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2023-11-25 13:36

Level 92 N - "瞼の床"

タイトル: Level 92 N - "瞼の床"
作者: incorrectsummary
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-92-n
作成年: 2022
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

#Backrooms #バックルーム #SF

サマリー

レベル92Nは、低い天井と寝具で構成された床によって特徴づけられる不安定な屋内空間です。入り方と出方についての話や、レベル92Nで起こる夢のような現象やランダムな階層移動についての話があります。

Level 92 Nの特徴
Level 92 N 危険度② 空間信頼性不安定 実体信頼性実体なし
Level 92 Nは、バックルームにおける92N番目の階層である。
概要
Level 92 Nは、低い天井と寝具で構成された床によって特徴づけられる不安定な屋内空間である。
日本はおおよそ20℃以上であり、空気は適正湿度よりやや乾燥している。
蛍光灯や電球が時折ちらつき、室内の静けさに冷房のノイズが響いている。
天井高は、一般的に1.5から2m前後で、多少身をかがめて移動する必要がある場所が多い。
最も極端な場合では、天井が寝具を押しつぶすほど低く、寝具一式を敷いた後に天井を施工したかのようである。
床は一面が寝具であり、その下部に通常の床面構造は発見されていない。
ほとんどの寝具は新品のように清潔である。
弾力性の高い場所をあるかざるを得ず、低い天井と合わせて移動時に疲労が蓄積しやすい。
多くの部屋で十分な照明が設置されており、室内が明るく保たれている。
壁面には照明を消灯することが可能な操作盤や交流電源を出力するコンセントなどが存在する。
空間の不安定性
空間の不安定性
振り向いたり、壁や扉に遮られることによって視界から外れた部屋が即座に変動し、遠くの部屋が奇妙に揺らめいて見えることもあるほど空間が不安定である。
手の届く範囲で変動が起こることはまずないため、荷物や同行者からは可能な限り離れず視界に収めておくように注意する必要がある。
この階層で眠ると、目覚めた時には自分自身の周囲数メートルを残して空間のすべてが変動している。
変動によって現れる空間には一定の特徴があるものの、全く同一の構造を持つ空間が繰り返し現れることはなく、その先で他の人間や生物と出会ったという報告も数例を除いて存在しない。
この性質のため、空間の広さは実質的に無人像であると思われる。
この階層での睡眠は非常に長期間になりやすく、バックルームを探索するような内容の夢をよく見るとされている。
夢の中でさまようのはレベル92N自体であることが比較的多いが、出口の甲でも述べるように外部の階層を夢に見ることもある。
実際にその階層で夢を見ているはずの放浪者と接触したとする証言や、夢の中から書き込んでいるものと自称する報告が相当数存在することから、睡眠を取ることがこの階層から脱出する手段であるかのように思える。
しかし実際の証言を総合すると、夢によってバックルームをさまよっている期間には超現実的な現象や意識の混濁が頻繁に発生し、やがてはこの階層で再び目を覚ますことになるようである。
なお、夢の中のレベル92Nで再び眠ることで同様に夢を見ることが可能である。
物品
物品
部屋の隅や寝具の間では、スナック菓子や清涼飲料水のほか、スマートフォンや携帯ゲーム機などの電子機器などを見つけることがある。危険性があるものも含まれるため、物品の利用には最新の注意が必要である。
スナック菓子
最も一般に見られる菓子類には、言語や細かい表記にブレがあるものの、おおむね以下のような文句が外装に記されている。
思い出しマークを集めて裏側に応募しよう。安眠していて安全なお菓子です。
空の青さから伸びてくる長い手のような優しい味覚に仕上げられました。親しい人たちが大切に育てた子供たちを、他人が機械を使って美しい夢にしたのです。
記憶の裏側にある壁?じゃない。
壁をくすぐるようにして、あなたは聞き分けよく喜びを理解しています。まぶたの床について、覚めないための眠たさをお楽しみください。
ひだ
ひだってこういう字なんだ。壁の上半分は一緒なんですが、下が衣ですね。
記憶の裏側にあるひだをくすぐるようにして、あなたは聞き分けよく喜びを理解しています。まぶたの床について、覚めないための眠たさをお楽しみください。
このようなスナック菓子は、安全に摂取することができる可能性が高い。
ただし、発見時に開封済みであったり、蒸気以外の文字列が記されていたり、箱型の外装に入っていたりするものには、およそ食用ではない素材が混入している場合がある。
飲料
水、果汁、炭酸飲料、スポーツドリンク、その他の飲用に適さないものも含めた液体が入っているペットボトルである。
スナック菓子とともに発見されることが多い。
栄養成分表示には、肺膜質体という詳細不明な物質が必ず記載されているものの、これが原因だと思われる健康被害は報告されていない。
内容物としては、通常の水や清涼飲料水が一般的である。
アーモンドウォーターやココナッツコーラといった様々な種実類フレーバーが比較的よく見られるものの、支配的な出現頻度ではない。
睡眠薬が溶かし込まれているものが稀に存在するが、原材料の表示によってこれを見分けることが可能である。
