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悪夢 危険度 該当なし 情報提供待ち
悪夢とは、バックルームにおいてそのひときわ得意な性質から例外階層に分類される空間である。
前置き 悪夢は現在その存在が有力視されているが、内実がおおよそ不明な空間である。
その発見は不特定多数の放浪者が夢の中で共通の場所に訪れているかもしれない、という風説に端を発している。
ゆえに、当初はその存在自体が疑われる都市伝説という色が強かった。 契機となったのは出所不明のボイスレコーダーであり、
この音声記録内の言及と留付している言説の特徴がおおむね一致したところが、現在その存在の大きな根拠となっている。
ただし、それらの情報の信頼性においては疑問を呈する声が一定数存在する。 悪夢は意図的に訪れる方法が確認されておらず、
口述の性質も相まって情報収集が難航している。 よって、以下に記載する概要には、やむを得ず考察に基づく未検証の要素が多く含まれることに十分留意してほしい。
概要 悪夢は放浪者が睡眠をとる過程で、バックルーム内のあらゆる場所から迷い込む可能性のある空間である。
未だに、これが夢を見る過程で生成される像に過ぎないのか、未知の方法で睡眠中に物理的な異動が起こっているのかは明らかとなっていない。
空間は大別して、部屋、部屋外縁、外から構成されている。 この場所に訪れた放浪者は外へして部屋から出発することになるが、口述の特異性により部屋を出ようとする行為は推奨されない。
部屋外縁および外はあらゆる情報が不足している未知の領域である。
部屋 悪夢に訪れた放浪者が目覚める8畳間程度の広さの安全な空間である。
部屋に関しては一定の報告がなされており、部屋に置かれている家具は大まかに以下の通りである。
ベッド 比較的大きい木製の机と椅子
本棚 本棚には無造作に本が陳列しており、中には言語が本来の文法を逸脱した形で用いられた
半読不能の本が混じっている。 はじめ部屋は全体が暖色の明かりに照らされており、気温、湿度ともに快適に保たれている。
この状況下における放浪者は持続的な軽い眠気を催すことが知られている。
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そして部屋で再び眠りにつくと目を覚ました時点で元いた階層に帰還している。
この際、悪夢での記憶は短時間のうちに希薄になり、最終的にその大部分が通常の夢同様失われてしまう。
この性質により悪夢における情報収集は著しく困難となっている。
部屋には部屋外縁に通じるドアが存在するが、部屋から外出する行為は安易に行うべきではない。
結論から言えば部屋から出ることは叶わないことが大半である。 音声記録においてはドアを開ける音を最後に一定時間記録が途絶えており、
その後重度の減長に陥っている様子が確認できる。 特筆すべき点として、悪夢での記憶は基本的に喪失されてしまうはずにも関わらず、
この事象を鮮明に覚えていると証言するものが多く存在する。 それらの事象は概ね見られた、
覗き込まれたといった形で表現される。 これらの報告とその後の音声記録の内容を鑑みて、部屋外縁には何らかの実態が存在すると見られているが、
それ以上のことは全く不明である。 部屋外縁。
部屋外縁及び外に関しては音声記録の主張をお含めする。 現在この音声記録が部屋を出た先の領域における唯一の情報源となっている。
以下に記録から推察される事象を記すが、これらの内容を鵜呑みにすることは危険である。
部屋外縁は暗く、様相は不明であり、かなり埃っぽく、足場が悪いように見えた、という報告がわずかに存在するのみである。
記録から推察する限り、放浪者は部屋外縁において不明の実態と遭遇する可能性がある。
万が一部屋を出るつもりならば、このことに十分に注意するべきである。 実態と接触したもののその後については一切把握されていない。
どこかにある扉を発見して外に抜けることで、実態から逃れることができるようだ。
外。 部屋外縁における扉を抜けた先の空間は外と呼称される。
扉を抜けた先には街灯が散見される静かな一本道が続いている。 一本道の周りは明かりのない夜の街と薄そうとした森が広がっており、
記録された時間がたまたま夜だったのか、常に夜で固定されているのかは定かではない。 記録において事象の詳細は把握できないが、外での長居は失踪の危険があることが示唆されている。
記録を残した放浪者は現在失踪中と判断された。 さらに角度の低い突起事項として、外で記録された音に他の階層及び現実世界由来のものが混じっているとの指摘がある。
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また、このことは音声記録内でも言及がある。 以上のことに加え、バックルーム内の任意の場所からアクセスが可能であることを踏まえ、
悪夢は少なくともバックルームの階層全体とグラデーション的に接続された空間であると推測された。
入り口と出口 階層への入り方
バックルーム内の任意の場所で睡眠を取ると悪夢に迷い込む可能性がある。 階層からの出方
部屋で再び眠りにつくと、目を覚ました時には元いた世界に、元いた階層に帰還している。 外からバックルームのいくつかの階層及び現実世界に到達できるのではないかという噂が存在する。
音声記録をクリックできるので見てみましょうか。 イヤホンを用意しますね。
ではイヤホンをMacBook Airに挿します。
音声記録をクリックしていきます。
クリックしても飛ばないですね。 クリックできるよっていう
アレがあるだけであってリンクは貼ってないみたいです。 準備しなしでも無駄でしたね。
はい画像が2枚あります。 1枚目、回収された悪夢で撮影されたと思われる写真、撮影者は見つかっていない。
撮影者は見つかっていない。
えっと なんかなんでだろうな、トイストーリーがパッと思いついたんですが
薄い青色、スカイブルーの壁紙。 でドアが角、角位置にこう2枚
並んでる感じですね。 並んでるっていうかあの
角を境にして 難しいなこれ
右側に右側の部屋に行くドアと左側に行くドアっていう感じで あんまり日本家屋では見ないような形状だからかな
トイストーリーが思いついたのは。 で右側に行くドアの上に
タオルケット?ブランケット?タオルかな? ちょっと大きめの白いタオルが
上からドア挟まっていてちゃんとは閉まっていない、ちょっと開いてるよっていう状態になっています。
で2枚目、記録よりイメージ、外のイメージですかね。 真っ暗な
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画像でよく見えないですね。街灯が3つほど明かりが
見えてはいますが他はもう地面とか壁とかに値するものは、なんか街灯するものはよく見えない
ですね。
という階層でした。階層、例外階層 どの階層からでも行き着く可能性があるかもしれない
実在するかどうかはわかんないけど、まあ写真が現状ある、回収されたあれがあるので、
ということですかね。 あるにはあるけどって感じかな。
グラデーション的に接続された空間。 なんか前に取り上げたもので寝たらその階層に行くみたいなのが何個かあったと思うん
ですが、これもその一つということですね。 部屋にいる中でもっかい部屋の中で寝る、だから夢の中で寝るような感覚になるのかな。
だと元の階層で目を覚まして夢、 普通の夢と同じくすぐに忘れてしまうから情報収集は難しい。
で、外に出たら結構危ないことが起きているっぽいよ。
失踪の可能性があるよということで、外も外でそんなに情報がないという感じですかね。
では今日はここまでにしておきましょう。 また次回お疲れ様です。