レベル19Nの概要
レベル19N
危険度③ 空間信頼性安定 実体信頼性不明
レベル19Nとは、バックルームにおける19N番目の階層である。
概要
レベル19Nは、空き店舗のような空間がどこまでも続く階層である。
この階層の部屋は、おおむね現実的な規模感の長方形・正方形をしており、それらの部屋が廊下や扉などを通じて連続的に接続されているという構造を持つ。
各部屋の内装は、さまざまなデザインのタイルが敷かれた床に、白を基調にした壁の特徴でおおよそ統一されている。
階層内は照明器具によって照らされているものの、機能しているものは…。
カソのソですね。ラ。なんだろう。マバラ。マバラってこういう感じなんだ。
階層内は照明器具によって照らされているものの、機能しているものはマバラである。
明るさとしては探索できないほどではないものの、安全性を高めるために何らかの手持ちの照明を持ち込むことが望ましい。
気温は20℃前後で保たれ、湿度は低い。また、空気が悪く、異臭やほこり、カビなどが蔓延しているため、肺が弱い放浪者やアレルギー体質の放浪者はマスクなどの対策を行う必要がある。
これらの部屋は普遍で、空間の変化は発生していないと考えられているが、空間の広大さと考述する実態の存在により、侵入する放浪者が比較的に多いにもかかわらず、あまり探索が進んでいない。
部屋の内部には陳列棚やテーブル、ショーケースなどが雑多に置かれ、部屋の隅にレジカウンターが置かれた小売店やアンテナショップの放置された空きテナントのような様相をしている。
これらの陳列棚などはほとんどの場合は空であるが、稀にその陳列方法に概ね合致する系統の商品が置かれている場合がある。
保冷棚の中に飲料品が置かれていたり、携帯ショップのような陳列棚にスマートフォンが置かれているなど。
商品は多くの場合は衣服や保存食、娯楽用品であり、ごく稀に携帯電話が発見されることもある。
これらの商品は一切の商品情報、企業ロゴが見られないものの安全に使用することができる。
稀に生鮮食品や飲料品も見られるものの、低温で清潔な環境とは言い難いため、使用することは避けるべきだろう。
この階層の雰囲気は多くの放浪者にとって不気味と感じ取れるものであり、どこからか視線や物音を感じることが報告されている。
探索と失踪の危険
これらは多くが気のせいやストレスに起因するものと予想されているものの、この階層での失踪者も少なくないため、最新の注意を払って探索を行うべきである。
また、足音が聞こえた場合はできる速やかに、できる限りですね、足音が聞こえた場合はできる限り速やかに距離を置き、この階層からの脱出、この階層から脱出すべきである。
足音は今のところ確実に実態であると断定できる情報は揃っていないが、過去にこの階層に侵入したほとんどの放浪者が体験した現象であり、その体験談の明瞭性や刻時点から実在するものと予想される。
足音は数日間程度この階層に留まった際に見られる傾向があり、レザーソウル系に代表されるような高いコツコツというような連続的な音として記録、表現されることが多い。
多くは放浪者から遠く離れた地点から放浪者よりわずかに早い歩調で徐々に接近し、放浪者が移動している際は一定の距離を置いて追跡、放浪者が数分以上停止した場合は徐々に接近しながら周囲のフロアを放浪者を中心として円状に歩き回るような挙動を見せる。
また、一部の放浪者は近づくにつれて吐き気を催すほど強烈な香水や芳香剤の香りがしてきたことを報告している。
この現象または実態は時間を置くごとに増加、激化していくことが知られており、目視できる範囲まで接近された放浪者の多くは失踪している。
入り口と出口 階層への入り方
レベル14Nで稀に見られるホールのような空間に寝転がると突如として外れ落ちてレベル19Nに到達する。
レベル18Nでテナント募集中と書かれた建物に入るとレベル19Nに到達する。
レベル430Nの暗い地点を探索していたところ、この階層にいつの間にか到達していたという報告が一例のみ存在する。
階層からの出方
レベル19Nで切符を拾うとレベル20Nに到達する。
レベル19Nで非常口に入るとレベル26Nに到達する。
レベル19Nで稀に見られるAVショップのような店を探索しているとレベル71Nに到達する。
レベル19Nで発生する足音が不意に増大し、一方向に放浪者を無視して歩き始めることがあり、ついていくとまた瞬きの間にレベル808Nに移動していることがある。
足音の出現が放浪者の全方位で発生してしまう場合もあり、失踪を避けるためにやむを得ずこの方法を取った放浪者も存在する。
やむを得ずこの方法を取った放浪者も存在する。
ついていくとか、全方位で発生しちゃうともう囲まれちゃってるから足音と合わせて動かないとぶつかっちゃう可能性がある。
失踪する可能性がある。だからいやいやついていってレベル808に移動している。
出方を選んでしまった。選ばされてしまったということですね。
画像が2枚。
放浪者によって撮影されたレベル19Nの画像。
大きく2、3と書かれたドア。エレベーター?これドアか?
ドアにしてはなんか幅がえらく狭いような気がしますが。
という扉と、そうですねなんかオフィス感がありますね。住宅ではないですね少なくとも。
小店舗のような空間がと書いている通り、何かしらの施設、商業施設だったり大きい会社、ビルの1フロアというような印象です。
ガラスケース、長方形のガラスケースじゃないかなこれ。
花とか商品例とかを置くやつがありますね。黒いフレームがあって
ガラスの板が3枚4枚ほどあってっていう感じですね。
で2枚目。レベル14N…14じゃない。レベル19Nでよく見られる陳列棚の一例。
なんか下にアルファベット書いてますね。MとかCとか書いてますが、何なんだろうこれ。
えーと陳列棚ですが、小学校とか中学校の家庭科とか理科の授業のあの大きい机に似ているなーという印象ですね。
何も物を置いてないとこういうふうに見えるんだな。
で奥に鏡で反転している39という数字が見えますね。何なんだろうこれ。
はい。
で基本的に全体的に不気味だという印象を覚えている。足音が聞こえる。
ハイヒール。足音はねやっぱり怖いですね。何もない空間とか暗いところで聞こえる謎の足音っていうのは怖いですね。
大体ハイヒールとかなんですよね。やっぱり音がはっきり大きく聞こえるからなのかな。コツコツコツって。
はい。という回想でした。ではまた次回。お疲れ様です。