飲用に適さないものとして、洗剤や各種のインク、腐食性の強い橙色の液体などがよく見られる。
これらはそれほど高い頻度で出現することはないものの、通常の飲料と外装がよく似ている。
最も危険な例では、遺収のする液体がペットボトルを溶解させて漏れ出ていたという報告も存在する。ペットボトルを手に取るならば慎重になるべきである。
電子機器。スマートフォンやタブレット端末、携帯ゲーム機のようなモバイル機器が配置されていることがある。
これらは現実世界のブランドや製品に類似した携帯的な特徴を持つが、必ずしも電子機器に似ているとは限らず、例えばスナック菓子の外装に似た携帯であることもある。
端末内にはテキストエディタやゲーム、ブラウザや使用、死と不明のアプリケーションが導入されており、
死離滅裂ではあるが一定の文脈を感じさせる自動筆記的な文字列で埋め尽くされている。
SNSアプリは正常に機能していないようだが、ブラウザによって現実世界のインターネットではない不明なネットワークに接続することが可能である。
端末のものと同じく、このネットワーク上を流通しているファイルは夢や寝言のように死離滅裂である。
ネットワークではバックルームに関係するものと思われる未知の情報も配信されているが、その異常性によって解釈が困難であり、その信憑性も不確かである。
この通信に利用されている電波は通常の電子機器で観測することができない。
端末内の画像や動画ファイルはその意味・内容によっておおむね2種類に分類することができる。
一つは、眠っている人間や動物の姿を映したものである。
ほとんどがこの階層内と思われるロケーションであるが、一般的な寝室や電車、森林で撮影されたようなものも報告されている。
端末を発見した放浪者がレベル92Nで眠っていないにも関わらず、この階層で眠る自身の姿が撮影されていたとする事例も存在する。
もう一つは、夢のように不条理で超現実的な現象の記録である。
よく見られる類型として生物や物体が浮遊している様子が挙げられる。
生物や機械が違和感のある動作をしていたり、継ぎはぎされたように画面全体の不整合性が見られたりすることも多い。
この特性から動画ファイルにおいて特に異常性を確認しやすい。
ネットワーク上に存在するメディアファイルは端末内のものより多様であるが、おおむね同じような異常性の傾向が見られる。
これらの電子機器へと新たに入力したテキストや画像、音声ファイルに異常性は発生しない。
ただし、身に覚えのない異常なファイルが新たに追加されることがあり、その内容は機器を傾向していた者の経験や事情に関連しているかのようである。
補足
何者かによって使用されていた痕跡、人の髪、人髪などのある神具を発見することがある。
まだ暖かい神具に出会ったとしても、その付近で他の生物に遭遇した事例は報告されていない。
階層への入り方と出方
入り口と出口
階層への入り方
この階層へと入った者の証言では、バックルームを探索中、夢のように不条理な現象が発生した直後にレベル92Nで目覚めたとする者が多い。
レベル8Nでクッションの中に詰められていた枕を使用して眠ると、レベル92Nへ移動するようである。
現実世界で睡眠薬を過剰に摂取した後、レベル92Nで目覚めたという報告が存在する。
レベル113Nの雷雨時に布団の中で息を潜めていたところ、唐突に無音になり、レベル92Nに移動していたという報告が存在する。
階層からの出方
レベル92Nで眠ることで、夢を見るようにして外部の階層へと移動することがある。また、夢の中ではランダムな階層移動が発生しやすいとされる。
しかし、この方法で脱出した者の多くが超現実的な出来事や意識の混濁を体験しやすくなり、目を覚ますことによってこの階層へと再び訪れている。
異様に低い天井が深部を押しつぶしている隙間へ入り込むと、レベル8Nへ移動する。
空間が変動するか、あるいは深部に外れ落ちることによって外部の階層の深部がある場所へと移動したとの報告がなされている。
この現象の再現性はかなり低いものと思われる。
AI画像使用、アーモンドウォーター、危険度2、実態なし、空間不安定、補給可能、通常階層、閉所、閉じた所のタグが付いています。
レベル92Nでの夢のような現象
夢、見る系、夢見る系というか、夢を見ていると来る部屋、あるいは夢のような現象が起きる部屋。
そもそもでもバックルーム自体が夢のような空間ではあると思うんですけどね。
比較的広い部屋。レベル9にNに存在する一般的なスナック菓子。
この階層で見つかる電子機器は未知のネットワークに接続する。
やや天井が低い部屋の様子と、シングが敷き詰められた部屋の写真が4枚。
夢の中でも夢を見れるんだな。
ここで寝るといろんな他の階層にいる。
パラレルワールドなのか、えーと、なんだっけ、幽霊じゃなくて、なんとか精神体みたいなやつ。
オカルティックナインとかでやってたやつ。アストラル体だ!みたいなことになるのか。
実体としてあるんだろうか。他の放浪者と接触したみたいな話もありましたよね。
実際にその階層で夢を見ているはずの放浪者と接触したとする証言。
実体があるのかな。
ランダムな階層移動
で、この夢の中でまたレベル9にNにたどり着くこともあるし、
その夢の中でレベル9にNに来て、夢の中のレベル9にNで寝ることでまた夢を見ることができる。
夢の中の夢の中のって感じですね。
インセプションみたいだな。
という階層でした。これは通常階層になるんですね。
ではまた次回お疲れ様です。
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