聞きました。
そうですね、面白いです。
私も今のお話、結構わかるなと思ったんですけど、私がやっているパス管理の方法って、とりあえず全部書き出すんですね。完了まで。書き出しておいて、一旦そこから離れるんですよ。離れて、next actionのみ提起したタックリストしか見ないんですね。
というところで、とりあえず完了までこういうのがあるけど、それを見ると確かに気持ちがウーンとなっちゃうので、そこから離れて、とりあえずこれさえやればいいんだよ、nextみたいなものの方に視点を生かしているので、そういう意味においては、いい感じに全部ガチガチにアクションを決めておくというところをちょっと忘れようとしているのかもしれない。
見通しがある程度細かなレベルで立っていないと不安になるというところは多分あるのかなと思います。
私自身が見通しが立っていなくても不安をあまり感じないタイプの人間なので、たぶんそれってある程度物事を抽象的に考えて、そいつが本当に大丈夫かどうかをシミュレーションしなくても大丈夫という判断がつくレベルに経験があるからだと思います。
それがなかったら、砕いてとかシミュレーションしてとか計画を立ってみないと、本当に大丈夫かどうかわからないというのがあると思うので、そこは今やっている仕事の経験値とかも含めてだと思うので、僕も初めてのことをやるんだったらちゃんと計画が立てるかな。
だからそこはこの塊はこんなもんでできるという経験則なり自分のラフなタイムラインみたいなものを持っているので、それに当てはめながら考えていく。たまにそれを外して死人類名にあうんですけど。
でもそこはあるのかな。だから自分がある程度抽象的に考えてこれは3日でできると思っているものがあったとして、3日でできると思っているものをじゃあ締め切りは5日後だから2日後に始めようみたいなことを思えるものは細かく砕かない。
そういう前提をずらして話した可能性があるんですけど、ある程度自分がやり慣れている仕事でどんなにかかっても3日で終わるだろうみたいなものがあったとして、ただでもそれを手順的に言うと10個くらい手順があって、
それのこれをいつまでにやってこれをいつまでにやってこれをいつまでにやってっていうのを本当に全てのタスクに対して行っているのか、僕みたいにサボっているものはサボっておいてやっているのかというと今はどういう感じでやられていますか。
そうですね。今はでも本当にやり慣れているというか明らかに99.9%を3日でできるだろうと思っているものであればものすごく簡略化したタスクというかアクションだけしか並べないことはよくありません。
なのでそれと同じような感じですね。あとはどうやったらいいかわからないタスクがあったとして、それはとりあえずネクストアクションだけ置いておいて、その後のアクションについてはネクストアクションを実行してから考えようという風にやる時もあります。
なるほど。多分不安を感じるか否かというところが重要なポイントかなというのがあって、これはこんなものでできるだろうと増えるものは多分そういう扱いになるし、これよくわからないから本当に何をどうやらないといけないかちゃんと考えようというのがやっぱりちゃんと考えると思うので、そこは大きくは多分そんなに違わないのかなというところと、
僕の場合だと今は認知リソースをどれだけ節約するかというのがあるので、細かく砕くという作業を少し先送りしちゃっているところがあるという部分ぐらいの差なのかもしれないですね。
参考になります。
対談を通じて深められた思考
やっぱりこうやって対談をすると思いもよらないというか、自分でもこういう風に考えているんやなみたいなのが、喋りつつご質問いただいてないように返しながら思考が深められるので楽しいですね。
ということで時間が結構来ているので、この辺で一旦前半を終えましょう。タスク、根弱のながたで。こんな感じで終了して、次後編の方に行きたいと思います。
ご視聴ありがとうございました。