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AD WEEK「Crack the Code: Audio’s Next Play 2023」で電通が語るオーディオ広告の現状
2023年10月5日に、米国で開催されたオーディオ広告に関するカンファレンスイベント、
AD WEEK、「Crack the Code! Audio Next Play 2023」のニュースを紹介します。
このイベントは、オーディオのコードを解読したマーケティング担当者からの
速攻性のある関連性の高いインテリジェンスを提供するというものです。
登壇者の筆頭に、電通メディアでネットワーク語オーディオ及び
ローカル、デジタル、アクティベーション担当シニアバイスプレジデント兼グループディレクターを務める
ダイアナ・アンダーソンが登壇しました。
このセッションで彼女は、ソニックランドスケープをナビゲートする
電通メディアと考えるオーディオ広告の現状と題して、
デジタルオーディオ広告に関する専門知識を披露し、
新たなトレンド、課題、機械など音声広告の現状について詳しく分析しています。
ここで語られたトピックスの一部を以下抜粋して紹介します。
オーディオは多くの広告主にとって未開発の機械です。
オーディオに費やす毎日の時間は増え続けています。
ソーシャル、ゲーム、さらにはサブスクリプションOTTサービスに
費やされる時間よりも長い時間を費やしています。
消費者がメディア時間の約22%を地上波ラジオやデジタルオーディオに費やしている一方で、
オーディオ広告はメディア支出の約5%に過ぎません。
そこに断絶があります。
地上波ラジオはいくつかの点で遅れを取っていますが、それでも非常に強力です。
これはオーディオ広告主にとってターゲットを絞った配信を補完するために、
大勢のリスナーにリーチする素晴らしい機械となります。
そしてそれは非常に効率的です。
2019年からデジタルオーディオの消費が大幅に増加し、その多くがストリーミングに流れました。
人々はお気に入りの地上波ラジオ曲を聴く新しい方法を見つける必要があり、ストリーミングに切り替わっています。
また、ポッドキャストのリーチは2023年に31%に達し、2019年から41%増加しています。
インタラクティブな音声広告、ターゲティング機能の向上、AIを活用したカスタマイズされたホストリード広告など、興味深い機械がたくさんあります。
プログラマティックな購入とターゲティングは今後さらに強化されるでしょう。
業界が直面している課題の中で最も重要なのは効果計測です。
ラジオはデジタルと同じ方法では測定できません。
広告主が注目すべき新たなトレンドは、モバイルゲームやコネクテッドテレビなどの非ネイティブ環境でのオーディオ広告、
AIを活用して記事を音声化し広告を挿入する、メタバース内のオーディオ広告、3Dオーディオ広告、ソニックブランディング、ビデオポッドキャスティングです。
広告主は、ポッドキャスト、地上波ラジオ、デジタルオーディオの3つをすべて購入するのが理想的です。
これらは相互に保管し合い、メディアプラン内で異なる役割を果たすためです。
ということで、音声広告に関わる方の参考になる情報だと思いました。
ではまた。